今日は荷物二つ届いています。まずは一つ目。待ちに待ったDUDE JAPANのニューアルバム！ROL LOKのMikeはほんとにいい奴で土曜日から日本に荷物が届いたって連絡きてるけど、届いたかって心配のメールを日曜から朝晩くれててこういう人と連絡やり取りしてるとやってて楽しいなと思っちゃう。なので到着して、彼も喜んでくれて良かったな。ROK LOKほんとがんばって続けて欲しいなと思えるレーベルです。
DUDE JAPAN “THE THINGS THAT MATTER” CD
ニューヨークロングアイランドで地元のバンドを中心にリリースを続けるROK LOKのレーベルオーナーでもあり、YES SENSEIではエモーショナルカオティックハードコアを、そしてこのDUDE JAPANではMikeが敬愛するUSインディーロックサウンドを披露してくれています。これまでにシングル、6曲入りの限定CDR、WEEDHOUNDSとのスプリットをリリースし徐々にここ日本でも知名度のあがってきているバンドがついに待望の11曲アルバムをリリースしてくれました！何でこのプレス数なのと思わず聴いてしまった今作は限定200枚でのCD。本人曰く、このくらいのプレス数で丁度なんじゃないのってことだけど、いやいやこれじゃ枚数少ないですよこんな傑作を作っておいてさ！これまでリリースごとにどんどんやりたいことがはっきりしてきて、出すごとに良くなってきているのはこれまでの作品を手にしてくれている人はわかると思いますけど、今作これまでの作品において破壊力、最初のインパクトから違いますよ。これまでの作品の中でも疾走感のある1曲目”Plaid Dress”からおっまじかいなとなりましたよ。そして2曲目の”Raft Captain”で名盤誕生と思ってしまいました。これまではかなりアンダーグラウンドシーンに注目している方だけが、このバンドを注目していたと思うけど、このアルバムはSUPERCHUNK、BUILT TO SPILLといったメジャーなUS INDIE ROCK好きな人も普通にこのバンドいいと思って聴いてくれることになるんじゃないかと思います。っていうよりこんないいメロディーを作るんだからそうなって欲しい。エモとかインディーロックとか関係なくいいメロディーを受け入れる人には是非聞いてもらいたい。全編に渡る優しいメロディーは、このバンドの中心人物でもあるMikeの人柄も良く出ていると思う。そしてこの作品はEMPIRE! EMPIRE!のカセットリリースや今後malegoatのアルバムのテープ盤をリリースする今をときめくエモ/インディーロックレーベルKEEP IT TOGETHER RECORDSからカセットでリリース決定してるよ！
DEEP POCKETS “DEMO” CT
ニューヨークロングアイランドで地元のバンドを中心にリリースを続けるROK LOKから地元の3ピースインディーロックバンドDEEP POCKETSの4曲収録の1stデモテープが登場。PAVEMENT、SEBADOHを思わせる90’sインディーロック。はっきりいって最初のインパクトは弱いです。でも聴いてるとじわじわくる感じで、KARATEとか好きな内向的なエモ好きにもおすすめですね。90年代のポストハードコアとかそういう感じ。SOUTHERNとか。
STARS ARE INSANE “A PLAN… A PERFECT DISASTER” CDR
ニューヨークロングアイランドで地元のバンドを中心にリリースを続けるROK LOKのレーベルオーナーでもあり、YES SENSEIやDUDE JAPANといったバンドも活動しているMikeのルーツという過実際の所一番好きなインディーロック、シューゲーザーサウンドを一番表しているSTARS ARE INSANEの10曲入りアルバムが限定50枚（？）でリリース。2004年末から書き貯めていた楽曲がようやくまとまったものです。牧歌的といってもPLAN-IT-Xのそれとは異なりSENTRIDOHやDUMP、YO LA TENGOを思わせる感じのアコースティックギターにシンセ、ピアニカ、エコーボーカル90年代の宅録チープロックが蘇った作品。まじでーミッドナイトミュージック！ゲレロとか好きな人にもオススメできます。
YES SENSEI “IN EXCELSIS” CD
ニューヨークロングアイランドで地元のバンドを中心にリリースを続けるROK LOKのレーベルオーナーでもあり、DUDE JAPANでは優しいインディーロックを奏でているMIKEがボーカルをとるエモーショナルカオティックハードコア/ポストパンクバンドYES SENSEIの4thアルバムにして残念ながらラストアルバムになってしまう今作は8曲入りで登場！FELLOW PROJECTのメンバーも二人参加しています。これまでに10年以上活動しており3枚のアルバム、7″、コンピに参加、多くのツアーをしてきたバンドですが、残念ながらついにその活動に終止符をうつそうです。しかも今作もDUDE JAPAN同様その知名度を考えても、このバンドの世界的な人気を考えても、少な過ぎな200枚限定でリリース。気が触れたかMike。。。これまでの作品よりも90年代のDISCHORD、TOUCH & GOサウンドが色濃く出ているサウンドで、反復リフを多用してダブからの影響も感じられるグルービーなベース、オフキーギター、変則そして手数の多いドラムといい全編通じて異様な緊張感がありますね。不協ながらもメロディーを感じるボーカルといい一癖も二癖もあるサウンドだけど、自然にはまっていってしまうところがセンスなのかね。
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