Archive for 11月 28th, 2012

11月-28-2012
Filed Under (新入荷) by blackie

ISTERISMO “FOLLIA VERSO L’INTERNO” LP
イントロから震えた。なぜISTERISMOが国内外から人気があるのか?これ聴いちまえば黙ってうなずくしかない。ワンフレーズに詰め込みまくった ヴォーカル、彼方で鳴り響くベース、そして覆いかぶさるドラムに支配するギター。最高に喧しいのにそれぞれのパートを活かす音作り。敵わねえわ。音の塊が 崩れ落ちそうで落ちないギリギリの状態が、緊張感を生み轟音の地獄に呑みこまれる。あっという間ですわ。あっという間。スピード、音圧、そしてこのノイズ に埋もれないヴォーカルがこれまでの音源と比べても格段に進化してるし。飽くなき音への追及がなきゃこんな傑作は生まれないだろう。待った甲斐があったて もんだ。これを褒めず何を褒めるっていうんだ?
GOUM “NOISESAP” CD
前作のEPでもそうだったが、重くのしかかる轟音が壮大な世界観と張りつめた空気感を醸し出し、ストーナーテイストも交えた静と動。海外には多くいるが日 本じゃそんなに多くないスタイルはバンドの世界観がはっきりと誇示している。個人的には90年代から2000年代のFLATEARTH周辺に近いものを感 じ、ヨーロッパのダークエモーショナルスラッシュ例えばDAGDAやUNHINGEDが魅せたエモーショナルさと爆発力がGOUMにも感じる。歌詞もうわ べではない。エクストリームなサウンドを放つバンドとの共演が多いのもこれを聴けば納得する。ブラックメタルが地下で盛り上がりをみせ蠢く中、このバンド もそのサウンドアプローチに近いものを感じずにはいられない。だが根底にはやはり日本の古きハードコアがあるのも忘れてはならない。どんどん縮小ぎみの シーンではあるが、バンドの熱意が消えなければ良い物は残ると信じ続けるべきだろう。
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11月-28-2012
Filed Under (新入荷) by wsrecords

本日は一挙にリリースラッシュ!寒い日だけどshipyardsのミックスのためスタジオにいるので暖かい限りです。
MOTHER’S CHILDREN “ARE YOU TOUGH ENOUGH E.P.” CD

祝CD化!限定500枚でドイツのTAKEN BY SURPRISEからリリースされた6曲入り12″はやっぱり速攻で廃盤になったけどなんとこの作品もCDでリマスタリングされて登場!さらに「SEE THE OTHER GUY」(P.TRASH 2012年)の2曲、2012年10月現在まだ未リリースの7インチシングル「I LIKE GIRLS」のカバー2曲、そして既にに廃盤のデビューシングル「DANCE TO THE ROCK’N’ROLL BAND」の2曲を追加と一挙に聴けちゃう12曲入りでリリースされた!GOING GAGA運営のメンバーにSTEVE ADAMYK BANDのメンバーも在籍でこのバンドやはりというかさすが!駄作がないんだよ。THE BOYS、EXPLODING HEARTS、STEVE ADMYK BAND、MARVELOUS DARLINGSとなんでもいいから全てのパワーポップファンならばこの音源に狂喜しないわけないでしょ!(O)

MOTHER’S CHILDREN “THAT’S WHO!” CD

祝CD化!シングル集と同時にアナログオンリーでリリースされていたこちらの1stアルバムもリマスタリング処理をして登場!このアルバムで一気に世界中で知名度あがったのも納得の内容でしょう。BOYSや20/20にBOMP!辺りが好きな人からパブロック好きな人も絶賛してるのわかりました。MARVELOUS DARLINGS、THE EXPLODING HEARTS、ELECTRIC SHADOWS好きな人でまだ入手していなかった人は何も言わずに聴いて下さい。パンクが基本にあるパワーポップの現在進行形の理想がこのMOTHER’S CHILDRENの今作じゃないだろうかね。アナログ持っていてもCDと音を聞き比べるのも面白い。(O)

POLITICAL ASYLUM “WINDOW ON THE WORLD” CD

POLITICAL ASYLUM “HOW THE WEST WAS WON” CD

13歳から15歳の英国のアナキスト・キッズが北アイルランド紛争に対し怒りの声を上げ、その支持が欧州、そしてついには米国にまで飛び火していくその姿を詰め込んだ音源集の第三弾、第四弾、そして完結編は2作同時にリリース!シリーズリリース当初は誰得?シリーズになると思ったら予想を上回るうれしい反響をもらって驚いてます。この第三弾、第四弾は彼らの持っているサッドなメロディーがさらに押し進められていてこれまでの再録もあるけどアレンジも変わり新たな曲に産まれ変わっています。それにしてもライブでもこいつらの演奏力はすごい。(O)

WONK UNIT “MUFFY” CD

90年代初頭に活動していたUKパンクロックバンドFLYING MEDALLIONSのメンバーが結成したサウスロンドン出身のポップパンクトリオWONK UNITの3rdアルバムが14曲入りで登場!GREEN DAYのビリー・ジョーを彷彿させるアレックスの声質により、彼らのポップパンクソングはLOOKOUT~DOOKIE辺りのGREEN DAYを思わせるパワーポップパンクにやっぱりイギリス人らしい哀愁のメロディーがいいんだよ。特に1曲目のオープニングナンバーはSPECIALSを激彷彿させるTWO-TONE SKAという渋さ!これはタイトルが”SPOOKY HOUSE(お化け屋敷)”ってことでSPECIALSの”GHOST TOWN”をオマージュしたからじゃないかな。彼らの歌詞は発音も訛ってるし、言語がわからないと理解しづらいと思ったし、歌詞込みではないと彼らの魅力が伝わらないかなと思ったので、初回入荷分には対訳をつけてみました。
個人的にはGREEN DAYの新作三部作に続く4作目(クアトロ)ってことにしてます。このクアトロしか聴かねーんだけど(爆)。イギリスのポップパンク好きな人はそろそろ注目してみてくださいね。かなりアレックス変わり者なので次回入荷は相当時間かかると思います。(O)

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