Distro News

4月-23-2013
Filed Under (新入荷) by wsrecords


はい、本日は一挙4作品リリースです!恐らく本日から扱っていただいているお店の店頭には並び始めたと思います。CHESTNUT ROADとBLOCKOの新旧UKメロディックの作品が同時リリースできたことはなんだか感慨深いものがあります。本来BEAR TRADEのリリースも合わせたかったんだけどミックスにちょっと時間がかかってしまったんでもう少し待ってください。その分カセットですでに聴いてる人びっくりするような音が作れたと思いますんで!staffblogに新作のインフォも一挙にアップしてます。

CHESTNUT ROAD “S/T” CD

お待たせしましたいよいよリリースです!1stプレスすでにレーベル在庫20枚切ってます!すっげー反響でビビってます。凄まじいバンドがフランスから登場!これはまさに90年代初期UKメロディックサウンドじゃないですか!もはやUKバンドからはこの王道サウンドを引き継いだバンドがでなくなって10年以上経つわけで、それも進化といえば進化なのでしょうがないんですが80年代後期から90年代中期までのUKメロディックの虜になっていた人にとっては寂しかったのではないでしょうか。しかし、待っていた甲斐がありました!もう聴かずして全てのUKメロディック好きはマストアイテム!バンド名の時点でピンときた方は最高!そうですBROCCOLIの曲名からです。もうイントロのギターの時点で完璧!流れるようでいて繊細なギターワーク、あのイギリスの曇り空を彷彿させる号泣哀愁メロディー、マジでフランス人か?!そしてHOOTON 3 CARのカバーでガッツポーズ、さらにラストにはI EXCUSEの大名曲”As Someone’s Like”のカバーでさらにトドメを刺す。デビューデモテープに続くこれが待望の1st音源にして12曲入りのアルバム!このクオリティーに殺られちゃってください!もちろん速攻で廃盤となった5曲入りデビュー音源もリミックスを経て全曲収録です。(O)

BLOCKO “SOUTH LONDON vs THE WORLD” 2xCD + DVDR

隆盛を極めたUKメロディックも90年代中頃を過ぎるとUS勢にその勢いを取って代わられもういいバンドは出てこないかと思った時期もありました。が、90年代の終りBOSS TUNEAGEからリリースされた1st 7″で一気に注目を集め日本ツアーも伝説となったサウスロンドン出身のBLOCKO。活動当初はその名前からしてBROCCOLIの子分的な扱いを受けたもののリリースを重ねるごとにその地位を不動のものに今考えると最後の正統派UKメロディックバンドだったんではないかなと思います。今作は長らく廃盤になっていた彼らの全レコーディング作品全曲を収録しリマスタリングを経て全29曲入り、CD2枚組みでリリース。このプロジェクトを計画してから1年を経てついにリリースです。お待たせしたからには内容はいつものように思いっきり濃い内容となっております。今聴いても鳥肌が立つ。最高だ。英国のパンクロック史に残る重要なバンドBLOCKO。初めて聴く人もすでに全音源持っている方もこの作品は無視できないでしょう?(O)

XYSTER “IN GOOD FAITH…?” CD

XYSTERは元々TED HEATHというパンクバンドでその経歴をスタートさせたバンドで、その後メタルへとサウンド転向するにあたってバンド名をXYSTERに変え87年と88年に2本のデモを発表。このデモを聴いたCMFTのオーナーが気に入りリリースへと繋がったのでした。RAWな音作りと畳み掛けるLATE 80′s UK HARDCOREも顔負けなスピードは、メタルファンよりハードコアファンの方が今となってはウケが良かったんじゃないか?と思ってしまうくらい汚いサウンドとデスラッシュなリフが渋い!なんと言っても下手くそすぎるドラムのドタバタ具合とズレが、初期SODOMしかり南米THRASH臭プンプンで最高!それでいてこのドラムを前に出す録音センス!こりゃメタラーに相手されない訳です(笑)。これはMOSH TUNEAGEリイシュー作品でもトップクラスに値する音源じゃないでしょうか!個人的にはCONCRETE SOXのVicのヴォーカルスタイルとかなり似ているのもあり、初期CONCRETE SOXをもっとデスラッシュよりにしたサウンドじゃないか!とも感じてしまうほど。いやーこんなバンドが埋もれてしまっていたのは勿体ない!イギリスの THRASH METALに陽の目を当てて良かったと思える再発です!

SLAVES “SUGAR COATED BITTER TRUTH” CD

現在イギリスで話題となっている新人バンドSLAVESのアルバムリリースが急遽決定!ライブを見た人のクチコミで話題となり、自身のレーベルからリリースしたアナログ盤があっという間にソールドアウトとなり噂が噂を呼び一体SLAVESって誰なんだと話題が話題をよんでいるバンド。そう、数年前にSHITTY IMITSの登場の時と同じような状況がこのSLAVESの周辺で起こっているんです。ギタリストとドラマー兼ボーカルの2ピースというユニークな体制も原因だと思うが、彼らのサウンドがまさにユニーク。ある人によればCRASSやFLUX OF PINK INDIANSのような自由さ(これは彼らのポリティカルなメッセージも含んでのことと思われる)、その一方ではWIREのようなPOST-PUNKサウンドと称される。しかし彼らのサウンドはそれだけにとどまらずガレージのもつプリミティブな凶暴性がTHE STOOGES、THE REATARDSとも言われ、一方ではFUGAZIなDCサウンドまでも吸収しているところが現在注目を集めているところではないだろうか。
2013年1月号のNMEでも「SLAVESは感情の騒々しさにも関わらず、本物の怒りを感じさせるとともに同時にユーモアセンスも存在感がある。」と長文で紹介されている。このNMEなどの雑誌が産まれたばかりのアンダーグラウンドのバンドを称賛している点もSHITTY LIMITSに通じるものがある。さて彼らは本物になりうるのだろうか。

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