Archive for 2月 28th, 2018

2月-28-2018
Filed Under (新入荷) by wsrecords

最近US盤とUK盤あったらイギリスから入荷したほうが安いという逆転現象がレーベルによっては起きてる。全部が全部ってことはないんだけど、レーベル直で卸してくれないとことかだと卸値高くなるからそこにアメリカの高い送料を考えたりと頭が痛い今日この頃です。そんなに頭痛くもないかというか、こういうとこ面白い。ということで英国Big Scary Monstersから新譜まとめて久々の入荷です。BEACH SLANGのあの編集盤も久々に入荷できた。

TINY MOVING PARTS “SWELL” LP+mp3/CD

1stアルバムからリアルタイムで扱ってきましたがいつの間にやら大人気のバンドへと上り詰めた彼らですが、4thアルバムとなる今作で頂点を掴んだ感があり!Triple Crownちょっと卸値が高いんでBig Scary MonstersからのUK盤待って入荷っと!ミネソタ出身の激強力エモ/インディーロックトリオTINY MOVING PARTSの10曲入りのニューアルバムは前作「CELEBRATE」からグッとGET UP KIDSなメロディック色を出してきた路線を推し進めた最高のエモーショナルメロディック炸裂でございます!これはもうエモ、メロディック両方の人逃せないアルバムになってるよタッピングギター炸裂なテクニカルはそのままなんだけど、とにかくあがるメロディーがたまんねー。ここんとこ現行のエモリバイバルなんちゃらにちょっと飽きてるメロディック寄りの人もこのアルバムで再びテンションあがるんじゃないでしょうかね。合唱もあり、ほろっとさせるラインもあり、その隙間を埋める変拍子。たまに出てくるずるい女性コーラス。けどジャケ意味わかんないね?893なの?(笑)これまで彼らの音源聴いたことない人もBRAID、THEIR/THEY’RE/THERE、GET UP KIDS、SAVE ENDS好きな人も今作聴いちゃってください。とにかくエモ度高いメロディック好きなら聴いてちょうだいってことです。これ、うちで激プッシュしないでどうすんのよってな作品ですから。しかし、兄弟、従兄弟でバンド組んでてよく喧嘩しないね。(O)

CASSELS “EPITHET” LP+mp3

こちらも兄弟二人による英国産マスロックデュオ。これまでに4枚のシングルをリリースしてきましたがついに9曲入りの1stアルバムをBig Scary Monstersからリリース。ルックス的にかなり若い二人ですが現在もまだ10代でこのサウンドってのも驚き。2ピースでこのサウンドを鳴らす彼らももしかするとSLAVESのように注目を集めるんじゃないだろうか。マスロックを基本としながらもグランジーなヘビーなリフとヘロヘロなリフの組み合わせが面白い。そこへやっぱり英国ならではのメロディーがアメリカのイェーイロッキンなバンドと真逆で知的な印象を持ってるのがナイス!これアメリカ人だったらやりすぎちゃうラインなんだよな。7曲目のショートチューンなんてSLAVESをもろに彷彿させる。(O)

NERVUS “EVERYTHING DIES” LP+mp3/CD

かつてはエルトン・ジョンがオーナーを務めていたことでも知られるワトフォードFCを擁する英国のワトフォード出身のNERVUSの10曲入り2ndアルバムがBig Scary Monstersからリリース。CITIZEN、NAI HARVEST、KAMIKAZE GIRLSを手掛けたBob Cooperとタッフを組んで制作された今作は抜群のエモーショナルメロディックに仕上がってる。この伸びやかで哀愁メロディーはゴスにまっしぐらになる以前のALKALINE TRIOをも思い出させてくれた。もちろん現行で言えばEvan君のINTO IT. OVER IT.が好きな人は気に入ってもらえるだろう。跳ねるようなリズムにオーオーコーラスで広がる音世界。3曲目”Sick Sad World”はブリブリのベースでワクワクするリズムと縦横無尽に動きまくるギターのフレーズからのこのサビの展開はこの手のサウンドの王道じゃないだろうか。GREAT CYNYCSとも親交があるのも納得だな。こないだのGREAT CYNYCSのアルバムにも参加してたしね。ここんところやっぱりこの手の差ウンドもイギリスのほうが面白いな。現行エモリバイバル好きな人はこのバンドチェックすべきですよ!(O)

SLAUGHTER BEACH, DOG “BIRDIE” LP+mp3

MODERN BASEBALLのギターボーカルの方っぽのJake Ewaldのソロ作品第二弾アルバム。アコースティックな1曲目でしっぽりと始まるんだけど、2曲目以降はバンド形態の曲がメインになる。このハートウォーミングながら泣かせる展開はWILCO、(2ndアルバムまでの)THE WEAKERTHANS、JETS TO BRAZIL、PEDRO THE LIONと同ライン!MODERN BASEBALLとは違ったこのスタイルはリラックスしたい夜にむちゃくちゃ合うんじゃないかな。しかし、MODERN BASEBALLでもかなりのソングライティングスキルを聴かせてくれてるけどこの才能は枯渇しねーのか?すごいな。ジャケもなんだかわかんねーけど良い感じです(笑)(O)

TANGLED HAIR “WE DO WHAT WE CAN” LP+mp3

toeのレーベルMachu Picchu Industriasからのシングル編集盤に日本ツアー招聘で国内のマスロックファンに支持と信頼を得ている英国のエモ/マスロックトリオTANGLED HAIRの待ちに待った1stフルアルバムが9曲入りでBig Scary Monstersからアナログでリリースされました!すでにYouTubeにあがっているセッション映像でみんなの期待は高まっていると思うけど、みんなの期待を裏切らないすごいアルバムを生み出してくれました。テクニカルな演奏が話題になっているけど、彼らの持ち味は何と言ってもメロディーも素晴らしいとこじゃないっすか?AMERICAN FOOTBALL、KARATE、90年代後半のシカゴサウンドを象徴するThrill Jockeyサウンド、それにもちろんtoe好きな人は大好きですよね。テクニカルだけどすんなり耳に入ってくるこのセンスすごい。(O)

TERRIBLE LOVE “DOUBT MINES” 12”+mp3

GOODTIME BOYS、BASTIONS、GRAPPLERのメンバーがそれぞれのバンド解散後集まり結成したロンドンのポストハードコアバンドTERRIBLE LOVEの5曲入り2nd 12”は1st同様Big Scary Monstersから。GOODTIME BOYSはBridge Nineからのリリースだったから聴いている人も多かったんじゃないかな。絶叫とともにジワジワと重く突き進むグルーヴ感のあるハードコアサウンドで進行していく3曲目までとは打って変わって、一気に走る抜ける4曲目のハードコアでがらっと空気が変わる!まだまだ、守りに入ること無くポストハードコアの進化を追求していくスタイル。(O)

こちらも再入荷です。
BEACH SLANG “BROKEN THRILLS” LP/CD
BEACH SLANG “A LOUD BASH OF TEENAGE FEELINGS” CD
BEACH SLANG “THE THINGS WE DO TO FIND PEOPLE WHO FEEL LIKE US” CD
GNARWOLVES “GNARWOLVES” LP/CD
GNARWOLVES “OUTSIDERS” LP
KEVIN DEVINE “INSTIGATOR” LP/CD
SORORITY NOISE “YOU’RE NOT AS ___ AS YOU THINK” LP
TANGLED HAIR “TWO EPS” LP
TINY MOVING PARTS “CELEBRATE” LP/CD
SPLIT MODERN BASEBALL / THIN LIPS / THE SUPERWEAKS 7″

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2月-28-2018
Filed Under (新入荷) by blackie
今週発売のPARASITE、再入荷したHIPPIESのLPは残り数枚で終了ですので、買い逃しのないようWSでもいいし、色んなレコ屋さんを巡ってでも購入お願いします!
EL ZINE vol.29

EL ZINE的IGGY POP史でSTOOGES、ソロになってのIGGYの勉強!うん!為になります!先月から始まった犬ページが少ないのでもっと犬自慢書いてください!(R)

■表紙・巻頭
Nika (POST REGIMENT~R.U.T.A.~POCHWALONE、MORUS)

■Nika
(東欧ポーランドを代表する女性ヴォーカル・ハードコア・バンド、POST
REGIMENTのヴォーカリストにして、その解散後は、DEZERTERやMOSKWA等のメンバーが指揮したフォーク・パンク・バンドR.U.T.A.へのゲスト参加、現在ではPOCHWALONEとMORUSという2バンドで活動しているNikaことDominika Domczykへのインタヴュー)

■UNA BESTIA INCONTROLABLE
(ex.DESTINO FINALやex.GLAM、ex.CROSTA等々のメンバーを擁し、4月~5月に来日ツアーを予定しているスペインはバルセロナのハードコア・バンド、UNA BESTIA INCONTROLABLEへのインタヴューby Shogo氏/ALTERNATIVE SOLUTION)

■HARAM
(アラビア語で歌うNYCのハードコア・パンク・バンド、HARAMのヴォーカリストであるNaderへのインタヴュー)

■Per Thunell
(スウェーデンのグラインド・コア・バンドFILTHY CHRISTIANS、そしてFILTHY CHRISTIANSとMOB 47メンバーによるハードコア・プロジェクトPROTES BENGT、更にはスラッシュ・ハードコア・バンドBRUCE
BANNER、そして3月~4月に来日ツアーを予定しているSEX DWARFのヴォーカリストでもあるPerへのロング・インタヴュー)

■KONTON CRASHER
(アメリカ/クリーヴランドでD-Beatやロウ・パンク・バンドのリリースを手掛けているレーベル、KONTON CRASHERのオーナーであるGaki Nezumiへのインタヴュー)

■Umea Punk City
(ex.AC4~現ACID BLOODのKarlによる、スウェーデンUmeaの現地情報コラム)

■SWARRRM
(ニュー・アルバムを2月にリリースする神戸のグラインド・コア・バンド、SWARRRM へのインタヴューby鈴木智士氏)

■DISGUNDER
(東京のグラインド・コア・バンドDISGUNDERの女性ヴォーカリスト/アンナ氏へのインタヴューbyツトム氏/悲観レーベル)

■DEFORMATION QUADRIC
(昨秋にアルバムをリリースした大阪のノイズ・コア・バンド、DEFORMATION QUADRICへのインタヴュー)

■有刺鉄戦
(弱冠16歳、高校一年生による広島のハードコア・バンド、有刺鉄戦。そのベース・ヴォーカルalatapunk氏へのインタヴュー)

■D-CRASH
(中国は北京発のD-Beatパンク・バンド、D-CRASHのヴォーカリストであるYu Zi Yangへのインタヴュー)

■GHOSTMAKER
(ex.OXYMORON、ex.MAD
SINのメンバーらによるドイツ/ベルリンのオルタナティヴなパンク・バンド、GHOSTMAKERへのインタヴューby Mosh/Knock
Out Records)

■LASHING SPEED DEMONS:EL ZINE的IGGY POP史
(IGGY POPのバイオグラフィー及び、IGGY POPがパンク/ハードコアに与えた影響についてby 大越よしはる氏)

■チャレンジ・インタヴュー
(ハチマンユウイチロウ氏[SOW THREAT])

■ES GIBT KEIN WERT
(発行人によるディスク紹介)

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