Archive for 1月 21st, 2020

1月-21-2020
Filed Under (新入荷) by wsrecords

よっしゃーついに入荷できた。今まではシカトされまくってましたがついに会話ができましたよw でもここのところ轟音ギターメロディック盛り上がってきてるんでタイミング良かったといえばそうも言えるかも。ちなみに下手のギターはトハタくんではないです(笑)

FURTHER “WHERE WERE YOU THEN?” CD/LP+mp3

以前、レーベルに問い合わせても一切の返信がなく諦めてBurgerからリリースのカセットを手に入れたんだけども、ついに編集盤のCDとLPを入荷することができましたよ!この編集盤は91年から97年の間にリリースされた9枚の単独シングルと1枚のスプリットシングル収録曲から選ばれた代表的な13曲を収録したもの。インディーロックファンにはこのバンド解散後に結成されたBEACHWOOD SPARKS、THE TYDEが日本でも大人気になったから知られているんだけど、前身のこのFURTHERは90年代の轟音ギターメロディックバンドを語る上で絶対に外せないバンド!特に初期のファズギター炸裂の彼らはマジでクソカッコイイ!当時はまだBLUE HEARTSだったヒロト氏もこのバンドの初期のシングルは追い続けていたはず(当時働いていたレコ屋に買いにきてたから)。このバンドの前身だったSHADOWLANDがメジャーのGeffinから2枚のアルバムをリリースしてたんだけど、おそらくその頃いい思いをしなかったのか、このFURTHERでは100%方向転換してローカルレーベルからのリリースを続けたもんだから、活動時期でも入手が結構めんどくさかったんだよね。Waterslideを始めた時にレーベルのやり方を教えてくれていた恩人100 Guitar Mania Recordsからもラストアルバムをリリースしてる。とにかく、カルト的な人気があって、インディーロックだけでなくカナダのFirst Strike Recordings(しかもFLUFトスプリットという組み合わせは当時マジで震えたよ)やKirbdogといったパンクバンドをリリースしてるレーベルからもリリースしているくらい広い層に人気があった。それもそのはず、このバンドの初期のサウンドはHUSKER DU以降の轟音ギターバンド、すなわちDINOSOUR JrやFLUF、CHESTER COPPERPOTとか好きな人も大興奮な音を奏でている。徐々にサイケ色を濃くして行くサウンドなんだけど、個人的には解散までどの音源を聞いても聞きこむとすげー良いんだわ。彼らの大名曲(なんだけどちょっと遅い)はDOUGHBOYSとBIG DRILL CARが合体したALL SYSTEMS GOがカバーしてるくらいですよ。煌びやかに見えるカリフォルニアの歪んだ裏の顔を思わせるのがこのFURTHERのサウンド!オープニングを飾る”Filling Station”の貯めて貯めての3:15過ぎに一気に加速して行くアレンジで一気に持ってかれて続く”Over And Out”で昇天してください。(O)

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