Archive for 2月 27th, 2020

2月-27-2020
Filed Under (新入荷) by wsrecords

ひっさびさにチェコもの入荷!ドイツで再燃してしまいました!うーん、やっぱりドイツというかヨーロッパメロディックはクセがたまらんですな。アナログでのリリースも増えてきてて、旧作はどんどん廃盤になってて今回再入荷少しだけでした… しかしSEX DEVINATSとかCDリプレスしないならアナログ化してくれないかなぁ。
来週から全国の小中学校休みになるかもって、どうすりゃいいんだーー

HOUBA “NICEHO NELITUJEM!” LP/CD

このバンドももう大ベテランですね。チェコ周辺のバンドは本当に息がないバンドが多い。HOUBAは結成95年、初期の頃はZONA-Aの影響が大きバンドだったけど、徐々にメロディック色を推し進め、日本でも高速メロディックやTrall Punk好きな人にも受け入れられますね。さて、最新アルバムとなるこの10曲入りでも、安定のクオリティーで速いリズムに2人の掛け合いボーカルそして合唱と盛り上がり必至な母国語メロディックを披露してますよ!やっぱりサビがTrall PunkやKRUPTED PEASANT FARMERZを思わせてカッコいい!3曲目のサビの終わりでオーオーオーオーゥオーってなるとこ燃えるっしょ!これ、WIZOなんかのドイツのメロディック好きな人は確実にやられると思いますよ。7曲目と8曲目はASTA KASKよろしくな曲が続いて最高すぎる!(O)

V.T.MARVIN “NENI DULEZITE VYHRAT, ALE PROHRAT” LP

2011年にリリースされた前作がDLKよろしくなメロディック一気にどハマりしたこちらもチェコのV.T.MARVIN。このバンドももう結成25年とかなんだよな。1曲目の時点で大興奮!ザクザクミュートギターで突っ走り、リズムチェンジを効果的に入れてメリハリつけた曲で中盤には女性ゲストボーカルを入れてきたりとベテランな汚い仕事してます(笑)これ、Trall Punkやユーロメロディック好きな人は今作でもやられるんじゃないでしょうか。もう、ほんと1曲目だけで大満足な感じです。でも、2曲目言葉わからないけど激ポップパンクだし、9曲目ではTOY DOLLSっぽい曲もあってさすがのセンス。前作を超えるインパクトないけど、全然がっかりはしないアルバムだぜ。ラストはこの人たちの演奏力の高さを披露するクロスオーバースラッシュチューンで、銅鑼が鳴りまくってます(爆)あっ今作はアナログオンリーだそうです。(O)

THE FIALKY “PUNKROCK RADIO” LP/CD

2000年に登場した時は若手バンドだったのに今じゃおっさんの風格バリバリのバンドになりました(笑)2020年出来立てホヤホヤのTHE FIALKYの12曲入りアルバム。ZONA-Aなどから始まったチェコ正統派パンクロックのDNAを引き継いだサウンドはすっげーキャッチーでシンガロング全開なパンクロックなんで、ヨーロッパのポップ/メロディックパンクファンなら大好きですよね?この新作アルバムでも1曲目から大盛り上がり!どこかで聴いたような70’s〜80’sパンクロックの名曲のフレーズを散りばめていてニヤリとさせられるね。やっぱりCOCK SPARRER、COCKNEY REJECTSの要素もプンプンしてて大好きです。絶対に知られれば日本でくっそ人気出そうなのにね、ほんともったいない。ピアノ入れた5曲目とかADICTSかよ。曲目ALexだから多分そうなのかも。むちゃくちゃ良いじゃんか!ごめん、おれチェコ語はわからないんで。とにかく、このバンド人気あるみたいでこれまでリリースされてる音源すぐにソールドアウトしてるんで見つけたら早めにゲットしたほうがいいよ。(O)

THE FIALKY “JE TI TO MALO” CD

いつも間にかもう1枚アルバムリリースしてたよ。今じゃおっさんの風格バリバリのバンドになったZONA-Aなどから始まったチェコ正統派パンクロックのDNAを引き継いだバンド。もう、どのアルバム聴いても裏切らない。RAMONES、COCK SPARRER、VIBRATORSな激キャッチーでシンガロング+オーオーコーラス全開のパンクロックを鳴らし、今じゃチェコ国内ではパンクのフェスだけじゃなく、メジャーのロックフェスにも出演する存在になっているらしい。この音で母国語だったらみんな歌えるもんね。この人たちの上手なとこは、曲のリフとかメロディーに往年の名曲のフレーズをさらっと入れてるとこなんだよね。これは、おっさん達にも受け入れられてるの当然だよね。ニューアルバム同様、全曲平均点を余裕でクリアしてるんで、迷わず手に入れて!(O)

DAVOVA PSYCHOZA “EMANCIPACIA” LP/CD

87年から活動を続けているスロベニアの大ベテランDAVOVA PSYCHOZAが5枚目のアルバムをリリース!10曲入り。哀愁のメロディーに泣きのピロピロギター、ホント男の哀愁で渋いメロディックは変わらずに、やっぱり時折LEATHERFACEなリフもあり。そこがUKメロディック好きな人にも受け入れられてる理由じゃないかな。歌詞は直接は言語の壁があるので直接理解はできないけど、これまで同様、メンバーはGREENPEACEの活動もしてるの環境問題や、人種問題などポリティカルな内容中心です。ってか、だもんで、なんでアナーコメロディック好きな人がこのバンドを聴いてないのか不思議です。スロベニアのバンドということもあり、JMKEのような悲壮感に満ち溢れたメロディーをさらっと繰り出すあたりがやはり東欧の歴史があるからでしょうかね。「Cesta spat」では、、サビのメロディーとギターのアルペジオが1981、それにさらに遡ってPOLITICAL ASYLUMなんかも彷彿させてくれる。「Strach」でも初期LETHERFACEを彷彿させるロッキンな反復リフから転調でクールさを装うのに後半にサックスを入れてきて、マジで腰砕け(笑)ここもやっぱり、お国柄なんだろうな。と、いうことでしっかりあの辺のバンドのような独自のアレンジあるところが好きな人にはたまらないわけです。(O)

BRATISLAVSKE DIEVCATA “S/T” LP/CD

チェコスロバキアといえば真っ先に頭に浮かぶのは誰にとってもZONA Aで間違いなし!ひたすらキャッチーなメロディーを母国語で時折ファニーに聴かせてくれることで人気がありますね。そのZONA AのLumpとMikoが新たに結成したのがこのバンド。しかも、このバンドのメンバーZONA Aの前身LORD ALEXの3人ってのが熱い!詰め込んでの16曲入り。すでにアルバムリリース前にユーロツアーを行い往年のLORD ALEX、ZONA-Aファンを驚かせたらしい。全曲ではないけど曲によってはやっぱりLORD ALEX、ZONA-Aを当然ながら彷彿させてくれてグッとくる!当時の東西の分断で内戦状態にあったチェコスロバキア国内で政府の弾圧にあいながらも地下で活動を続け、1988年のペレストロイカでようやく自由を掴み取ったメンバーがこうして現役でパンクロックを続けてくれるのってすごいロマンあるなあと思うんですよ。とにかく、曲が多いのでそういうロマンを思い浮かべてじっくりと聴き込んで好きな曲を見つけてください。俺は9曲目、13曲目で涙しましたけどね。(O)

旧作はこちらしか残ってませんでした。SEX DEVIANTS再入荷したかったのに!

HOUBA “10 LET PUNKROCKU V USTI POD LABEM 95-05” CD+live video
SPLIT HOUBA / LENIWIEC CD
UZ JSME DOMA “POHADKY ZE ZAPOTREBI” CD “POHADKY ZE ZAPOTREBI” C
VISION DAYS “VIVA LA ROME” CD
V.T.MARVIN “NEPOSLUSNI TENISTI” CD
ZEMEZLUC “HLEDANI” CD
SPLIT PUNKHART / N.S.O.S CD
SPLIT SOLECISMI PEDESTRI / KILLDADDIES CD
VARIOUS ARTISTS “Czech & Slovak STREET KIDS vol III”CD

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