Distro News

11月-25-2020
Filed Under (新入荷) by wsrecords

先週放出したダリオ君のディストロのデッドストック第二弾!今回はエモーショナル度がぐぐっとあがってお届け!90年代の作品だけじゃなくて00年代の作品もありますよ。試聴できるところがないレコードだって良いものたくさんあるんだよ!再入荷できないやつだけなので今夜20時にアップします!

ANGELS IN THE ARCHITECTURE “ONE TEN” 7″

ex-ONCE OF KIND、SUBJECTのメンバーによるエモーショナルメロディックバンド。M.I.J.やSILENT FALL、AMP 176といった新しいローカルバンドのリリースで当時注目を集めていた新興エモレーベル1%から97年のリリースのデビューシングル。GET UP KIDS、MINERALタイプの泣きメロディー。1曲目のドラマティックな展開がかなり泣ける。そして疾走感のある2曲目となかなかの出来映え。全3曲収録。同系のRUSTY JAMESと比べるとショボさは否めないけどね。こういう良いバンドも当時の地下室のエモシーンにはいたんですよ!みんなシカトしてたけどさ。このバンドはこの単独7″、AMP 176とのスプリット、そしてアルバムリリースして消滅。B級メロディック好きな人へ!(O)

EXCITEBIKE “Beak/Scoop/Bulge/Stretch/Slice/Add/Subtract” CD

うっひょー懐かしい。久々の入荷ですね。リリース当時に扱ってましたが、ヨーロッパで再び遭遇するとは!もうバンド名でわかるでしょう。ファミコンソフト「エキサイトバイク」からのバンド名じゃないよね?と疑ってみると完全なるエモサウンド。けど、1曲目の終わりにあのBGMが流れてきてやっぱ「エキサイトバイク」からかよとうれしくなります。2000年リリースで残したのはドラムがやってたレーベルからのこの5曲入り音源のみ。初期の頃のPIEBALDやLADDERBACKなんかを思い出すバージニア産のエモコアなんだけど、メインボーカルは普通に歌うのでかなりメロディック要素も高いです。コーラスが絶叫って感じ。(O)

FOUR WHEEL DRIVE “S/T” 7″

LOVEMENが解散間際に改名したバンドと同名のジャーマンPOP PUNK2000年の1stEP!これがコーラス合唱型のラフPOP PUNKで最高!エモいフレーズもスピードに頼らない部分がショボさ(Simple is best!!!)を感じさせ、2000年だけどあぁ90年代(ギリギリ)の良い音出してるわぁ!HOT WATERっぽいダミ声の男気も感じさせたり何度も言うけど、スピードに頼らずグッと引込むこのグルーブ感を出せるってのが良いバンドなんですよね。これ隠れた名盤ですよ!!!残した音源はこの単独7″に、絶対入手困難なカセットのみ。このバンドも、視聴できるとこないんだけど、迷わず手に入れて間違いないやつなんで!(O)

PUNJAB “S/T” 7″

90’sエモバンドPUNJABがスウェーデンのCommunication Recordingsから98年にリリースしたハンドメイドジャケの結構入手困難シングル!のちにCHIN UP CHIN UPを結成するJeremyに、Polyvinyl RecordとDivotのコンピに「Emo Schmeemo」っていうBRAIDも収録の4 WAY SPLITしか音源を残さずに解散してしまったBob Nanna(BRAID)も在籍した伝説のORWELLのDemetrioも在籍した知る人ぞ知るシカゴのバンドなんですよ。PUNJABが残したのは2枚の単独シングルと、コンピ「Ooh Do I Love You」のみというどれも入手困難な音源のみ。そのうちの1作をデッドストックで発見しましたよ。これは超事件です!今作は96年にレコーディングで、全てレーベルをやっていた人物が手刷りでやったシルクスクリーンプリントジャケというまさに90’sエモ的な1枚。試聴できるところは見つけられなかったけど、BRAID周辺の90’sシカゴエモ好きな人なら、針を落とせばこのレコードの価値をわかってくれるでしょう!(O)

SNOWFALL “S/T” 7″

こちらももろに90’sエモなイタリアのバンドの97年に遺した唯一のシングル。BRAIDを思い起こさせるジャケで絶対にジャケ買いしてしまうやつだよね。THINK TWICEっていうハードコアバンドを90年代始めにやっていたメンバーが結成したバンドで、完全にハードコア経由のエモコアサウンド!後期TURNING POINT、ENDPOINT、SPLIT LIP、TEMPERANCEといったバンドに確実に影響を受けただろう音なんだけど、やっぱりそこはイタリア!EVERSORやSUBURBAN NOISEなメロディーというところが面白いんだな!さらに、面白いことにこのバンドで曲を書いていたメインパーソンが現在イタリアのポップパンク経由でストリートパンクバンドに変わったDEROZERの現メンバーだった!(O)

STRAHLER 80 “DAS KANN JEDER…” 7″

オーストリアの90’sエモーショナルメロディックバンドSTRAHLER 80の96年リリースの4曲入り1stシングル!UKメロディックハードコアとも共鳴する泣きのメロディーに、哀愁のギターワークがクロスする。アルバム以降はよりエモ/インディーロック色が色濃くなっていてそれはそれでかっこいいんだけど、やっぱりこの1st 7″の緊張感はこのスピードなけりゃ出せないっしょ!ドラムのこのスコンスコンな音!これっしょー。オーストリアなんで初期MUFF POTTERにも通じます!(O)

TEMPO ZERO “IN GABBIA” 7″

メロディック狂にもEVERSORとのスプリットで知られているでしょうか?90年代に活動したイタリアン・エモバンドTEMPO ZEROの97年作2ndEP。カオティック・エモ・サウンドに移行し、絶叫型に走らないツインヴォーカルスタイルにヨーロピアン・テイストも加味して独特なエモを展開。この絶叫一歩手前ってのが90’sエモの代名詞であり五月蠅いのが嫌な人にも伝わるエモじゃないかと思うんですね。切ない旋律のリフに時代を感じさせる懐かしいエモい音はフランスのANOMIEやFINGER PRINTとやってること近いにしてもまたちょっと違ったカオティック・エモで良いと思うのです。(O)

WHEN MY AUTHORITIES FALL “S/T” 7″

北ヨーロッパのバルト海沿岸に位置する共和制国家ラトビア(旧ソ連)で02-06年の短い間に活動していたツインボーカルによるアナーコ/エモコアバンドWHEN MY AUTHORITIES FALLの06リリース唯一の単独シングル。この国の置かれてる状況なんで怒りに満ち溢れたメッセージを悲壮感炸裂で叫びあげる。音源では演奏もしっかりしてるし練り上げられてるんだけど、ライブでは意外にもラフな演奏で、観客もシンガロングなノリなところもかっこいい。(O)

YOUR NEW FRIEND “SMOKE ‘N’ THUNDER” 7″

2003年にこの4曲入りのシングル1枚を残し速攻で解散してしまったUKメロディックバンドYOUR NEW FRIENDを知っている人はほんと数少ないだろう。けど、このバンドはB級メロディック好きな人だったら気に入ってもらえるはず!シカゴのOBLIVIONや、くっそショボくしたRANDY、それにSTARMARKETなんかもちょっと感じさせるバンドなんだよね。そしてアレンジが普通じゃない(笑)とにかくVAN HALENが好きみたいでレコードレーベル面にVAN HALESのスタンプが押してある(笑)90年代だったら確実にSPEEDOWAXがリリースしてそうなバンド!もしくはアメリカなら確実にOneFootだね!(O)

SPLIT BABIES THREE / HOUSTON 7″

SPY VERSUS SPYと並ぶLate 90’s UKエモの代表格の一つでSTARMARKERとのスプリットで知名度を上げたBABIES THREEとUS、HUSKER DUのGreg NortonとPORCUPINEというバンドをやっているIan PrinceがやってたミネソタのHOUSTONの2曲づつ収録のスプリット。2001年作。BABIES 3は HOT WATER MUSICを絶叫でやってるようなエモメロディックな1曲とインストの美エモの2曲。このアルペジオ全開のインスト曲がひらすら美しいんだよね。このバンドは激情と美メロの中間のバランスのとれたサウンドで隠れたファンが多いのもうなずけます。晩年はOHHMSとCANDY SNIPERに分裂。そして、一方のHOUSTONはもろにUKインディー的な感じなんで、これはBABIES THREE目当てだね。このレーベルが同年にリリースしてるBIBLICAL PROOF OF UFOSはDeepElmのエモ日記第3弾に収録されてるんでそちらもチェックを。(O)

SPLIT STALWART SONS / SLATES 7″

カナダのポストハードコア2バンドによるスプリット第一弾。11年作。両バンドともにDC周辺のポストハードコアサウンドで、JAWBOXやBURNING AIRLINES、スペインのAINAのようなJ. Robbinsサウンドに影響を受けたであろうサウンド!DRIVE LIKE JEHUやJESUS LIZARDといった要素も感じさせる。レーベル名がREVOLUTION WINTERというところもニヤリとさせられる。(O)

SPLIT STALWART SONS / UNION OF THE SNAKE 7″

カナダのポストハードコア2バンドによるスプリット第二弾。11年作。STALWART SONSは今作でもDC周辺のポストハードコアサウンドで、JAWBOXやBURNING AIRLINES、スペインのAINAを感じさせる2曲収録。UNION OF THE SNAKEはJESUS LIZARD始めとする90’sなTOUCH & GOリリースに通じるサウンドでかなりかっこいいです。(O)

SHOP(通販)はこちらから




Comments are closed.