Archive for 5月 5th, 2021

5月-5-2021
Filed Under (新入荷) by wsrecords

定期的にコンタクトを取っているドイツのパンクレーベル。新作に紛れて毎回どこから見つけてくるのか新品デッドストックがリストに掲載されてくるんだけど、今回もきな臭いの色々あったんでしっかりと回収!枚数はそこまで多くはないものの、なんで残ってるんだよというものありましたぜ。

NOT AVAILABLE “FEZZO” LP

ドイツの高速メロディックバンドNOT AVAILABLEの初期アルバムリイシューシリーズ第二弾!LOST AND FOUNDから99年リリースの2ndアルバムも登場!こちらも限定200枚で初のアナログ化!不敵な笑みを浮かべるこのジャケ、知らなきゃ100%スルーしますよね!今作も相変わらずの突っ走りの全開ですぜ!オープニングがダースベーダーのテーマで始まるもののそこから一気にLAG WAGONよろしくなリフが鳴り始め、歌が出て来るとバッチリなユーロメロコア炸裂!最高!EpitaphやFatからの影響しかないのはバックの音を聞けばわかるんだけど、この哀愁のメロディー感はスウェーデンのバンド同様、ヨーロッパ特有の哀愁感!ユーロメロディック好きが必死にこのオリジナルCDを探しまくってたの聴けばわかるっしょ!必要以上に熱い合唱コーラスはドイツのバンドの専売特許でそれがまたこのバンドを好き嫌い別れさせてるのかもね(笑)けど、それが好きな人はムッチャクチャ好きなんですよ!(O)

NOT AVAILABLE “V8” LP

ドイツの高速メロディックバンドNOT AVAILABLEの初期アルバムリイシューシリーズ第三弾!LOST AND FOUNDから01年リリースの3rdアルバムも登場!こちらも限定200枚で初のアナログ化!もう1曲目から名曲じゃないでしょうかね。もうこの初期3部作は90年代にEpitaph、Fatが出始めの頃に全米でたけのこの如く続々現れたしょぼいローカルなメロコアバンドを思い出させてくれるってもの!演奏も向上してきてしょぼ好きにはちょっと上手くなりすぎじゃね?!と思うところもあるんだけどそれを補うほどの、Fatバンドだったら絶対に鳴らさないメロディックチューンありでやっぱりにんまりしちゃうとこ!11曲目のイントロってか何これ?って思うんじゃない。これNAOKIDS好きな人はわかってくれると思う!しかし、毎度思うけどジャケのアートワークのセンスが足を引っ張ってるよね。(O)

FLOMB! “LAUTSTARKER” CD

わずか一度しか入荷することのできなかった純ゲルマン民族メロディックパンクバンドNONSTOP STEREOの中心人物Frank Ludesがニューバンドを始動とくればこれは入荷せずにいられないよね!ってことでジャーマンメロディックパンクファンのみなさんお待ちかねです!DIE WALTER ULFのDNAを受け継ぐメロディーにスピードに頼らないメロディックサウンドなビッグボリューム17曲を収録!さすがドイツのバンド、CDの収録時間をしっかり埋め尽くすエコ感(笑)CDオンリーですよ。4曲目のギターリフとか聴くとキタキタこれだよ!ってなっちゃうんですよね。曲によってはMUFF POTTERよろしくな哀愁ナンバーもあったり、もろにDIE SCHNICKERSな曲もあったりと曲数多い分いろんな感じの曲が収録されてるけど、適当にやったりましたではなく、しっかりと自分のものにしてるとこがベテランのセンスなのです。期待通りのアルバムで満足!(O)

FRAU POTZ ‎”LEHNT DANKEND AB” LP+mp3

MUFF POTTER、DACKELBLUT、TURBOSTAATの血を受け継ぐドイツ産サッドメロディックハードコアバンドFRAU POTZの2012年唯一のアルバムが17年にアナログリイシューされてたやつが新品デッドストックで在庫復活したんで速攻で回収!このバンドもポリティカルなメッセージで言いたいことたんまりあるのでブックレット、そしてダウンロードコードには6曲のボーナスがついてくるよ!やっぱりこのサウンドはHUSKER DU、UKメロディックに、PHOENIX FOUNDATION、MANIFESTO JUKEBOXといった北欧メロディックが好きな人は大好きでしょう。緊張感もバッチリだし、泣きっぷりも見事!ドイツ語だからってスルーしちゃうのはホントもったいないと思うんだよな。畳み掛けて来る音の壁に身を委ねてほしいぜ!(O)

GRUNER STAR ‎”HAUPTSACHE, ES BLEIBT FRIEDLICH” LP

ドイツの哀愁メロディックELMARとのスプリットで知ることとなったこちらもMUFF POTTER、DACKELBLUTチルドレンGRUNER STAR(緑内障)の12曲入り2ndアルバムがリリース。ハンブルグオールスターズが集まったバンドと言われるがまだまだ勉強不足なのでまった誰がスターなのかわからない(笑)メロディックとインディーロックの中間をいくサウンドは冷ややかでありながら、DCとかのエモい感じじゃなくてUKのエモ/インディー感が色濃いかな。スルメ的にジワジワ来る感じがたまらなくて、キッズにはちょっと時間がかかると思うぞ。中盤にかけてがハイライト!ここが好きかどうかでこのアルバムの捉え方が変わると思う。全体を通してメロディーがなんかIDLEWILD思い出すんだよな。(O)

HUMAN TOYS “SPINTOWIN” LP

日本ツアーも行なったパリのガレージパンクバンドHUMAN TOYSになんとJon Vonが2019年に加入してから初のアルバムをリリース!Jon Vonと言えば、元々はMr.T EXPERIENCEのメンバーだったけど、ポップな曲へ変更してヒットを狙うFrankに嫌気がさし脱退し、Jon脱退後のアルバム「Our Bodies Our Selves」に対してMRRでMTX史上最悪の駄作と言い放ったことでも笑わせてもらいましたが、その後彼はしっかりとRIP OFFSで自分の道で地位を確立したからやることはちゃんとやるんですよ(笑)途中加入にも関わらずもうこのアルバムの作詞作曲はJon!ということでRIP OFFSに通じるキャッチーなパンクロックをガールボーカルでやってる感じに仕上げてきてますね。ってかJonの作る曲はMTX時代から何も変わってないんだけどね。TEENAGE BONEHEADS好きな人もチェックを!しかし、さすがはJonそのパンクロックサウンドにテルミンを組み合わせてる!(O)

MIKROBOY “LEICHT” LP/CD

このバンド知らなかった!2016年にリリースされたこのアルバム個人的にドツボです。ドイツのSAMIAM、TWO LINE FILLERと言われたエモーショナルメロディックバンドSKINNY NORRISのメンバーが今もバンドやってましたよ!ギターポップにも通じる軽めのサウンドなんだけど、疾走感ある曲はメロディック派の人も大好きなんじゃないかな?!やっぱりドイツのバンドなんでMUFF POTTERのようなインディー要素もあるけど2曲目にはマジでぶっ飛ばされました!惜しむことにバンドはこのアルバムをもって解散してしまったようです。このアルバム以前はもっとインディーロックな感じだったみたいだけど、やっぱり最後に吹っ切れた感で、この音源だけがギターが前面に出たサウンドになってるらしい。俺的にはどうなのかわからないけどドイツではGET UP KIDSが引き合いに出されてる。とにかくチェックして自分の耳で気に入ったならこのアルバムを手に入れてほしい。むちゃくちゃよくないか?(O)

NORTH ALONE “PUNK IS DAD” LP/CD

タイトルから想像するとパンクロックが父さんなんて若手のバンドかと思いきや、結構がっつり年齢を重ねてる人たちでした(笑)DESCENDENTS、Fat Wreck大好きなメンバーによるバンド。息子の名前に”Milo”と名付けてるボーカルのしわがれ感はGREAT ST. LOUISやSTAY CLEAN JOLENEを彷彿させるけどサウンドは西海岸サウンドというかNO USE FOR A NAMEやLAG WAGONにカントリー感を加えたようで渋いグッドメロディック!バイオリンがすごういいアクセントになってる。でかいフェスとかで映えそうなサウンドっていったらわかるかな?!敬愛なるDESCENDENTSの”Silly Girl”のカバーやもろにLAG WAGONへ捧げた”Napwagon”、そして大好きなFat Wreckと契約することを夢見ている”Application”といったとことんストレートな感情をぶちまけてる。英語詞なのでドイツ色苦手な人も全然います。っていうかドイツ色皆無(笑)(O)

SHELLYCOAT “HIDE THE KNIFES” LP

ドイツの英語詞によるガールボーカルメロディックパンクSHELLYCOATの20年作13曲入りアルバム。1曲目の時点でNOT ON TOUR、SWAN PRINCEのようなストップ&ゴーを多用した疾走感ばっちりなメロディックパンクを軸にギターのアレンジがUKメロディックを思わせるこれはみっけもんのバンドだった。ジャケで惹かれるものあったわけなんだけど、これはUSとUKの両方を日本人のように聴いているドイツの国民性がバランスよく反映されたてるね。曲によっては暗めなトーンでオルタナ色を感じる曲があったりと、全曲同じ調子でいくバンドかと思いきや意外に引き出しが広い分落差も大きいのも正直な感想(笑)まあ、飛ばせばいいので気にしないけど!(O)

THE BOTTROPS “ENTERTAINMENT OVERKILL” CD

TERRORGRUPPEのJohnnyとMartinが結成したバンド。2009年の16曲入り2ndアルバムのデッドストック。ジャケは70’sパンクを思わせるけどサウンドはパワーポップパンクでとにかくキャッチーでアゲアゲでご機嫌!DICKIESにも通じる元気の良さ。ユーロポップパンク好きな人はこのバンドも好きなんじゃない?曲によってはクラブヒットになってもおかしくないようなギタポ好きな人まで聴けちゃう曲もあったりしてユーロもん探してる人はチェックしないのは勿体無いバンドだと思う。後にP.TRASHからリリースするABOUT:BLANKSのメンバーも一時在籍してたみたい。(O)

THE BOTTROPS “HINTERHOFHITS” CD

2012年の15曲入り2rdアルバムにしてラストアルバムとなった音源のデッドストック。前作から3年を経てリリースされた今作は一気にメロディック寄りにスピードアップした問題作!これまでの音源が好きだった人はびっくりすることになった作品。けどメロディックもいける人にとってはなんの問題もなかったやつね。恐らくはSLIMEの影響が大きいんだと思うけど。3曲目のリフなんてビジュアルかよと当時驚きました(笑)好き嫌いの分かれるドイツの泥臭さが炸裂してる!俺は好き!君は?(O)

LOST LYRICS ‎”DIGIPHOBIE” LP+CD

ゲルマンメロディックを代表するバンドの1つLOST LYRICS、2014年Hulkからリリースされ現在廃盤のアルバムの新品デッドストックがあったのでサクッと回収!初期のポップパンク寄りのサウンドで日本では名前のしれた彼らですが、現在進行形のサウンドも良いのです。先日リリースされたニューアルバムがよかったので旧作も遡って聴いていたタイミングこの発掘は必然の偶然!独特のアレンジな曲調はクセになると抜けられない。ここでこのアレンジかよ!っていうようなね。それがいちいちかっこいいんだよな。万人向けじゃないのはわかってる、でもこれが良いっていうのも譲れない。WIZO運営のHulkが手放さないのもわかるっしょ!(O)

こちらも再入荷!新品デッドストックも回収してマッス!

FUCKIN’ FACES “NEUE WEGE” CD
KNOCHENFABRIK “AMEISENSTAAT” CD
KNOCHENFABRIK “AMEISENSTAAT” LP
ULF “ES IST GUT” LP/CD
VARIOUS ARTISTS “BRD PUNK TERROR VOL. 1” CD
VARIOUS ARTISTS “BRD PUNK TERROR VOL. 2” CD
VARIOUS ARTISTS “BRD PUNK TERROR VOL. 3” CD
VARIOUS ARTISTS “BRD PUNK TERROR VOL. 4” CD

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