PiGGiESの新作はついにWaterslideから!97年にPopball Recordsからカセットでデビュー、チバちゃんによる有名企画Set You Freeから(ってSet You Freeがレーベルもやってたこと知らない人多いかもしれないけど)98年に1stシングルをリリース、その後K.O.G.A Recordsから1枚のアルバムと、2枚のミニアルバムをリリースしパワーポップ、ポップパンク両方の界隈からの人気も高い男女混成バンドです。一時活動停止していたものの、2015年、ついに復活!しかーし、復活したと思ったら、今度はオリジナルメンバーの1人であるキタムンが突如脱退。どうなることやらと思いましが、彼らは3人で継続を決定!2019年の7月にインドネシアのSATURDAY NIGHT KARAOKEのJAPAN TOURの神戸編を開催してもらったり、昨年6月コロナ禍の中にリリースしたデジタルオンリーのコンピレーションアルバムにも急遽参加してもらったりと色々ありましたが、まさか彼らの新作を一緒に作ることになるとは思ってみなかった!その内容は、3人になったことで良い意味で開き直った結果、バンド結成から20年以上を経てますが、初期衝動炸裂の6曲です!これまでのPiGGiESのイメージを覆す荒々しい完全なるポップパンクチューンでマジで俺のツボつきまくってくれてます。とは、いってもバブルガムハーモニーは健在で、さらに3人それぞれがメインボーカルを取る激混声系なPiGGiESの現在進行形の姿が詰まってますよ!これまでPiGGiESを好きだった方は当然ながら、PiGGiESは聴いたことがない、いや軽く聴いたことあるポップパンクっ子にビンタを食らわす最高で最高の作品に仕上がっていますよ。しかーも、この音源のマスタリングを手がけているのはPelotanのAkira Hasegawa!良い仕事してくれてます!まだまだ気楽にライブをやれるような状況ではないけど、PiGGiESのライブまた見れるまでこの音源聴き倒してくださいな。(O)
このところレーベル直販で1stプレスが予約で完売というCounter Intuitiveなんだけど、この作品もあっという間に予約終了して2ndプレスを予約入れてようやく入荷となりましたよ。シカゴのMath/EmoトリオHOSPITAL BRACELETの7曲入り1stアルバム。勢いのある曲から聴かせるしんみりとした曲までと緩急つけた内容なんだけどとにかくこのボーカリストの感情溢れるボーカルがとにかく秀逸!そこに絡むギターに隙間を埋めるリズムというかスネアの入れ方とかこの音の空間に気づくと引き込まれてるんだよな。ふわっとした気分な時に挟んでくる”Happy Birthday”とか”Sour OG RPG”とかマジで危険!これライブでやったら一気にフロアが盛り上がりそうだよ。結論、これも入手すべし!(O)
NERVOUS DATER “CALL IN THE MESS” LP
ブルックリンの男女混声インディーエモの10曲入り2ndアルバム。RAINER MARIAのCaitのソロを思わせる1曲目で世界観を作り、一気にバンドサウンドとなり2曲目以降はLEMURIA、P.S. ELLIOT好きな人も触手を伸ばしちゃうのは間違いない!MOTION CITY SOUNDTRACKからメジャーっぽさを無くした感じとも言えるかな。5曲目の男性ボーカルがメインの曲はぐっとメロディックな感じになって雰囲気もJAWBREAKER影響下でこの感じも捨てがたい。でもやっぱり2曲目が個人的にずば抜けてるな。最初このジャケなんだよと思ったけ、アルバム聴いてからだと気に入った!(O)
MACSEAL “YEAH, NO, I KNOW” 12″
大人気のタッピングエモMACSEALの17年リリースの5曲入り1st音源がついにリイシュー!これはうれしいよね。1stアルバムよりもメロディック度も濃くてALGERNON、SNOWING、I LOVE YOUR LIFESTYLE、TIGERS JAW好きな人は120%好きだと思うんでオリジナル盤を持ってなかったら迷わず手に入れて損はなし!そして手に入れてからじっくりと聴き倒してください!僕からは以上!(O)
ドイツの高速メロディックバンドNOT AVAILABLEの初期アルバムリイシューシリーズ第二弾!LOST AND FOUNDから99年リリースの2ndアルバムも登場!こちらも限定200枚で初のアナログ化!不敵な笑みを浮かべるこのジャケ、知らなきゃ100%スルーしますよね!今作も相変わらずの突っ走りの全開ですぜ!オープニングがダースベーダーのテーマで始まるもののそこから一気にLAG WAGONよろしくなリフが鳴り始め、歌が出て来るとバッチリなユーロメロコア炸裂!最高!EpitaphやFatからの影響しかないのはバックの音を聞けばわかるんだけど、この哀愁のメロディー感はスウェーデンのバンド同様、ヨーロッパ特有の哀愁感!ユーロメロディック好きが必死にこのオリジナルCDを探しまくってたの聴けばわかるっしょ!必要以上に熱い合唱コーラスはドイツのバンドの専売特許でそれがまたこのバンドを好き嫌い別れさせてるのかもね(笑)けど、それが好きな人はムッチャクチャ好きなんですよ!(O)
NOT AVAILABLE “V8” LP
ドイツの高速メロディックバンドNOT AVAILABLEの初期アルバムリイシューシリーズ第三弾!LOST AND FOUNDから01年リリースの3rdアルバムも登場!こちらも限定200枚で初のアナログ化!もう1曲目から名曲じゃないでしょうかね。もうこの初期3部作は90年代にEpitaph、Fatが出始めの頃に全米でたけのこの如く続々現れたしょぼいローカルなメロコアバンドを思い出させてくれるってもの!演奏も向上してきてしょぼ好きにはちょっと上手くなりすぎじゃね?!と思うところもあるんだけどそれを補うほどの、Fatバンドだったら絶対に鳴らさないメロディックチューンありでやっぱりにんまりしちゃうとこ!11曲目のイントロってか何これ?って思うんじゃない。これNAOKIDS好きな人はわかってくれると思う!しかし、毎度思うけどジャケのアートワークのセンスが足を引っ張ってるよね。(O)
FLOMB! “LAUTSTARKER” CD
わずか一度しか入荷することのできなかった純ゲルマン民族メロディックパンクバンドNONSTOP STEREOの中心人物Frank Ludesがニューバンドを始動とくればこれは入荷せずにいられないよね!ってことでジャーマンメロディックパンクファンのみなさんお待ちかねです!DIE WALTER ULFのDNAを受け継ぐメロディーにスピードに頼らないメロディックサウンドなビッグボリューム17曲を収録!さすがドイツのバンド、CDの収録時間をしっかり埋め尽くすエコ感(笑)CDオンリーですよ。4曲目のギターリフとか聴くとキタキタこれだよ!ってなっちゃうんですよね。曲によってはMUFF POTTERよろしくな哀愁ナンバーもあったり、もろにDIE SCHNICKERSな曲もあったりと曲数多い分いろんな感じの曲が収録されてるけど、適当にやったりましたではなく、しっかりと自分のものにしてるとこがベテランのセンスなのです。期待通りのアルバムで満足!(O)
このバンド知らなかった!2016年にリリースされたこのアルバム個人的にドツボです。ドイツのSAMIAM、TWO LINE FILLERと言われたエモーショナルメロディックバンドSKINNY NORRISのメンバーが今もバンドやってましたよ!ギターポップにも通じる軽めのサウンドなんだけど、疾走感ある曲はメロディック派の人も大好きなんじゃないかな?!やっぱりドイツのバンドなんでMUFF POTTERのようなインディー要素もあるけど2曲目にはマジでぶっ飛ばされました!惜しむことにバンドはこのアルバムをもって解散してしまったようです。このアルバム以前はもっとインディーロックな感じだったみたいだけど、やっぱり最後に吹っ切れた感で、この音源だけがギターが前面に出たサウンドになってるらしい。俺的にはどうなのかわからないけどドイツではGET UP KIDSが引き合いに出されてる。とにかくチェックして自分の耳で気に入ったならこのアルバムを手に入れてほしい。むちゃくちゃよくないか?(O)
NORTH ALONE “PUNK IS DAD” LP/CD
タイトルから想像するとパンクロックが父さんなんて若手のバンドかと思いきや、結構がっつり年齢を重ねてる人たちでした(笑)DESCENDENTS、Fat Wreck大好きなメンバーによるバンド。息子の名前に”Milo”と名付けてるボーカルのしわがれ感はGREAT ST. LOUISやSTAY CLEAN JOLENEを彷彿させるけどサウンドは西海岸サウンドというかNO USE FOR A NAMEやLAG WAGONにカントリー感を加えたようで渋いグッドメロディック!バイオリンがすごういいアクセントになってる。でかいフェスとかで映えそうなサウンドっていったらわかるかな?!敬愛なるDESCENDENTSの”Silly Girl”のカバーやもろにLAG WAGONへ捧げた”Napwagon”、そして大好きなFat Wreckと契約することを夢見ている”Application”といったとことんストレートな感情をぶちまけてる。英語詞なのでドイツ色苦手な人も全然います。っていうかドイツ色皆無(笑)(O)
SHELLYCOAT “HIDE THE KNIFES” LP
ドイツの英語詞によるガールボーカルメロディックパンクSHELLYCOATの20年作13曲入りアルバム。1曲目の時点でNOT ON TOUR、SWAN PRINCEのようなストップ&ゴーを多用した疾走感ばっちりなメロディックパンクを軸にギターのアレンジがUKメロディックを思わせるこれはみっけもんのバンドだった。ジャケで惹かれるものあったわけなんだけど、これはUSとUKの両方を日本人のように聴いているドイツの国民性がバランスよく反映されたてるね。曲によっては暗めなトーンでオルタナ色を感じる曲があったりと、全曲同じ調子でいくバンドかと思いきや意外に引き出しが広い分落差も大きいのも正直な感想(笑)まあ、飛ばせばいいので気にしないけど!(O)
FUCKIN’ FACES “NEUE WEGE” CD KNOCHENFABRIK “AMEISENSTAAT” CD KNOCHENFABRIK “AMEISENSTAAT” LP ULF “ES IST GUT” LP/CD VARIOUS ARTISTS “BRD PUNK TERROR VOL. 1” CD VARIOUS ARTISTS “BRD PUNK TERROR VOL. 2” CD VARIOUS ARTISTS “BRD PUNK TERROR VOL. 3” CD VARIOUS ARTISTS “BRD PUNK TERROR VOL. 4” CD