2018年に自主でリリースされた音源のアナログ盤をようやく入荷できた!F.A.N.T.A.とスペインポップパンクシーンの多くのレコーディングに関わってる大御所のバンドDDTとのスプリット。DDTは本当にマイペースなんだよなと思ったら、今作はDDTのメンバーの1人が亡くなってしまいその人へ捧げた作品だったのです。そのため、F.A.N.T.A.がDDTの曲をやって、DDTがF.A.N.T.A.の曲をやるっていう構成になってます。現在進行系スペインポップパンコシーンを牽引するF.A.N.T.A.。これがアルバム同様厚みのあるサウンドでラモーン影響下のスペインポップパンクで最高にニンマリ!疾走感もばっちりでDEPRESSING CLAIM、SHOCK TREATMENTの遺伝子を確実に受け継いでます。DDTの曲って言われたってよくわからないもん(笑)さてさてDDTはかつての作品ではローローローコーラスで笑わせてもらいました!が、曲自体はもろにみんながスペインポップパンクに思い描くサウンドをそのままこれまで同様やってくれてます。これ、DDT聴いたことある人少ないと思うけど、DEPRESSING CLAIM、SHOCK TREATMENT、F.A.N.T.A.好きな人は確実にDDT好きだと思う。3曲目”Mi novia fue actriz porno”の最初のリフ思いっきりTOYDOLLSさせてるところに職人魂感じるわ。(O)
KURT BAKER “NO VOY A ESTAR PENDIENTE DE TI” 7”
スペイン移住生活続行中のKURT BAKERによる2019年アナログ化された”Don’t Go Falling In Love”のスペイン語バージョンありの3曲入りシングル。CDはRumbleから2013年にリリースされてたやつです。この頃はまだKurtスペインに移住してなくて、KURT BAKERのスペインツアーに合わせてリリースされたのが今作。そのツアーでスペインがむちゃくちゃ気に入って、英語教師として移住するのであった… COLLECTORS CLUBからリリースされた7″収録の2曲も再収録。”Girl’s Got Money”はGeoff Palmerとの共作。”Don’t Go Falling In Love”はLOBLAWSのWyattとの共作。(O)
Picnicの100% PUNK ROCKシリーズの何作かに参加してるスペイン、バルセロナの3コードポップパンクバンドMOTOSIERRASの2019年復活第一弾4曲入りシングル。90年代No Tomorrowのバンドを彷彿させるRAMONESにロックンロールサウンドを加えたDEPRESSING CLAIM、SHOCK TEATMENT配下のサウンド!DEVIL DOGS好きな人もこのバンドチェックですよ!(O)
NITROPOLLO “WHAT’S THE POINT” LP
スペインの高速メロコアバンドNITROPOLLOの2019年リリースの17曲入り1stアルバム。完全にBAD RELIGION直系のサウンドで初期NO FUN AT ALLやSATANIK SURFERSがまっさきに頭に浮かんじゃいました(笑)ユーロメロディックならではのメロディーってことです!意外にもTHE ONLY ONESの”Another Girl, Another Planet”のカバーやってて、多分若くないのかな?と思ってしまうのは俺だけでしょうかw ヨーロッパのメロコア好きな方へ!(O)
Rock Indianaからアルバム2枚リリースしている大ベテランスパニッシュパワーポップバンドOCTUBREの最新シングル!これはもうRock Indianaリリースのパワーポップバンド好きな人は文句ないでしょう。FEEDBACKS、TEENAGE FANCLUB、LA LA LOVE YOU好きならドストライク!メインボーカルJoseの声もいいけどハーモニーも相乗効果を産んでる。60年代イギリスのTHE ACTIONの”Never Ever”のスペイン語カバーもバッチリハマってる!(O)