SCREECHING WEASELのニューアルバムのCDがUS盤で突如登場!オペラ調の前作から5年ぶりで、ストレートなアルバムとしては9年ぶりになるんだね。まあ、いろいろプライベートでも色々あったBenだけど、ようやくSCREECHING WEASELとして本腰を入れてくれました。そろそろ飛行機嫌いを克服して日本へやってきてほしいものです。さて、今作オープニングの”She Ain’t Your Baby”から、ワクワクさせられる。で、続く”Back of Your Head”でお待ちかねのWEASELメロディーが炸裂!「Boogada」「My Brain Hurts」時代はやっぱりもう望んじゃいけないわけだが、「How To Make Enemies」「Brak Like A Dog」時代のサウンドを完全に取り戻した感がありますよ。同時期にリリースとなったQUEERSは基本のラモーンパンク路線へ回帰していますが、Ben Weaselはロックンロール要素をよりメロディック寄りにした感じで、ツボを吐きつつも哀愁メロディーが心をくすぐるSCREECHING WEASEL完全復活!「First World Manifesto」以降、開き直って徐々に本来のらしさを取り戻してきたものがここにきて実った感じがします。俺のようなかつてからWEASELを愛していたものの「Television City Dream」以降、なんだかなぁと思っていた人もそろそろWEASELチェックすべきアルバムが戻ってきましたよ。ここにJugheadとDanny Vapid戻ってくれたらもう最高なんだけどなぁと妄想しちゃったよ。なかなかメンバーは固定しないものの今作はギターにNIGHT BIRDS/HUNCHBACK/WORRIERSのMike、ベースにBIG IN JAPANのZach、OLD GLORYのPierreを迎え、ゲストボーカルにかつてWEASELがカバーした”Johnny, Are You Queer?”のオリジナルを歌っていたJosie Cottonを迎えてます。(O)
DOUBTFIRE “S/T” LP
McRACKINSのBillとPROZACSのJというポップパンク界2バンドのフロントマンがタッグを組んだDOUBTFIREの2015年リリースの唯一の12曲入りアルバムがアナログでリイシューだぜ!McRACKINSといえばSHREDDERを始めとして90年代に数々の作品を連発しまくりそれぞれの作品は良いもののあまりにもリリース作品が多いためにコンプリートを諦める人が続出してしまったという本末転倒なバンドでしたねw 現在、過去の作品が再び再評価されて本家も絶好調な活動をし始めました絶好のタイミングでの今作リイシューじゃないかな。今作はもろに復帰後のMcRACKINSサウンドそのままで後期LEFTOVERSファンにも気に入ってもらえるパワーポップパンクなんだよね。もちろんPROZACS寄りな曲もあって、曲の元を作った方がメインボーカルを取ってるんだと思う。しかしサビではMcRACKINSになっちゃうんだな。ってそこが今作の魅力でありますよ。アップテンポなパワーポップパンク好きならばやっぱりアナログで買い直してくださいな!視聴にオススメなのが5曲目の”Kung Fu Magoo”!この曲はAPERSやBAT BITESを始めとした現行のユーロポップパンクファン大好きだと思います!(O)