Distro News

3月-18-2022
Filed Under (新入荷) by wsrecords

WILD ANIMALSのフォンくん運営のla agonia de vivirからもようやく荷物が到着!相変わらずのナイスなリイシューセレクションだけど、リイシューだけでなくちゃんとスペインの現行バンドもサポートしてますよ。これが大事だと思います。

HALF FOOT OUTSIDE “NEW AD IDEAS” LP

これ懐かしい、当時B-COREの国内流通をやってたときなんで思い入れあります。01年にB-Coreに移籍してリリースされた3rdアルバムで彼らの作品の中でも個人的に一番好きなやつ!CDオンリーのリリースだったもの。このバンドは自分の中では1995年に結成のスペインのエモ/インディーロックバンドの代表格のバンドで、今作は2ndまでの路線から大きく変化して、とても良い意味でメロディック的要素の濃いエモ/インディーロックになったやつ!1曲目のタイトルからして”90’s Love”とかソソるっしょ?!JAWBOX、KEROSENE 454、初期PROMISE RINGといったバンドが好きなエモい人から、STARMARKET、JAWBREAKER、SAMIAM、SMALL BROWN BIKEといたエモーショナルだけどメロディックなバンド好きな人まで聴き直して欲しいぜ!やっぱアナログで聴いた方がいいわ!(O)

ZEIDUN “001” 12″

これも国内流通やらせてもらってました。UNFINISHED SYMPATHYやRAIN STILL FALLSのメンバーにより98年に結成され00年にリリースされたデビューミニアルバム!彼らの作品の中でもダントツな作品でなんで今までリイシューされなかったのが不思議な作品なんだよ(過去に何度もB-Coreにリイシューしてって言ってたw)。しかも初のアナログ化はうれしい!蒼さを残した切ない哀愁メロディーを掛け合いボーカルで応酬するスタイルをやるエモーショナルメロディックバンドには間違いないってもんですよ。GET UP KIDS、STARMARKET、LOVEMEN、RUSTY JAMES好きまで対応できると思います!時折入ってくるチープなシンセなど90’sエモに触発されたアメリカ郊外のバンドと同様の地下室感を感じる音も最高じゃないか。曲によってはUKインディー好きにも気に入られてもいいのではと思えるほどのメロディーがある。この時代ってアメリカのエモバンドが音を変えていってしまったけど、ヨーロッパにはその意思を継いだ音を鳴らすバンドがいたんだよな。当時はカルト的な人気しかなかったけど。(O)

ADHESIVE “WE GOT THE BEAT” LP

今だに1stアルバムがすごい値段になっているスウェーデンのメロディックパンクバンドADHESIVEが2000年にBIRDNEST傘下のAMPERSANDからリリースした16曲入りの3rd & ラストアルバムが初のアナログ化。ここ最近の当時のスウェーデンメロディックパンクバンドのCDオンリーの作品がアナログ化されるのほんとありがたい!このバンドが人気出たのにKURT URBAN KARLSSONが再評価されなかったのは悲しいことでもあります。後にINDECISION ALARMだって人気出たのにさ。しかしあんなに泥臭かったKURT URBAN KARLSSONがこんなになるとは。プロデュースしてるのはタイの旅行中に津波に巻き込まれて亡くなったMieszko Talarczyk(NASUM、GENOCIDE SUPERSTARS、CHARLES HARFAGER)でしたね。それまでのアルバムよりもアグレッシブで高速感は失われてるけどCLASHのMick Jones的な泣きのギター旋律がうかがえたりとより目rディー重視になってるの当時、ダメ出しした人も聴き直してみた方がいいと思うよ。そうそう、なんでこんなジャケなの?(O)

YAPHET KOTTO “SYNCOPATED SYNTHETIC LAMENTS FOR LOVE” LP

メロディック好きな人にも人気の高いEBULLTIONと言えばな激情エモバンドYAPHET KOTTOの2001年リリースの10曲入り傑作2ndアルバムが20年の時を経てアナログリイシュー化されたよ!Policy of 3、Iconoclast、Currentを母体として結成されたバンド。二本のボーカルにより掛け合いで絶叫だけではなく歌い上げる部分もありズブズブと音の塊に引き込まれるそれはもうかっこいいバンドでした。このバンドの名前だけは知っているけど聴いたことのない人、1000ジャワ、MIDDLE~LONG BALL TO NO ONE好きな人で聴いたことない人も聴いて下さい。90年代を語る上でこのバンドも外せない重要バンドだと思います。特にこの2ndと1stアルバムは。(O)

CLEAR LINES “PLACES TO GO” LP

スペインのキッズによる新たなエモーショナルメロディックハードコアのデビューアルバム!これLIFETIME経由したSAVES THE DAYの1stアルバムのような若さと流れるようなエモーショナルメロディーがスピードに乗ってるみたいだ!ブライアンベイカーなギターの旋律があったかと思うと、現在進行形エモももちろん通ってるからこそのタッピングもあったりとして、I LOVE YOUR LIFESTYLEがよりメロディックパンクだったらなんて感じもあるぞ!これ、かなり期待のユーロメロディックバンドになるんじゃないだろうか。これ絶対人気出るだろ?!(O)

MARMOL “DECLARACIÓN TOTAL DE GUERRA” LP

ここ数年、スペイン国内で台頭しているポストパンクシーンの中でも、メロディック、UMEAパンク好きな人にも触れてもらいたいバンドがこのMARMOL。この1stアルバムは、CHAIN CULTやSPECTRESなメランコリックなメロディーと冷ややかな感覚でMASSHYSTERI、INVASIONENといったバンドの再来を思わせるし、VAN PELT、LOSS LEADERといったエモ系を好む人にも受け入れてもらえそうなサウンドじゃないっすか?!コールドポストパンクなんだけどむちゃくちゃポップ!ギターの旋律まですこぶるポップ!ポストパンクって難解でアート感覚が強いイメージがあると思うけど、このバンドは本当シンプルでかっこいいぜ!(O)

MENDRA “HOSTAL HOSTIL” LP

スペイン、カタルーニャ地方のローカルタウンから現れた現在進行形ガールボーカルエモMENDRAのカセットアルバムに続く2ndアルバムが今作。エモーショナルメロディックANCHORDやSUZY & LOS QUATTROでも叩いてるVictorが在籍してます。まずは革命の叫び的な9曲目聴いて欲しい!ポストハードコア、エモをブレンドさせたサウンドで、もしも彼女たちがDC出身のバンドだったら、確実にDischordからリリースされてる存在だったろうな。3曲目のような速い曲もいいんだけど、5曲目みたいなプリミティブなビートで踊らせるような曲や6曲目のようなメランコリックな曲の方が彼女たちの場合心地よいサウンドなんだな。これDCサウンド好きな人はチェックした方がいいです!Paulaの声も良いよ。(O)

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