もうなんなんでしょう、このところリリースが決定すると予約時点でソールドアウトし続けているHORROR SECTIONの4曲入りニューシングルがリプレスされたんで今回はガッチリと確保!GabeがDANNY VAPIDS AND THE CHEATSに加入したから余計注目されてるんだろうか。現在進行形でLILLINGTONS、MOPESの後継者的サウンドはブレてなく、バンド名通りにホラーで少し暗めのキャッチーな3コードポップパンクはクセになる。個人的には今作はB-1の”Die Alone”がMOPES、B-2がLILLINGTONSとなっていてB面がお気に入りです!(O)
SHACKLEFORD “SHACKLEFORD III” LP/CD
イギリスのこのバンド全然知りませんでした!これまでに2枚のCDシングルをリリースしての11曲入りアルバムも自分たちでリリース。確実にCRUZIANな流れを軸に、NO USE FOR A NAMEのようなメロディック路線やOFF WITH THEIR HEADSのようなラフメロディックパンクもありで、完全なる90年代回帰サウンド!イギリスもこういうバンドが出てきてるのかぁ。もろなUKメロディックの王道サウンドをやる若手も出てきてほしい!(O)
元々は2019年にデジタルオンリーでリリースされていたスプリットをMoms Basementが100枚限定でCD化しました。カナダのオンタリオの3コードポップパンクAVEMはうちでも扱っているコンピ「Punk Rock 101 Thirty Second Songs」や「Ramonescore Radio Rock Against Cancer Volume 2」に収録されてたバンド。このバンドちょっと変わってて曲を聞く限りは、単弦ギターリフとか3コードポップパンクの教科書的なTEENAGE BOTTLEROCKETサウンドでクオリティー高いんだけど、歌詞がやばい!鳥の視点からRAMONESCOREの曲を書いているっていう変わり者(爆)猫が怖いとか歌ってるけど他に言いたいことはないのだろうか… スプリット相手のCOBRA AND THE DAGGERSは2人の女性のよるローファイTweeポップパンクでギターポップファンにも注目のデュオ!(O)
実は、なぜしっかりと録音されていたものが、あのグシャーっと潰れていたかの理由も教えてもらえました。オリジナル盤持っている人ならわかると思いすが、この音源のベーシストはクレジット上はDickieですが実際は違います。レコーディングは後にRUGRAT、RANで活動することになるStuart Raymondが殆どやっていて、あとは、H.D.Q.のRobです。Stuがメンバーだったんだけど、LEATHERFACEの当時の飲みっぷりに嫌気がさして、レコーディング終了後すぐに脱退した。その後の後任を探すも誰もStuのベースラインを弾くことができなかったので、そのためにフランキーが動いているベースの音が聞こえないように、当時の技術でミックス処理をしたために、繊細なギターリフの大半や、ドラムの細かい部分も消えてしまったというのがその理由だったようです… 今回のリイシューでは全ての音が復活して完全系で蘇ったんです!すごくね?まさにHERESYの「FACE UP TO IT!30周年記念盤」と同じなんですわ。それくらい、驚きのサウンドだよ、マジで!アートワークは、当時のDIYクオリティーで、タイプライターみたいな読めない曲名や、歌詞もちゃんと読めるようにして、ドット画だったアートワークも修正、さらに、タイトルになっていて今は取り壊されてしまったチェリーノウル病院の外観をインサートに掲載し、レーベル面はフロントアートワークの元画像が使われ、当時メンバーがやりたくてもできなかったことが全て実現したものとなってます。
BACKSEAT ANGELS “SATURDAY NIGHT SHAKES” CD DAN VAPID AND THE CHEATS “ESCAPE VELOCITY” CD ENEMY YOU “STORIES NEVER TOLD” CD ENEMY YOU “WHERE NOONE KNOWS” CD J PROZAC “WON’T LET GO” CD THE PULSEBEATS “LOOKIN’ OUT” CD SICKO “IN THE ALTERNATE TIMELINE” LP/CD
CHEERS! PUNK RADIOで吉野が紹介したことで、うちも1stデモを入荷させてもらったsoccer.の新音源は、結成も同じく21年の20代前半の若手同士な音速ばばあとのスプリット。soccer.は今作でもMidwestなエモリバイバル彷彿な1stデモの1曲目を再録して収録!やっぱりこの曲は良い!途中のフーッて掛け声もライブでフロアを沸かせそうだし。後半の大合唱も盛り上がることでしょう。そして2曲目はこれまたMINERAL、Empire! Empire!路線なアルペジオで幕を開けるこれまた沁みる曲。で後半の爆発がインパクトありで確実にデモから大成長してるのがわかると思う。CYLSリリース作品が好きな人は間違いない。今回初めて知った音速ばばあ(Sonic Grandmother)は、日本語詞であるけど、エモリバイバルエモサウンドで今作で注目されそうな気配を感じる。(O)