Archive for 4月, 2023

4月-11-2023
Filed Under (新入荷) by wsrecords

ようやくAIRBAGの1stと3rdのアナリグリイシュー入荷できたよ!あわせて新作も到着です。それにLOS SUMMERSのニューアルバムに、なんとNO PICKYの名作2ndアルバムもアナログで登場!今夜は20時にアップします!
Algernon Cadwalladerマジで良かったですよ。先日のBeatnik Termitesもそうだけど、ほんと呼んでくれて感謝しかない!行って楽しめばそれが次に繋がるし。

AIRBAG “MONDO CRETINO” LP

※限定300枚GREEN VINYL

1998年結成。FASTFOOD、SUGUSとともに第二次スパニッシュポップパンクシーンを牽引したマラガ島出身のトリオAIRBAGの1stアルバムのアナログリイシュー!オリジナルCDより3曲多い20曲入り!もうさ、巻き舌でつんのめりのA、Bメロから伸びのあるサビへの移行がスペインポップパンクの王道で素晴らしい!もう完全にSHOCK TREATMENT、DEPRESSING CLAIMフォロワーなわけですがだから何?最高じゃんかですよ。まだこの音源を聴いたことのない3コードポップパンクファンだったらもう1曲目からパーティー状態の連続に笑いが止まらなくなるはず!ファストチューンもクソかっけ~し(SUGUSやGREEDY GUTSに並ぶ)、8ビートの曲でのメロディーのフックもたまらない。BEACH BOYSの”Don’t Worry Baby”、THE BEATLESの”Thank You Girl”のカバー、さらにSCREECHING WEASELの”I’m Gonna STrangle You”のカバーまでありだぜ!ジャケも絶対に手が止まるもんね。しかしこのアルバムの時点で今日の彼らのメジャーでの成功は想像できるものはいなかっただろうに。この1stは完全に別物!(O)

AIRBAG “QUIEN MATO A AIRBAG” LP

FASTFOOD、SUGUSとともに第二次スパニッシュポップパンクシーンを牽引したマラガ島出身のトリオAIRBAGの2005年リリースの3rdアルバムのアナログもリイシュー!FASTFOOD、SUGUS同様、1stアルバムで見せた初期衝動故のドタバタチューンはなくなり、2ndアルバムよりもメロディーを全面に出した8ビートチューンへと進化しています。バブルガムコーラスも搭載してキャッチーさは全開。1stアルバムで夢中になった人にとっては落ち着いちゃった感をもつかもしれないけど、これ8ビートのポップパンクで考えたらめちゃくちゃ名盤だろ!個人的には時たまDUDOOSを思わせるメロディー、コーラスワークあってゾクッとします。いやー、こういうの聴くと3コードポップパンク好きな人でスペインの母国語のはちょっとと思う人もったいないなぁと思います。(O)

AIRBAG “CEMENTERIO INDIE” LP/CD

スコスコなポップパンクからどんどん姿を変えていき、ついには2015年前アルバムはメジャーのSonyと契約を果たしたスペインポップパンク界随一の成功者AIRBAGがひっそりと2019年ニューアルバムをリリース!これが1stアルバムしか聴いていない人は腰を抜かすようなもんじゃないでしょうかね?(笑)でも、彼らの変化をずっと追ってきた人にとっては今ここねのサウンドでしょうけど!はい、2019年度のAIRBAGは徐々にパワーポップなサウンドに傾倒していってスパニッシュポップも融合しています。しかし、相変わらずのポップメロディーセンス炸裂で、憎いことに良いんですよ。なんと4曲目には「恋の予感」なるタイトルの曲があり、安全地帯のカバーかと興奮知ってみたものの違ってました(爆)けどサビは日本語で恋の予感、ふぅーと歌ってくれてます!これなんかのカバーなの?しかし、続く”Phantasma”はむちゃくちゃ名曲じゃね?やっぱり何をやってもセンスは隠せないんだな…(O)

AIRBAG “KOI NO YOKAN” 7″

アルバム「CEMENTERIO INDIE」収録曲の「恋の予感」のシングルカット!パワーポップとスパニッシュポップの融合!相変わらずのポップメロディーセンス炸裂で、憎いことに良いんですよ。サビは日本語で恋の予感、ふぅーと歌ってくれてます!B面の2曲はこのシングルのみの収録曲でB面の2曲のタイトルが雑な感じなんだけど、”Hanoi”は彼らにとって久々のRamonescoreチューンで驚いた!(O)

AIRBAG “SIEMPRE TROPICAL” LP/CD

AIRBAG再び!こちらが2023年リリースの最新アルバム!このアルバムで彼らは原点回帰!とはやっぱりならない(笑)AIRBAG流パワーポップ全開で1曲目のサビからメロディーセンスが爆発!前作でSONYからUniversal系へと移籍してますが、相変わらずメジャーフィールドで活動を続けているのはすごい。勢いのある曲からおしゃれな曲まで様々なタイプのパワーポップを聴かせてくれるんだけど、1曲だけスターリンの「天プラ」みたいな27秒のショートチューンやってる!1stが一番好きな人にはほんと別物に今ではなっているけど、現役だしこう変更してさらに売れてるってすごいわ。これジャケ飾っておくとかっこよくない?(O)

LOS SUMMERS “COMETIERON UN ERROR” LP

なんと全国のサマーポップパンク/パワーポップファンを狂喜させたスペインのLOS SUMMERSが11年ぶりに2021年にアルバム出していたよ。全然知らなかったよ。スペイン語の独特な語感でBEACH BOYSミーツRAMONESなキラキラ胸キュンのサマーファンなサウンドが再び!ってかここまでのブランクを感じさせないのは驚き!2曲目の詰め込んだメロディーは無敵。一瞬にしてどこだかわかんないけど、どこかの南国のビーチに身も心もワープさせてくれる。マジでこいつは最高じゃんか!あっという間にソマーです。スペインポップパンクとSONIC SURF CITYが好きならばゲットです!サマーパンク版SHOCK TREATMENTのように疾走する曲もあるよ!(O)

NO PICKY “VAMPIRA!! MALISIMA Y SEDUCTORA” LP

母国語で泥臭いスペインポップパンク魂炸裂の3コードポップパンク2002年の名作2nd。いつのまにやら激レア盤になってましたがついにWILD PUNKがアナログでリイシュー!オーダー枚数かなりショートされてしまってるので再入荷無理かも。わかる人で欲しい人だけ手に入れてください!(O)

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4月-10-2023
Filed Under (新入荷) by wsrecords

いよいよ今日からAlgernon Cadwallader来日ツワー開始!malegoatをアメリカに読んでくれたあの時からこのツアーをほんと待ってた!しかも、ハジメが招聘とか胸熱案件!
そんな今日THE VAN PELTの25年ぶりのアルバム到着とか最高!今夜は21時にアップします!今日はNine Spicesで乾杯!

THE VAN PELT “ARTISANS & MERCHANTS” LP

90’sエモレジェンドTHE VAN PELTがなんと25年ぶりにアルバムをリリース!これは驚いた!ここ最近の彼らへの再評価もあって当時やり残したことをやるべきだと思いから今作を作ったそうだ。だからただ昔を懐かしむべき過程で制作されたアルバムじゃないからめっちゃ気合が入ってるってこと!やっぱり90年代であっても彼らはオリジナルなサウンドをやっていたわけだけど、全然変わらないぞ!スポークンワードは健在だし、サイケデリック要素もあるし、独特のアレンジセンスといいさすが!過去の作品よりも明るさもあるしダンサブルでもあるし、そしてゆったりとした展開は、気持ち良さに包まれながらリラックスさせてくれる内容。(O)

THE VAN PELT “SULTANS OF SENTIMENT” LP

90’sエモ隠れ名盤として再評価されまくりの2ndアルバムもアナログで再々登場したのでこちらもこの機会に入荷!Native Nod、The LapseでもありTed Leoの兄弟Chris Leoに、後にJets To BrasilのBrian Maryanskyがやってたニューヨークのインディーロック/ポストハードコアバンドの97年作傑作2ndアルバム。1stの頃は日本人女性ベーシスト安田さんも在籍してました。とにかくChrisのスポークンワードのようなボーカルは癖になる。聴けば聴くほどじわじわと染み入ってくる作品は、ほんと独特なんだよなぁ。ポストパンク、ポストハードコア、インディーロックを独自に解釈してそこに90年代エモの空気感が濃縮されたアルバム。(O)

ANABEL LEE “S/T” CD

スペイン、バルセロナのパワーポップ/パンクポップトリオの1stアルバム!AIRBAGのようなパワーポップから、4曲目のようなポップパンクが混在するバンド。特に5曲目のような曲はみんな好きじゃない?これはもうスペイン語の語感でこういう曲やられたらたまらないやつ!青春かつ哀愁のノスタルジーさも持つメロディーはずるいよね。11曲入りで良い曲が散りばめられてるからスペインポップパンク好きな人はこのバンドもチェックしてみてね!(O)

EL BUEN HIJO “PASATIEMPO” 7″

このバンドもめっちゃいい!でも現在入手可能なのはこのシングルのみ。1stアルバムも最高に良かったから入荷したかったー。でも2021年の1stアルバムに続いて2022年リリースのこの1st 7″もチェックしてほしい!スパニッシュパワーポップ/ギターポップの良いとこどりしたこのサウンドはポップパンクファンも好きなはず!男女混成ボーカルでこのサウンドは90年代のElefant所属バンドみたい。ジャケもモロにそんな感じだし。現在のAIRBAGにも通じるキラキラとした青春パワーポップを軸に、1曲ごとに異なる表情を見せてくれるんだ。2曲目は女性ボーカルがメインになることで、VACACIONES、LOS FRESONES REBELDES、ZIPPERのような可愛さを繰り出し、3曲目はスピード感も出て来る来ると回っちゃうよなこれまたキュートな曲、でラストの4曲目はもろスパニッシュポップパンコスの琴線に触れる曲だと思う!久々にこの手のバンドがスペインから出てきて嬉しいなっと!(O)

MEDIAPUNTA “NO QUIERO SENTIRME SOLO” LP

スペインポップパンコスも注目のスペインパワーポップバンド登場!もうメロディーがもろにスペインだし、キーボードもあったりで、かつてのElefant所属バンドみたい。ここ最近だとやっぱりLA LA LOVE YOUがパッと思いつくけど、LA CASA AZULから続くスペインの激甘なポップチューンは大好き!でもLA CASA AZULといっても初期の頃のエレクトロ要素が濃くなかった頃ね。1、2、6曲目なんてポップパンクファンも好きっしょ?!(O)

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4月-7-2023
Filed Under (新入荷) by wsrecords

本日は東京のungulatesからこちらの新作が到着しました!今夜も20時にアップします。今夜はレニーの委託中古もあります!来週もスペインから荷物届きそうなんで引き続きチェックしてください。BEATNIK TERMITESがむちゃくちゃ良くて、ライブが音源以上に良くて、テンション上がって帰りに自転車で思いっきりこけた!耳から血が出たわ(爆)

7th Jet Balloon “pleasant, sadness, and…” CD

ギター、ドラム2人編成の長野のEMO/POPバンド7th Jet Balloonがungulatesからリリース!デモのときも演奏力の高さはわかっていたし、ORIGAMI ANGELの影響下にあるバンドだと思ってましたが、今作はよりメロディック寄りとなっている2、3曲目の流れに驚いた!これエモいメロディック好きな人はチェックすべきだと思います。ラストは話題沸騰中のANORAK!の前田くんも参加してる。こういう繋がりっていいなと思う。確実に若い世代のバンドが勢いをつけていると思う。(O)

Japanese Football “Reflections of You EP” CT+mp3

CHINESE FOOTBALLに続いて現れたJapanese Footballの4曲入りカセット。すでにレーベル在庫完売というほど話題のバンド。バンド名からAMERICAN FOOTBALLからの影響あるもの、MIDWESTエモも感じるがっつりとした1曲目などはBRAID好きな人にも訴えてくるものがあるんじゃない?やっぱり日本のバンドのクオリティーの高さを感じさせてくれる音源!(O)

Starship “S” CD

群馬県を拠点に活動しているバンドらしいが初めて知りました!これも良い!MIDWESTエモにスパイスとして激情テイストも少し入っているサウンド。キャッチーなメロディーも、インパクトのあるリズムチェンジなどフックな部分が1つの曲に散りばめられているし、ORIGAMI ANGELのようなテクニカルなギターフレーズもさらっと出てきてどんだけ演奏上手いんだって感じっす!曲も長くないので終わった後に自然と再生ボタンを押してしまう。3曲目なんてエモいSCHLONGな感じで驚いた!しかし、良いリリース続けてるな。(O)

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4月-7-2023
Filed Under (新入荷) by blackie

本日も委託中古盤の投入!7インチを中心のアナログと少しCD!廃盤物多数あります!22時にアップされますので是非チェックを!(R)

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4月-5-2023
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それから今夜のアップ祭り第二弾はこちら!フィンランドから津山経由で最高なのやってきました。こちらも20時にアップします。

今夜からBEATNIK TERMITESとNEON BONEの日本ツアー開始!がんばれピストンズ!2度目はあると思うなBEATNIK TERMITES、気になってる方はライブに行きましょう!

TIIKERI “PUNK ROCK PAMAUS!!!” LP

※再入荷はありませんので1人1枚でお願いします。

1stシングルでBLUE HEARTSの”Train Train”のオマージュした曲やってて日本の一部の人をざわざわさせたフィンランドのTIIKERIが1stアルバムをリリース!3レーベル共同で、国内は津山のVox Populiからです。もろに70’sを蘇らせる現行パンクロックバンドで、メンバーは素性を明かしてませんが、うちではおなじみの不死鳥や1981をやってるあいつがやってます(笑)1stシングルではEPPU NORMAALI、VAAVIを思わせるもろに70’sサウンドでしたが、アルバムでは現在進行形のエッセンスも出てきて、スピード感が7″よりも感じられるようになってるんでよりDUDOOS好きにはアピールできるサウンドだと思う!もうこのポップでキャッチーなメロディーに哀愁感とペラペラなギターサウンドが最高!極地的パンクロック好きは問答無用で手に入れるべし!パンクロックの有名な曲のフレーズを色々と散りばめているのでそれを探すのも面白いと思うよ。そして、今回の入荷で国内流通分は終了とのことなので再入荷はなし!7″を逃してしまった方も、全曲収録されてるのでご安心を!(O)

1981 “WHAT SHOULD WE DO WITH THE ONES WHO DON’T FEEL THE SAME?” 7″

PHOENIX FOUNDATIONのJalluとIlmariコンビが在籍の男女混成アナーコメロディックパンクバンド1981が4年振りとなる久々の音源リリース!TIIKERIと同タイミングでのリリースなんてどんだけの作曲ペースなんだ?!こないだやりとりした時はPHOENIX FOUNDATIONもそろそろ動くぜって言ってたけど元気で何より!今作はバンド自身でのリリースで国内流通をVox Populiがサポート!1曲目は男女混合ヴォーカルでやったPHOENIX FOUNDATIONなメロディックな曲で、これは中期以降のPOLITICAL ASYLUM好きはたまらないよね。めちゃくちゃかっけーわ!サビなんてもろにPHOENIX FOUNDATION!B面はよりフォークなメランコリックな曲でこれは初期POLITICAL ASYLUMっす!2曲目もじわじわやってくるサッド感が堪らん!(O)

こちらも再入荷!PLASTIC TONES “WASH ME WITH LOVE”は今回入荷分で終わりだそうです。

PLASTIC TONES “POWERPOP TESTAMENT” CD
PLASTIC TONES “WASH ME WITH LOVE” CD

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4月-5-2023
Filed Under (新入荷) by wsrecords

まずは今夜のアップ予告第一弾!イタリアのRadiationにHey Suburbiaの名作リイシューが素晴らしすぎる!マジで驚きですよ。この流れが素晴らしい!このところしっかりとバンドにも協力してもらってやってるんで、リイシューとしてちゃんと価値のあるものが続いててうれしい!あとは円高になって、ロシアが戦争止めて石油価格が安定したらもっと素晴らしい!近日中にHey SuburbiaからFASTBACKSの未発表デモもリリースされるんでそれも楽しみ!

DEPRESSING CLAIM “RADIO SURF” LP

イタリアのHey Suburbiaの勢い止まらない(笑)1995年リリースのDEPRESSING CLAIM “RADIO SURF”が、Raumble recordsのPabloによるオリジナルアートワークにほぼ近い形でリイシュー!オリジナルアルバムに収録の18曲に、93年リリースの1stシングル収録の全曲、94年のデモから3曲、93年のデモから1曲で、25曲全曲オリジナルからリマスタリング処理されて収録!LP 1枚でこれだけの曲が収録できるのも勢い爆発のショートチューンだからでしょう。当時、BEN WEASEL先生がマキシマムロックンロール誌において「良いポップパンクを聴きたければスペインのバンドを掘れ!」と言ってましたが、その名言が今作のステッカーに引用されちゃってます!2017年の再結成時にライブ会場限定販売のワンタイムプレッシングで編集盤が出ましたが、スペイン国内を優先する形でうちでもそこまで枚数入荷できなかったので逃した人も多かった思うし、今やそれもレア盤になってるしね。ってかあの編集盤持っててもDEPRESSING CLAIMがリリースされたってことで皆さん欲しいですよね?!えっ俺だけ?(笑)当時のUSはSCREECHING WEASEL、THE QUEERSの模倣バンドが乱立してた状況の中で、スペイン語とスペイン独特のメロディーを持ち合わせいたDEPRESSING CLAIMとSHOCK TREATMENTの2バンドは新鮮だった!SPAINのポップパンクを知りたければまずはこのアルバムとSHOCK TREATMENTを聴くべし!これが好きじゃなかったらスペインポップパンクは無理だと思います。90’sポップパンクの名作がこうして新品で扱わせてもらえるのは本当に幸せなことだと思う。(O)

DILS “DILS DILS DILS” LP

DILLINGER FOURがカバーしたことでメロディック/ポップパンクファンにも知られることになりましたが、70’sカリフォルニアパンクロックを代表するバンドで、このバンドも元祖メロディックとも言われてる!活動中にリリースされたのはたった3枚の7″のみ。世界中のコレクターが探しまくってるのも当然でめちゃくちゃかっこいいし!D4がカバーしたことでもわかるようにキャッチーで最高!今作は彼らがレコーディングした全ての曲を収録した90年の編集盤アルバムにさらにボーナストラックを追加したという感謝しかない盤です!ってかこのオリジナルも高くてなかなか手が出ないしね。A面はレコーディングした全ての曲が収録で、77年の1stデモ、同じく77年にリリースされた1stシングル「I Hate The Rich」に2ndシングル「198 Seconds Of The Dils」、3rdシングル「Made In Canada」全曲。もうこれだけで手に入れる価値がありますよ。そこにボーナストラックとして新たに2曲の79年ライブ音源を追加してA面になってる。で、B面は78年、79年、のライブという構成。デモとシングル収録の編集盤だけでいいじゃんと思うかもしれないけど、ここに収録されてるライブの音源は、全曲レコーディングはされていなかった未発表曲なんだよね。この後にRANK & FILEやる前にDILSでアルバム制作してもらいたかった。(O)

ELECTRO HIPPIES “THE ONLY GOOD PUNK… …IS A DEAD ONE” LP

レコーディングを終えリリースされる前にリーダーでありオリジナルメンバーであるドラムのサイモンは辞めてしまい、その後はアンディーが中心となるヒッピーズのラストレコーディング作にして唯一のアルバム88年作。アンディーがヴォーカルを取った事でCELTIC FROSTばりの黒さと重みが増し、メタルに卓越した彼のバックボーンあってのギターのオカズがふんだんに現れ、サイモンやドムがヴォーカルを取る曲はまた違うSPEED COREな印象になる好盤。やっぱりヒッピーズはLATE 80’s UKバンドの中でも被る要素の少ないオリジナリティーが光る曲の数々でしょ!かつてライセンスでの再発提案がPEACEVILLEからあったものの、まぁ金の亡者なライセンス料(今となっては昨今のレコード値上がり価格で驚きもしないが、当時これくらいの価格にしなきゃ売れないライセンス料といえば伝わるであろう)でBOSS TUNEAGEは手を引いたものの、2017年にAXEGRINDERと一緒にPEACEVILLEがこのアルバムも再発したものの記憶にないくらい日本には入って来なかったんじゃないでしょうか?それも廃盤なのか?昨今の怒涛のなんでもかんでも唾を付ける二大再発レーベルであるアメリカのPuke N VomitとこのイタリアのRADIATION。そのイタリアのRADIATIONがここにも手を着けてきた(笑)クリア盤でラベルもPEACEVILLEのデザインを採用し、インサートもほど同様の大きさ。つか裏ジャケの曲のクレジットがFLARES SIDEとPEACEVILLE SIDEなんでそのままラベルのデザインを使う必要があったちゃあったか(笑)これまであまり作品に愛を感じない作りだったりする再発が多い中でまともな再発じゃないか!GOOD JOB!(R)

JINGO DE LUNCH “PERPETUUM MOBILE” LP

Boss Tuneageも編集盤をリリースし、現在も根強い人気を誇るドイツのLIFE… BUT HOW TO LIVE IT?ことJINGO DE LUNCHの1stアルバムもアナログでリイシューされたよ!でも実はこのバンドの方が結成早いんで、LIFE… BUT HOW TO LIVE IT?へ影響を与えてるのかもしれない。この1stアルバムは結成から3ヶ月後に産み落としたってほんとなの?女性ボーカルで、とにかくメロディックな曲は、LIFE… BUT HOW TO LIVE IT?とほんとそっくりなメロディックハードコアで最高だぞ!リマスタリングされて音も厚くなってるし。しかし、時代の申し子なのかミクスチャー全開な曲もあってそれがまぁ苦笑せずにいられないって感じなんだけど。けれど、その曲をなかったことにしてもメロディックの曲の良さがずば抜けてたから、ここ日本でも熱狂的に好きな人が当時いたってことですよ。ほんと東欧メロディックの緊張感があって今聴き直しても好きなんだよなぁ。今回のリイシューには帯付きっていうんだけど、なんか中途半端な長さのやつ。これでオッケーにしちゃうイタリア人のセンスって(爆)過去のCHEERS! PUNK RADIOでもこのアルバム収録の”Peace of mind”選盤してます。CDも新品デッドストックで残ってるんでCD派の人もこの機会にチェックしてくださいね。(O)

MOPES “LOWDOWN, TWO-BIT SIDEWINDER!” LP

98年Lookout!がオリジナルをCDのみでリリースしてたSCREECHING WEASELその他色々なバンドで活動してるお馴染みのDanny VapidとJugheadが、QUEERSのB-FACE、のちにWEASEL加入のDan Lumleyと共に結成した90’sポップパンクオールスターズなMOPESの6曲入り1stミニアルバムもついにアナログ化!はい、イタリアのHey Suburbiaっす!1stアルバムは18年にSOunds Radからリイシューされましたが、こちらもようやくという感じです。インストの曲ではバブルガム感炸裂なサーフテイストを感じさせる曲で、ウタ入りの曲はもろにDanny Vapidな甘酸っぱいポップパンクソングで最高だよね。当時このバンドの登場はメンツも含めて衝撃的だった。世界中のポップパンカーに驚きを与えたもの。(O)

OUTCASTS “SELF CONSCIOUS OVER YOU” LP

名門Good Vibrationからの初のLPリリースを飾ったベルファストのOUTCASTSの大名盤アリバム。これまでに色々なレーベルから何度もリイシューされてきましたがイタリアのRadiationが限定500枚で2023年リイシュー!77年結成、78年リリースした「Justa Nother Teenage Rebel」をジョンピールがラジオで流したことで一躍大注目を集めたバンドなのはみなさんご存知でしょう。時代を経ても色褪せることのないパンクロッククラシックなんでポップパンクファンでこのレコードを聴いたことのない人は絶対に聴いて欲しい!映画「グッド・ヴァイブレーションズ」で流れる”You’re A Disease”最高だったよね。(O)

RETARDED “S/T” LP

Hey Suburbiaがこれもやってくれた!イタリアのBat Manがそろそろやるんじゃないかと思ってたのに。イタリアのつんのめりポップパンコスHOME ALONE解散後、PacoとPaoloとRiccardoが結成したイタリアン3コードラモーンPOP PUNKの99年作1stアルバムもアナログでリイシューっす!これジャケ含めてイタリアンラモーンパンクの定番だね。後に4ピースになるんだけどまだまだこの時期は3ピースです。PacoとDarioは現在RADIO DAYSといった感じで、ずっとイタリアのシーンを引っ張ってますね。とにかく3コードポップパンコスなら一家に一枚な名曲てんこ盛り!ラモーンな3コードポップパンク好きな人でこのアルバム気に入らないやついないだろ。イタリアのDISGUSTEENS!とぅなーい!(O)

TOZIBABE “EKREG MEME LJUDJIE – COMPLETE TOZIBABE 1985-2015” LP

当時のユーゴスラビアの情勢を考えるとパンクであること自体がキツイ筈だったにも関わらずガールズバンドでその姿勢を貫いていた奇跡!86年の唯一の単独作に85年のオムニバス”HARDCORE LJUBLJANA”収録曲、85年のLIVE音源と、2015年の再結成LIVE音源(再結成してたんですね!)をまとめたメンバー公認のオフィシャル・ディスコグラフィー編集盤がCDに続きアナログも!数年前にリプロ盤が出回ってMOUSE RECORDSがオフィシャルで再発する計画を進めてたみたいですが、スウェーデンのNE!が2015年に再発。80年代のユーゴと言えばこちらもリプロ盤で知った”HARDCORE LJUBLJANA”(後にCD再発))だったり、CRUST WARが再発したU.B.Rで知っている人も増えたと思いますが、ダーク(陰)で攻撃的なハードコアで、汚ったね~ベースの音が激渋。POISON GIRLSやDIRTから影響を受けたアナーコパンクなアプローチに激ノイジーなドタバタ・ハードコア、ヴォーカルはポイント、ポイントでがなってますが地声を活かしたかぶせるような合唱形なヴォーカルの入れ方が素晴らしい!LIVE音源では汚ったね~音が更に良さを発揮してます!そう言えばサイモンから80年代にSNUFFがユーゴでLIVEをやった思い出話を聞きましたが、そりゃ危険でまじ命からがらだったようです。(R)

THE WELDERS “OUR OWN ODDITIES 1977-81” CD

CD派の方お待たせしました。いやっほー!セントルイスのガールズ70’s PUNKの79年レコーディング音源の7″に続いてこの編集盤も登場。時のいたずらかレコーディングされたにも関わらずお蔵入りしてしまって30年の時を経て7″でのVINYL化は、そりゃ当然のごとく速攻でソールドアウト!しかし、こちらが登場です。その7”全4曲に、未発表スタジオセッション音源、リハーサル音源などを集めた編集盤が12″で出ましたよ。PUNK ROCKの鋭さとガールズバンドらしいPOPさを兼ね備えたバンド!日系人の藤本姉妹が在籍。7″のリイシューでMaximum R&R 誌の表紙を飾ったほど衝撃的だった知られざるバンド。きっかけさえあればNIKKI AND THE CORVETESやB’ GILRSのような存在になってたんだろうな。REZILLOS、THE SHIVVERSファンはもちろんんこと女性ボーカルパワーポップ/ポップパンクファンなら聴かなくちゃ!(O)

WIMPY & THE MEDALLIONS “STILL HEADED NOWHERE” 7″

2013年Collector’s Club Recordsからリリースされこちらもレア盤状態が続いていたけど、こいつも再発とは驚きです!THE QUEERSのWimpyをメインボーカルに、バックはKurt Baker、THE CONNECTIONのGeoff Palmer、Kris Rodgers、Craigといった布陣で結成されたロックンロールパンクバンドWIMPY & THE MEDALLIONSの唯一の音源。Wimpyの声はそのままに、このメンツならではのボストンスタイルなガレージパンク!アートワークは変更されていて写真がカラーになって、裏面にはWimpyのこのバンド結成秘話を語ったライナーノーツが掲載されてます(O)

こちらも再入荷!UKメロディック狂にもおなじみのCRACKのアルバムのリイシュー盤在庫復活してたぜ!

BUM “WANNA SMASH SENSATION” LP
CARBONA “BACK TO BASICS” LP
CRACK “IN SEARCH OF THE CRACK” LP
UNLOVABLES “CRUSH, BOYFRIEND, HEARTBREAK” LP

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4月-4-2023
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PROZACSの新作リリースに合わせて、バンド手持ちの現在入手可能な音源も全て再入荷しましたよ!
今夜も20時にアップします。

PROZACS “WELCOME TO CAMP CHEERFUL” CD

PROZACSの新作!と思ったらこれ実はバンド結成して最初のデモでこれまでお蔵入りしていたもの!んでもってこの音源をレコーディングしたのは、Mom’s BasementがリイシューしたTHE VERMINのBenで、この音源でドラムを叩いているのはTHE VERMINのRalf!この時期は、まだドラマーがいなかったんでRalfにやってもらってたらしいよ。で、正式なドラマーが決まってレコーディングされたのが1stアルバム「Thanks For Nothing」。だから、そのままこの音源はお蔵入りになってたそうだ。一発録りでレコーディングされた今作は、一発録りの勢いそのままの荒々しいサウンドでかっこいい!インサートにはJayによるGRANDPRIXX解散からこのバンド結成に至るまでのストーリーを長編で書いてある内容がこれまた興味深いっすわ。そしてデモ音源っぽさを出すためにCDRでのリリースというところも拘ったみたい。でもプレス工場で製作されたプレスCDRだけどね。(O)

現在入手可能なJの関連バンドも再入荷しましたよ。

GRANDPRIXX “PRIXOLOGY (1998-2001)” CD
PROZACS “AMBIVALENCE CD
PROZACS “CLEANING OUT THE CLOSET CD
PROZACS “EXIST!” CD
PROZACS “IS THIS HOW IT ENDS? CD
PROZACS “MONSTERS NIGHT OUT” CD
PROZACS “PLAYING THE CHORDS WE LOVE” CD
PROZACS “QUESTIONS, ANSWERS AND THINGS NEVER FOUND CD

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4月-3-2023
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週明け早速荷物到着!ニューアルバムで往年のSNUFFファンも狂喜させてくれたSNUFFから新作が届きましたよ。といってもアルバムの別テイクのような感じなんで、ニューアルバム気に入ってくれてる方はこちらと聴き比べをぜひしてみてください!今夜も20時にアップします。

SNUFF “CREPUSCOLO DORATO LIVE TAKES” LP/CD

ニューアルバムで往年のSNUFFファンも狂喜させてくれましたが、あのアルバム制作前に録音されていた音源がリリースされました。実はタイトルに「LIVE TAKES」とあったので、ライブ盤かなと勝手に思ってしまって入荷を躊躇してましたが、これ逃しちゃだめなやつでした… アルバムリリース前にコロナウィルスの影響でライブもできないしってことで、スタジオでアレンジを変えてやっていたのを、アルバムのプロデューサーが録音してたのがこれです!これがまたありなんですよ。インストの「Barba Gelata」のギターの感じはもろにGUNS ‘N’ WANKERSのMetalみたいじゃね?!1発録りらしいけど、ウタにコーラスもやっぱり大ベテランだけあって上手いし、ハモンドオルガンもばっちり入ってるし、これはニューアルバム気に入ってくれてる人は聴き比べてくださいよ。視聴できるとこ今のところ見つかりませんでしたが、アルバムの別バージョンと思ってもらえれば良いかと思います!アルバム全曲収録されてるけど、曲順はアルバムとはちょっと異なってます。(O)

SNUFF “THE WRATH OF THOTH” CD

レコードがソールドアウトしたのでツアーに合わせて初のCD化!新曲6曲に、バージョン違い1曲で7曲入りのミニアルバム。もう、収録の1曲目を飾る”Drink Freely From The Chalice Of Lunacy”がマジで泣ける。「Blue Gravy」収録の”Slipt”以来のすげー震えたわ。ほんと、この曲だけのために手に入れるべきじゃないか?他にも良い曲あるけどね。この作品があってそして、奇跡のニューアルバムへと続くのです!現在SPOILERSのDanもここから加入です。(O)

こちらも久々に再入荷してます!

SNUFF “POTATOES AND MELONS, DO DO DO’S AND ZSA ZSA ZSA’S” LP/CD
SNUFF “CREPUSCOLO DORATO DELLA BRUSCHETTA” LP/CD

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