interview with SEE HER TONITE

本当は名前戻したいけど今さら戻せない

ex-FUN FUN ATTITUDEのメンバーが母体となって98年位に結成されたSEE HER TONIGHT。結成以来、地道にマイペースな活動を続けていますが、INDIES MAGAZINEにもインタビューされても反響が無いと泣きつくメンバーに、UNDER ACHIEVERSのレコーディング中に見学に来た?(佐竹は一応プロデュースしてます)メンバーにインタビューを試みました。しかしこのバンドもっと注目をされてもいいのにと思うぐらい実力も知名度あるのに……熱さと切ないメロディーはかなりグッとくるものがあるし、PUNKファンのみならず注目してみて下さい。吃驚するぐらい適当に返事された(まぁ想像していたけど)、そんな状況下で行ったわけで、かなり適当になってしまいました。でも、メンバーはまたやりたがっているので、気が向いたら相手してあげてもいいかな(笑)、そんな感じです。さて今回はみんなが気になっているメンバー間の中の悪さ?についても詳しくやりました。珍しくメンバー全員が揃っていたのでG.Vo.の佐竹(S)、Ba.の佐々木さん、Dr.の長尾に話を聞きました。近い内にNEW ALBUMがでるそうです。

▲結成してからどの位経ったの?

佐竹(以下:S)「2年位?」

長尾(以下:N):「2年4ヶ月!」

▲そんなに細かくいらねぇよ(笑)。前のバンドに比べると音がアグレッシブかつハードになって、ポップさが後退したような気がするけど?

S「感じない(笑)。」

▲ あっ、そう。FUN FUN ATTITUDEって名前が知られてきた途端に解散して今のバンドになったでしょ。前のバンドの名前そのままで活動しようとは思わなかったの?メンバー1人変わっただけだし。

S + N「本当は名前戻したいけど今さら戻せない(笑)。」

▲……。SEE HERってマイペースな活動続けてるでしょう?自分達でレコード出したりさ

S「誰も出してくれないから。」

▲基本はFUCK SYSTEMか(笑)?

S「うん。」

▲騙されて入った佐々木さんは

N「騙してねぇよ!」

▲うん?佐々木さんはこんな奴等と一緒でなんかメリットある?デメリットばっかじゃない?

佐々木(以下:Sa)「おれ今までレコードとか出した事無かったから自分の音源とか残せて嬉しいし、(自分達で企画してるから)友達が増えて楽しいよ。」

▲じゃあ、バンドとして上手くいってるんだ。

S「上手くいってない!スタート地点にすら立ってない。」

N「準備期間中!」

▲いつまでかかんだよ~!

S「ずぅ~っと!(全員固まる)」

▲お前らいい加減にちゃんと答えろよ!俺もうやる気なくなってきたよ。あっ、そうだ!これ聞いとかないと、佐竹と長尾ってどのくらい仲悪いの(笑)?

S「お互い無視!(存在を)気にもしてない。」

N「相手にならない。」

▲でも昔は二人で海行ったりしてたんだろ?お互い何も話さず。

S「それはもういい!」

▲(笑)佐々木さんはどっち派なの?

Sa「(しみじみと)俺どっちも嫌い。」

▲もういいや、飽きた!

N「もう終わり?」

▲(無視)これからの音源も自分達で出し続けるの?

S「出ない。」

N「他から話が来たら出す。」

▲こいつら本当むかつく。はい、じゃ、曲のストックどの位あるの?

S「多い(笑)!」

▲何曲位だよ。

S「じゃぁ、そういう風に聞けよ。でも知らない。」

▲もういいや!終わり。話す気がしない。

S「これ毎回続けようよ、連載にして!」

▲馬鹿じゃねぇーの?!帰るよ。おつかれさん。

本当に酷いインタビューでごめんなさい。ふざけながら答えている様であっても、いくつかの答えには本音が見えるし、こんなところで勘弁して下さい!まぁライブは真面目にやってるので、見にいって下さい。

(※このインタビューは(1999年10月)とVol.3(2000年1月)に掲載したものです。)

p.s. このインタビューで回答している長尾さんはSEE HER TONITE脱退しております。佐々木さんはこの当時の初々しさ現在はちっとも持ち合わせていません。