bryans-car.jpg
さあお酒も回ってきたところで本日の怪盤紹介は泣き虫POP PUNK怪の王様AMATEUR GYNECOLOGISTS a.k.a. THE AG’Sです。あくまでも個人的主観ですが。。。
1985年にアメリカのニューハンプシャー州の郊外で結成され3枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしたNERDなルックスで初期のDESCENDENTSからの影響が大きいんではないかと思う神です。アルバムは何故か某D-Uで捨て値で売られていますね。何故に。。。でも未発表曲も含めたお得なコンプリート盤がCDででていますよ。このバンドの面白いところは最初の2枚のシングルが悪名高いMYSTIC(NOFXも勝手にリリースされたと揉めていますね。)からで、やっぱりこのバンドも揉めています。彼等のBIOに面白い事が書いてあるので省略すると、「MYSTICがおらっちのデモを手に入れてて何曲かを7″でリリースしたいって言うんでOKにしたっすよ。で、BRIAN’S CARがリリースされてジャケの見た目も良かったし、マスタリングも問題なくて50枚ももらえたからその当時は問題なかったんすよね。そしたら友達から電話があって新しいAG’Sのシングル最高だっぺよって言うから、てっきりBRIAN’S CARかと思ったら…Because A Mind Is A Terrible Thing To Wasteだって言うもんだから、やられたと思ったっぺね。ジャケはおれっちが奴らにあげたTシャツのデザインをパクられてるし、曲名も知らないもんだから勝手に適当につけられてるし。電話かけてもつながらないし、折り返しの電話も一切ないし。」わははははは。MYSTIC面白すぎる!これ読んだときは、だぁ-かぁ-らぁ-泣き虫PUNKなのかと一人で勝手に妄想してましたよ。なのでBRIAN’S CARは後に自身のレーベルRINGING EARから再発したのね。
さて音の方ですけどさっきも触れましたけど、DESCENDENTSの1st、2ndアルバムの頃の雰囲気に近いのかなと思います。基本的にボーカルの声が泣きなんですよね。泣きといっても泣くのを我慢してるようね。そこにふんふんあてぃちゅーどなんかと同列の夏を感じさせるPOP PUNKチューンなんですけどなんか湿っぽいというかwww もっと男っぽいボーカルだったらめちゃくちゃ売れていたと思うんですよね、でもそうじゃないからこそ素敵なんですよ。I HATE GIRLSなんて「女の子なんて嫌い、だって泣かせるんだもん。」なんて歌詞。どんだけ泣き虫なんだっての!しかもそれを極上のPOP PUNKチューンでやるもんで。TEAM SIXTEENなんて曲はSECTのFOREVER SEVENTEENより若いのかよって突っ込み入れられるし。音は違うけどね。あっそうそうこのバンドアルバム前にボーカルが入れ替わってるんだけど全く問題なし。同じく泣き虫ボーカルなんですよね。普通ありえないでしょ?ボーカルでバンドの印象変わるのにさ。
このあとオリジナルメンバーのTHATCHERは後期ドラムのCHRIS PIERCEとSINKHOLEを結成。ドラムのCHRIS PIERCEはDOC HOPPERを別に結成。両方ともTHE AG’S路線のしょぼかっこいいバンドです。しかもDOC HOPPERはライブも良かったぁ。未だに聴きまくってるよ。彼等のライブYOUTUBEで見れるんで気になった方はどうぞ。


Comments are closed.