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マミーアイドンワーナーダーイで幕を開けるドイツのアルフィーこと高速メロディックの雄KILLRAYのDEBUTシングル!以前に紹介したフランスのLEGITIME DEFONCEのときにちょっと名前も出ていたあれです。おいっこれ怪盤じゃないだろという突っ込みはノーサンキュ!だって好きなんですもの。これもコレクター泣かせの一枚で1stプレスはレッドビニール。2ndプレスはイエロービニール。そんで3rdプレスがボーナス7 inchをもう一枚つけたやぶれかぶれ的なうれしすぎる内容です。かなりドスの聴いたボーカル(しかも結構歌が上手い!)のPeterが特徴ですが、音的にはやっぱり男の哀愁をひしひしと感じさせてくれるメロデッィクチューンの連発!特に1stシングルは性急感があり、鬼気迫る緊迫感がでていてドラマチックな内容ですね。全曲いいんですが、個人的にはオススメしたいのが、シングルの4曲目のSame Old Story!この曲は1stアルバムにも再録されていますが、ここで聴ける音よりもプロダクションが良くなってしまってるので、迫力が7 inchよりでてないんですよね。いきなりメタリックな泣きのギターソロで幕を開け怒濤のスピードで突っ走るモッシュチューン。なんだーけーどーラストのパートでアカペラでしかもめちゃくちゃ上手いユニゾンコーラスで決める部分はアルフィーですよ。目をつむって聴くと目の前に高見沢、桜井、坂崎が現れる怪曲です。いや、でも恐ろしくかっこいいんだけどさ。当時アルバムはJIMCOから日本盤がでましたが、話題にもならずSHELEPLOCKなんかをリリースしたりしてまじかよ?とキッズの失笑をかっていたらいつの間にか潰れてしまいましたね。


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