映画の試写会のチケットをもらったので見に行ってきました。うん、アメハー(AMERICAN HARDCORE)の勝ち！っていうかやっぱりパンク誕生から現在までを約90分の尺で表現するのはつらいかな。多分これをやるには1日でも難しいかも。それにしてもイアンマッケイとヘンリーロリンズの二人が語る語る。他にもKEITH MORRISにGREG HETSONとアメハーとかぶる。いや、この人達はパンクアイコンとして必須なんだけどさ。映画として観るにはPUNKの歴史を知らない人には面白くないだろうし、ドキュメンタリーとしてはちょっと浅すぎる内容だし。部分部分的にはかなり貴重な映像が挿入されていて良かったりしますけどね。でも初期のパンクバンドが持ち上げられて、最近のモールパンクと言われているSUM 41やGOOD CHARROTなんかの描き方がちょっとかわいそうな気もした。別にそういったバンドも擁護する気もないんだけど、比較する事もないんじゃないかなと。放っておけばいいんじゃないかと。
多分、売りの宣伝としてはLINT aka Tim Armstrongの言葉の「誰がPUNKで何がPUNKとか知らないし、おれが判断する事じゃない。でもおれはPUNKだ」みたいなところのカッコよさを出したいのかもしれない。確かにいい事言ってるけど、でも一番印象に残ったのはGreenDayのBilly Joeが「Operation　Ivyに出会って世界最高のバンドだと思った」って台詞の方がリアルで良かったですな。よしよしビリー君と思いましたもん。
一番面白かったのはEXPLOITEDのWATTIEのインタビューの際、英語の字幕が出てたって事！彼のなまりはホント何言ってるか分かんないもんな。
これから観に行く予定の方は感想を教えてください。間違ってもパンクに興味があまりない彼女とのデートなんかでチョイスしないように！
シカゴパンクのドキュメンタリーに期待です！おーおおおぉーおおおおおおぉーおぉーおぉーおぉー。ってこれ誰の何の曲か分かった方に先着一名プレゼントあげます。