12月
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Filed Under (好盤紹介(US)) by KN1

mpt.jpg星の数ほど存在する Jawbreaker チルドレン。偉大なるバンドだけあってその影響を受けたさまざまなバンドが存在するわけなんだけど、その中でも彼らの持つポップさを突き詰めたベクトルを伸ばしていったようなバンドが僕は大好き。そんな前フリで今回紹介したいのは、前回に続きフロリダタンパ産バンド My Pal Trigger。日本における知名度は皆無に等しいのだけど、Jawbreakerをもっとしょぼくしてポップにしたサウンドが心に染み入る。97-98年にかけてはCigarettemanのUSツアーをDiscountとともにフルサポートした、ってことが唯一といってもいいくらいの日本における情報でしょうかね。そのときのツアーの様子は Stay Free Zineの Vol.3で知ることがでて、他には Discountのインタビュー(by Cigaretteman)も載ってるので、読んだことない人は持ってる人を探して読んでみよう。
音源は結構たくさんあって、一番のオススメは唯一のアルバムであるThere’s Hope In No Tomorrow。彼らの魅力が漏れなく詰まっている大傑作。7インチでは激早ではないのにスピーディーに、メロディー、コーラスワークも文句つけようもない傑作チューンで幕を開ける3rdがシングルが一番好き。B面曲ももろUnfanの頃のJawbreakerなグルーブ感がたまらないし。ラストリリースであるKATのMCDはいまでも良く見かけるけど、この作品が気に入らなくて彼らを見限ってしまってはかなり痛い思いをしますよ。

Discography?

Single
One Of Those Days / Tiny Records
Two Miles From Nowhere / Death Squad Records
The Riverview Mentality / Mighty IDY Records

Split
Split with Neurotic / Parking Lot Records/Blunt Punk Records
Split with Discount / The Tripucka Parkway

CD
There’s Hope In No Tomorrow / Second Guess
Lesson In Acient History / Kat

って書いてて気がついたけど 1st 7inch持ってなかった。。僕が買うまで誰も買わないで!それにしても全部レーベル違うね。2ndシングルのTwo Miles From Nowhereはそのままその2曲がアルバムの9,10曲目なので、ジャケットとインナーが見たいって人以外は別に買わなくてもいいでしょう。まぁこの中でも一番の怪盤はNeuroticとのスプリットでしょうかね。上に貼り付けてあるジャケットからは大名盤の匂いがこれでもかってくらい漂ってくるんだけど、ぶんぶんうなるベースにはしるドラミングで若さにあふれたスピードチューンで、結構意外な感じ。サビのメロディなんかはやっぱりMy Pal Triggerなんだけどね。


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