WS212: GUM COUNTRY “SOMEWHERE” CD

※2020年6月17日リリース予定
※紙ジャケ仕様、帯、歌詞+対訳付き
※オルタナ+パンク・ロックなガールズ・バンド、ザ・コートニーズのCourtney Looveによる新バンド!

Waterslideの姉妹レーベルBe A Primitive Records(レーベル主の帰国とともに閉鎖残念)がガールズ・パンクロック・トリオとしてリリースしたつもりだったのに、蓋を開けてみれば国内のインディーロックファンの間で話題となったカナダのTHE COURTNEYS。相変わらず大人気で3rdアルバムリリースが待ち遠しいところですが、その前にTHE COURTNEYSのシンガーでありメインパーソン、Courtney LooveことCourtney Garvinが、友人であるマルチ-インストゥルメンタリストのConnor Mayerとともに結成した新たなプロジェクト、GUM COUNTRYとしてデビューアルバムをリリース!Courtney Looveからリリースしてちょとうれしいオファーをもらいました。

元々このバンドはカナダのバンクーバーでローファイ宅録ポッププロジェクトとして結成され、ロスアンジェルスへ引っ越してから本格的な活動へとなり、シューゲイズバンドFROTHのJoo-Joo Ashworthプロデュースで制作。自らのサウンドを「ハーシュ・トゥイー・ポップ(ラフなトゥイー・ポップ)」と称し、BEAT HAPPENING、STEREOLAB、YO LA TENGO、MEAT PUPPETS、THE MAGNETIC FIELDSなどからの影響を、THE COURTNEYSよろしくなパンキッシュに絶妙に仕上げています。このセンスが本当に絶妙なんですよね。ってことでTHE COURTNEYS好きならたまらんでしょう!全編に渡るキーボードの音色もデジタルとアナログサウンドをブレンドし、C-86サウンドも彷彿させてくれます。歌詞も相変わらず等身大なもので、恋愛に別れ、よくわからないけど不安、と言った日々の女の子この悩みから、テニス、ビデオゲーム、ガーデニングといった日常生活のことなど相変わらず自由奔放です(笑)こういった飾らないところも、彼女たちの人気の秘密なんですよね。ライブではAUTOMATICのHalleをベースに迎えトリオで活動中とのこと。ポップパンク好きな人でもギターポップ 好きな人はこのバンドもチェックしてみてね。

海外でのリリースはもちろんアメリカではBurger Recordsがカセットで、オーストラリアではDinosaur City Recordsカセットで、カナダのKingfisher Bluezがアナログ盤で、そしてCDバージョンはWaterslideが海外へも流通します。THE COURTNEYSのニューアルバムももうそろそろ完成らしいのでそちらも楽しみに待ちましょう!

どうよ、オフィシャルのMVでテニスコートの静止画だけっていうの。最高だろ(笑)
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(収録曲)
01 Somewhere
02 The Queen Rules
03 Tennis (I Feel OK)
04 There’s A Crumb
05 I Don’t Stay Up
06 Pills
07 Brian Song
08 It Lives It Breeds It Feeds
09 Whoa Oh
10 Talking To My Plants
11 Jungle Boy
12 Waterfall


5月
26

WS215: YUM YUMS “FOR THOSE ABOUT TO POP” CD

※2020年2020年7月8日リリース予定
※紙ジャケ仕様、帯、歌詞+対訳付き

ノルウェーの大人気バンドYUM YUMSのニューアルバムがWaterslideから登場です!みんな待ち望んでいましたよね!

97年リリースの1stアルバム「Sweet As Candy」で、いきなり世界のYUM YUMSへと登り詰め、その後も定期的に最高なアルバムをリリースしてくれていますが、2013年の4作目「…Play Good Music」から7年ぶりとなる5thアルバムをようやくリリースです。THE SHANGHAISのシンガーNatalie Sweetをボーカルに迎えた同名義のプロジェクトも最高だったので、本家本元のYUM YUMSの新作はほんと待ち遠しかった!もう、このバンドについてはインフォはいらないかもしれません。やっぱYUM YUMSですよね!

60’sのアメリカのポップミュージックに影響受けたと思われる甘いメロディーとコーラスワークを8ビートで疾走するスタイルで、パワーポップ、ポップパンク、グラム、オールディーズといったロックンロールを極上のバブルガムミックスしたのがYUM YUMS。世界中に多くのフォロワーが存在しますがやっぱ本物はレベル違いということを思い知らされます。紅一点で日本でも人気の高かったVibekeはバンドを脱退してしまったようですが、サウンドは初期の頃へと原点回帰をしたようです。疾走チューンの1曲目の時点でズルすぎます。これで昇天しない人はいないでしょう。前作の評価も高かったですが、今作はさらに内容神懸がかってますよ。9曲目のコーラスではBARRACUDASの”Summer Fun”のコーラスをさっらと入れてきたり、疾走チューンも多いのでニヤニヤが止まらない曲で溢れてます。スウェーデンのパワーポップラジオステーション、Ice Cream Man Power Pop and More Recordsを運営していたり、TOMMY AND THE ROCKETSの楽曲へ歌詞も提供しているWayne Lundqvist Fordが今作の12曲目”First Love”に歌詞を提供しています。

AC/DCの名作アルバム「FOR THOSE ABOUT TO ROCK(邦題:悪魔の招待状)」からのオマージュタイトルも最高!

Mortenの計らいで日本のみんなに世界先行で新曲聴けるようにしていいと許可もらいましたよ!

(収録曲)
1. For Those About To Pop
2. Baby Baby
3. Bubblegum Baby
4. Lie To Me
5. She’s Got Everything
6. Let’s Go Crazy
7. Can I Come Over
8. Crush On You
9. Summertime Pop
10. Say You’ll Be Mine
11. Let’s Worry About Tomorrow…Tomorrow
12. First Move
13. The Kind Of Girl
14. Can’t Get Enough Of Your Lovin’

PSYCHOTIC YOUTHのヨルゲン先輩が、対バンした時に撮影した動画。この日はSONIC SURF CITYも一緒だったんだよなぁ。

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WS207.5: TEENAGE BONEHEADS “Fucking gone and completely… Forgotten!” CD

※2020年5月29日頃発売予定
※4レーベルカラー別ジャケ(WSはイエローです。)
※ライナー付きの冊子ジャケ(16.5cmx16.5cm)
※ライナー寄稿者:OSAWA17(I HATE SMOKE RECORDS/THE SENSATIONS)、KATO(OFFICE VOIDS/ALO)、KOIKE(MUGWUMPS/Eupholks)、SATAKE(SEE HER TONITE)、TAKAHASHI(KiNGONS)、NAOKIDZ(NOBODYS/TOY-POOH-DOLLSetc)、HAYASHI(Killerpass)、MATSUBARA(MILK)、YASUDA(珍庫唱片、ANTONIOTHREE)
※未発表含むスタジオ録音18曲、ライブ録音17曲、ボーナストラック2曲収録
※せっかくの友人たちのディスコグラフィーのリリースなんでWS販売分は、ギリオとCHEERS!のグングンによるBONEHEADSとの思い出を赤裸々に語ったペーパーつけます。結構面白いと思う。

いやいや、彼らのディコグラフィーに俺が絡むなんて当時は思いもしなかったわ!な、グングン?!1年近くメンバーと話してましたがようやくリリースです!しかもI HATE SMOKEに珍庫唱片(aka NGOO)さんと共同なんて!それに復活を遂げたSkippyともなんて。去年の11月にメンバー全員と久しぶりに会って昔みたいにくだらない話できたのうれしかったです。

そう、俺はTEENAGE BONEHEADSにOPERATION IVYを発掘するなどLookout!を世界的に有名にしたLookout!の共同運営者David HayesからのDNAを感じてたんだよ。Lookout!が世界的にでかいレーベルになっていく最中、Lookout!と袂を分け、初期Lookout!時代まんまにジャンルを気にせず好きなバンドをどんどんリリースするVery Small、Too Many Recordsというレーベルで、遠く離れた日本でも多くの人をワクワクさせてくれてた。

そんな、レーベルと同時進行で、ここ日本でそのVery Smallサウンドと共鳴していた日本初の鼻くそしょぼポップパンクバンドがTEENAGE BONEHEADS!とにかく、下手なんだけど当時日本ではいないタイプのバンドでむちゃくちゃ好きだったんだ。

俺が現在CHEERS! PUNK RADIOを一緒にやっているグングンと当時やっていたBUTTERDOGというバンドで、TEENAGE BONEHEADSとは意気投合してたんだよね。20代前半の多感な時代の僕らはお互いに、(国内のシーンでは相手にもされていないことを)俺たちはアメリカに向かってるんだよと傷の舐め合いをしながら色々な悪口を言ってました(爆)実はNOBODYS、BUTTERDOGの1度目のUSツアーにも最初は彼らも同行予定だったんだよね。大体各バンドのレコ発とか、そういう節目節目の企画では一緒にライブやってましたね。BUTTERDOGはVINDICTIVESのメンバー運営のV.M.L.とアルバムリリースの契約を果たし、音源を渡すもレーベルが脱税で捕まり閉鎖でお蔵入り。しかし、TEENAGE BONEHEADSは、なんとVery Smallのコンピに参加しときゃマジで嫉妬したね。言わなかったけど、すげーショックだったわ。ま、そんな感じで日本国内では相手にもされずに、聴いていたレコードのバンドと肩を並べたくて背伸びしてました(笑)いつも、20年後に良さ気付いてもらえるでしょ?なんて言いながら(涙)

さて、音の方に行きます。彼らは3コードと言ってもラモーンな感じではなく、ハイトーンボイスでかきむしる感じの初期衝動炸裂のポップパンクで、マジで最高な鼻くそポップパンクバンド。もちろん、バンド名で推測できるようにQUEERSを彷彿させる曲もあるけど、QUEERSの1stアルバムまでの感じって言ったらわかるんじゃないかな?このスカスカ感はセンスがないとかっこよくならないのだけど、見事に仕上げてると思います。解散後の方がこのバンドの評価上がったと思います。だって、当時、すげー人気あったバンドのアルバムとか今じゃ100円だぜ!しかも、今聴き直すとすげーカッコ悪いバンド多いよ!なんで英語でやってんだよ。流行りで英語にしてたんじゃねーかよな感じだし。3コードポップパンク好きな人でこの音源聴いたことのない人は聴いてちょうだい!で、PLAN-IT-Xとか、ADDとかリリースしてるレコード好きな人でこのバンドも聴いたことない人も聴いてほしい。SEWER TROUTにNar、サクトパンクス好きもね。ディスコグラフィーと言いつつも、デモテープと”GROUPIE SUCKS”以外の録音音源はバージョン違いとかこの人たち頭おかしいよ(爆)これじゃ、オリジナルも手に入れなきゃじゃねーかよ!こういうひねくれたとこも含めて愛すべきバンドでした。ライブにはSWEET BABY、Mr. T EXPERIENCE、FONDLED、LIZARDS、GAS3のカバーも収録。そして、大目玉は「THE SACTO APES TAPE」という、ギターボーカルの圭ちゃんとなおちゃんがサクラメントに遊びに行ってる時にYah MosのメンバーTristanと結成したバンドの音源が収録されてること。これ録音したのはNARのメンバー運営のレーベルSecret Centerで宅録したやつで、NarにThe Four Eyesのメンバーがコーラスで参加してる。全37曲だけど1曲が相当短いのもこのバンドの特徴なんであっという間かと。(O)


★STUDIO TRACKS
1. BONEHEAD (DEMO TAPE)
2. NAH NAH NAH (DEMO TAPE)
3. OH BOY!(BUDDY HOLLY) (DEMO TAPE)
4. A SONG ABOUT NOT DRINKING (V.A RIVERACHE on VERYSMALL Records)
5. STITCH ME UP(未発表)
6. CITY OF BEER(未発表)
7. PUNKHOUSE (SCREECHING WEASELカバー)(V.A. WEASEL on SKIPPY Records)
8. TEENAGE SLUMBER PARTY (SCREECHING WEASELカバー)(V.A. WEASEL on SKIPPY Records)
9. GROUPIE SUCKS(V.A. PUNK ROCK SUPER HEROES on SKIPPY Records)
10. BONEHEAD(未発表Ver.)
11. BUNCHADORKS(7inch on SKIPPY Records)
12. YUCKMOUTH(7inch on SKIPPY Records)
13. EXTENSION 58(7inch on SKIPPY Records)
14. NAH NAH NAH(7inch on SKIPPY Records)
15. I DON’T NEED A MOM(7inch on SKIPPY Records)
16. BEAT YOUR HEART OUT (THE ZEROSカバー)(未発表)
17. DEATHWISH (THE KNOCKOFFSカバー)(未発表)
18. TEENAGERS WAKE UP(未発表Ver.)

★LIVE TRACKS
19. HATRED(GIGANTIC 1997/01/27 )
20. BUNCHADORKS(GIGANTIC 1997/01/27)
21. A SONG ABOUT NOT DRINKING(GIGANTIC 1997/01/27)
22. STITCH ME UP(GIGANTIC 1997/01/27)
23. SHUT YER FUCKING MOUTH(GIGANTIC 1997/01/27 )
24. BABY BABY BABY BABY BABY BABY BABYx7 I LOVE YOU (SWEET BABYカバー)(CRESCHENDO 1996/08/04)
25. CHEESY BASTARD(CRESCHENDO 1996/08/04)
26. END OF THE RAMONES (THE MR.T EXPERIENCEカバー)(CRESCHENDO 1996/08/04)
27. YOU SUCK EGGS (THE FONDLEDカバー)(CRESCHENDO 1996/08/04)
28.FUCKED UP INTRODUCTION(HUCK FINN 1998/2/8)
29. TEENAGERS WAKE UP(HUCK FINN 1998/2/8)
30. I DON’T NEED A MOM(HUCK FINN 1998/2/8)
31. I NEED A JOB(HUCK FINN 1998/2/8)
32.DAMNATION NOW(HUCK FINN 1998/2/8)
33.HE’S CRUNCHY (THE LIZARDSカバー)(HUCK FINN 1998/2/8)
34. YUCKMOUTH(HUCK FINN 1998/2/8)
35. HELL BEACH (GAS 3カバー)(HUCK FINN 1998/2/8)

★EXTRA TRACKS (THE SACTO APES)
36.CITY OF BEER
37.SACTOE RULES