8月
18

BTRSV045: STOKOE “THE EXPERIMENT HAS BEEN A COMPLETE AND UTTER FAILURE” LP

※2020年10月下旬リリース予定
※限定200枚
※Color Vinyl

Dickie(HDQ, LETHAERFACE, DR. BISON, ANGELIC UPSTARTS, etc)がメインとなってたまに(不定期に?気が向いた時だけ?思い出したとき?)やっていたSTOKOEが2005年にCDのみでリリースの12曲入りアルバムがついにアナログ化!このアルバムはJONES解散後に彼がLEATHERFACEい再び加入するまでにやっていたバンドで元々は、Golly(ABS, JONES)をボーカルとして結成されました。当時、突如リリースされたアルバムではGollyが脱退していて、女性ボーカル(経歴は一切不詳)に変わっていたのは衝撃的でした。でも、この女性ボーカルがむちゃくちゃ良くて、そしてDickieが珍しくメインボーカル曲もあって、その声ももろにウィスキーボイスでまた激渋なんですよ。そして、当然ながら弾きまくるDickieならではのギタープレーだけで、HDQ(SINKING以降の)、LEATHERFACEファンは文句なしの内容だと思います。Dickie自身もこのアルバムのアナログ化を望んでいたのですが、彼の死によりその実現も凍結していましたが、HDQもDIZ BROTHERSとして再始動した今、ついに彼の遺志を継ぎアナログ化します!

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(収録曲)
A1 9 STORIES HIGH
A2 MORE MAGIC THAN LOGIC
A3 SECRETS AND LIES
A4 MEXICAN STAND OFF
A5 INSOMNIA DIPSOMANIA
A6 THE EXPERIMENT HAS BEEN A COMPLETE AND UTTER FAILURE
B1 HANDSTAND
B2 MARIA
B3 A SORT OF HOMECOMING
B4 FINE TUNING
B5 TUNSTALL
B6 SWEET SUBURBIA


8月
12

WS219: DIE SCHNICKERS “DER SONNE ENTGEGEN” CD

※2020年9月19日リリース予定
※紙ジャケ仕様、帯、歌詞、曲解説、インタビュー付き

DIE SCHNICKERSを92年の1stシングルからこのバンドを知っていた人は、この音源は腰を抜かすほどの別物になってます!メロディックパンクファンは、ドイツ語だし、名前すら聞いたことないバンドからってこのアルバムをスルーしちゃかなり損しますぜ!!

Late 80’sからEarly 90’sのメロディック/ポップパンクを掘っていてもなかなか辿り着くこともないほどに、知る人ぞ知る存在だったドイツのバンドDIE SCHNICKERS。92年にリリースされた7″シングルは、ラモーンな3コードパンクに、シンセを入れサーフィンについて歌ったもので、この説明だけだとかなり良さそうな印象を受けるでしょうが、これがまた本当に玄人向けのずっこけC級ビーチパンクでした。しかも、レコードをリリースするもライブは一度もやらなかったそうです(笑)そして、誰も望んでいなかったのに1度目の復活をした2008年またもやひっそりと1stアルバムをリリースしています。すると、1stシングルの印象からガラッと変わりHÜSKER DÜやLEATHERFACEのようなアグレッシブなメロディックを曲を奏でているんですが、ダンスミュージックな曲もあったりと聴く人にこのバンドはどこへ向かっているんだろう?と疑問を抱かせてしまう内容でした。なので、この作品も誰にも知られることなく、またフェードアウトしてしまいます。そんなバンドの存在を忘れかけていた2018年、誰もがこのバンドの存在を知らないところへ再び復活の狼煙をあげる。ブラジルのFLANDERS 72、日本ツアーも行ったJAGGER HOLLY、ドイツのTHE EVIL O’BRIANS、RICHIESのメンバー在籍のTHE FLATULINEES、イギリスのバブルガムポップパンクLEMONAIDS、ドイツのパワーポップパンクNEON BONE、BURGER WEEKENDSとTHE HAWAIIANSと4作の3 WAY SPLITシリーズを連続してリリース。このスプリットシリーズの収録バンド目当てで手に入れた人たちから、このスプリットシリーズに全部参加してるDIE SCHNICKERSって一体何なんだ?とようやく話題になり始めたのです。しかも、メロディックパンクファンは、このシリーズをDIE SCHNICKERS目当てで手に入れているのです。気になりますよね?その理由は、このDIE SCHNICKERSの現在のサウンドは、実は彼らが結成の時から目指していたHÜSKER DÜ(SUGAR)やLEATHERFACEのメロディックサウンドに、バブルガムポップパンクのコーラスやハンドクラッピングを融合するというコンセプトをようやく実現できているんですから。(でも1stシングルを聴く限り彼らが目指していたサウンドは全くもって体現されてませんけどね。恐ろしいほどの強力な咀嚼力ですから…)
おそらく、ほとんどの方がこのDIE SCHNICKERS聴いたこともなければ、そのバンド名も耳にしたこともないと思います。けれど、試しに聴いてもらえば、何でこのバンドがこれまで無名だったのか?と驚くことになると思います。それは、以前の彼らが…と最初の話に戻ってしまうんですけどね(笑)ドイツ語なので対訳できないので、メンバーに各曲何について歌っているのか紹介してもらいました。それから、これまでの彼らの軌跡をインタビューしたものを付録としてつけています。

(収録曲)
1. Dick Dale kam nie nach Angenrod
2. Der Sonne entgegen – Der Ikarus-Song
3. Der nächste Sommer kommt bestimmt
4. Neverending Welle
5. Geh nicht mit dem Wellenreiter (Flanders 72が演奏)
6. Ein fast perfekter Tag
7. Tine Wittler hat mein Surfbrett versaut
8. Generation Silver Surfer
9. Kazu surft die Waterslide
10. Wellenreiter Weihnacht
11. Stehsegler
12. Ein Hai nahm mir mein Baby weg (Flanders 72のカバー)
13. Surft alle mit!
14. Breit auf’m Brett(1stシングル収録曲の再録バージョン)
15. Du und Dein Scheiß ADAC

9曲目は俺のことを歌った公開処刑曲です…

下の1stシングル収録曲聴くと現在の進化した彼らのサウンド驚くよね。