今夜はCHEERS! PUNK RADIO放送日でっす!まだまだ暑い日が続いてるんで、室内で飲み物片手に放送を聴いてみてください!
そして本日のラジオ終了後にはこちらのStardumbから到着した新作をアップします。20BELOWSの1stアルバム初のアナログ化に、イギリスのZATOPEKSの新作がめちゃくちゃ良いんですが、Lookout! Recordsの創始者の一人であるLarry Livermoreもこのバンド大好きで羨ましいくらいの長編コメントをレーベルに送ってくれたそうですよ。今夜21時にアップします。
THE 20BELOWS “HEADACHES & MOODSWINGS” LP
2006年アメリカのWhoa OhからCDのみでリリースされたデンマークの3コードポップパンクバンドの1stアルバムがついにアナログ化!アートワークも一新されてます。まさにUSの影響というよりもユーロポップパンクサウンド全開で突き進む彼らの傑作アルバムが初のアナログですね。ギターの単弦リフはもちろんJugheadsからの影響なんでしょうが、音の哀愁旋律は北欧のそれなんですよね。1曲目の”Message”の時点でそれを感じられると思います。続く2曲目とかのそれも日本人の琴線に触れる旋律だと思うし、なんていうのかホントに胸を締め付けられるような切なさなんですよ。BAT BITESにも通じる感じです。これは一周回ってユーロポップパンクの素晴らしさを再認識させられる傑作だと思います。それでは聴いてください。(O)
ZATOPEKS “LOITERING & SAUNTERING” LP/CD
イギリスのバーミンガムのポップパンクバンドのニューアルバムが10年ぶりにリリースされたんだけど、これはこれまで以上にイギリス色が濃くてこれまでこのバンドを聴いていなかったUKポップパンクファンにも届くと思います!だってCLASH感じるってことはTONEにも通じるメロディーだし(SKAな曲もあるしね)、70’sパンクロックもOiパンクっぽさもあるし、もちろんドイツのLOST LYRICSとか好きなユーロポップパンクファンも大好きだと思うよ!Lookout! Recordsの創始者の一人であるLarry Livermoreもこのバンド大好きなんですよ。で、彼は好きすぎてこんな長文のライナーを書いてくれたそうです。俺のコメントよりもLarryの文章のほうが遥かにZATOPEKSに対して熱量が半端ないので訳してみました。翻訳したのはまじで長文なのでSHOPのコメント欄に記載してます。(O)
GEOFF PALMER “AN OTHERWISE NEGATIVE SITUATION” LP/CD
Geoff Palmer(Geoff Useless、The Guts、The Connection等々)の4枚目のアルバムが早くも登場。毎年毎年楽しませてくれますね。前作はDee Dee RamoneがDEE DEE KING名義で89年にリリースした「STANDING IN THE SPOTLIGHT」のフルカバーアルバムでしたが、今作はKurt BakerとTHE CONNECTIONのZackを迎えてのパワーポップとポップパンクの中間を行くロックンロールサウンドでGeoff Palmerワールドが炸裂してます!特に3曲目の”Surfin’ Nebraska”なんて最高のパワーポップソングじゃないでしょうか。ハーモニーといいゾクゾクします。しかし、ネブラスカはアメリカの真ん中で畑ばっかのとこをこの曲の題材にしてるってとこでクスリともさせられますが。ゲストミュージシャンもレコーディングも全てCONNECTION人脈をフルに投入していますのでクオリティーは文句なし!(O)
LOCAL DRAGS “CITY IN A ROOM” LP
STARTER JACKETSやATTIC SALTでも活動しているLannyによるプロジェクトLOCAL DRAGSが早くも4枚目のアルバムをリリースしました!今作は、No Sleepというレーベルに所属しているインディーロックバンドLOOMINGのBrandon協力の元、制作されたアルバム。前作からインディーロックへとさらに舵を切っていましたが、今作もTom PettyやREPLACEMENTSスタイルのグッドパワーポップソングになっています。やはりこの趣向がこれまでレコーディングはCOPYRIGHTS/STARTER JACKETのLukeが手掛けてましたがBrandonとタッグを組むことになったのでしょう。まさに熟したサウンド。(O)
JAMES SULLIVAN “VITAL SIGNS” LP
MORE KICKSやSUSPECT PARTSで活動しているロンドンのJames Sullivanのソロアルバム。バンドではパワーポップを奏でている彼ですが、このソロアルバムではGUIDED BY VOICESや、REPLACEMENTSのPaul Westerberg、SOFT BOYSのRobyn Hitchcock、SMOKING POPESのTom Dailyのような染みるグッドメロディーを披露してる。この作品はMORE KICKSの2ndアルバム「Punch Drunk」のヒットによって疲れてしまった彼の精神を繋ぎ止めた作品ということらしい。その彼の内なる精神から生み出されたのは彼のルーツを曝け出したもの。残念ながらMORE KICKSは解散してしまったけど、彼のポップメロディーセンスはソロアーティストとしてもこれからも発揮されていくんだろうな。2曲目で注目を集めさせていき6曲目以降の後半で再び彼の希望溢れるポップセンスが次から次へと出てくる。疲れている夜にぴったりなアルバムじゃないかな。(O)
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