Archive for 8月 27th, 2024

8月-27-2024
Filed Under (新入荷) by wsrecords

EL ZINEも新作本日発売日です!編集長の日記によると印刷代や送料も高騰してきていてなかなか厳しい状況のようです。そんな状況でも価格は変更せずに維持してくれています。紙媒体を支持している方はぜひ手にとってくださいませ!

EL ZINE vol.68

今回のEL ZINEのWSユーザ向けのオススメはなんといっても日本ツアーを9月に行うボストン・ハードコア・バンド、F.U.’Sのオリジナル・メンバーへのインタビューでしょう。そしてBoss Tuneageからもかつてリリースしていた生ける伝説THE ADVERTSのボーカリスト、そしてTV SMITH名義となっても相変わらず精力的な活動を続けてくれているTV SMITH先生へのインタビューなどなど。それから大越さんのサーフインストバンドの考察に、MAN OR ASTRO-MAN?やSURFIN’ LUNGSもしっかりとカバーされててニンマリしました。(O)

内容]
●F.U.’S
(9月に来日するファースト・ウェイヴ・ボストン・ハードコア・バンド、F.U.’Sのオリジナル・メンバーであるJohn(Vo)とBob(Dr)へのインタヴューby MR.KOKETSU/Record Label Devour)

●TV SMITH
(11月にTV SMITH’S THE ADVERTSとして来日する、70’s UKパンク・ロック・バンドTHE ADVERTSのシンガー、TV SMITHへのロング・インタヴューby Ethan Shapiro/ROUGH KIDS & Kenji Sagahara/THE SMOG)

●ROUGH KIDS
(TV SMITH’S THE ADVERTSと共に来日するLAのパンク・ロック・バンド、ROUGH KIDSへのインタヴューby
Kenji Sagahara/THE SMOG)

●SCOOT
(DOOMやHELLKRUSHER、EXTINCTION OF
MANKINDなどの活動で知られるUKパンクス、SCOOT。彼が新たに始動させたハードコア・パンク・バンドRETSU(烈)へのインタヴュー)

●JUKKELI NAKARI
(10月に来日するTERVEET
KADETのツアー・オーガナイザーにして、RIISTETYT、KOHU-63、SOTATILAなどでも活動してきたフィンランド・パンクス、JUKKELI NAKARIへのインタヴューby Tetsuya/MILITARY SHADOW)

●PHYSIQUE & SCUMRAID
(10月に来日するアメリカのPHYSIQUEと韓国のSCUMRAIDへの合同インタヴューby Gori/CONTRAST
ATTITUDE/WHY Records)

●JACKIE & THE CEDRICS
(1990年の結成以来、欧米各国でのリリースとライヴ・ツアーにより世界的人気を誇る東京ベテラン・ロッキン・サーフ・ガレージ・バンド、JACKIE & THE CEDRICSへのロング・インタヴューby Shooter/the GEROS)

●LASHING SPEED DEMONS:サーフ/エレキ・インストゥルメンタルの系譜
(サーフ・ミュージックをはじめとする古のエレキ・インストゥルメンタルから、サーフ・パンクやそれ以降に至る系譜についてby大越よしはる)

●IDORA
(1980年代後半から現在に至るまで活動を続けるハードコア・バンド、IDORAへのインタヴューby松田/HELLO FROM THE GUTTER)

●GRAVE INFESTATION
(10月に来日するカナダ/バンクーバーのデス・メタル・バンド、GRAVE INFESTATIONへのインタヴューby Rafael
Yaekashi/Karasu Killer Records)

●NOROTH
(10月に来日するワシントンのデス・メタル・バンド、NOROTHへのインタヴューby Rafael Yaekashi/Karasu
Killer Records)

●SVDESTADA
(10月に来日するスペインのクラスト/ブラック・メタル・バンド、SVDESTADAへのインタヴューby Rafael Yaekashi/Karasu Killer Records)

●BULLETBELT
(10月に来日するニュージーランドのブラック・メタル・バンド、BULLETBELTへのインタヴューby Rafael Yaekashi/Karasu Killer Records)

●Anti-Art Book Fair
(アートブックの書評by Yoshi Yubai)

●Incredibly Strange Photography
(vol.32にてインタヴューを掲載した、広島県福山市出身の写真家Yoshi Yubaiによる写真連載)

●Umea Punk City
(ex.AC4~現ACID BLOODのKarlによる、スウェーデンUmeaの現地情報コラム)

●PUNK GIGS!!
(ポーランドのパンク・バンドTRAUMEやINCIDENTなどでも活動するパンク・フォトグラファー、PiotrによるアメリカのSCARECROWのライヴ・フォト・レポート)

EL ZINE vol.67

今回のEL ZINEのWSユーザ向けのオススメはNegative Insightに掲載されたDISORDERについての文献。チェコのレーベルUltima Ratioを運営している方の当時を語るバックグラウンドな情報が興味深い。やっぱりNegative Insightのやつは面白いなっと!あと大越さんのオムニバス作品紹介。そうやっぱりコンピ音源を手に入れてかないと新たな発見はないんだよな。(O)

[内容]
●RAP
(3月にディスコグラフィCDをリリースした80’sガールズ・パンク・バンド、RAP。そのヴォーカリストであるRougeへの、当時の秘話満載のロング・インタヴューbyツトム/悲観レーベル)

●FLOWER
(トランスジェンダー/スクワッターのメンバーを含む、現行NYCクラスト・パンク・バンドFLOWERへのロング・インタヴュー)

●NYC RAW PUNK NOW 2024 DISC REVIEW
(現行NYCロウ・パンク・バンドのディスク・レヴュー)

●THE WASPS
(76年にイースト・ロンドンで結成された70’s UKパンク・ロック・バンド、THE WASPSのヴォーカリストJesse
Lynn-Deanへのインタヴューby Shooter/the GEROS)

●DISORDER~クラシック期とノルウェー期にまつわる物語
(DISORDERの『Masters Of The Glueniverse』、『Senile
Punks』といった作品や、彼らのノルウェーでの活動に関するテキストby Negative Insight)

●BEATRIX
(ABIGAILとのスプリットをリリースした、フィンランドのブラック・スラッシュ・バンドBEATRIXへのインタヴューby Tetsuya/MILITARY SHADOW)

●ブラック・スラッシュ解説&必聴盤紹介
(ブラック・スラッシュとは何か?という解説と、ブラック・スラッシュを理解するための必聴盤を紹介by Tetsuya/MILITARY SHADOW)

●すてばち
(惜しくも解散してしまったポゴ・パンク・バンドBEER BELLY。そのメンバーらによる日本語ロック・バンド、すてばちへのインタヴュー)

●SOCIAL CHAOS
(8月に来日ツアーを予定しているブラジルのグラインド/クラスト・パンク・バンド、SOCIAL CHAOSへのインタヴューby Rafael Yaekashi/Karasu Killer Records)

●TROLLCAVE
(10月下旬から日本のANATOMIAと共に来日ツアーを敢行する、スペインのデス・メタル/フューネラル・ドゥーム・バンド、TROLLCAVEへのインタヴューby Rafael Yaekashi/Karasu Killer Records)

●OXIDISED RAZOR
(10月下旬から来日ツアーを敢行する、メキシコのゴア・グラインド・バンド、OXIDISED RAZORへのインタヴューby Rafael
Yaekashi/Karasu Killer Records)

●LASHING SPEED DEMONS:パンク/ガレージ(あとそれ以外)オムニバス祭り44
(パンク/ガレージ系を中心に、オムニバス作品を44枚紹介by大越よしはる)

●Anti-Art Book Fair
(アートブックの書評by Yoshi Yubai)

●Incredibly Strange Photography
(vol.32にてインタヴューを掲載した、広島県福山市出身の写真家Yoshi Yubaiによる写真連載)

●Umea Punk City
(ex.AC4~現ACID BLOODのKarlによる、スウェーデンUmeaの現地情報コラム)

●PUNK GIGS!!
(ポーランドのパンク・バンドTRAUMEやINCIDENTなどでも活動するパンク・フォトグラファー、PiotrによるモロッコのTAQBIRのライヴ・フォト・レポート)

●ES GIBT KEIN WERT/NON MUSICALLY LIFESTYLE
(発行人によるディスク・レヴューと日記)

SHOP(通販)はこちらから




8月-27-2024
Filed Under (新入荷) by blackie

DEBACLE PATH 別冊2

※A5判/56ページ中綴じ冊子 

ギルマン周辺の興味深い話が知れた『スピットボーイのルール』も良かったGray Window Pressから久々の新刊!前作はハードコア・パンクの歌詞に焦点を当て、何をどのように歌ってきたのかについてがメインだったが、今作は「ハードコア・パンクの読書」として、4本の書評と座談会でパンクと本の関係についてを掲載。座談会は3月に出版された『パンクの系譜学』という本は議論できる内容があるようで、5名のパンクスによるそれぞれの見解が語られている。そんな本が出ていたとは露知らず!俺はまずそちらを読んでから本誌を読んでみようと思う。先に読んでからでも、後で読むも座談会の感想を踏まえて自ら読んでみるのも良いかと!知らない事を知れる切っ掛けはこういうところから。また前作に引き続き「ハードコア・パンクの歌詞を読む」では、AMEBIXについての新しい記事と、スウェーデンにおけるパンクとアナキズムの邂逅をスウェーデンの社会学者が論じたエッセイを翻訳掲載。(R)

―内容―
■パンク本座談会―「現場」からの『パンクの系譜学』批判を中心に
パンクと読書/『教養としてのパンク・ロック』を読む/プロテスト・ミュージックはパンクだけではない/『パンクの系譜学』を読む/『パンクの系譜学』で書かれない「パンク」/「Punk展」に関連して/パンクは清く正しく美しいのか/日本の「ポリティカル・パンク」には興味がない?/名前の呼び方、表記ゆれ、内容の誤り/Crass の影響の“なさ”/二種類の「パンク学者」について/ハードコア・パンクとフィクションの関係 ・座談会参加者:久保景(Deformed Existence)、黒杉研而(Deformed Existence)、 Closh(Wetnap)、 Terroreye(Kaltbruching Acideath)、鈴木智士(Gray Window Press)

■書評
『ナース・ウィズ・ウーンド評伝 パンク育ちのシュルレアリスト・ミュージック』平山悠著/久保景(Deformed Existence)
『現代手芸考—ものづくりの意味を問い直す』上羽陽子、山崎明子編/楠間あゆ
『蠅男』海野十三著/山路健二(EL ZINE)
『サッカーと愛国』清義明著/鈴木智士

■続・ハードコア・パンクの歌詞を読む
Amebix/Belief /黒杉研而(Deformed Existence) ―Amebix の歌詞から、首謀者バロンのTau Crossアルバムお蔵入り事件における「変節」を考える

■読み物
スウェーデンでアナキズムとパンクが出会ったとき/マルクス・ルンドストロム ―創刊100年を超えるアナキスト紙「Brand」を元に、Ebba Grön, MOB 47, Anti-Cimexなどのバンドとスウェー
デンのアナキズムの関係を論じたエッセイ

SHOP(通販)はコチラからどうぞ!