THE ERGS!のMikey Ergもかつてこのバンドの2ndギタリストしてツアーを行っていましたし、Lookout! Recordsの共同設立者であるLarry Livermoreもお気に入りのバンド。各曲の歌詞もパンクロックバンド故に、疎外感、中毒、存在意味の探求といったテーマを深く探求したもので、歌詞対訳もあるのでぜひ聴きながら目を通してもらいたいです。(O)
RANDELLS “PEEL EAT REPEAT” LP/CD
スウェーデンのバブルガムサーフポップパンクバンドの11曲入りの3rdアルバム登場!今作も最初はうちもリリースに絡む予定だったんだけど、ユーロツアーもまとめてってことでオランダのShieldからの単独リリースとなりましたがもちろんサポートしますぜ!当初リリースする予定だったんで、新曲を録るごとにシェアしてくれてたんでこのアルバムもまたヤベーことになると思ってましたが、その通りのアルバム!バブルガムなハーモニーもいつも通りバッチリな上に、タイトな8ビート、そして今作ではマジでホロッとさせる哀愁度も手に入れましたよ。これマジで、SONIC SURF CITY、PSYCHOTIC YOUTHに匹敵しますって、そろそろ皆さんもっとこのバンドプッシュしてくださいよ!シンセも入った”I’m In The Hair Band”ブッ飛ぶよ!3コードポップパンク好きな人は迷うことなく手に入れてちょうだい!(O)
CHEERS! RADIOの放送で過去2度に渡りPPHが紹介したカンザスの90’sメロディック/ポップパンクバンドREVOLVERSの唯一のアルバムがボーカルのJustinの自宅から発見されたので緊急入荷!これ99年リリースの新品デッドストックですよ。バックカードはないので、ブックレットとCDのみとなります。そしてこの売上は全額Midwest Music Foundationという、国民皆保険がないアメリカらしいものでミュージシャンが大病や怪我に直面したときなどにサポートする目的で設立された機関に寄付されます。とにかく切なさと優しさを同時に感じるサッドメロディックで、SCARIESなんかをパワーポップ寄りにしたようなサウンドはガッツポーズ!シングル2作品もマジで最高ですが、このアルバムも名曲が収録されてますんでこのバンド探していた人はこの機会にゲットですぜ!メンバーはこの後にHIPSHOT KILLERとして活動する。(O)
ウシくんが弟のJr.とやってるNUMBERTWOと三重県伊勢を拠点に活動するTHE LAST PINTによるスプリットが名古屋のA-Z Recordsから登場!NUMBERTWOは先日のMATSURIでも見たけど、マジでライブも熱くて最高なんですよ。数年前から親交をはぐくんできた友情スプリットで両バンドとも70’sパンクへの愛は溢れるサウンドながらも現在進行系のサウンドも吸収したバンド!NUMBERTWOは、キラキラとしたギターから始まるオープニング曲はライブでも披露されててすごく耳に残るキャッチかつ切ないメロディーが光る。BACK TO FRONTで、何だよこのキャッチーなのはと思わされたような、パワーポップ好きにもおすすめのナンバーです。そしてもう1曲もOiパンクっぽさのある合唱コーラスのこの曲はDOWN AND OUTS好きな人も聴いてください!そして三重のLAST PINT。デモ音源でも感じたとおりSTIFF LITTLE FINGERを思わせるフックのある1曲と、STRIKEやSMALLTOWNなんかを思わせるMOD PUNKも感じる2曲目も良い!ポップパンク好きな人もきっと気に入ってもらえるメロディーを持つ両者によるナイススプリット!しかし、この価格かなり頑張ってますね。ぜひ手にとって欲しい!(O)
SPLIT LOW CARD de la morte / YUPPIE GORE FILTH / SUMMER OF DEATH CD
告知を知ってこれは喰うか喰われるかの本気の勝負だぞ?『WELCOME TO 1984』を思い出せ。勝つしか残された道はないんだぜ?と。コンポにブチ込んでBeer片手に拳を突き上げる準備はできたかい?
のっけからVOIVODタイトルなオープニング・ナンバーにニヤリと思ったらイントロからステンチ・メタリックUKウィッシュな音質!そこからヴォーカルが入った途端に突っ走るCROSSOVER de la morte炸裂!!!お次はCARCASS狂ならすぐピンとくるリフをヒントに雪崩込むこれまた激スラッシュ。そこからHIPPIESよろしくなイントロで更に加速!花火が打ち上がったと思ったら5曲目はかつてDr & the CrippensがRAMONESに返答したようにLOWCARDはGENERATION X(と俺は感じた)が、70’s UKを召喚と来たもんだ!こういうセンス入れてくんだもんな!あっぱれ!FUN CROSSOVER SPEED CORE THRASHの鏡! さてお次は個人的本命のバンド。レコーディング組に挟まれる形であえてMTRサウンドで立ち向かうYUPPIEは、INDIGESTIとのスプリット時のWRETCHEDの音源かと思うようなRAWという言葉より生々しいがぴったりな、今時こんな爆走(ズレっぷり)ロウテクドラムがいるバンドなんかいねーだろ?だがこのドラムを生かしたサウンドは好みを選ぶかもしれない。だからこそ新鮮であり、そこを突いて持っていくセンスに疑いの余地はないのはライブを見たら解る。”ANNIHILATION”が全てを掻っ攫っていく。ラスト曲のベースがヌキになった瞬間。あぁ。。。この音質だよ。このベース音を現行で出すバンドがここにいるじゃねーか!とたまらなくなる瞬間。彼らは所謂ヒッピーズって言葉に収まらない密かに練られたセンスを秘めたバンドだぜ。彼らがもし今後ちゃんとしたレコーディングした時どう表現できるのか。楽しみでしょうがない。 最後に。これまでの音源が嘘だろ?と思うほど素晴らしい音に仕上がっていて唖然、、、。FILTHY HATEが突如発表した”POSSESED TO SATAN”を聴いたアノ時。開いた口が塞がらないと同時に、悔しさで居た堪れない苛立ちに近い音源を思い出した。問答無用にお前らが優勝だよ。やりやがったわSUMMER OF DEATH。ギターの質感、細部まで行き届いた視点から練り練ったコラースの入れ方、何よりバンドにとって最重要であるヴォーカルの表現力がグンを抜く。コレを疎かにしたらバンドは終わりだとすら思う。放たれた4人のセンスが完璧に交わったバンド・サウンドとしての決定打。かつてセンスの塊しかなかった最強メンバーだったX(JAPAN)が残した音すら肌で感じたわ。こんな音楽作れんのかよコイツら。マジでヤラれたわ。弾きまくるギターからCONCRETE SOXと例えてどうなる?これまでlateukに無理やり近接させたオベンチャラ含めた俺の安易な言葉なんて空を切るくらい奴等は例えの要らない領域に突入したってこと。ギタリストであるタチの遺作にして最高傑作にしてんじゃねーよ!!!まだまだこういう音源に出会える興奮を共に味わおうぜ!アディオス!(R)
こちらも再入荷!
LOW CARD de la morte “EL PARIS SAVAGE VIDEO VIOLENCE” CD
LOW CARD de la morte “EL PARIS RADIO MASSACRE SESSIONS” CD