Archive for 11月 7th, 2024

11月-7-2024
Filed Under (新入荷) by wsrecords

メンバーがこれまで再発を拒んできたましたが完全リマスタリングを経てついにリイシューです!しかもリリースはFirst Strike!レーベルとバンドのご厚意により国内流通限定クリアー盤/帯付でのリリースとなります。ブックレットはLPインサートサイズで40ページにも渡る、ある意味「本」と言える絶対に逃せないやつです。しかも、FIRST STRIKEのアラン、メンバー全員のボリュームあるライナーノーツを対訳したインサートもつけます。めちゃくちゃ興味深い内容ですし、これを読んでいただければ彼らが何故これまでリイシューを拒んでいたのかがわかります。
今夜の日付変更とともに予約開始させていただきます!

JAILCELL RECIPES “ARTIFACTS FOR AN EMPTY TANK WORLD” LP

※2024年11月22日リリース予定(こちらは予約作品です。到着してからの発送となります)
※国内流通限定200枚クリアー盤/帯付/ライナー対訳インサート付/A3 両面印刷ポスター付
※レーベルとメンバーの選曲による18曲入りリマスター編集盤
※大量の未発表写真やFIRST STRIKEのアラン、メンバー全員のライナーが掲載された40ページの豪華ブックレット付(30.48cm x 30.48cm)
※未発表3曲収録!

音楽誌やジョン・ピールの評価が後押しし、トータル2,000枚プレスされた89年作のデビュー作『ENERGY IN AN EMPTY TANK WORLD』。セールスとは裏腹に実はレコーディングのトラブルに見舞われ納得いく形でリリースされなかった音源でもあり、メンバーがこれまで再発を拒んできたほど嫌っていた音源だった。そこから35年、色々な経緯が重なりオリジナルリリース元であるFIRST STRIKEからこの度完全リマスタリングを経て生まれ変わった作品として遂に再発が発表された。

80年代末期でありシーンもバンドも小さくなってきた時期に、イギリスはウィガンのローカル・スケーター達によって結成されたJAILCELL RECIPES。初期DCHCを感じる1stアルバムは、ベースが舵をとる荒々しいハードコアのスピードが基本にありながら、メロディーを活かしたり、時にはレゲエ調なパートも取り入れたサウンドも見せた。そしてアルバムリリースから僅か5ヶ月後には更にメロディーを重視した曲をメインにした1stEPをリリース。この音源はハードコア・ファンだけにとどまらずメロディック好きにも評価される名盤となった。80年代中期DCHCからの影響を受けつつ昇華させた青くさい泣きのメロディーはその後リリースされた90年の2ndアルバムへと引き継がれる。今回の再発はA面サイドがオリジナルの1stアルバムから4曲を削ったハードコア・ナンバーをメインに選んだ9曲。オリジナルのミックスに納得できなかった楽曲はメンバーが納得いく形でリマスターにより生まれ変わる。B面はメロディック・サイドとして、1stアルバム以降の音源を6曲チョイス。更にメンバーのライナーでも語られるように、バンド史上もっとも気に入っていたという91年から92年の間にレコーディングされ、これまで未発表でいた3曲も収録。この未発表曲は”POULTON ROAD”以降に見せるメロディアスな楽曲は中期DCHCの影響が強く感じられたが、そこにALL/DEACENDENTSばりのCRUZサウンドをミックスさせた楽曲であった!これまで幾度とあった再発のオファーを断り続け、時間をかけオリジナルに関わったメンバーでの完璧な形でのリリースとなったこの編集盤。他人には手出し無用な、納得のいく素晴らしい作品に仕上がったのは言うまでもないだろう。今回イギリスでは三種類のカラー盤と黒盤でリリースされますが、レーベルのご好意により日本限定仕様のクリア盤での流通となります。

ご予約はこちらから




11月-7-2024
Filed Under (新入荷) by wsrecords

このところの90年代ポップパンクの再評価でどんどん高騰を続ける中古レコード市場。かつてはお手頃な価格で日本では手に入れられたSICKOのアルバムも、海外需要によりいつの間にかレア盤となってしまいました。しかし、SICKO自らリマスタリングし、当時の未公開写真なども掲載してリイシューしてくれましたよ!しかも、全アルバムボーナストラック付きなのでオリジナル持っていても聴き比べしながら楽しんでください。確かにオリジナル盤のアナログは厚さが薄かったしね。CDでも同タイミングでリイシューです。しかしSICKOはマジで青春の1ページだったよな。このリイシューで新たにSICKOのことが好きになってくれれば再びJAPAN TOURあったりして?!それから現在メンバーがやってるバンドの音源も入荷です。何方のバンドもSICKO好きなら気に入ってもらえるはずです!今夜も20時にアップします。

SICKO “YOU CAN FEEL THE LOVE IN THIS ROOM” LP/CD

SICKOもメンバー自らリマスタリング処理、アートワークの修正しての再発!インサートも写真追加で掲載されたり新しくなってます。こちらは記念すべき1stアルバム。今、聴いてもこれはもうイントロの時点でぶっ飛びますよね。94年FASTBACKSのKurt Blochプロデュースで産み落とされた1stアルバム。世界のどこの国よりも日本で一番最初に話題になったのも当然のこのポップパンク名盤ですもの。メロディー、疾走感、切ないメロディー全てがパーフェクトなバンド。某女優も当時リアルタイムで大好きでツアーの際は会場にやってきてましたね。だって、彼らはGREEN DAY、SUPERCHUNK、BAD RELIGION、STIFF LITTLE FINGERS、CRINGER、HUSKER DU好きな青年たちが憧れのバンドたちを目指して鳴らしていたんだから、このバンドたちのブレンドであればみんな大好きですよね。たまにギターポップっぽい軽めのギターとオーバードライブかけたギターとのクランチの効いたメリハリも最高なんですよね。今回の再発にあたり、単独1stシングルの”Kathy’s Dance”とコンピ「13 Soda Punx」収録の”Pain In The Ass”の2曲がボーナストラックとして追加の19曲収録。(O)

SICKO “LAUGH WHILE YOU CAN MONKEY BOY” LP/CD

こちらは大人気の最中、95年リリースされた2ndアルバム。今作もKurt Blochプロデュースで制作。わずか48時間でレコーディングを終えたという脂の乗りまくってやる気に満ち溢れていた頃にリリースされたのも、内容を聴けばわかるもの。1st同様なんだけど、1stで感じられるガムシャラ感は薄れ、メロディーにも遊びの要素も見受けられるほどリラックスしてやっている感じがする。メロディック的なサウンドがこのアルバムでは色濃く出てる。このアルバムも本当に良いんだけど、個人的にはこのアルバム収録の”Little Star”が大好き!”Bad Year”とかDIRT BIKE ANNIE好きな人絶対好きっしょ?!そして、今回の再発にあたり、俺がSICKOで一番大好きなデビュー作品となったMr. Tとのスプリットに収録していた”80 Dollars”をボーナストラックで収録なんだな。14曲入り。(O)

SICKO “CHEF BOY-R-U-DUM” LP/CD

彼らが大好きだったPENETRATESと一緒に撮った写真も掲載してる(笑)こちらも2ndアルバムと同年95年再びリリースされた3rdアルバム。1年に2枚のアルバムってどんだけこの時期ツアーとかやってるのに作れるのよ?いくら、メンバー二人が曲を作れるっていってもすごいペースだ。しかも、このアルバムだってやっつけ感じゃなくて、名曲たくさん収録されてんだもん。”Escalater”はPopKidのTimの大好きな曲だぜ!”The Dateless Losers Club”だって、3コードポップパンクアンセムだしな。2ndアルバムでのメロディック感はこのアルバムでは薄れ、どっちかというとポップパンクのドタバタ感がアレンジに見られる。ギターの印象的なフレーズが強く出ていると思う。次々に曲が繰り出されるのであっという間に終わっちゃう感じかな。このアルバムには今回の再発にあたり、Joe KingプロデュースでLookout!からリリースされたコンピ「More Bounce To The Ounce」提供曲の”Escape Velocity”がボーナスで追加の18曲収録。(O)

SICKO “YOU ARE NOT THE BOSS OF ME” LP/CD

PIZZA OF DEATHから国内盤リリースってことで驚かされた97年リリースの4枚目のアルバムにしてラストアルバム。とにかくこの時期の彼らの人気は日本で一番高かったんじゃないだろうか。内容はこれまでと変わらずドキャッチーで跳ねるリズム。そして何と言っても上下に動くメロディーがSICKOの特徴です。そこが、ポップパンク好きな人だけでなく、ギターポップやパワーポップ好きな人にも受け入れられたんだと思うな。”Mike TV”から”Hipster Boyfriend”までの流れはほんと初めて聴いた時ワクワクし過ぎて鳥肌立った!このアルバムには今回の再発にあたり、国内盤にボーナストラックとして収録されたHUSKING BEEのカバー「8.6」とイギリスCrackle盤にボーナストラックとして収録されたMISFITSの「Astro Zombies」の両方が追加されて19曲収録。(O)

THE SUBJUNCTIVES “SUNSHINE AND RAINBOWS” LP/CD

SICKOのEanがSMOKEJUMPERのJeffなんかと現在進行系でやってるバンドの1stアルバム。この音源以前に6曲入りのミニアルバムを入荷したけど、FASTBACKSのKurt Blochレコーディングだし、往年のSICKOを彷彿させる楽曲で喜ばせてくれましたよね。送料の問題などでこれまで入荷ができなかったけどようやく入荷できたと思ったらアルバム2枚も出してたので両方とも入荷しました!Ean本人は彼が好きなHUSKER DU、STIFF LITTLE FINGERS、SNUFFを目指してると言ってるけど、これ確かにギターはHUSKER DUのバースト感や、SLFを思わせるメロディーあったりするけど、根底はSICKOと変わらない!でも、もう少し直球ポップパンクじゃなくて、これはメロディックだぜ!マジで流れるような展開に、SICKO時代よりも渋くなった声質といいマジでかっこいいメロディック!もちろんSICKO好きもたまらないギターワークもあるしね。今作はミックスをMatt Allison、そしてマスタリングをMass Giorginiというシカゴコンピが担当。でも前ミニアルバムを手掛けたKurt Bloch率いるFASTBACKSへの愛情たっぷりな曲もあるよ。あっこのアルバムのアナログは今回入荷分でソールドアウトですって。(O)

THE SUBJUNCTIVES “LET’S TRY THIS AGAIN” LP/CD

SICKOのEanがSMOKEJUMPERのJeffなんかと現在進行系でやってるバンドの2ndアルバム。デビューミニアルバムで、往年のSICKOを彷彿させる楽曲で喜ばせてくれましたよね。送料の問題などでこれまで入荷ができなかったけどようやく入荷できたと思ったらアルバム2枚も出してたので両方とも入荷しました!Ean本人は彼が好きなHUSKER DU、STIFF LITTLE FINGERS、SNUFFを目指してると言ってるけど、これ確かにギターはHUSKER DUのバースト感や、SLFを思わせるメロディーあったりするけど、根底はSICKOと変わらない!HUSKER DUのようなギターサウンドでリズムチェンジなど経て進んでいく1曲目のサビでのSICKOな時点でこのアルバムも最高なのです。前作よりもメロディック度が進んでるかもしれない!そして、伸びやかなミドルテンポの3曲目とかMOVING TARGETSやMIDWAY STILL好きな人も好きなんじゃないですか?!いあ、この3曲目から続くパワーポップナンバーの4曲目に、5曲目のファストチューンの並びめちゃくちゃ上がるわ!そして惜しくも亡くなってしまったJ CHURCHのLanceとの思い出を歌詞にした曲がマジで泣ける…うん、前作はポップだったけど、今作は泣きのメロディーが中心の渋いアルバムでこちらも良いぜ!今作もミックスをMatt Allisonだけど、マスタリングはJustin Perkins。SICKOの”Believe”のカバーもあり!(O)

THE DROLLS “NOVELTY ROCK MONTHLY SINGLES CLUB, VOL.1″ 7”

SICKOのベースボーカルだったDennyが始めたSICKOのドラムのJoshも加入した現在進行系2/3 SICKO(笑)レーベルはEanのTop Drawerでほんとこの3人はいくつになっても仲が良い!このバンドもSUBJUNCTIVES同様、SICKOを思わせるサウンド!今作もレコーディングはKurt Blochが担当してる。内容は、新曲を自分たちのアーティストのイメージでかきあげた2曲収録で、タイトルで予想が付きますよね。1曲目はMC5をイメージして作曲されたもので、確かにギターはロックンロールしてるけどメロディーはSICKO(笑)そしてもう1曲はGUIDED BY VOICESをイメージしたものだそう。っぽいんだけどロバートポラードのメロディーではないかな(笑)Dennyです!と、いうことでSICKO好きならこちらもチェック!(O)

TRASH SOUND CONGLOMERATE “MIRACLE OF SCIENCE” 7″

SICKOのEanが現在一番のお気に入りにしているのがこのシアトル女性3人組!1stアルバムは奇天烈ハードコアだったんで入荷見送りましたが、この新作の7″では大変化を遂げたポップパンクバンドになってます。特にタイトル曲はめちゃくちゃ良い。かつてリリースさせてもらったBABY GHOSTSを個人的には思い出しましたよ。これポップパンク、インディーポップ好きにまで気に入ってもらえるんじゃないかな。そしてもう1曲はハードコアだけど、アルバムよりもストレートになっていて聴きやすくなってます。ってかこれNOT ON TOURかよ!と突っ込んじゃいましたよ。でも後半に声の太いボーカル(ドラマーでトランスジェンダーだと思う)に変わるとDANZIGってかハードロック調になるというずっこけの展開!ってかこのバンド、SCARED OF CHAKAとかHEADとライブしてんのかよ!(O)

こちらは再入荷!

THE SUBJUNCTIVES “THE SUBJUNCTIVES” CD

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