BTRSV052: INSTIGATORS “Shockgun” LP
※2025年8月1日リリース予定(到着次第の発売となります)
※限定Pink Vinyl
INSTIGATORSが30年ぶりに復活!それを祝し、Boss Tuneageが2ndアルバム「PHOENIX」に続き、彼らの3rdアルバム「SHOCKGUN」を限定カラーヴァイナルで初のアナログリイシュー化!しかも、オリジナルレコーディングをレストアしてリマスタリングしているのでサウンドはかなり良くなっている。このアルバムは、UKはHDQのリリースでおなじみのPositive、USはFlipside、ドイツはWeirdからリリースし、ワールドワイドに彼らの存在を世に知らしめた作品であり、アナーコパンク/アナーコ・メロディック全盛期のサウンドで80年代後期に盛り上がるアナーコ・パンク・ムーブメントに多大な影響を与えた。今作はXPOZEZのアンディーがボーカルとして加わり活動を開始した彼らの第2期に残した2枚目のアルバム(通算では3枚目のアルバム)。バックのサウンドhaHDQが翌年にリリースしている「Sinking」にも通じるDCからの影響とも言えるギターワークが渋い!やはり、なぜこのバンドのこの時期の音源が日本で過小評価されているのか理解に苦しむ。
元々バンドは1980年に高校の同級生であったドラマーのポール・“ハミー”・ハムショー(後にSORE THROATのドラム、CIVILIZED SOCIETYのボーカル)と、ギタリストのサイモン・ムーニーがCRASSやFLUX OF PINK INDIANSに影響を受け結成。UK国内ではすでに人気を確立していたが、85年にパスヘッド運営のPusmortのコンピ「Cleanse the Bacteria」に収録されたことでアメリカでも人気を得ることになった。80年代のUKパンク、Late 80’s UKメロディックに興味のある人は、重要バンドの作品をこの機会に逃すことのないようにしていただきたい。
(収録曲)
A1. TRICKED AND ABUSED
A2. APRIL ACID RAIN SHOWERS
A3. CRY FREEDOM
A4. SUICIDE INVESTIGATIN TEAM
A5. ONE WAY TICKET
A6. INTOLERATOR / INTOLERHATER
B1. RUN DON’T WALK
B2. MASS INSANITY
B3. SITUATION DESPERATE
B4. CENTRAL NERVOUS SYSTEM
B5. WE, YOUR MURDERED SISTERS
BTRSV051: INSTIGATORS “PHOENIX” LP
※2025年8月1日リリース予定(到着次第の発売となります)
※限定Clear Vinyl
※前回のリイシューでは87年のドイツ・ベルリンでライブ音源を加えた2枚組でしたが、今回はアルバム単体でのリイシューとなります。
「Shockgun」の初のアナログリイシューと共に、2015年に1度リイシューされたものの現在廃盤となっているINSTIGATORSがオリジナルのギタリストであるムーニー以外のメンバーを総替えして86年にリリースされた言わば、バンドの再出発となった1stアルバム(バンド史上は2ndアルバム)も再びアナログで登場!オリジナルはBluurg Recordsからリリースされヨーロッパでの人気は未だ強く、多くの日本人がイメージするINSTIGATORSは後期の作品だと思いますが、初期の彼らのサウンドはまさにアナーコパンク、アナーコ・メロディックで80年代後期に盛り上がったアナーコ・パンク・ムーブメントに多大な影響を与えているのは事実。スピードとメロディーを手に入れメロディック色を開花させながらも初期のアナーコ・サウンドも残しつつ、アメリカの中期DCハードコアを早くから知っていたのかは分かりませんがその臭いも感じさせ、80年代の後半に爆発的に増殖した哀愁ギター・メロディック・ハードコアの片鱗はH.D.Qよりも先に披露した感じにも受け取れます。またDANやSOFA HEADといった80年代後半から90年代初期のUKメロディック・ハードコアに確実に影響を与えており、華やかさはないものの先駆者のとしての不動の地位は確立していたのかも知れません。
(収録曲)
A1. BLIND EYE
A2. WATCH AND WAIT
A3. HEDONISM
A4. COMPUTERAGE
A5. EYE TO EYE
B1. RULES
B2. AMERICAN DREAM
B3. DOOMSDAY PLUS ONE
B4. SUMMER
B5. DARK AND LONELY
WS290: MOVING TARGETS “RED EYES” CD
※2025年7月6日リリース予定
※限定200枚
※帯、歌詞、対訳付き
2025年再び日本ツアーを行ったボストン伝説の哀愁メロディックパンクロックバンドMOVING TARGETSが、GOVERNMENT ISSUE~JAWBOX~BURNING AIRLINESなどのJ. Robbinsと再びダッグを組みニューアルバムを完成させた。Ken Chambersの天才的なメロディセンスとギタープレイはさらに研ぎ澄まされ、MOVING TARGETSを再始動させた鉄壁のリズムセクションとの融合は完璧な布陣。オープニングトラックの「RED EYES」からジワジワと染み入る圧倒的な独自の世界は圧巻。そして今作ではこれまで以上にシンガロング出来る楽曲が繰り出されていく。80’s USロック、90’sオルタナロック、メロディックパンクが痺れる内容。MISSION OF BURMAやHUSKER DU、REPLACEMENTS、LEMONHEADS、DINOSAUR JR.、NILSからDRIVE、EXIT CONDITION、MIDWAY STILLなUKメロディックパンク好きも逃すことは出来ない作品。
(収録曲)
01 RED EYES
02 SAW TOO MUCH
03 ON THE RUN
04 SUPERFICIAL WORLD
05 FLY AWAY
06 LOST AND FOUND
07 KING ZEN
08 SURFACE
09 NINE LIVES
10 REGRETS
WS286: DIAZ BROTHERS “THE WORLD IS YOURS” LP/CD
※2025年6月6日リリース予定(アナログは到着次第の発売となります)
※CDは限定200枚、LPは限定300枚
※CDには帯、歌詞、歌詞対訳とインタビュー掲載のインサート付き
Diaz Brothersの1stアルバムでは、歌詞にはディッキーと君の思い出も歌詞に反映されていると個人的には思ったんですが。
ゴリー「そうだよ、1stアルバムには、ディッキーを失ったこと、そしてそれが俺にどんな影響を与え、どんな気持ちにさせたかを歌った曲がたくさんあるね。心を開いて話すことは難しかったから、代わりに曲を書いたんだ。それが俺にとって一種のセラピーになって、心の傷を少し解放する手助けにもなった。ディッキーの影響はこれからもずっと残ると思うし、ニューアルバムにも間違いなく表れているよ。」
H.D.Q.の後継者が5年ぶりにアルバムをリリース!先日アルバムをリリースした同郷サンダーランドのフランキースタッブス在籍のROACH SQUADの活動に触発されたのか?!2015年Dickieの訃報により活動が停止してしまったH.D.Q.再結成後の残されたメンバーがDickieの意思を引き継ぎ活動しているバンド。名義こそ封印していますが、サウンドはそのままのメロディックサウンド!しかもボーカリストのGollyはみなさんご存知のようにH.D.Q.だけでなく、STOKOEやTHE JONESでも活動していたUKメロディック界の重鎮。そこにUKエモーショナル/メロディックのパイオニア的存在SHUTDOWNのNeil、RED ALERT、ANGELIC UPSTERSでも活動していたMickというラインナップ。渋いシワガレボイスでパワフルでのびやかなメロディー、Dickie譲りのギターワーク。これはUKメロディック好きにはたまらないサウンドが再び再来ってやつですよ!時折、H.D.Q.以降に登場したHOOTON 3 CARやBROCCOLIを思わせて、総評してUK哀愁メロディックを体現しているのがデカい。古き良きサンダーランド・サウンドの復活!前作もすごかったが、今作の緊張感もすごい!正統派UKメロディックfンが待ち望んでいた内容です。CDバージョンはサンダーランドのSerial Bowl recordsとWaterslideの共同リリースですが、アナログバージョンにはアメリカのDead Broke RekerdsとドイツのBreak The Silence recordsも参加。
(収録曲)