5月
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WS034: GAN “Do That Again? … Again !?!” CD

お待たせしてゴメンなさいでしたが、ようやく予約スタート!改めてアドバンスドCDRをとおして聴いてみてもやっぱり素晴らしく、ほんと待ったかいありました。90年代前半のUKのバンドでありながらも、その当時のGreen Dayに代表される初期Lookout!周辺バンドからの影響もうかがえるような秀逸なメロディ、疾走感を伴う弾けまくるハイテンションサウンド。なんといってもAndyの哀愁のギター旋律が奇跡。シンプルながらも魅惑のリフが紡がれ編み上げられ、聴くものを独自の世界観に引きずり込む。シンプルで魅力的であるからこその異常なまでの中毒性。ふと横断歩道を渡るときや、電車が来るのを待ってるときなど、ipod聴いてなくても気がついたら頭の中で繰り返し鳴り響く。10年以上も前に作られた楽曲なのに、毒性効力はまったくもって薄まってなかったことを今さらながら再確認。

メインソングライターであるAndyは Ganの後もdON fISHER, Servo, Ohno Expressと渡り歩くのだけど、どれもパーフェクト。Servoが来日したときに、僕はCarolyn嬢にわき目も振らずにギタリスト捕まえて、「おまえAndyか!?」と聞きに行ったのもなつかしい。(その質問に対する彼の回答は「俺はBillだよ」ということで、結局Servo来日時のギタリストはAndyではなくてガクーンとテンション落ちる。ただその後「前はChina Drumでやってたんだ。」という驚愕の言葉が発せられ、China Drumも大好きな僕はすぐさま高揚感を取り戻しその後の会話を興奮しつつ楽しんだということもありました。)

僕が最初に手に入れた彼らの音源は1stアルバムのCD盤。普通に中古で購入し、あけてみてびっくり!中身が明らかに違ってる。。。中古だからってそりゃないぜ。。やっと見つけたのに。と激テンション落ちつつもとりあえずトレイに載せて再生ボタン。。。!!!なんだこりゃ。全然ハードコアじゃない!えらいかっこいい!!と、この文章と同じくらい戸惑った頭の中にびっくりマークを浮かべつつ、あわてて裏ジャケの曲名を確認しながらさびを待つ。。1曲目では曲とタイトルの一致に確信もてず、2曲目へ。アイソーユーイェスタデイ!いきなり曲名と同じ言葉で始まった!yes。やりました。中身あってました。今日の出会いに感謝しつつ、夢中になり何度かループ再生させたあの日の感情がよみがえる。いまだGANの音に触れたことがない人も僕と共感しましょう。

1stアルバムを含め全曲デジタルマスタリング、7inch収録曲は初CD化に加えて未発表曲を1曲追加した文字通りのコンプリートディスコグラフィーなので、全音源持っているという人も手に入れたほうがよいでしょう。発送されるのはもうちょっと時間がかかりそうだけど、奮えて待て!

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