BTRC154/WS250: MOVING TARGETS “IN THE DUST” LP/CD
※2023年1月下旬リリース予定
※限定200枚
FOR FANS OF: MOVING TARGETS、HUSKER DU、 REPLACEMENTS、LEMONHEADS、NILS、MIDWAY STILL
復活第2弾アルバム「HUMBUCKER」から短いスパンで、早くもニューアルバムがリリースです!25年の眠りから覚めた後は、むちゃくちゃ精力的に活動しています!今作はJ.Robbins (JAWBOX、BURNING AIRLINES、etc)を迎えてMagpie Cage Recording Studioでレコーディングを行いました。ケニー・チェンバースの高度なソングライティング能力と、MOVING TARGETSを再始動させたイヴとエミリアンの鉄壁のリズムセクションを組み合わせた強力なバンドサウンドは健在!今作もMOVING TARGETSに求められるものが完璧に備わった作品だ!めちゃくちゃ渋い!このジワジワ来る感じこそこのバンドの真骨頂ですよ!やっぱり、DRIVE、EXIT CONDITION、MIDWAY STILLをはじめとした多くのUKメロディックバンドたちは多くの影響をこのバンドに受けていたのは間違いなしです。今作リリース後は、ついにMOVING TARGETS初となる日本ツアーが決まって欲しいぞ!
(収録曲)
1 WIPER
2 MAKE IT EASY
3 SACRIFICE
4 OVER MY HEAD
5 DECADENT SIDE
6 ORDINARY SUMMER
7 TO THE SEA
8 MILES AWAY
9 VICTIM OF LOVE
10 STATION
11 E BOW
12 END OF THE LINE
BTRC149J: HARD-ONS “I’M SORRY SIR, THAT RIFF’S BEEN TAKEN” CD
※2021年10月29日リリース予定
※YOU AM IのTim Rogersが衝撃加入!
※アナログ盤は現在プレス工場が激混みのため来年の春以降になりそうです。
FOR FAN OF: PUNK ROCK、POP PUNK、HARDCORE PUNK、THRASH、METAL、ROCK’N’ROLL、RAMONES、BLACK SABBATH、AC/DC、KISS
前作「SO I COULD HAVE THEM DESTROYED」でKeishがHARD-ONSに完全復活で古くからのファンを大興奮させてくれました。その前の日本ツアーでもKeishが帯同して、喜んだからなおさらだった。でも、そのKeishが性的不正行為で告発された。メンバーもその状況がわからずショックを受けいてた。このまま活動が止まってしまうのではないかと危惧していたが、バンドを止めずにやって来たのは俺らだしということで、HARD-ONSは再び前に進むことを決断。もちろん、Keishの居場所はバンドにあるべきではないというか、いてはならないので、またBlackieがボーカルを牽引するものだと思ってましたが、ボーカリストとして加入したのは、なんと日本でもおなじみの大人気オルタナロックバンドYOU AM IのTim Rogersってマジか?!なんでもTimは10代の頃からHARD-ONSの長きに渡るファンでその夢が叶ったと言うステートメントも出してます。
そのTimを迎えての最新アルバム。もちろんバックの演奏はこれまでと同じHARD-ONSなんですが、ボーカルが変わるとこんなに雰囲気変わるんだと驚くでしょう。ボーカリストとしての才能がずば抜けているTimの表現力が加わった新生HARD-ONS、とにかくスケール感がこれまでとは違う!正直、最初聴いた時むちゃくちゃ違和感があってえっ全然違うと思っちゃいましたが。Timのボーカルに慣れると、このアルバムってすげーんじゃねーかと思うようになりました。これまでBlackieもメインボーカルを取っていたけど、本来のボーカルの才能を持ってる人の表現力で歌われるHARD-ONSむちゃくちゃ破壊力あります。80年代半ばに高校生で結成され、現在に至るまで、オーストラリアで最も愛され影響力のあるバンドの座をキープしていて、グラムからスラッシュまでのぶち込んでミキサーにかけ、パンクやオルタナティブ・ミュージックのセンセーションを巻き起こしたこのバンドが、今作で手に入れたのは、オーストラリアのナショナルチャートに余裕でベスト3に食いこむ、YOU AM IのTimのボーカルなんですよ!これは凄まじい。モンスターバンド、更なる進化です。普通にスタジアム級のバンドなんじゃねーのと思っちゃいますよ、今作。
THE HARD-ONSの新しい時代の始まりだ!普通にBLACK SABBATH、AC/DC、KISSが好きなオジさんも、このアルバムに触れてTHE HARD-ONSのTシャツを着てもらいたいものです。しかし、バンド名の意味がわからないとヤバイことになりますが…
あっ、もちろんスラッシュもやってますよ。サウンドは今まで通りなんですよ。このTimが歌う、”Surfin On My Face”、”What Am I Supposed To Do”、”I Do I Do I Do”聴いてみたいです。
(収録曲)
1. HOLD TIGHT
2. FUCKED UP PARTY
3. PUCKER UP
4. LITE AS A FEATHER
5. BACK PACK SWEAT
6. FREQUENCIES
7. HOME SWEET HOME
8. HUMILIATED/HUMILIATOR
9. THE LAWS OF GOSSIP
10. NEEDLES AND PINS (SIC)
11. SHOVE IT DOWN
12. SHOOT ME IN THE BACK
BTRSV045: STOKOE “THE EXPERIMENT HAS BEEN A COMPLETE AND UTTER FAILURE” LP
※2020年10月下旬リリース予定
※限定200枚
※Color Vinyl
Dickie(HDQ, LETHAERFACE, DR. BISON, ANGELIC UPSTARTS, etc)がメインとなってたまに(不定期に?気が向いた時だけ?思い出したとき?)やっていたSTOKOEが2005年にCDのみでリリースの12曲入りアルバムがついにアナログ化!このアルバムはJONES解散後に彼がLEATHERFACEい再び加入するまでにやっていたバンドで元々は、Golly(ABS, JONES)をボーカルとして結成されました。当時、突如リリースされたアルバムではGollyが脱退していて、女性ボーカル(経歴は一切不詳)に変わっていたのは衝撃的でした。でも、この女性ボーカルがむちゃくちゃ良くて、そしてDickieが珍しくメインボーカル曲もあって、その声ももろにウィスキーボイスでまた激渋なんですよ。そして、当然ながら弾きまくるDickieならではのギタープレーだけで、HDQ(SINKING以降の)、LEATHERFACEファンは文句なしの内容だと思います。Dickie自身もこのアルバムのアナログ化を望んでいたのですが、彼の死によりその実現も凍結していましたが、HDQもDIZ BROTHERSとして再始動した今、ついに彼の遺志を継ぎアナログ化します!
(収録曲)
A1 9 STORIES HIGH
A2 MORE MAGIC THAN LOGIC
A3 SECRETS AND LIES
A4 MEXICAN STAND OFF
A5 INSOMNIA DIPSOMANIA
A6 THE EXPERIMENT HAS BEEN A COMPLETE AND UTTER FAILURE
B1 HANDSTAND
B2 MARIA
B3 A SORT OF HOMECOMING
B4 FINE TUNING
B5 TUNSTALL
B6 SWEET SUBURBIA
WS220: MOVING TARGETS “HUMBUCKER” CD
※2020年9月30日リリース予定
※帯、歌詞付き
※限定300枚
25年の沈黙を破りついに2019年に再始動した80年代から活動を続けるボストン伝説の哀愁メロディックパンクロックバンドMOVING TARGETS。2020年4月に初の日本ツアーが予定されていましたがコロナウィルスのため残念ながら延期となってしました。しかし彼らは前に進み、日本ツアーを目標としてくれていますので、世界が再び日常を取り戻した時はやってきてくれるハズ!前作「WIRES」で完全なるカムバックを果たし、以前と変わらぬそのサウンドは世界中で賞賛されているのはご存知のところかと思います。今作は米国のロックダウン数時間前に、カナダへとKenが飛び立ったためにレコーディングを行うことができ、時間をかけて完成されたもの。現在のNILSとしても活動する新メンバーとともに完全に作り上げたこの15曲収録のアルバム、またしても強力な作品になってますよ。HUSKER DU、REPLACEMENTS、LEMONHEADS、NILSといったバンドと共鳴したメロディックのパイオニア。メロディックパンクを愛する方にとっては新たなマスターピースとなることでしょう。いわゆるUKメロディックと称されるバンドが好きな人にとっても聴き逃しは厳禁です!
(収録曲)
1. The Hole
2. Apart
3. Matters To Me
4. Opposites
5. Thin Line
6. Lost
7. Feed
8. Harder Than The Rest
9. World Gone Mad
10. Believer
11. Anyway
12. On The Wall
13. Waiting For You
14. Make It Right
15. Jam In C
BTRC12-145: MOVING TARGETS “HUMBUCKER” LP
アナログはもちろんBOSS TUNEGAEからリリース!
BTRC12-146: REVERSE “EMPTY SPACES” LP+CD
※2020年8月(完成次第のリリースです)
※限定300枚
※同内容CDR付
UK メロディックシーンが最も脚光を浴びていた90年代初頭。1990年にストークオントレントにて結成、デモ音源をリリースし地道に活動開始。すぐさま御大EXIT CONDITIONに発掘され、そしてEXIT CONDITIONが自らレーベルを設立し、彼らとスプリット7″シングルを92年にリリースしたことにより、ここ日本でもすぐさま多くのUKメロディックファンが「REVERSE」の虜になった。これまでに正式にリリースした音源も非常に少ないながらも、どの音源も非常にクォリティーが高く時代を経ても未だにUKメロディック界の奇跡として語られるバンド。
2019年突如復活し、日本のSP Recordsから7″シングルをリリースし、多くのUKメロディックファンを胸熱させてくれましたが、彼らは先を見ていたのです。ついに、彼らのニューアルバムが12曲入りでリリースです!国内盤CDはSP Recordsがリリース予定ですが、アナログ盤は我らがBoss Tuneageがリリース!彼らの持ち味である、ドライビングメロディックに泣きのサッドメロディーが2020年に蘇るなんて誰が想像したでしょうか。これは、もう往年のUKメロディックパンクファンの新たなマスターピース!アナログ盤は限定300枚。
(収録曲)
A1 EMPTY SPACES
A2 UNDONE
A3 BROKEN WINDOWS
A4 MISSUSER
A5 IT’S A DISASTER
A6 OPINIONS
B1 STAY ANGRY
B2 OBLIVION
B3 FIRE FLIES
B4 SCARS
B5 NORTHERN SOUL
B6 BLOODY MARY AND GRANT HART
WS214: DIAZ BROTHERS “S/T” CD
※2020年6月19日リリース予定
2015年Dickieの訃報により活動が停止してしまったH.D.Qでしたが、ついに残されたメンバーが悲しみを乗り越え再始動。そして、今作は往年の哀愁メロディックの復活です!もちろんH.D.Qの唯一のオリジナルメンバーDickie亡き今は、H.D.Q名義こそ封印しましたが、H.D.Qと言われみんなが頭に浮かぶH.D.Qサウンドはゴリーがヴォーカリストになってからのメロディックサウンドなんじゃないだろうかと思うんで、変名はする必要はあったのかなと思っちゃいますが。そこはやっぱりディッキーとゴリーの友情においてはそうする必要があったんだろう。今作は、残されたメンバーに加え、UKエモーショナルメロディックのSHUTDOWN、そして近年ではTHIRY SIX STRATEGIESで活動していたナイルを迎え、DIAZ BROTHERSと名乗っての登場!これが文句なしの素晴らしさで驚きすら覚えました!JONESの頃のヴォーカルに戻ったというかSTOKOEのEP時のような引っ込んだヴォーカルでこの少しシャガれてパワフルでのびやかな声質こそゴリーの持ち味であり、見事にその声が生かされた楽曲に涙!!1曲目から素晴らしすぎる!H.D.Qそしてこの手のサウンドの大元となるLEATERFACEとはギター・ワークが棲み分けができている所、かといってJONESでもないスピード感と耳に残るメロディーでディッキーの存在を継承しつつ自身のギターサウンドが素晴らしい!何よりUKメロディック狂なら何処かで耳にしたであろう数々のバンドのフレーズが取り入れられていて時折HOOTON 3 CARやBROCCOLIを思わせて、総評してUK哀愁メロディックを体現しているのがデカい。ここ最近のベテラン勢による新バンドはダイナミックさやヴォーカルを前に出す感じが主流に思えました、ヴォーカルを引っ込めた事で古き良きサンダーランド・サウンドの復活!これは名作誕生!ゴリーの歌詞はディッキーへのメッセージで溢れていて、やっぱり二人の間には二人にしかわからないことがたくさんあるんだろうなと思わされました。まあ、当然っちゃ当然だけど。人生ってせつねーな。(O)
(収録曲)
1 ALL OF YOU
2 SCORCHED
3 THE HARDEST GOODBYE
4 MELANCHOLY HAND GRENADES
5 HEAVEN KNOWS
6 EMPTY BAR STOOL
7 THIS IS MY OPPRESSOR
8 ON MEMORY HILL
9 I SEE NO JUSTIFICATION
10 THIS HATING NATION
アナログ盤はBOSS TUNAEGAからの登場です。
BTRC12-144: DIAZ BROTHERS “S/T” LP+CD
※2020年6月下旬リリース予定(到着次第のリリース)
※同内容CD付
CDと同内容です。
(収録曲)
A1 ALL OF YOU
A2 SCORCHED
A3 THE HARDEST GOODBYE
A4 MELANCHOLY HAND GRENADES
A5 HEAVEN KNOWS
B1 EMPTY BAR STOOL
B2 THIS IS MY OPPRESSOR
B3 ON MEMORY HILL
B4 I SEE NO JUSTIFICATION
B5 THIS HATING NATION
BTRC141: HARD-ONS “SO I COULD HAVE THEM DESTROYED” CD/LP+CD
※2019年10月16日リリース予定
※今作はオリジナルメンバーであるKeishが完全復活を果たしメインボーカルとして参加!
※CDは限定200枚、LPは限定300枚
※CDは帯、歌詞対訳付き
2019年は何の年でしょうか?!はい、HARD-ONSが結成35周年を迎えます!全くもっと止まることを知らないオーストラリアのライブモンスターHARD-ONSが12曲の新曲をぶち込んだニューアルバムを産み落としますよ!
前作「PEEL ME LIKE AN EGG」から5年ぶりとなるこのニューアルバムでは、オリジナルメンバーであるKeishが完全復活を果たし、全曲メインボーカルを取る4人編成としての初のアルバム!(前作でもKeishは復活していましたが一部の曲のみ参加でしたからね。)ついについにのKeish、Blackie、RayでのHARD-ONSがついに完全復活だぜ!バブルガムパワーポップ、スラッシュメタル、ロックンロールとジャンルごった煮のこれぞHARD-ONSならでは爆進ぶり!しかも、Keishの完全復帰を一番喜んでるのはメンバーたちなんじゃないかと思うほどの名曲てんこ盛り!とくに”THIS IS HOW WE ROLL”。この曲最初は怒涛のロックンロールなのに途中から極上のパワーポップパンクに変わってるんだよね。むちゃくちゃ最高だよ!それに、オープニング曲のタイトル見て!”MADE TO LOVE YOU II”だよ!名盤「Dickcheese」のオープニングを飾った”Made To Love You”の第二章で始まるのですよ。確立された地獄と天界を行き来する怒涛の12曲は爆音で必ず聴くべし!!RAMONES、ヘンリーロリンズ、ジェロビアフラ、キャプテンセンシブル、RED HOT CHILLI PEPPERS、POISON IDEA、RADIO BIRDMAN、SAINTS、MC5、SEPALTURAといった偉大なるバンドにも愛されるバンド、悪いわけないじゃないですか?しかも、フェスとかでライブを年に数回やるとかじゃなくて、彼らは今だに自分たちでツアーをブッキングして世界中のライブハウスを一年中回ってる生涯現役バンドなんだから!このアルバムを引っさげて必ず日本に戻ってくるでしょう!”THIS IS HOW WE ROLL”生で聴きたい!
(収録曲)
1 MADE TO LOVE YOU II
2 BAD BAD TEMPER TO MATCH
3 BETTER BY THE HOUR
4 MIDNIGHT
5 OH YOU’RE CRUSHED
6 NOT JUST FOR A DAY
7 A WHOLE LOT OF TOOTH
8 FLOAT
9 THIS IS HOW WE ROLL
10 DO THE BUNK
11 HARDER AND HARDER
12 IT SEEMS LIKE I’VE SPENT EVERY PENNY THAT I EARNT TODAY
BTRC139: SPERMBIRDS “GO TO HELL THEN TURN LEFT” CD/LP
※2019年9月上旬から中旬リリース予定
ヨーロッパでは今尚、圧倒的な人気を誇る80年代から活動し、すでに結成から30年も経ているオールドスクールハードコアレジェンド SPERMBIRDS!ここ日本でもMCR COMPANYのオーナーが在籍したFUCK GEEZもカバーしたことから知られておりますね。前作「A Columbus Feeling」から6年ぶりとなる13曲入りアルバムが、ドイツのRookieとイギリスのBoss Tuneageからリリース。アルバムとしては9作目です。2000年の復活の際はYOUTH OF TODAYとユーロツアーを行ったのは驚きでしたね。ストップ&ゴーの展開もありつつも彼らならではのキャッチーなハードコアでSPERMBIRDSファンの期待を裏切らないものに仕上がっている。やっぱり時折潜ませているメロディックパンクチューンも好物なんですよ。今作のアートワークはオーストラリアのLAWNSMELL/CHINESE BURNS UNITといったメロディックパンクバンドで活動もしているGlenn Smithによるもの。
(収録曲)
1 BREATHE DEEP
2 GO TO HELL THEN TURN LEFT
3 AGENT NINE
4 I’M NOT FROM HERE
5 FROM THIS DIRECTION COMES WAR
6 ALL RIGHTS RESERVED
7 THANKS FOR BEING SPECIAL
8 BALANCING ACT
9 A LOT OF TALK
10 ANYTHING WITH AN ENGINE
11 IF I EVER FIND MY PANTS (SOMEONE’S GONNA DIE)
12 BRING OUT THE SNAKES
13 A QUARTER TILL THE END OF THE WORLD
BTRSV044: FOUR LETTER WORD ”ZERO VISIBILITY (EXPERIMENTS WITH TRUTH)” LP
※7月下旬リリース予定
※Random Mix/Effect Vinyl(300枚限定?)
※LEATHERFACEのフランキー・スタッブスお気に入りのバンド
FOR FANS OF: LEATHERFACE、YOUTH BRIGADE、B級哀愁メロディックパンク
1991年英国カーディフで結成されたメロディックパンクバンドFOUR LETTER WORDが1999年に、YOUTH BRIGADEのメンバー運営のBetter Youth OrganizationからCDオンリーでリリースした2ndアルバムがついに初のアナログ化!アルバムは全作品LEATHERFACEのフランキー・スタッブスがプロデュースをするほどお気に入りのバンドで当時注目されていました。今作は彼らのアルバムの中でもベストに挙げる人も多い傑作でアナログ化が望まれていました。そもそも、このアルバムをリリースした数週間後に、彼らのバンド名が、アメリカではすでに商標登録しているバンドが存在していたことで、販売停止しないと裁判に持ち込むという手紙がロサンゼルス最大のエンターテイメント法律事務所から届き回収せざるを得なくなってしまったんですよね。あの時代はそういうくだらないことするやつらしょっちゅういましたね… そのため、あまり市場に出回らなかったことも、日本でこのバンドの知名度が挙がらなかったんではないかと思います… それでも、OFF WITH THEIR HEADSとのスプリットリリースなどでも日本では好きな人にはずっと支持されていますが。とにかく、今作は彼らのベスト音源。UKメロディックパンクをベースにしながらも、ストリートパンク色もあったのでHARD SKINなど支持していた人からも人気がありましたね。もちろん、Better Youth Organizationがリリースしていることでもわかるように男臭い哀愁のメロディーはYOUTH BRIGADEにも通じるものがプンプンしています。STICKS AND STONESや後期POLITICAL ASYLUMのような、カルトな哀愁メロディックファンも再び聴き直して欲しい内容ですね。悲運に遭遇したFOUR LETTER WORDの2ndアルバムが、リリースから20周年を経てついにリイシューとなります。これはうれしい。そしてきちんと再評価されてほしい。Waterslideとも親交の深いBrassneckとの共同リリースとなります。
(収録曲)
A1 MAKE ME A WINNER
A2 UNCONDITIONAL
A3 SUBTERRANEAN ZONE
A4 REMOTE CONTROL
A5 THE HOME FRONT
A6 YOUR GODS WON’T SAVE YOU NOW
B1 EMERGENCY BROADCAST
B2 MEMENTO MORI
B3 ALL AMERICAN WAR
B4 BROKEN PANE
B5 PLAYGROUND POLITICS
B6 THE LAST TRANSMISSION
WS187: SPOILERS “ROUNDABOUTS” CD
※2018年10月10日リリース予定
FOR FANS OF: SNUFF、GUNS’N’WANKERS、SOUTHPORT、高速メロディック、FAT WRECK CHORDS
現地情報によるとどうやらこのバンドを取り巻く環境がSNUFFが大きくなっていくのと同じような感じのようなんです。最初はおおげさじゃねと思いましたけどね。でも当時リアルタイムでSNUFFを聴いてた人の印象はそうらしいんですよ。ライブを見た人が好きになりどんどん口コミでお客さんが増え続けている感じや、色々なバンドがツアーのオープニングアクトに指名争奪戦になっている様子なども。元々は7 DAY CONSPIRACYといったローカルバンドで活動していたDanが、憧れのサイモン在籍のSOUTHPORTに加入し、自分がやりたいことに気づいて結成したバンド。2015年に6曲入りのミニアルバムをリリースし、地道にライブを重ねてきました。2017年FACE TO FACEのUKツアーのオープニングバンドに指名された途端、急激に彼らの環境は変わり始めたんです。すぐさま、SNUFFからもライブに誘われると一気に火が付き始めました。恐らくDanは過去にSOUTHPORTに在籍してたからダンカンとサイモンの関係はみんな承知なので周りが気を使っていたのかもしれませんね。その後もLAG WAGON、BAD COP BAD COPなどのUKツアーのサポートバンドに立て続けに指名され新たなファンが増えてるんだって。LAG WAGONのヨーロッパツアーの帯同も指名を受け、さらにFACE TO FACEも彼らをカナダツアーに連れていきたいとオファーをもらったようです!この絶好のタイミングで待ちに待った1stフルアルバムのリリース。なんでもFat Mikeも彼らを気に入っててリリースをしたがってたんだって!1stミニアルバムではSTRIKE ANYWHEREやREHASHER直系なUS要素の濃いメロディックハードコアだったんだけど、このアルバムでは一挙にUKフレーバーを全面に押し出してきて、これがすこぶるかっこよい。SOUTHPORTを45回転したようでもあり、SNUFFのReach時代を彷彿させてくれるしで、まさにこのアルバムではSimonいないのにサイモンが存在するような感じなんですよ。また、曲によっては、ダンカンがやってたGUNS’N WANKERSも!これまで同様VISION OF CHANGE/SNUFFのLeeのハモンドオルガン素晴らしいおかずになってる。まさに待ちに待ったUKメロディックパンクバンドの登場。90年代UKメロディックで熱くなった今はおっさんも、メロコア好きな若者もまとめて夢中にさせるアルバムじゃないでしょうか。2曲目の”Roundabouts”のイントロの時点で熱くなる!このアルバムを引っさげて日本にやってくることを望んでいます!よろしくおねがいします。
(収録曲)
1. Shortcuts
2. Roundabouts
3. Collision Course
4. See You Ringside
5. The Same Again
6. Pushover
7. Target Practice
8. Skimming Stones
9. Harry G
10. Lost Your Way
11. Recently Re-Released
12. Excuses Excuses