ー歴史ー
Mutant Popは、1995年3月にTimboことT.ChandlerことTim Davenportが立ち上げたポップパンクレーベル。このレーベルはLookout!、Epitaphといったインディーだけど巨大レーベルとは異なり、アメリカのローカルシーンで活動していた新しいバンドを中心にリリースし、アメリカ国内のみならず日本でもレーベル買いをする人が続出するほど人気があった。とにかく、Mutant Popリリースなら見かければ手に取った。それもそのはず、インターネットも電子メールもない時代、あの広大なアメリカ大陸の各都市に点在するシーンの若手の良質バンドを知ることのできる貴重なレーベルだったのだから。だって、レコードの後ろに長文のライナーノーツでそのバンドがどういうバンドなのかわかる仕様なんだぜ。そんなMutant Popリリース作品で知ったバンドの他の音源を掘りまくって、そこのThanks欄に記載されている別のバンドを掘り続けるという無限ループに陥り、レコード代のため1日の食費100円に切り詰めた結果、体重を10kg近く落とし毎日めまいがしていた人間もいた。でもBORIS THE SPRINKLERは個人的に苦手で、Mutant Popリリースっていうだけで手に入れてたので針すら落としていない(爆)

Mutant Popは、ポップパンクシーンの中でも入手困難なコレクターズアイテムとなっている作品がたくさんあり、特に過去に日本でも某レーベルが模倣した基本メールオーダーオンリーのShort Run CDRシリーズは今じゃほぼ入手困難。これは、プロコピーCDRではなかったので手に入れてもデータが消えてしまっている可能性も高いので状態の良いものは余計希少。これ当時、日本で扱ってくれてたのBaseくらいだったよな。

Tim自身、70年代のレーベルからインスピレーションを得て、統一されたデザインを特徴とするコレクター向けのシリーズを作ることを目指し、限定版やカラービニールを殆どのタイトルで制作している。レーベルは個人的な事情では2002年に活動を停止。しかし、2008年にヨーロッパと日本からのまたやれやというラブコールを受けて復活するも、多分本業(対応が良くて評価の高い町の靴屋)が忙しくなり短期間の復活のみでまた完全沈黙。

しかし、ここ数年。SNSでTim Davenportが再び音楽について発信を開始。WaterslideがTimに許可を受けてリリースしているMutant Popオマージュジャケでの日本のポップパンクリリース作品のレビューを開始。The Hum Humsの1stアルバム「Teenage Looser」を数あるMutant Popオマージュジャケのリリースの中でも最高と褒めてくれたり、Pelotanや、Piggiesの新作までもチェックしてくれてることが判明。また、音楽に興味持ち始めたんだ。やり始めないのかなぁと密かに思っていた。

5月某日、Timからまたレーベルやろうと思うんだけど手伝ってくれないか?と連絡が来た。そこから、数時間チャットで近況やら色々話しまくった。2008年の復活以来だから、12年くらい音信不通だったから話すことは山ほどあった。Timから出て来るアイデアは実現できるかどうかはさておき、とにかく面白かった。こりゃ、完全復活だぜって思った。その中で、彼がWSで日本の販売をやってくれないかと。俺は素直に嬉しかった。前回の復活のときは、沈黙までの経緯を知っているので、できる限り協力する。過去の残っている音源も売って新作負担なくリリースできるようにしていこうとなり、今後、旧作も含めてMutant Popリリース作品を扱うことになりました。旧作はもちろん在庫ある限りね。

当初、俺は純粋なMutant Popリリース作品の1ファンだった。みんなMutant Popというと3コードポップパンクレーベルと今だに思っている人が多いが全然違う。だって、あのDILLINGER FOURも、East BayなPULLOUTSにROUND NINEも、エモいCHARLIE BROWN GETS A VALENTINEも、それにBORIS THE SPRINKLERも(笑)かなり音としては幅広いラインアップでリリースしてる。共通してるのはメロディーが良くて無名でもカッコイイバンドってこと。Mutant Popはレーベルとしてスタートし、その後、自分がリリースしたバンドの別の音源や、当時アメリカでは誰も見向きしなかったイタリアをはじめとするヨーロッパのバンドのリリース作品を扱う、”1000 Flowers”というディストリビューションを開始。俺が当時働いていたレコード屋の入荷で頻繁にTimにFaxを送って入荷していた。もう20年以上の知り合いだ。彼のレーダーは常に敏感で間違いがない。いや、たまにある(笑)当時から、Mutant Popと見ればときめいていた人も、ここ最近この手の音が好きになった人も、Mutant Pop Recordsを通してどんどん音楽の世界を楽しんでもらえればと思います。とはいえ、何よりMutant Popの再びの復活に俺がワクワクしちゃってますんで。

ではTimからのメッセージを。すっげー復活待ってたんだけどやっと戻ってきたね。今回復活に至った理由は?もう我慢しきれなくなったの?(笑)

Tim「2008年頃から研究とか歴史本を書いたりしてて、2008年に復活することが当初予定になかったんだよ。だけど、ここ最近100以上のネット上のデジタルコンピレーションアルバムを聴きあさっていたら、すげー良いバンドばいっぱいいることに興奮しちゃったんだよ。そしたら、そんなところにTHE TEEN SENSATION GLASSESのRyanが15曲送って来てくれて、それで完全に抑えられなくなった。2002年当時のTHE TEEN SENSATION GLASSESも好きだったんだけど、Short Run CDRシリーズでやることができなかった。それに、今の彼の音源の方が断然良い!ということで、昔からの願いを叶えるためにレーベルを再始動して、そのバンドの音源をリリースすることに決めたってわけ。1、2ヶ月かけて、たくさんの質問を色んな人にして、くだらないアイデアを人にぶつけて、今や、ほとんどのレーベルがLPにこだわっている世界で、CDのリリースだけを行って、一部の人に販売は任せることで、リリースをポンポンできるようにする感じで復活しようと考えたんだ。CDフォーマットオンリーでのリリースがどこまで受け入れられるのかってとこが唯一の謎なんだけどね。今のところ問題なさそうだし、以前とはやることも違うし、やってみないとわからないし。これまでは、7″リリースのレーベルとして知名度があるわけだけど、2021年の今の時点ではアルバムだけをリリースする予定。まあ、どうなるかはそのうちわかるでしょう。」

やってみないとわからないからね。何か他にある?

Tim「日本の人は世界で最も音楽に対する愛情があることは世界中で知られている。これは事実だ。お世辞とかで言ってるんじゃないよ。うん、シンプルな事実だね。

Mutant Popと聞いて懐かしいと思ってくれた方へ:サポートしてくれてありがとう。レーベル第二章は過去よりも面白いものになると思う。これからリリース予定の興奮するものが驚くほどたくさん予定しているけど、今はよりハーモニーを前面に出したミドルテンポでRAMONES経由のポップパンクのリリースになるだろう。これまで通り、品質は落とさないようにしていくんでよろしくお願いします。

これまでMutant Popに触れたことのない方へ:ぜひ過去のリリース作品をいくつか聞いてみてほしい。きっと気に入ってもらえると信じてやっているので。

最後にカズへ。変わることなくずっと信頼してサポートしてくれてありがとう。」

はい、今回は続けてくださいっと。あえてアナログじゃなくCDオンリーでということだけど、いかにもTimboらしいひねくれたセンスじゃないでしょうか。過去にもリリースフォーマットを7″からショートランCDRシリーズに変化したり。でもね、レーベルをやるということはとてもお金のかかることなんです。特にMutant PopもWSも、無名のバンドで良いのに埋もれているバンドを中心にリリースしていると全部をレコードでリリースしてくことは不可能。良いバンドだけど無名だと高いレコードだと買ってくれる人もそう多くはない。それにレコードの製作費に加え、送料もすごい負担で海外のレーベルや流通に送る時点で赤字なんですよ。それに個人的には全ての音源がレコードであるべきだとは思えないんですよ。CDはやっぱり気軽に手に入れられる音源として残されるべきじゃないかなと思ってるよね、ということもTimboと話したんですよ。というわけです。

では、今後決まっているリリース作品の一部を紹介します。

MP-523: The Teen Sensation Glasses: Focused CD

THE TEEN SENSATION GLASSES “Focused” CDの速報。25年前、ポートランドにあるCDプレス会社のCravedog RecordsのToddは、俺がやりたかったピンク色のプラケースを、それまで製作を依頼してきたプレス会社がそのケースにするには$1の追加料金がかかるという回答をくれる前に、同じくらいの価格を提示してきた。色付きのケースで工場でパッケージングを機械でやれるのか試すために、実は”今日”サンフランシスコから取り寄せたんだ。水色とオレンジも今後使うかもしれなから一緒に検査してもらおうと思って取り寄せたよ。とにかく、見た目は良かったよ…。つまり、過去にリリースできなかった音源をリリースする。
7月リリース予定で、MP-2001でTHE TEEN SENSATION GLASSESの別のアルバムも同時リリース予定だよ。別のハーモニーが最高のバンドはMP-524で9月レコーディング予定なので秋にはリリースができるんじゃないだろうか。THE TEEN SENSATION GLASSESがアホみたいにどんどん曲ができてきてるから、どんどんリリースしていく予定。とにかう、Ryanの仕事の速さは異常で誰にも予測できない。
-T. Chandler

MP-2001: The Teen Sensation Glasses: Fuzzy CD

MP-2001となるTHE TEEN SENSATION GLASSESの音源は現在の彼らの作品。MP-523のTHE TEEN SENSATION GLASSESの音源と同時リリース予定。
-T. Chandler

MP-2002: 17 Years: Please CD

具体的な内容は検討中だけど、「アンダーグラウンドなアーカイブ」というコンセプトで発表してどんだけ自分が間違っていないか把握してみたいから、これは自信があるリリース。
-T. Chandler

Mutant Popリリース作品はこちらから


BTRC12-146: REVERSE “EMPTY SPACES” LP+CD

※2020年8月(完成次第のリリースです)
※限定300枚
※同内容CDR付

UK メロディックシーンが最も脚光を浴びていた90年代初頭。1990年にストークオントレントにて結成、デモ音源をリリースし地道に活動開始。すぐさま御大EXIT CONDITIONに発掘され、そしてEXIT CONDITIONが自らレーベルを設立し、彼らとスプリット7″シングルを92年にリリースしたことにより、ここ日本でもすぐさま多くのUKメロディックファンが「REVERSE」の虜になった。これまでに正式にリリースした音源も非常に少ないながらも、どの音源も非常にクォリティーが高く時代を経ても未だにUKメロディック界の奇跡として語られるバンド。
2019年突如復活し、日本のSP Recordsから7″シングルをリリースし、多くのUKメロディックファンを胸熱させてくれましたが、彼らは先を見ていたのです。ついに、彼らのニューアルバムが12曲入りでリリースです!国内盤CDはSP Recordsがリリース予定ですが、アナログ盤は我らがBoss Tuneageがリリース!彼らの持ち味である、ドライビングメロディックに泣きのサッドメロディーが2020年に蘇るなんて誰が想像したでしょうか。これは、もう往年のUKメロディックパンクファンの新たなマスターピース!アナログ盤は限定300枚。


(収録曲)
A1 EMPTY SPACES
A2 UNDONE
A3 BROKEN WINDOWS
A4 MISSUSER
A5 IT’S A DISASTER
A6 OPINIONS

B1 STAY ANGRY
B2 OBLIVION
B3 FIRE FLIES
B4 SCARS
B5 NORTHERN SOUL
B6 BLOODY MARY AND GRANT HART



DLKを初めて聴いたときの衝撃は今でも忘れられない。あの頃はトラルパンクなんて言う言葉も知らずトラコア(トラディショナルハードコア)って周りでは呼んでいたハズ。スウェーデンというか北欧のバンドを掘りまくってた時に、お世話になったコンピ「REALLY FAST」の流れで、多分BIRDNESTのサンプラーにDIA PSALMAなんかと一緒に収録されてて、DIS PSLMAのリフもそうなんだけどなんじゃこりゃーってなった。とにかく面白くてすっげー笑った。けど気づいたらハマってしまったわけなんだけど。トラルパンクってなんか硬派なイメージのバンドが多いけど、その中でもとにかくファン精神で突っ走ってるのがDLK。だもんで高速メロディックブームの時に再評価されたのも納得だよね。ホッホッホッホッキーフィーラがついに生で見れるんだぜ。もう何年前だったかな。NOBODYS〜KILLERDAYSをやってたex-AMWAYマコから、「カズさん、DLKのマートが日本行きたいって言ってます。本気みたいっすよ。俺今イギリスなんであとは任せます」という、まさにマコのクソな無茶振りをされましたけど。その時は本気にしてなかったんだけど、その後4ZUGARAのサメシがライブを見にスウェーデンに行ってそこで話をまとめてきちゃったってわけ!それがついに今年実現するんだよ。スウェーデンに行かなくてもDLKを日本で見れちゃうなんてこんなご褒美あるのかよ!なわけです。色々なラッキーが今回重なってるんで次回はマジでないだろうな。だから、トラルパンク興味ある人だったら絶対に体感してみてくださいよ。今回のツアーに合わせてまたTAKAHASHI GUMIの2回やりますんで。ツアースケジュール詳細は下記です。神戸が4ZUGARAとの2マンって(笑)完全にサメシ本人から本人へのご褒美だなこれ。チケットの予約は9/23(日)下北沢BASEMENTBARと9/24(月、祝)名古屋HUKK FINNはうちでも受け付けますんで奮ってメールくださいませ!

DE LYCKLIGA KOMPISARNA JAPAN TOUR 2018 by Sameshi & friends

9/23(日)下北沢BASEMENTBAR
4ZUGARA PRESENTERAR「DLK och JAPANSK TRALLPUNKENS FESTIVAL」

OPEN 16:00 /START 16:30
ADV ¥2500- /DOOR ¥3000- (+1D)

DE LYCKLIGA KOMPISARNA
Nobodys
THE DUDOOS
TAKAHASHI GUMI
MARVELOUS
WITCHCRAFT ACT
4ZUGARA

DJ: BLOWPOP-T(CHEERS PUNK)

9/24(月、祝)名古屋HUKK FINN
Killerpass presents「Fun Herbivorous! #46」

OPEN 17:00 /START 17:30
ADV ¥2000- /DOOR ¥2500- (+1D)

DE LYCKLIGA KOMPISARNA
Killerpass
TAKAHASHI GUMI
Nobodys
4ZUGARA

9/25(火)神戸KOBE108
4ZUGARA PRESENTERAR「KOMPIS GIG」

OPEN 19:30 START 20:00
DOOR ¥2000- (+1D)

DE LYCKLIGA KOMPISARNA
4ZUGARA

9/26(水)下北沢THREE
Sämesi PRESENTERAR「Ha det så bra!? Javisst!!!!」

OPEN 19:00 /START 19:30
DOOR ¥2000- (+1D)

DE LYCKLIGA KOMPISARNA
SANHOSE
MARVELOUS

DJ: moto

9/23(日)下北沢BASEMENTBARと9/24(月、祝)名古屋HUKK FINNのチケット予約はWATERSLIDEでもメールにて受付しています。その他の日程の9/25(火)神戸KOBE108と9/26(水)下北沢THREE は直接会場、または出演者もしくは企画者の4ZUGARAへ連絡をお願いします。
前売チケットの予約は
前売り予約(メール受付分): pre-order@watersliderecords.com

予約の際はメールに下記情報をお願いします。
・名前フルネーム:「」
・連絡先電話番号:「」
・希望公演場所:「」
・枚数:「」

必ずこちらからメールで返信しますので、返信が来ないという方は携帯やご利用のメーラーのドメイン設定を確認して下さい。


怒涛の勢いでリリースされるHARD-ONS関連作品ですが、HARD-ONS自身の編集盤だけでなく、メンバーのサイドプロジェクト作品まで同時にリリースです!

CITCD578J: NUNCHUKKA SUPERFLY “OPEN YOUR EYES TO SMOKE” CD

※2014年8月下旬予定
※デジパック仕様

FOR FANS OF: HARD-ONS

こちらはBLACKIEとRAYによるサイドプロジェクトNUNCHUKKA SUPERFLY久々のリリースです!5枚めのアルバム。アルバムリリースごとに、もはやHARD-ONSとの違いはなんだってくらいにそのサウンドはリンクしまくっちゃってますけど!そうもろにHARD-ONSなメロディーなんだけど、ただHARD-ONSで聴かせてくれるハードコア、メタルやスラッシュの要素を排除して、あのポップメロディーを全面に打ち出しダブや、サイケ、プログレな展開でやっているサウンドです。「Prince Planet」もろにHARD-ONSな名曲だけどアリーナ感はんぱないっす!HARD-ONS好きな人は現在のこのバンドはマストですよ!

(収録曲)
1. Whimper Through Your Keyhole
2. Your Get Up And Go Persona Pisses Me Off
3. Prince Planet
4. Basically Means Putting Yourself In Someone Else’s Shoes
5. Synapses
6. Doing The Bend
7. Feel Me Through My Pants
8. Here Comes Hot Dog Socks
9. This Song Is Called Stairwell Ghosts

WER#24J:PETER BLACK “GAMBLER! GAMBLER!” CD

※2014年8月下旬予定
※ゲータフォルド紙ジャケ仕様

FOR FANS OF: HARD-ONS、NUNCHUKKA SUPERFLY、SSW、ギターポップ

HARD-ONSのメインソングライターPETER BLACKによるソロ作品の待望のニューアルバムが15曲入りでリリース。これが3rdアルバムとなります。前回のツアーではHARD-ONSのツアーと並行してソロでのツアーも敢行。HARD-ONSとは違いポップミュージックを追求することを念頭に置いた彼の非凡なメロディーセンスが凝縮されています。HARD-ONSファンは当然のメロディーなんですけど、60’sロックやSMASHING PUMPKINSを思わせる楽曲までと確実にコレまでのアルバムよりも幅広い層の音楽ファンに受け入れられる内容となっています。

「ポップミュージックが大好きなんだ。でもポップミュージックだからって特別なエネルギーがないっていうことはありえない。楽器としてアコースティックでやることはメロディーに生のアプローチをすることが出来るよ。このやり方で僕は素晴らしいものが詰まった大きな箱を開いたように感じる。」by Blackie

(収録曲)
1. These Aren’t Doves Of Peace
2. The Spire Is Broken
3. Balls Of Ya Feet
4. Observer And Observed
5. Red Is Red
6. Glue
7. God Is On My Side
8. Tear It In Half
9. Butterflies As Big As Birds
10. Blood Soaked Sidewalk
11. The Corridor Song
12. Water Pistols
13. Silly Thing
14. Like An Old Movie
15. The Cover Of A Blue Oyster Cult LP


正統派RAMONE PUNKの発信基地といえば広島のDUMB RECORDS!最新2作はユーロラモーンパック2バンドでございます!イタリアのTHE MANGESとオーストリアのDEE CRACKSのニューアルバムがそのDUMB RECORDSから国内盤がリリース!両バンド共にDUMB RECORDSの招聘で日本ツアーもやっているので当然の流れ!これはもしかして再来日ツアーもそのうちあるんじゃないでしょうか?!DUMB RECORDSとWaterslide Recordsのみで特典有りで販売させてもらうことになりましたー!

DUMBCD-014: THE MANGES “ALL IS WELL” CD

※国内盤はデジパック仕様(ナンバリング入り)
※200枚限定
※デカ缶バッジつき

イタリアのラモーンパンクの代表格THE MANGESの4年振りとなる12曲入り4thアルバムがついにリリース!まさかの国内ツアーでも圧倒的なライブを見せてくれましたね。今作はMONSTER ZERO、IT’S ALIVEとの3レーベル共同リリースとなりますが、国内盤は限定200枚でデジパック仕様。積極的に若手バンドのプロデュースをしたりとイタリアンシーンを支えている彼らです。今作はこれまでのラモーン直系パンクだけでなく、ボーカルのANDREがやっているサイドプロジェクトTHE VETERANSで培ったサマーポップパンクを融合させたこれまでより遥かにポップに仕上げてきているのは個人的に大歓迎です!

DUMBCD-013: DEE CRACKS “BEYOND MEDICATION” CD

※デカ缶バッジつき

ツアーモンスターDEE CRACKSも早くも2ndアルバムをリリース!詰め込んだ16曲入り。リリースはMONSTER ZEROとの共同リリース!DEE CRACKSといえばあの声でしょう。で、どの声のおかげでラフポップパンクファンにも受け入れられてるんですが、この2ndアルバムも彼らの現在の充実した(はちゃめちゃな?!)活動を伺える強力なアルバムをぶちかましてきました!おそらくは昨年の北米大陸ツアーで税関にて米国への再入国を拒否されたことへ怒りが炸裂してるのではないでしょうか。遥かに1stアルバムを凌ぐアグレッシブかつタイトでありながらも、女性ボーカルまでゲストに迎えた泣かせる切ない曲もありでこれすっげーアルバムですよ!ポップパンクファンは撃沈間違いなしです!

予約は少々お待ち下さい。



WONK003: WONK UNIT “MUFFY” CD

※2012年11月28日リリース
※SNUFFのダンカンもサブメンバーを務めるWONK UNIT

90年代初頭に活動していたUKパンクロックバンドFLYING MEDALLIONSのメンバーが結成したサウスロンドン出身のポップパンクトリオWONK UNITの3rdアルバムが14曲入りで登場!
前身バンドFLYING MEDALLIONSは、イギリスではMEGA CITY FOURなどと同じBIG LIFEといった大手レーベルとも契約していたのでその持ち前のユーモアセンスと特にライブパフォーマンスの激しさで人気がありレディングにも出演するバンドだったんです。でも日本では全くもって知名度なかったけど(笑)。でもSNUFFとツアーに出ていたりしたので一部の日本のSNUFF好きなメロディックファンには知られているといった知る人ぞ知るバンドだったですね。でも変態な感じの曲とメロディックの曲両方ありでシングルは注意して手に入れないと怖かった。
前アルバム「Trolleys thank you」ではなんと過去のツアーメイトでもあるSNUFFのダンカン・レッドモンズが加入したことで話題になったようななかったような。でも、ダンカン抜きにしてもGREEN DAYのビリー・ジョーを彷彿させるアレックスの声質で、彼らのポップパンクソングはLOOKOUT~DOOKIE辺りのGREEN DAYを思わせる元気いっぱいのパワーポップパンクでカッコ良かった。このアルバムのサポートツアーでは年間200本のライブをイギリス、ヨーロッパツアーで敢行という精力的な動きも見せた。その合間もアレックスはソロライブもかなりこなしてたし。タフだわ。
待望の3rdアルバムはレコーディングスケジュールに合わせることの出来なかったダンカンは参加してませんが、前作同様GREEN DAY的なポップパンクチューンからアコースティックギターをメインにした曲までとポップさは前作同様。特に1曲目のオープニングナンバーはSPECIALSを激彷彿させるTWO-TONE SKAという渋さ!これまでよりもストレートなポップパンクではなくなったけど、やっぱり彼のメロディーセンス好きみたいです。

(収録曲)
1. Spooky House listen!
2. Love Of My Life
3. Johnny Rambo
4. Horses
5. Sinking
6. Plasterer
7. You Married A Tortured Genius listen!
8. Donkey Of The Damned
9. She Cut Her Finger listen!
10. Pearly White Awkwardness listen!
11. Lady
12. Pon The Scaffold The Wind Cuts Through.
13. Elbows
14. The woods



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CITCD567J: HARD-ONS “DICKCHEESE” 2CD

※2012年10月下旬リリース予定
※CD2枚組、6面ジャケ仕様
※帯付き、邦題は実物見てください。

FOR FANS OF: HARD-ONS, PUNK, METAL, GRAM, 60’s GARAGE, PSYCHEDELIA, MOTOWN, POWER POP, BUBBLEGUM, THRASH

「1988年にリリースされたDICKCHEESEは驚くべき音楽的な爆発をもった作品だ。ほとんどの曲が2分以内でメタル、パンク、スイートポップを連発。広範囲のジャンルをまたぎオーストラリア国内だけでなく世界的にその影響を与えたものの誰もが真似できない生々しさを詰め込んだリリース。このアルバムこそパンク史において最高傑作と支持されるべきアルバムだ。」
Jerry A.(POISON IDEA)

来日公演も大成功に終わったオーストラリアが産んだパンクゴッドHARD-ONSのメンバー主導による5作に渡る完全編集盤シリーズ「The Hard-Ons – A Decade Of Rock」シリーズの第二弾リリース決定!今シリーズは彼らの歴史を振り返り、すでに廃盤になっている作品にこれまで一切表に出なかった未発表曲を含むとんでもない作品が続々リリース予定です!
これまでHARD-ONSの全ての作品を網羅しているファンであれこのシリーズを逃すことは出来ない。第二弾は彼らの知名度を一気に世界中に知れ渡らせた1998年リリースの歴史的名盤「DICKCHEESE」を含む51曲収録のCD2枚組。
「DICKCHEESE」は1988年にWATERFRONT(オーストラリア)、VINYL SOLUTION(イギリス)、TAANG!(アメリカ)、テイチク(日本)と4レーベルからリリースされ世界中にHARD-ONSアーミーを創り上げた傑作。多くの人々がこのアルバムをベストアルバムに挙げるのも納得な凄まじいアルバムです。それまでのラモーンズインスパイア色が全面に打ち出されていたシンプルな3コードチューンから、一気にラモーンズのキャッチーさ、キッスを思わせるパーティーなハードロック、そして怒涛のハードコアをミキサーにかけてグチャ混ぜにしHARD-ONSのバンドとしてのオリジナリティーを獲得。そのサウンドはマジで圧巻!
今作は「DICKCHEESE」のアルバム収録曲全18曲を中心にその時期にリリースされた「BUSTED」7″シングル、STUPIDSとのSPLIT 12″を収録したDISC 1、バージョン違いやデモを収録したDISC 2で全51曲を収録。すでにコンプリートしている方にとってもバージョン違いやデモ音源だけでなく、メンバー執筆によるライナーに今回初披露となる個人所有写真などなど魅力満載!

 

(収録曲)
DISC1:
〜アルバムDICKCHEESE〜
1. Made To Love You
2. What Am I ‘Spose To Do?
3. Oozing For Pleasure
4. Everytime I Do A Fart
5. Get Away
6. Pretty Face
7. There Was A Time
8. Mickey Juice
9. Figaro
10. Fuck Society
11. Yuppies Suck
12. Something About You
13. All Washed Up
14. Ache To Touch You
15. Why Don’t You Shut Up
16. Nerds
17. Got A Baby
18. Stairway To Punchbowl

〜BUSTED 7″〜
19. Busted
20. Suck ‘N’ Swallow

〜SPLIT with STUPIDS 12″〜
21. This Is The Norm
22. Fun
23. Walk All Over You
24. C.I.D.
25. Nuf

DISC2:
1. Get Wet
2. Pretty Face
3. Get Away
4. Oozing For Pleasure
5. Yuppies Suck
6. I Heard Her Call My Name
7. Busted
8. Something About You
9. Made To Love You
10. Walk All Over You
11. Everytime I Do A Fart
12. There Was A Time
13. Ferdi’s Song
14. Suck ‘N’ Swallow
15. I Farted
16. Mickey Juice
17. Don’t Wanna See You Cry
18. Fuck Society
19. Made To Love You
20. Rich Scrag
21. What Am I ‘Spose To Do
22. It’s Cold Outside
23. Don’t Wanna See You Cry
24. Feast On Flesh
25. Rejected
26. All Washed Up



予約はこちらから。


CITCD565:PETER BLACK “NO DANGEROUS GODS IN TUNNEL” CD

※2012年8月上旬から中旬リリース予定
※帯、歌詞対訳付き

FOR FANS OF: HARD-ONS、NUNCHUKKA SUPERFLY

「ポップミュージックが大好きなんだ。でもポップミュージックだからって特別なエネルギーがないっていうことはありえない。楽器としてアコースティックでやることはメロディーに生のアプローチをすることが出来るよ。このやり方で僕は素晴らしいものが詰まった大きな箱を開いたように感じる。」by Blackie

いよいよ再び日本上陸を果たすHARD-ONS!今回のツアーではギタリスト/ボーカリスト/ソングライターでもあるBLACKIE(NUNCHUKKA SUPERFLYでも活動中)のソロライブもいくつか予定されておりますが、そのBLACKIEによるソロアルバムがツアーに合わせてリリースされます。HARD-ONSの活動の合間にソロ作品用のため書き溜められていた全12曲を収録のこれが2ndアルバムとなります。
やはりNUNCHUKKA SUPERFLY要素は皆無でアコースティック版HARD-ONSなサウンドはHARD-ONSで聴かせてくれる轟音ギターこそ一切ありませんが、ここ最近のHARD-ONSのパワーポップソングを思わせるグッドメロディーのオンパレード!また彼がこれまでに影響を受けたルーツ・ミュージックの要素もありでストリングスやBEACH BOYSを思わせるハーモニーなど、やはりSSWとしての彼のセンスを再認識させてくれる作品。
体調の完全復活とともに日本ツアーには間に合わせてくれました。HARD-ONSファンは聴いてください!

(収録曲)
1. All Is Forgotten
2. Looking For The Devil In Every Detail
3. More Or Less
4. Tickle
5. Algebra And Calculus
6. Watercolours
7. Shack
8. Cloud Nine
9. Bus Catcher
10. Under Hip’supposed’ness
11. Dumb Dumb
12. Pity Ya Heart’s A Bubble ‘cause I’m Such A Prick

予約は少々お待ち下さい。

HARD-ONSのJAPAN TOUR 2012の詳細はこちらから


RR113: BAMBIX “The Storytailor” CD

※4月中旬リリース予定
※オランダNO.1女性ボーカルメロディックパンクバンド
※結成から20年間経過したオランダの伝説のバンド
※ブラジル、アルゼンチンとツアーも大盛況に終わり現在ヨーロッパツアー中。

FOR FANS OF: ユーロメロディックパンク、BAD RELIGION、SWOONS、女性メロディックパンク

オランダメロディックと言えば真っ先に名の挙がるバンドはこのBAMBIXでしょう!結成から20周年を休みなく経過したこのベテランバンド、ブラジル、アルゼンチンといった南米にも熱狂的なファンベースを持ち世界規模で支持されているバンド。これまでのアルバムはアメリカはGO KART、ブラジルはNITROALAなどなど世界中の数々のレーベルがリリースされていますが、待望のニューアルバムはドイツのROOKIEから12曲入りで登場。
WICK姉さんの感情力豊かな声は力強くも繊細で女性ボーカルファンの耳を掴むと思います。また動物愛護団体支持への活動などでアナーコメロディックバンドとも交流が深い一方、スケートパンクスからも幅広い層に支持されているのも彼女たちの魅力なのではないだろうか。
初期の彼女たちは女性ボーカルメロディックの最高峰と言われるほど評価も高く高速なメロディックスタイルだったのですがここ最近はスピードも抑えめになり陰りのある哀愁メロディーを全面に押し出してきています。ココ日本では初期の彼女たちを愛している方にとっては評価が別れるかもしれないけど、この哀愁メロディーが南米で爆発的な彼女たちの人気を確立したのです。まだまだ現役続行中。重みが違います。

BAMBIX website: http://www.bambix.org/joomla/

(収録曲)
1. Curfew‘s Gone
2. Headstrong
3. Hell and Back
4. Johan
5. Corners of the World
6. Russian Songs
7. Vacant
8. Move On
9. The List is Long
10. Patty
11. The Maiden Song
12. Trapped

予約はもう少々お待ち下さい


PICNICVA1: VARIOUS ARTISTS “BCN PUNK ROCK SOUNDS” CD

※2012年1月下旬リリース予定

スペインはバルセロナで活動するポップパンクレーベルPICNICの最新作をWATERSLIDEが国内流通することになりました!

きたぞ!SHOCK TREATMENTとDEPRESSING CLAIMがスペインに蒔いた種は確実に新しい世代にも花を咲かせてきた!スペインのポップパンクシーンを牽引するF.A.N.T.A待望の新作は同じくスペインバルセロナの3バンドとの4 WAY SPLIT!しかも各バンド4曲づつ収録という鼻血もんのビッグボリュームでこれぞまさに4バンドのニューシングルを4枚まとめたポップパンクファン大興奮の内容です!全3コードポップパンクファンに絶大なる自信をもってオススメします!まさに現在のスペインポップパンクシーンを体感できる好作品!!

F.A.N.T.A-


AIRBAGといった同世代のバンドがどんどんメジャー化していくなか、彼等はスタイルを変えること無く突き進み今やスペインポップパンク界ではトップに君臨しここ日本でもポップパンクフリークに圧倒的な知名度と人気を誇るバンド。BEACH BOYS的なバブルガムハーモニーを搭載し、ファンファンなサウンドはQUEERS、SONIC SURF CITY、HAWAII MUD BOMBERS、TRAVOLTASといったバンドが好きな人は即死でしょう!今作はホーンで軽快に幕を開け最高な疾走ポップパンクチューンで幕を開けてます。続いてはSHOCK TREATMENT直系の早口で捲し立てるスピードナンバー、そしてサーフコーラス全開の3曲目。そして、4曲目が爆弾!SCREECHING WEASELの”Dry Is The Desert”(FIRST WORLD MANIFESTO収録曲)のスペイン語カバー!これ3コードポップパンクファンで気に入らない人絶対にいない!!!ってかこれF.A.N.T.A.の時点で傑作です!

SPOILERS-


日本のSP RECORDSとスペインの老舗RUMBLE RECORDSとの共同でリリースされた1stアルバムで知った方もいると思います。全員合唱スタイルでドキャッチーな3コードラモーンポップパンクを繰り出す、まさにこの作品にもぴったりの有望若手バンド!AIRBAG、F.A.N.T.A、SUGUSと同列の8ビート主体のラモーンポップパンクバンド!言葉がわからないのに哀愁漂うメロディーは本当に注目株です。

GO!POPITAS-


男女2人づつにより活動する男女混成ポップパンク!3コードラモーンポップパンクのみならずロックンロール、ガレージからの影響もあり、正直これまでの作品ではまあまあかなといった印象でしたが、今作収録ということもあって相当力入れてきましたよ。まずは1曲目のギターイントロに時点でQUEERSファンは息を呑むでしょう。そして出てきたメロディーはまさに日本のDUDOOZを思わせる!やばいこいつら化けやがった!と恐らく過去のGO!POPITASの音源を聴いた人は思うでしょう。全曲全ての単弦ギターがJUGHEADではなくJOE KINGなんですよ!でもメロディーがNOAKIDZっぽい。

BYE BYE PEDRO-


いやいやこのBYE BYE PEDROは懐かしい!もうこのつんのめりまくりのファストポップパンクチューン!これぞ90’sスパニッシュポップパンクの基礎じゃないですか?でも演奏むちゃくちゃ上手くてベースなんて動きまくりです。と思いつついきなりメロディックに豹変しちゃったりするからヨーロッパは面白い。今回収録のバンドの中でも最も若手のバンド。今後に大期待です!

(収録バンド/収録曲)
1.F.A.N.TA – El gran kaka(el surfista gay)
2.F.A.N.T.A – Crucero de lujo a tahiti
3.F.A.N.T.A – Mi chica salio de la morgue
4.F.A.N.T.A – Arido es el desierto (SCREECHING WEASELカバー)
5.SPOILERS – Sabrina
6.SPOILERS – El monstruo de los modernos
7.SPOILERS – Nacido cafre
8.SPOILERS – Rocky horror picture show
9.GO!POPITAS – Wachi-wachi
10.GO!POPITAS – Odio crecer
11.GO!POPITAS – Mondolirondo
12.GO!POPITAS – Siempre unidos
13.BYE BYE PEDRO – Viejas
14.BYE BYE PEDRO – Cienpies
15.BYE BYE PEDRO – Condon
16.BYE BYE PEDRO – Ciencia ficcion

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