WS288: WHAT GOES UP “THINGS LEFT UNSAID” 7″
※2025年7月18日リリース予定
※限定300枚Opaque Light Yellow vinyl
※ダウンロードコード付き
登場と同時に一気に国内メロディックパンクファンのハートを鷲掴み!1stアルバム「LAWS OF GRAVITY」は、このバンドに注目していた海外の2レーベルも参加してアナログ盤もリリースされるも、そのアナログ盤をあっという間にソールドアウトさせたWHAT GOES UP。みなさん、お待ちかねの新作をリリースですよ!今回は4曲入りの7″です。相変わらずハイペースにライブを重ね続け、練られたこの新曲たちは、1stアルバムよりもロウでパンク色が濃く彼女等(彼等)のライブの空気感も反映した最高な内容になっています。
ファズギター炸裂で始まるオープニングナンバー”Balancing Act”は、イントロの時点でアドレナリンが出まくりで、さらにサビでのイングリッドとマットの掛け合いボーカルはWHAT GOES UPの真骨頂。”Karaoke Bar”は、ガラッと雰囲気を変えてギターポップをも感じさせる軽快でキュートな曲調からサビでは一気にドライビングメロディックへと加速。跳ねるようなギターとうねるベースのイントロから一気に引き込まれる”Choking”では、シカゴメロディックサウンドも感じさせてくれる。ラストの”Frankenstein’s Monster was a Melocore Kid”は疎外感を感じる歌詞もサッドメロディックで、ライブで初めて演奏したときから、オーディエンスを沸かせた曲。この曲もマジで破壊力すっごいですよ。
この音源に収録されてる数曲をライブで初めて聴いた時に、次の音源を7″でリリースしたいと思ったんですよ。というよりも、収録4曲、全曲がリードトラックになりうる曲だけにです。アルバムを気にいってくれた方は絶対に気に入ってもらえるはず!
今作はサブスクでの発表は予定しておりません。やっぱりフィジカルを手に入れて聴いてほしいですので!だから収録曲も7″の限界の4曲にしてますよ。今作はSPROCKET WHEELの復活第一弾シングルをリリースした英国のBrassneck Recordsと共同リリースで、限定300枚です。
WHAT GOES UP are back with the follow up to their 2023 debut album ‘Laws of Gravity’. The Tokyo-based quartet are poised to release a new 4 track EP titled ‘Things Left Unsaid’ on July 18th via Waterslide Records in Japan & Brassneck Records in the UK.
The 4 new songs find them exploring the rawer aspects of their sound with the melancholy indie punk elements scratching their way to the surface amid a flurry of crashing drums and distorted guitars. But, if you’re a fan of the album, don’t worry, this is still unmistakably the same band, but now they’re progressing and forging a path that is uniquely their own.
(収録曲)
Side. A
Side. B
そしてこの7″のレコ発やります!
WHAT GOES UP “THINGS LEFT UNSAID” Release Party
2025/08/09(Sat)中野Moonstep
(出演)
WHAT GOES UP
bedgravity
& more
詳細は決定次第、別途発表します!
WS291: FIRST DAY BACK “FORWARD” CD
※2025年7月18日リリース予定
※限定200枚
※帯、歌詞/対訳、メンバーへのインタビュー掲載のインサート付き
2025年5月にYouTubeにアップロードされた1本のライブ動画で世界中で話題となったバンドがいます。カリフォルニア州サンタクルーズを拠点とする大学生の5人により結成されたのが、そのFIRST DAY BACK。恐らくこのバンド名で、もしや?と思われる方も多いと思いますが、そうです、このバンドはBRAIDの曲名から名付けられた。現在進行系の大学生が奏でているのは空気感から何もかも全てが90’sエモ(特に97、98年ごろの)なのです。日本人とのハーフであるMaggieによる女性ボーカルエモ/インディーロックバンド。このMaggieを中心に90’sエモバンドを結成に動くも、やはり同年代で趣向の合うメンバーになかなか出会えず結成までは1年間費やしたそうです。しかし、ついに同じ5人が出会ったことでバンドは動き始め、完成したデビュー音源となる9曲入りアルバムをリリースさせていただきます。
彼等が敬愛するBraid、Cap’n Jazz、The Promise Ring、Mineral、Jejune、Sunny Day Real Estateといったあの時代の先駆者たちが持っていた、シリアスでピュアで未完成なあの世代ならではの感情を、その先駆者たちが当時活動していた頃と同世代の彼等が鳴らしているのは、90年代後期に所謂エモと言われた静と動のアンサンブルを奏でるバンドに出会った人であれば共鳴してくれるはずでしょう。
面白いことに彼等の活動方法も90年代のDIYメソッドに則ったもの。ほぼ一発録音で制作されたが故に(空気感を出すためにわざとです)、音質も90年代を再現しているという徹底ぶりです。テクニカルではあるけれど、テクニカルであることを全面に出すのではなく、そこにバイオリンやハーモニカでスパイスを入れている彼等のセンスが好きです。発祥の国であるにも関わらず、今では第何世代ムーブメントなのかはわかりませんが、こうして先駆者へのリスペクトを詰め込んだシリアスなバンドが現れたのは嬉しい限り。せひ聴いていただきたい。そして、なるべく早い時期に彼等が日本ツアーで来てくれることを切に願います。CDでの先行リリースで、自分がほしいのでアナログでも製作中です。完成目処が付きましたら予約受付開始予定です。
(収録曲)
WS290: MOVING TARGETS “RED EYES” CD
※2025年7月6日リリース予定
※限定200枚
※帯、歌詞、対訳付き
2025年再び日本ツアーを行ったボストン伝説の哀愁メロディックパンクロックバンドMOVING TARGETSが、GOVERNMENT ISSUE~JAWBOX~BURNING AIRLINESなどのJ. Robbinsと再びダッグを組みニューアルバムを完成させた。Ken Chambersの天才的なメロディセンスとギタープレイはさらに研ぎ澄まされ、MOVING TARGETSを再始動させた鉄壁のリズムセクションとの融合は完璧な布陣。オープニングトラックの「RED EYES」からジワジワと染み入る圧倒的な独自の世界は圧巻。そして今作ではこれまで以上にシンガロング出来る楽曲が繰り出されていく。80’s USロック、90’sオルタナロック、メロディックパンクが痺れる内容。MISSION OF BURMAやHUSKER DU、REPLACEMENTS、LEMONHEADS、DINOSAUR JR.、NILSからDRIVE、EXIT CONDITION、MIDWAY STILLなUKメロディックパンク好きも逃すことは出来ない作品。
(収録曲)
01 RED EYES
02 SAW TOO MUCH
03 ON THE RUN
04 SUPERFICIAL WORLD
05 FLY AWAY
06 LOST AND FOUND
07 KING ZEN
08 SURFACE
09 NINE LIVES
10 REGRETS
WS286: DIAZ BROTHERS “THE WORLD IS YOURS” LP/CD
※2025年6月6日リリース予定(アナログは到着次第の発売となります)
※CDは限定200枚、LPは限定300枚
※CDには帯、歌詞、歌詞対訳とインタビュー掲載のインサート付き
Diaz Brothersの1stアルバムでは、歌詞にはディッキーと君の思い出も歌詞に反映されていると個人的には思ったんですが。
ゴリー「そうだよ、1stアルバムには、ディッキーを失ったこと、そしてそれが俺にどんな影響を与え、どんな気持ちにさせたかを歌った曲がたくさんあるね。心を開いて話すことは難しかったから、代わりに曲を書いたんだ。それが俺にとって一種のセラピーになって、心の傷を少し解放する手助けにもなった。ディッキーの影響はこれからもずっと残ると思うし、ニューアルバムにも間違いなく表れているよ。」
H.D.Q.の後継者が5年ぶりにアルバムをリリース!先日アルバムをリリースした同郷サンダーランドのフランキースタッブス在籍のROACH SQUADの活動に触発されたのか?!2015年Dickieの訃報により活動が停止してしまったH.D.Q.再結成後の残されたメンバーがDickieの意思を引き継ぎ活動しているバンド。名義こそ封印していますが、サウンドはそのままのメロディックサウンド!しかもボーカリストのGollyはみなさんご存知のようにH.D.Q.だけでなく、STOKOEやTHE JONESでも活動していたUKメロディック界の重鎮。そこにUKエモーショナル/メロディックのパイオニア的存在SHUTDOWNのNeil、RED ALERT、ANGELIC UPSTERSでも活動していたMickというラインナップ。渋いシワガレボイスでパワフルでのびやかなメロディー、Dickie譲りのギターワーク。これはUKメロディック好きにはたまらないサウンドが再び再来ってやつですよ!時折、H.D.Q.以降に登場したHOOTON 3 CARやBROCCOLIを思わせて、総評してUK哀愁メロディックを体現しているのがデカい。古き良きサンダーランド・サウンドの復活!前作もすごかったが、今作の緊張感もすごい!正統派UKメロディックfンが待ち望んでいた内容です。CDバージョンはサンダーランドのSerial Bowl recordsとWaterslideの共同リリースですが、アナログバージョンにはアメリカのDead Broke RekerdsとドイツのBreak The Silence recordsも参加。
(収録曲)
WS283: LITTLE LOW “SUNSHINE GUILT” LP
※2025年5月9日リリース
※歌詞、対訳付き
2014年にWaterslideからリリースさせてもらい話題となった男女混成エモーショナルメロディック/インディーロックバンドSAVE ENDS。No Idea主催のFEST!などでも爪痕を残したものの、2枚のアルバムをリリースした後残念ながら解散。Christineの感情豊かで凛とした声を聞けなくなってしまったのは残念でした。が、ついにChristineが、同じくSAVE ENDSでありNO TRIGGERでも活動しているTomとBradを誘い、BEAR TRAPのドラマーという布陣でニューバンドを結成。これがもろに、1stアルバムの頃のSAVE ENDSを彷彿させるサウンドなのでリリースに飛びつきました!もう女性ボーカルバンド好きな人はやられます。やられてください!90’sエモーショナルメロディックファンから、CANDY HERATSや初期LEMURIAで胸を熱くした人、このバンドです!8曲入りの1stアルバム。
(収録曲)
SHOP(予約)はこちらから※予約開始は2025/04/21の21:00から
WS289: RAGING NATHANS “ROOM FOR ONE MORE” CD
※2025年5月16日リリース予定
※限定200枚
※帯、歌詞/対訳インサート付き
最高傑作を2024年にリリースしたDOPAMINESでもギターを務める、Josh Goldmanがフロントで在籍のオハイオ州デイトンのラフメロディックポップパンクバンドRAGING NATHANSが3年ぶりとなるニューアルバムをリリース。7thアルバム。地下室のロウなエネルギーを凝縮し、メロディックなフックにシンガロングコーラス、そして一年中ツアーに出かける容赦ないDIY精神で知られるこのバンドは、今回もまた、一度聴けば耳にこびりつく切迫した12曲をタイトに作り上げている。レコーディングとミックスをMatt Yonker(Less Than Jake、Teen Idols)が今作も手掛けている。前作でも、なんでこのバンドはリリース毎にどんどん良くなっていくんだ?というようなコメントを記載したが、またもやそのピークを超えてきている。彼らの特徴であるアンセミックなパンクサウンドと、フックとハーモニーを高める洗練されたダイナミックなプロダクションが今作でも融合している。ギターはより鋭く、リズムはよりハードになり、ヴォーカルはこれまで以上な切迫感で舞い上がっている。テンポの速い攻撃性と感情を揺さぶる歌詞をシームレスに融合させる能力をゼロにし、苦味、フラストレーション、怒り、復讐といったパンクロックのテーマに触れている。現在進行系のUSアンダーグラウンドパンクロックシーンで最も重要なバンドの1つであり、アンダーグラウンドで尊敬を集める存在であるというRAGING NATHANSの評価を再確認できる作品。生々しく、正直で、完全に容赦のない、最高の作品であることを見事なまでに証明している。マジでRANCID好きな人も聴いてくださいよ!
(収録曲)
WS274: PHOENIX FOUNDATION “Wait For Me E.P.” 12″
※2025年4月25日リリース予定
※ダウンロードコード付き
※200枚限定(国内は限定50枚)
※ハンドメイドシルクスクリーンジャケット&盤面片側シルクスクリーン
2024年に来日して日本のパンクスを大盛りあがりさせてくれたフィンランドのTIIKERI、さらに1981、VASTUSTAとしても活動するJalluとドラマーのIlmariが最初からやっていたのがこのサッド&バーニングメロディックパンクバンドPHOENIX FOUNDATION!このところサイドプロジェクトの活動中心でしたが、ついにこのバンドを再始動!2019年のCUSTODYとのスプリット以来久々となる最新作は4曲入り。あまりに素晴らしい4曲なので、良い音で残したくて12″でリリース。今作はヨーロッパの最高なアナーコパンクレーベルStonehenge Recordsも再び活動を再開したためリリースに参加。それからフィンランドのMANIFESTO JUKEBOXのメンバー運営のCombat Rock Industryとの共同リリース!「I Don’t Want You Around」のイントロのギターの音が鳴った瞬間、PHOENIX FOUNDATIONでしかないあの悲壮感を感じて震える。そして相変わらずの悲しみの中に希望を感じることの出来るメロディーには本当に胸を締め付けられる。わずか4曲収録だけど、この4曲の頭から終わりまで完璧な流れで、とにかくテンションが上がること間違いない。全サッドメロディック、UKメロディックからアナーコハードコアファンまで聴いてください!もちろんTIIKERI好きな人もね。カムバックを祝してジャケは全てハンドメイドシルクスクリーンプリントで、盤面も片側シルクスクリーンプリントを施した特殊仕様。
(収録曲)
WS281: WHIMSYLAND “BOUNTY BAY” 7″+mp3
※準備出来次第の発送となります
※ダウンロードコード付き(ボーナストラック2曲追加!)
SHORT ATTENTIONのメンバーであり、Worst Ideaというレーベルを運営しているChad Derkinsのアイデアによる00年代USポップパンクリバイバルバンドのメンバーが集結し制作された1stアルバム。錚々たるメンツが一堂に集結したすごいバンドでした。コロナ禍で先が見えない状況を少しでも明るくしたいという思いで、某夢の国をモチーフにオマージュしたコンセプトのアルバムは世界中のポップパンクファンに注目され他のでは当然で速攻でソールドアウト。一度限りのプロジェクトと思われましたが、トランプ政権が誕生し混乱する米国。ということで、このプロジェクトの第二弾がついに完成です。前作同様、Worst Idea、Bloated Kat、そして今回からヨーロッパのStardumbも参加しての4レーベル共同です。
はい、サウンドの中心メンバーはドラムにERGS!のMikey、ギターはROBOT BACHEOLOR/HOUSEBOAT/STEINWAYSのGrathと同じくSTEINWAYSのChris、ベースはSCIENCE POLIDEのAndyと前作と同じラインナップ。そして各曲ごとにボーカルで参加しているのは今回、KID DYNAMITE/NONE MORE BLACKのJason(すごいっしょ?!)、JABBERのDanny、LIPSTICK HOMICIDEのRachel、BARRAKUDA McMURDERのMatt、RUTH’S HATのP.J.、AVEMのJulian、それに様々なバンドのレコーディングに参加してるChelseaなどなど挙げたらキリがないくらいたくさんの人が参加してますよ!
肝心のサウンドは触れる必要ないと思いますがSHORT ATTENTION同様、RAMONES寄りではないアメリカの3コードポップパンクを凝縮したキャッチーで勢いのあるポップパンク!ダウンロードコードにはボーナストラックも収録しての全7曲!
WS278: ROACH SQUAD “ROACH SQUAD” LP
※2025年3月11日リリース
※1stプレスのみエンボス仕様スリーブ
※Waterslide限定100枚Transparent Orange Vinyl
※歌詞対訳付き
※Hype Sticker付き
ついにLEATHERFACEのフランキー・スタッブスがバンドとして再始動!ディッキー・ハモンドの死。そしてレイニーの脱退。迎えた解散。その後、フランキーはバンドとしての活動を続けることは拒み、ソロアーティストとしてアコースティックプロジェクトを始動。このまま、バンドとしての活動は2度とないのではないだろうかと思っていた。
しかし、ついに再始動しましたよ!新バンドはROACH SQUAD(ゴキブリ部隊)。2018年にリリースされたARTCORE ZINEのコンピレーションにデモ音源を提供していた一度限りのプロジェクトがついに正式に動き始めました。メンバーはフランキー・スタッブス(ギター、ボーカル)にグレーム・フィリスカーク(ギター)のLEATHERFACEの二人、それからカナダのLEATHERFACEチルドレンバンドでFat Wreck ChordsからもリリースしていたTHE SAINTE CATHERINESのメンバーであり、ディッキーが生前最後にやっていたバンドMEDICTATIONにも参加していたヒューゴ・ムーディ(ボーカル)、そしてTHE MURDERBURGERSのアレックス・キーン(ドラム)、地元サンダーランドの友人シム・ロブソンが加わったもの。
ラインアップに2人のヴォーカリストが含まれていることに気づいた人もいるだろう。この新しいバンドでは、フランキーはギターの演奏に集中するためメインボーカルは1曲、あとはコーラスで参加。しかし、そのサウンドはまさにフランキー・スタッブスそのもののピロピロと印象的なギターワーク(マジでかっけー!)に、さらにヒューゴの歌い方もフランキーのスタイルから多大なる影響を受けているので違和感ないです。というか、時々フランキーかと思ってしまうほどです。いよいよ、デビューとなる彼ら、いきなり13曲入りのフルアルバムとはさすがです。バンドとしてのフランキー・スタッブスの復活!これはUKメロディック好きには大事件です!リリースを決めたのは、音を一切聴かせて貰う前に、即答しましたが、その判断は全く間違ってなかったわけですよ。ってかそもそもフランキーがまたバンドやってくれるというだけで断るという選択肢はない!最高!LEATHERFACE、POPE、JESSE、そしてTHE SAINTE CATHERINESが好きなら。
BMR100/WS284: ZEGOTA “The Demos” CD
※2025年3月中旬リリース予定
※限定200枚
※帯、歌詞、インタビュー付き(予定)
メタリックハードコアバンドCATHARSISのメンバーも在籍していた知る人ぞ知るカルトな90’sアナーコ/激情ハードコアバンドZEGOTAの初期発掘音源をまとめた編集盤!今作もACTION PATROLの編集盤をリリースしたBitter Melody recordsとの共同でお贈りします。このバンドは、ナチス占領下のポーランドで政府後援のもとにユダヤ人救出活動をしていた地下組織「ユダヤ人支援評議会」のコードネーム「ジェゴタ」に由来したもの。結成はノースキャロライナ州で、97年から2010年頃まで活動をしていた。ZEGOTAはCrimethInc.やStonehengeといった世界中からも評価の高いポリティカルなDIYレーベルからリリースしているバンドで、当時としては早い段階でCDのパッケージに紙ジャケを採用したりと環境問題や、さらに有機農業などに関わっているメンバーも在籍し、主義や思想を行動に移し実践していたバンド。最終的にはスウェーデンへ活動拠点を移したため、彼らをスウェーデンのバンドと思っている方も当時は多かったのではないでしょうか。実は俺も過去にはスウェーデンのバンドだと思っていた。
この編集盤は、入手困難だった彼らの1stデモ音源と、これまで存在が知られていなかった(リリースすらしていなかった)98年の2ndデモ音源を収録したもの。特に1997年のデモに収録されている最初の3曲は、このあとに再録もされていないので今回の編集盤が初めての発表となるもの。この3曲は彼らがACTION PATROLから影響を受けたのも明らかなハイパーテンションのパンクロックで痛快!でもその他の再録されている音源も後の音源の曲とは明らかに異なりプリミティブで爆発するテンションが強烈である。様々なジャンルを吸収した自由なサウンドはFUGAZIからDESCENDENTSのフリーキーな曲、GRIMPLE彷彿の発狂チューン、さらにはアフリカミュージックまでも感じさせるものまで。このバンドをこれまで知らなかった方もこの機会にぜひ聴いてみて欲しい。
(収録曲)