7月
19

WS276/ORCD78: VARNAGEL “Opium för folket” CD

※2024年9月6日リリース予定
※帯付き紙ジャケ仕様
※CDのみのボーナストラック追加

2008年に一度解散したもの、やはり復活を求める声が高まりまさかの2022年復活。そしてフルアルバムをリリース!それだけでも驚かされたのに、2年という短いスパンで早くもニューアルバムを完成させてくれました。しかも今回もCDにはボーナストラックが追加となってます。マジでブッ飛ぶ内容です!

スウェーデンTrallpunkとは、遡ればASTA KASKから続く哀愁のメロディーと合唱のサウンドから影響を受け、90年代にコーラスのハーモニーを加え確立されたメロディックパンクサウンド。有名なバンドと言えばRADIOAKTIVA RÄKERやDE LYCKLIGA KOMPISARNA、RÄSERBAJSなどがいますが、その先人たちの良いとこ取りしているのがこのバンド!もちろん、Trallpunkならではなキラーな単弦リフ、そしてUS西海岸のメロコアにも通じるスピードは忘れていませんよ。

さあ、復活第二弾アルバムは、またしても耳にというか脳に残りまくる叙情メロディーを紡ぐギターリフからなだれ込み、怒涛の勢いで駆け抜けるオープニングトラックからVARNAGEL節炸裂してます。もうサビを聴いてもらえればわかるはずです。ただ単調な展開では終わりませんよ。スカ的な遊び要素を取り入れたり、シンプルなロックンロールなリフが出てきたと思ったら、叙情的なギターフレーズではメタル要素も顔を出し、とにかく1曲の中でコロコロと表情を変えていくんです。前作が、「久しぶり!」の挨拶だとしたら今作は、「まだまだこれだけ引き出しあるよ」な飛び道具のアレンジオンパレードでとにかく強烈なインパクトを残してくれるはずです。

今作も彼らをサポートしているスウェーデンTrallpunk重要レーベルBeat Butchersとの共同リリース。で、CDバージョンにはボーナストラック1曲を提供してくれています!もちろんアナログも入荷予定です。

(収録曲)

  1. Timbros shopokrati
  2. En känsla av hat
  3. Med rätt att smälla
  4. Tjuvarnas moral
  5. Fem dagar innan
  6. Djupt ner i myllan av makt
  7. Olikaism
  8. Skall i natten
  9. Opium
  10. Törst
  11. Matrixbugg
  12. El Estadio

Bonus track

  1. Familjen

POHGOHが再び日本にやってくる!これってすごいことだ。2019年9月に行われた初のJAPAN TOUR。多発性硬化症と日々対峙しながらも、ステージ上では車椅子ながら大変な難病と対峙しているとは思えないほどの圧巻のステージパフォーマンスを毎晩見せてくれたSusie。その裏、ライブ後の夜中に体に痛みを感じている姿を目にすることもあったから、何事もなく大成功にツアーを笑顔で終えることができたときにはほんとうれしかった。

前回のツアーでは各地でライブを見た人の口コミがSNSでシェアされて、日に日にたくさんの人が会場に集ってきてくれたのもあのライブを体感したら当然だったと思う。まじでSusieのステージ上での存在感はすごい!それにキース、ブライアン、マットの息のあった演奏も緊張感があり素晴らしい。毎晩、ライブを見ていた俺も圧倒されていたしね。彼らはとてもストイックに1本1本のライブを最高の状態で行えるように日々準備していたのも印象的だった。

ドラマーであり、POHGOHのリーダー的存在であるKeithとは、ハジメはフロリダに会いに行ったりもしてるし、俺も頻繁にやり取りをしている。前回のツアー中もメンバー全員、周りへの細かい配慮を決して忘れることはない人間性だったこともより彼らのことを好きになった理由だ。

実は、前回のツアー以降、再びSusieの症状が悪化したこともあった。でも、安心してほしい。現在は安定している。だから、このタイミングで再びの日本ツアーをハジメが組んでくれた。本当に最高のタイミングだよ!
彼らのニューアルバム「du und ich」は、希望に満ち溢れた作品。聴いてるだけで、励まされるような曲が並ぶ。もちろん、Susieの手掛ける歌詞は闘病についてのこともある。でもその内容に触れると「どこからが私でどこからが私なのかわからない 」、「あきらめと怒りが交錯する」といった本人でなければ本当に理解できない苦しみも素直に吐露されているが、最終的には「何だっていいわ、だって生きていられてるんだもの」と、ポジティブなメッセージを打ち出している。だけど、この歌詞って普段の生活で感じている不安や迷いにどう対処していくかってことにも重ね合わせることもできると思うんだ。だから、悩んでいる時はやるっきゃないなと、彼女のメッセージは俺の背中を推してくれ心を奮い立たせてくれる。
いよいよ、彼らの2度目の日本ツアーが行われる。前回のツアー終了後のインタビューで日本にまた来るって約束してくれてたけど、本当に来てくれるとは!前回、予定があったりして彼らのライブを体感することができなかった人はなんとしても今回は体感してほしい。もしもPOHGOHを聴いたことがない人であっても、ライブを見たら絶対に引き込まれると思うよ。
今回のツアーにも俺は同行させてもらう。彼らと少しでも時間を過ごしたいから。ぜひ会場で会いましょう!
彼らのヒストリー的なことは前回の来日のときに記したので、興味のある方はリンク先を読んでください(https://watersliderecords.com/staffblog/2019/05/17/pohgoh%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%84%e3%82%a2%e3%83%bc2019/)。

-Pohgoh Japan Tour 2024-

2024/05/22 (Wed) Tokyo @ Shinjuku Nine Spices

(共演)
toddle

Open 18:30 / Start 19:00
Adv 4500円 / Door 5500円 (学割あり)

2024/05/23 (Thu) Osaka @ Conpass

(共演)
CARD
Fireplay

Open 18:30 / Start 19:00
Adv 4500円 / Door 5500円

2024/05/24 (Fri) Nagoya @ Stiffslack

(共演)
CARD
Trooper Salute

Open 18:30 / Start 19:00
Adv 4500円 / Door 5500円

2024/05/25 (Sat) Tokyo @ Nishi-Eifuku Jam

(共演)
タテタカコ
CARD
shuto

Open 18:00 / Start 18:30
Adv 4500円 / Door 5500円

2024/05/26 (Sun) Tokyo @ Shimokitazawa Era

(共演)
CARD
PEAR OF THE WEST
DIMWORK

Open 17:30 / Start 18:00
Adv 4500円 / Door 5500円

チケットはこちらから e+

最後にアルバム「du und ich」の国内盤に掲載した彼らとのインタビューを一部アップします。

やあ、みんな久しぶり!まずは日本ツアーの感想教えてもらえるかな。アメリカとの違いもあったと思うけどどうだった?まだまだ日本はどこもユニバーサル対応が行き届いてなくて、車椅子での移動に不便な点は申し訳なかった。

キース:「2019年の日本ツアーが俺たちにとって初めて日本を訪れる経験だった。だから全てが夢のようだったよ。比べるものなんてないくらい、信じられないような経験だった。どの公演や会場でも、みんなすごい親切で歓迎してくれていたし。アメリカ国内だと自分たちのドラムセットやギターアンプとか、全ての機材を全部バンに詰め込んで移動しなければならないのに対して、日本はどこの会場にもそういった機材が全て用意されていたね。ギターとベース、それにドラムの機材を会場に少し持って行けばすぐにライブがやれる環境だった。これは、僕らにとっては、初めてのことだったからちょっと奇妙な感じだった(笑)」

Pohgohを結成した当時って日本ツアーとか夢みたりしてた?

キース:「ない、全く考えもしなかった。ってか、再結成前なんて全米ツアーもしたことないし、行ったとしても東海岸や北東部や中西部だけだったしね。だから、20年以上経ってから、90年代に作った曲をやるなんてシュールな話のようだ。」

日本ツアー中の印象的な思い出ってある?

スージー:「全部が素晴らしい思い出だったから1つ選ぶのは難しい!食事も最高だったし、出会った人たちも最高だった。日本の裏側のフロリダから日本までたった14時間しか離れていないっていうことを、今まで1度も考えたことがなかったわ。」

ブライアン:「移動中に高速道路のSAに立ち寄った時に大きな公園が併設されてたよね。確か、その日は「敬老の日」だったと思うんだけど、その公園には多くの家族連れがいた。小さな小川があって、小さな子供たちがそこで遊んでたんだけど、みんな手を止めて俺を見ていたのを覚えてるよ(笑)」

マット:「一言で言えば「食」!特に深夜の居酒屋でのごちそうは最高だった!それと、俺たちが日本でとても受け入れられたことは、とても驚いたし、同時に謙虚な気持ちになった!こんなにたくさんの人たちに思っていてもらえたなんて想像もしていなかった!」

でも、前作『Secret Club』をリリースしてから、アメリカでもバンドを取り巻く環境は大きく変わったでしょ。MineralやJawbreakerとのツアーも行われたけど、この変化を自分たちではどう捉えている?

キース:「2018年と19年は、個人的にもプロフェッショナルなレベルでも、バンドにとって間違いなく信じられないような出来事の波が押し寄せたな。20数年ぶりのツアー、数ヶ月の間にMineralとJawbreakerとのツアーに招待されたり、そして、もちろんハジメが日本ツアーをオファーしてくれたことなどね。その後、コロナパンデミックが起こって、物事は止まってしまったけど。2019年のそのナチュラルハイの段階から、落ち着くまでは大変だったよ。」

そのMineralとJawbreakerとのツアーで面白かったエピソードはある?

キース:「Jawbreakerの何十年ぶりかの公式ツアーに参加するようオファーをもらったことは、マジで驚きだった。今だにこの件については少し驚いてるよ。Jawbreakerのみんなに出会ったり、素晴らしいサウンドシステムとプロフェッショナルなスタッフがいる会場で演奏できたことは、本当に素晴らしい経験だったと思う。あんなに大きな会場で、毎晩たくさんのお客さんの前で演奏することは、今後の人生において二度と経験できないことだと思うし。すごい興奮したし、身が引き締まる思いだったよ。長年演奏してきた小さなライブハウスの会場や、DIYスペースとは、間違いなく一線を画していた。Jawbreakerはとてもフレンドリーで俺たちを受け入れてくれたんだ。ドラマーのアダムとは、今でも定期的にやり取りしてるんだ。」

マット:「ライブは最高に楽しかった。つまらなかったことを強いて挙げるとすれば、Mineralとのツアーの時に、マイアミからオーランドに向かう途中、7時間の渋滞に巻き込まれたことくらい。」

アルバム「du und ich」のこと話そう。このアルバムで歌われている歌詞は、スージーのMS(多発性硬化症)との戦いや、コロナのパンデミックを通じて起こったアメリカ国内の分裂についてや。あと、個人的な物事に対する視点も。ただ、全体的に前作よりもさらにポジティブな雰囲気が漂っている。今回、どんなアルバムを作りたいのか、自分たちなりのコンセプトとかはあったの?

キース:「特にコロナパンデミックや、そのことがみんなに及ぼす影響とか、スージーのMSとの継続的な闘いについて書くために、アルバムの曲を書いてアレンジしたわけではないんだ。でも、スージーは自分の人生で起こっていることについて書いていて、失業したことや、仕事以外の個人的な闘い、一般的な不安へどう対処するとか、他のことも含めてだけど、たまたまそういったものが今作の中で非公式なテーマになってるんだと思う。」

マット:「この作品は確かにとてもエモーショナルだね。確かに、コロナパンデミックで隔離されている中で俺たちが感じた孤独と憂鬱に触発されたものだろう。でも、そこには未来への希望の光を含んでいると俺も思うよ。」

復活してから、みんなモチベーションがすごい高いよね。それぞれがこのバンドを本当に楽しんでいるっていうことがとても伝わってくる。その原動力ってなんだろう?

スージー:「再結成するまでは、みんなバンドをやりながら生活するっていう状態じゃなかった。でも2016年に再結成した時は、すごい久しぶりにみんなで集まってとても楽しかったし、タイミングがバッチリだったのかも。」

マット:「もう30年来の友達だしね。またPohgohとしてやり始めるって決めたなら、俺たちはまずやめるべきじゃなかったんだって、これが自然に起こったことだって感じたよ。だから、俺たちは今、その失われた時間を取り戻してるって感じかな。」

ブライアン:「俺たちが音楽シーンにおいて共通のバックグラウンドがあって、お互いに賞賛と尊敬の念を抱いているからって俺は思ってる。」

最後に今後の予定や目標があれば教えて。また日本のみんなにメッセージはある?

キース:現時点での俺たちの目標はいたってシンプル。この新しいアルバムを世に送り出し、俺たちがレコーディングを楽しんだのと同じくらい、みんながこのアルバムを気に入ってくれることを願っているよ。このアルバムは俺たちにとって特別な思いがあるんだ。日本のみんなには、出会った人々、友達やファンでいてくれた人たちは、優しくて思いやるのある素晴らしい人たちばかりだった。特に、スージーへの気遣いや配慮には、頭が下がる思いだった。音楽は国境や海を越え、みんなが音楽への愛と情熱で直感的にも感情的にも芯でつながっているんだなあ、と身をもって知る素晴らしい経験をさせてもらいました。」

ブライアン:「またすぐに会いましょう!」

マット:「みんな最高!またすぐに会いたい!」

スージー:「この2年半の間、クリエイティブな音楽を作り続けてこられたことを素直に嬉しく思っている。いつか日本に戻ることができるのであれば、ぜひそのお誘いを受けられるようにって思っているわ。」


5月
07

WS273: SCRAPPED PLANS “BUDDY BUDDY BELGIUM” CD

※2024年6月上旬リリース予定(準備出来次第発送させていただきます)
※限定200枚
※帯、歌詞対訳付き

ポップパンク界のすげーメンツが集結してバンドを結成!THE ERGS!やDIRT BIKE ANNIEを始め様々なバンドやソロでも活動しているMikey Erg、STEINWAYS、HOUSE BOAT、ROBOT BACHELORのGrath、同じくSTEINWAYSのMichelleちゃん、WRONG LIFE、MURDERBURGERSのFraser、そしてDON BLAKEのKieronともうこのメンバー在籍というだけで、悪いわけがない(笑)それぞれのメンバーがこれまでにやってきたバンドの楽曲まんまのスタイルに、全員が交互にボーカルにコーラスを取るスタイルというなんとも豪華なアレンジ!もう確実にポップパンクファン狂喜の内容でしょうが。感じ的にはニューヨークポップパンクシーンが集まってやっていたプロジェクトバンドSHORT ATTENTIONを思わせますが、このバンドではもっと曲をしっかりと練り込んできていますよ。2023年10月にメンバーがベルギーに集結して、先日JAPAN TOURを行ったEQUAL IDIOTSなども手掛けるThomas Valkiersのスタジオで録音。ミックスはMARKED MENのJeff Burke、そしてマスタリングはCOPYRIGHTSのLuke McNeillが手掛けたという最高な音源。WSとも親交の厚いBloated Kat recordsのServoもコーラスで参加し、アナログをリリース。そのCDバージョンが登場です!もう一度いいますが、内容はもろに各メンバーのこれまでのバンドのサウンドを反映したもので、そこに全員が変わる代わりにメインボーカルを取るスタイルです。現行ポップパンクが好きなら100%間違いないやつです。アートワークはベルギー録音ってことでTHE KIDSへのリスペクトを込めたオマージュです。

(収録曲)

  1. Donking
  2. ((I Saw A) Woman (On)) The Train
  3. Rear Window
  4. Bohemian Rhapsody Part 3
  5. Supremed
  6. The Sweatier Song
  7. I Wrote A Letter
  8. Really Unusual
  9. (Do The) Walk Away
  10. Don’t Lie To Me

4月
22
Filed Under (1.WATERSLIDE, 1.関連レーベル情報!) by wsrecords

WS263: JESSE “Complete Discography” 2xLP

※予約となりますので、この作品と他の音源は一緒にご注文しないでください。
※2024/04/30発売予定
※国内流通限定Natural Coke Blue Vinyl盤&帯付の限定100枚
※アーティストの意向により、WS直販のみでの販売となります。

SNUFFに続きついにこの作品まで関われることができるなんて信じられない!みなさんお待ちかねのJESSEのレコーディングした全音源を収録したディスコグラフィーがアナログオンリーで登場です!今作はCDでのリリースはありません。その作品を日本国内限定100枚のNatural Coke Blue Vinylでリリースです。もちろん帯もついています。LEATHERFACEがアルバム「THE LAST」リリース後、一時解散中に、Frankieがソロ作品、POPEに続き、活動したのがこのJESSE。このバンドが音源出したときはLEATHERFACEファンは、震えましたよね。完全バンドサウンドで、楽曲ももろにLEATHERFACE路線というか、この後に再結成したLEATHERFACEはJESSEのサウンドをそのまま受け継いでますからね。更に今回のリマスタリングにより、よりLEATHERFACEのような音色に変わっています。Side 1とSide 2には唯一のアルバム「Jesse.」収録の全14曲(「As Your Mind Closed, Mine Was Opening」ではDickie Hammondがゲストでギターを弾いている)、Side 3とSide 4にはバージョン違いの3枚の全シングル収録曲の6曲、Japan Tour用のHOOTON 3 CARとのスプリット収録1曲、さらにこれまでフィジカルではリリースされていなかったニール・ヤングのカバー「Hey Hey My My」(アルバムリリース時にRugger BuggerのSeanが収録を拒否したw)も追加で収録され、彼らが遺したスタジオレコーディング全音源をまとめたものです。ちなみに、アルバムバージョンでベースを弾いているのは、LEATHERFACEのHOT WATER MUSICとのスプリット音源や「Horsebox」でギターを弾いているLeighton ‘Evo’ Evansです。つまり、このJESSEがLEATHERFACE復活の核だったのです。長年に渡り親交のあったマスタリングエンジニアNigel Walstonに捧げたもので、で彼が最後に手がけたのがこのディスコグラフィー。リリースはもちろんFrankie主導でLEATHERFACEのメンバーでもあるGraeme運営のLittle Rocketで、アメリカはRadgirlfriend、そして日本国内はWaterslideです。(O)

「ミュージシャンならわかると思うけど、Wat Tylerをサポートするってのは解散を検討すべきときだ。幸いなことに、Jesseはそんなことを気にせず、一緒にヨーロッパツアーに行ったけど、先に進むことが出来このアルバムをレコーディングした。当時は、爆発的に売れはしなかったけど、このアルバムは今でも俺にとって大事な作品だ。」Sean Forbes(Wat Tyler / Rugger Bugger Discs)

「Hey Hey My Myはアルバムには収録されなかった。何故ならSeanが嫌いだったから」Franie Stubbs

オリジナルラインナップ:
Stubbs(ギター)
Peter ‘Spud’ Shields(ドラム)
Colin Cumpson(ベース)

アルバムリリース時のラインナップ」
Stubbs(ギター)
Peter ‘Spud’ Shields(ドラム)
Leighton ‘Evo’ Evans(ベース)

(収録曲)
Side 1
1 Indestructable
2 Smarm
3 Gone Fishing
4 Everwas
5 Jack Christ
6 As Your Mind Closed, Mine Was Opening
7 Rant
Side 2
8 World
9 A Song About Dog That’s Not A Dog Anymore
10 Room
11 Paradoxical Thing
12 Handful Of Earth
13 Big Freeze
14 Truly Beautiful
Side 3

  1. Rant (シングルバージョン/Dump 029)
  2. A Song About a Dog, That’s Not a Dog Anymore (シングルバージョン/Dump 029)
  3. Indestructable (シングルバージョン/Dump 034)
  4. Room (シングルバージョン/Dump 034)
    Side 4
  5. Handful of Earth (シングルバージョン/Dump 039)
  6. Jack Christ (シングルバージョン/Dump 039)
  7. Paradoxical Thing (シングルバージョン/Dump 043)
  8. Hey Hey My My(初フィジカル音源化)

ご予約はこちらから


4/6 名古屋スタジオ246

もうちょい寝させてあげたかったけど、ギリギリだと名古屋はライブだけで街の雰囲気も味わうこともできずに東京に戻ることになってしまうから頑張ってもらって朝9時にこの日は出発。日本のマックと味比べってことで、マックで朝食(余談だけど俺は断然バーキン派)。マイキーはてりやきを食べたいと言ってたのに、結局マックグリドルかよ!でも美味いって喜んでた。ディスクユニオン名古屋店にも寄れたしで余裕をもって会場に到着。荷物を運び入れ、会場の雰囲気を見せたら今日はリハなしだし、長丁場のライブになるので少しでも休んでもらいたいから、リョウスケに彼らをお昼ごはんへと連れて行ってもらう。リョウスケから写真が届き、ダンは味噌煮込みうどん、ジーニーはうな丼、アダムとマイキーはつけ麺で、マイキーの1日1ラーメンを確認(笑)。俺は会場の設営。この日はスタジオライブなので、俺は受付と物販をやらなければならないのです。今日の出演者もほぼWaterslide関係者なので、今夜も完全ホームな雰囲気で一安心。だけど、メンバーには今日はあまりお客さん来ないと思うと事前に伝えてあったんだけど、予約が本当に少なくてどうなるのか不安でご飯も無理というのがこの時点での正直な気持ちだった。昨日のライブが本当に良かったからこれでポツーン状態だったら可哀想だなと。

けど、蓋を開けたら、いやいや昨日の京都のライブに来てくれた人たちもやって来てくれた!ありがとう!それに当日でやって来てくれた人や名古屋の友達も多くやってきてくれて、ようやくホッと出来た!そしておにぎり食べれた(笑)。もちろんDLKのマートも今日も登場!下地くんも元気で何よりでした(最近二人で終活の話ばっかしてる…)。

今日のトップバッターは、マルコも在籍で3月末に音源をリリースしたばかりのSurrender。この日のドラマーはヘルプでよく知ってるおじさんでした(Pelotanのアキラ。そして前日の京都にも何故か来てくれてた。大好きだぜ。)。そして、これまた何故かSurrenderの本当のドラマーのヒロシも東京からやっていて(実はヒロシが怪我をしちゃったので今回はアキラがドラムを叩く)、今日はお客なんでと入場料を払ってくれた(笑)。そして、Surrenderやっぱりガネちゃんの声がいいんだよねー。個人的にはVACANT LOTを思わせる羨ましい声。お客さんの評判も上々で音源もいっぱい売れました。でも、なぜか彼らの物販も俺担当(爆)アダムはやっぱりマルコはいいなぁーだって。ニューヨークのライブであったときにもしDBAが日本に来るならHUM HUMSと回ろうって話してて、そしたらアダムがマジか?それすごい!って言ってたんだよね。

2番手はレペゼン名古屋GOOD LUCK WITH YOUR FUN(すいません、当日俺の手書きのタイムテーブルにGOOD LUCK WITH YOUR FANってスペルミスしてDBAが大爆笑してた)。1stアルバムをリリースさせてもらったし、名古屋なんで出てもらわないわけにはいかない。けど、いつ見ても三品くんがギター上手いことに慣れない(笑)。ダンがめっちゃGLWYF気に入って、帰国するまでずっと絶賛してた。そうなんですよ、偏った音ばかり聴いてるわけじゃないでしょみんな。良いものは良いと思ってもらえてうれしかった。

そして3番目は、活動再開したUPSTAIRSを召喚!そしたらHip Cat’s Recordsの猫尻さんも召喚してしまってました(笑)UPSTAIRSの音源はうちと猫尻さんの共同リリースです。以前に高橋組でUPSTAIRSと一緒に名古屋でライブをやってたんで(その時も猫尻さんは一緒にいた!)、活動復活した彼女たちとまた何かやりたくて今回声をかけました。そしたらDBAのメンバー全員絶賛してました。つまり正解だったわけです。

4番目はこちらもレペゼン名古屋Angry Nerdです。ってかGLWYFのボーカル・ギターの三品くんがこのバンドではドラム。さらに現在ヘルプでベースをやっているシュウヘイのもう1つのバンドBEAGLEはMURDERBURGERSの日本ツアーのときに名古屋で企画してもらっていたからこれも必然の再会。DBAメンバーも気に入ってくれたしね。

5番目はWHAT GOES UP。まじでDBAのメンバーのツボになってた。みんな帰るときにCDをうちから持って帰った。特にマイキーにはツボったようです。WHAT GOES UPの新作楽しみにしててください!音源も良いしライブも良いし、やすくんのギター気持ち良いし。

そして、PiGGiESと並んでうちのツアーでは欠かせない相棒WIMPY’Sが6番目に登場。やっぱりこのバンドも海外バンドに受けが良い!やっぱりIt’s Alive recordsからDazesとスプリットをリリースしてるからみんな知ってたし、ハーモニーがすげーって驚いてた。いつの間にか会場パンパンになってたしね。ソビーがラストにギターを差し出すも誰も受け取らない(笑)てっちゃんも来れば良かったのに!

そして、DIRT BIKE ANNIEの出番。アダムの声が潰れててD4みたいだったわ(笑)でも会場は大盛りあがりだし、アダムの喉の調子をサポートするようにジーニーもダンもカバーするし、マイキーは後ろからちょっかい出すしこのバンドって各メンバーの立ち位置がオフの時と同じように、ステージの上でも役割が決まっててみんながみんなお互いが好きなんだなって思って見てました。リョウスケはステージ横で機材トラブルに備えてくれてるし、何かあればマルコも動いてくれるしでチームWSもありがたいです。

この日のライブも無事終了!終了後、東京へ向けて出発!

フミさんも登場っと!いつもメンバーにプレゼントありがとうございます。

さあ、まずは腹ごしらえという感じで、SAに到着。残念ながらみんなに食べさせたかった台湾ラーメンは売り切れだった… リョウスケご立腹です!でも、この日はジーニーが食欲旺盛でした。ラーメンも食べたいし、海鮮も食べたいと決められず、ジーニーとダンはらそれぞれ味噌ラーメンを注文して、刺身定食をシェアしていた。ジーニーなんてこの味噌ラーメンすっげー美味しいって気に入ってくれてたしね。アダムはかき揚げ丼で、かき揚げだけを先に食べちゃうというストロングスタイル!そのあとご飯にタレかけて食べてた。米自体が美味いって言ってた、そうだよね、それが日本の米!そしてマイキーは初塩ラーメンに炒飯セットとこの日もわんぱくっぷりでした(笑)塩もありだなって、楽しくいただきました。家族へのお土産もちょろっと追加して、疲れもみえてきたので一気に東京目指して早く帰ろうということに。

そしてみんな寝た。とはならない(笑)リョウスケ号のジーニーとマイキーはお休みしたようだけど、アダムとダンの乗る俺の車では、ダンがめっちゃ元気!ダンのソロ音源を聞かせてもらったり、ROCKET FROM THE CRYPTを爆音で聴いたり、それからEXPLODING HEARTSが交通事故を起こしてしまったあの夜の話、それに過去のDIRT BIKE ANNIEのことなど深い話を聴かせてもらった。ほんと、ダンってみんなを楽しませて場を和まそうとしてくれるし、実は音のコントロールはダンがメインだったり、バンドの重要人物の1人。ほんとピュアで良いやつなんだよね。

あっという間に予定より早くWSハウスに到着。本来は用賀PAで全員を俺のバンに載せ替えてリョウスケとそこで別れる予定だったけど、みんな寝てるからとリョウスケはWSハウスまでそのままで同行してくれた。実際、ジーニーはフラフラだったし、マイキーに続いてみんなもすぐ寝床に入った。やっぱ疲れ出てるよな。さすが同年代(爆)。みんな明日も元気だといいなとか、いつもツアーを回って無事に東京に戻ることが出来たときに、今回もみんなを無事に帰国させらると自分を褒めながら、ようやくお酒を飲み始める。一人になってこのツアーを振り返ると、ほんと楽しんでくれてよかったなぁ。観光あんまさせてあげられなくて申し訳ないなとか。この人達みんな周りを気遣って良い奴らだったな。明日もあるのにもう少しで終わりだと思うとすでに寂しくなってました!まじで気を使わなくていいんだもん。今回のツアーが自分の中で1つの区切りだと思っていたから、最後に彼らと一緒にやれて本当によかったな、ってか19年前にリリースしたバンドとツアーを2024年に一緒に回ってるって奇跡じゃね?!なんて思ってたら、家の前に配送のトラックの音が。そして奇跡的に2号が寝屁をした。時計見たらもう4時だったわ!まずいぞ俺。明日もあるんだぞ。

いよいよ次は最終章。頑張って続けてみる。


4/5 京都POP! PIZZA

この日は会場入りの15時まで時間があるから観光。朝目を覚まして、宿の外を覗くとすでにアダムとダンが京都御所を散歩して帰って来たところだという。早起きだ。さすがアダムは自宅で農場をやってるだけはある(後に農場の写真を見せてもらったけどガチな農場だった。ヤギとか鶏とか豚とか!)。ジーニーはもう少しゆっくりしたいというんで、まずは朝飯兼ねて宿泊先の周辺を散策しようってことになりブラブラし始めると、閉まっているラーメン屋を切ない表情で眺めるマイキー… びっくりドンキーでモーニングを食べて、みんな二日酔いだから薬飲ませて鴨川で日光浴しながら、しばしチルアウト。二日酔いの薬を服用したマイキーは早速ビールを飲み始める(笑)

宿に戻ってもジーニーの調子は復活してないから、リハまで寝かせておいて俺らは観光しようってことに。さあ、何する?「俺、金閣寺に行きたい」とマイキーの言ったアイデアは即、却下。アダムとダンは早起きしてすでに京都御所を見てきているから、「観光客の多い寺院はやめて、普段日本の人が過ごしてるようなとこや食べ物を見たい」ということで錦市場近辺でプラプラしようってことになった。マイキーはバスの中でスマホチェックして近くにレコード屋あるからそこに行こうと立ち直りの早さを見せる。ダンはコンビニでいつの間にかプリンを買ってて歩きながら食べてた。レコ屋に寄って、マイキーは探してたザッパのボックスセットCDが見つかり満足。ダンも悩んだけどレコードは一期一会、悩むなら買うべきと言ったらそうだよねと買った(笑)。その後は、家族へのお土産(主にダンが靴下屋をターゲットにしてた)を買ったり、ガチャガチャしたりお墓を見たりしながら商店街をあっちへこっちへとプラプラして、ライブ中盤でアダムが披露していたパンツもこのときの買物でゲットしたやつ(爆)。

そこへHUM HUMS/PELOTAN/SURRENDERのマルコも前入りで合流。さらに賑やかになった。実はマルコはDIRT BIKE ANNIEが大好きで、HUM HUMSの「Battle Line」って曲は、DBAの「Battle Lines」からいただいてるのです。でもアダムもHUM HUMSは当然知っていて好きで相思相愛なのです(笑)

買い物に時間を使ったためリハの時間まで余裕もなくなってきたので、急いで丸亀製麺で昼飯。3人大満足。マイキーはお代わりしたいと言ったけど、あとでラーメン食べられなくなるよと言ったら、そうだった!とマジで可愛い(笑)

入りの時間になり、会場へ移動。昨日スタジオに入ってるから、リハは一瞬で終わり!アダムとマイキーはリョウスケとマルコと共にラーメンを食べに!ジーニーとダンは宿でライブに備えると戻り、俺は物販の準備があったので、会場で別に過ごしていた。リョウスケから写真が送られてきて見ると、アダムとマイキーはまたスープまで完飲していた。そして会場にはまたもやスウェーデンからDLKのマートが普通に登場(笑)名古屋に来るって聞いてたけど?どうしたの?って聞いたら「来ちゃった」って(爆)

続々と知り合いがやって来てくれてホーム感を感じました!この日のトップは東京からやってきてくれたFloppy-Pinkiesからスタート。お客さんも想定していた以上にどんどん会場にやってきてくれる。Floppy-Pinkiesを見たチームDBAは演奏力の高さにナーバスになる(笑)Floppy-Pinkiesのニューアルバム確かに良いもんなー。お客さんも盛り上がり始めた。

そしてPiGGiES。いつも通り、てっちゃんが会場を沸かしてくれ、ミキちゃん、ちゃんあすがフロアの応援団(ひさしとかゆーき)を巻き込んで一気に盛り上げてくれた。PiGGiESのレコード、メンバー持って帰りましたよ!

いよいよ、DIRT BIKE ANNIE。正直、すごかったわ。NYCで見た以上に、動き回ってどんどん盛り上げていく。みんな一緒に歌って腕を振り回してる。あっという間に初日は終わった。ライブ後に、みんな物販に押し寄せていっぱい買ってくれた。しかも、DIRT BIKE ANNIE知らなかったんですけど、すごい良いですねーと音源にTシャツをまとめて買ってくれる人が続出。でしょ?でしょ?だからこのツアー手伝ってるんですよ。もっと言ってくださいよと心の中で答えてました(笑)メンバーも初日を終えただけで、本当に日本に来れてよかったありがとうと言ってくれたけど、俺も、お前らも家族いる中でよく来てくれたしこんな良いライブしてくれてありがとうと思ったよ。彼らは思っていた以上に、みんなが彼らの曲を知っていて一緒に歌ってくれることを想像していなかったようで、驚いていたとともに感動していた。

実は前日、車内でDIRT BIKE ANNIE解散の話を聞いていたんだ。そしてダンの復活に懸けた思いもグッと来るものだった。1stシングルは自分たち自身でリリース、Mutant Popからの1stアルバム、ヨーロッパでも注目を集めStardumbからPOPSTERSとのスプリット、それからDirtnapから2ndアルバムと着実にステップアップしていった。そして、日本のレーベルからも声がかかった(ごめん、俺で!)。マイクロソフトのゲームソフトからも楽曲提供の依頼が来たし、成功したナードコアラッパーのMC Chrisのバックバンドにも選ばれた。「自分たちももっと先に進めるんじゃないかって考えちゃったんだよ。でもさ、なかったんだその先は。ポップパンクも盛り下がってきて、突然目標が消えたんだ。で、俺たちテンションが下がって解散になった。俺はもう少し続けたかったけど、みんなも新しい生活があった。そしたらERGS!とかが人気が出てきてまたポップパンクの人気が戻ってきた。まじで後悔したよ。バンドを辞めただけじゃなくて、俺にとってこのバンドは兄弟であって家族だった。俺には何も残ってないんだって。だから再びこのバンドを動かしたかったんだ。ニューヨークのライブのときに、日本に来たいなら君がツアー組んでくれるって言ってくれただろ?あのとき、俺達は君の前では平静を装ってたけど、あの後、ジーニーが楽屋でボーッとしてて、カズが日本に来なよって言ってくれたよね?って呟いてそれで俺たちの夢が叶うぞってみんなで叫んだんだよ。今、日本にいるということはそういう思いなんだよ。」ってその話をライブ中思い出し泣けたまじで。それにあいつもあの場にはいた。本当にそう思えた夜だった。

しかし、アダムの喉はガラガラに(笑)。俺は打ち上げでPop! Pizzaのピザを堪能した。2日連続で食べたけど、まじで美味しい。京都に行ったときは絶対にピザを食べに寄ろうと誓った。ホントに美味くて食いかけのピザの写真を長女に送ったら、「あまり美味しさが伝わらない」と返信が来た。少食なんでもう一枚食べられなかったのが悔やまれる。

ちゃんあす着用のTシャツはWSのですが、やらせではありません。自ら望んで着てくれてるハズです!きっと。

続くのか?


よっしゃー終わった!でもこれを書いている今、とてつもなく寂しい気持ちでいっぱいです。
みんなもうDIRT BIKE ANNIEなんて興味ないかなと、誰も来てくれないんじゃないかなと思ったり、ツアー前には定番の胃痛が酷くなっていたんだけど、彼らが入国して空港で再会してからはもうそんなことどうでも良い気になってしまいました。それくらい到着してからの彼らのリアクションが最高だった。アダムとマイキーが東海岸、ジーニーとダンが西海岸と普段は離れて彼らは暮らしているので、同日なんだけど2回に別れて到着しました。ということで、羽田空港に1日で2往復することになったわ(笑)。

4/3

まずはアダムとマイクの到着に合わせていつものように有給を消化して俺のツアーを助けてくれているPelotan/Nerdy Jugheads/Woodcocksのリョウスケと空港へ(まじでリョウスケと彼の家族には感謝です)。そして久々の再会。アダムは空港周辺ではどこの国に行っても空港の周りは同じだねと落ち着いていたのもここまで、街の景色が変わってくると大興奮開始。マイキーが手ぶらで来たから御茶ノ水のドラムショップに寄ってスティックを購入して家に到着。休む?それとも雨降ってきたけど外を歩く?って聞いたら、時間を無駄にしたくないからすぐ外に行こうとなり、プラプラしながら夕飯を食べるかって感じになって、何食う?二人ともまずはラーメンって即答で、神楽坂を散策しながら向かったんだけど、この時点で二人は、「おい、俺たち日本を歩いてるぞ夢みたいだな」とマジで感動をしてました。「すべてが想像していたよりクールだ、やばいぞ俺たち」とワクワク炸裂。家系のラーメン屋では彼らはスープも全部飲み干して店員さんにステッカーを貰ってました(笑)今まで食べたラーメンで一番美味いってチェーン店でも喜んでくれました。それから西海岸組を迎えに行く時間になったんで二人はリョウスケにお任せ。この間に何を話していたのかはわからないけど多分大興奮だったのは間違いないだろう。

2回目の羽田空港に到着したら、入国ゲートから出てキョロキョロしてる二人を発見して確保!あっどうでもいいことだけど、偶然空港にJAYVEEのフルポンがいたわ(笑)こちらの二人は先程の二人とは対象的に空港の駐車場の時点で大興奮。空港の周りってどこも同じ感じってさっきアダムが言ってたよと伝えたら、「全然違う。見てよ!どの車もピカピカだし、こんなきれいに駐車されてるの向こうだとありえない」とジーニー熱弁(笑)ダンはすでに日本にいるという事実だけで放心状態。うん、こいつらも最高って確信した。東京タワーが見えたら見えたで大はしゃぎだしで楽しく到着。4人が合流したけど翌日は8時出発、翌日からの行程を説明して軽く飲んでこの日はお開きとしました。リョウスケは帰宅する予定だったけど、もうすでにみんなと打ち解けているから泊まることに。

4/4

全員ちゃんと起きた!しかも8時出発に合わせてみんなテキパキ動いている。今まで色々なバンドのツアーやってるけど、ここまで思い通りに動いてくれたバンドいない。すげーと驚かされる。アダムは学校の先生だし、家で農場もやってるから基本朝が早いんで大丈夫だと思ってたけど、4人ともが完璧でした。でもダンが唯一マイペースかな(笑)でも愛すべきキャラなんで最高!

予定時間通りに出発。ここから俺の車にアダムとダン。リョウスケの車にジーニーとマイクというのが定番になる。道も順調なんで、お昼前に目標のサービスエリアに到着。実はここに目的の魁力屋があるのを調べていた。アメリカだと、純とんこつラーメンが主流なんで、この辺のを食べさせてみて様子を見たかったんだ。マイキーはメニューを見て「俺はチャーシュー麺と炒飯セット!」とわんぱくぼうず並みに即決。ジーニーは食べ切れないから俺とシェア。アダムとダンはお昼にちゃんと食べたいから今はパスってことだったけど、結局ちょっとちょうだいと食べてました。みんな何で向こうで食べるラーメンと全然違うんだ?麺がまず違うと楽しんでくれる。マイキーはこのあと、ラーメンを食べるたびに自身のベスト更新を続けていくことになる。残念ながら富士山は全体に雲がかかって見れなかったけど、俺の車内では、アダムとダンは景色に大興奮してて、「山も街も全然違うね、茶畑もすごい!」って感動。豊田周辺ではアダムの車が三菱のバンだよって話し、ナガシマスパーランドではダンが俺は回転するジェットコースターに乗れないとか和気あいあいと進んでいき、あっという間に京都に到着。そして彼らが希望していたライブ前の練習のためスタジオに入った。

始めた途端、なんなのこいつら?練習からすでに全員ライブと同じテンションなんだよね。もうこれ見たら、彼らのこのツアーに懸ける思いめちゃくちゃ伝わったわ!それぞれ離れて暮らしているからみんな自宅でこんな感じで個人練してたらしい(笑)家でも腕振り回してたのかな?家族はビビるだろ…

2時間しっかりと練習をして、みんな初めての居酒屋で食事。ジーニーは脂っこいものや肉ばかりは嫌だと海鮮を中心に、マイキーは肉のみと対象的。完全にみんな打ち解けた状況でライブ前なのに、日本誘ってくれてありがとうとツアー最終日のような会話が続く(STUPIDSもツアー前日にトミーが感動して涙ぐんでて、うちの奥さんにまだツアー始まってないよと突っ込まれてた)。京都内の移動はバスを使ってたんだけど、「私達は地元に慣れてるって感じじゃない?楽器持ってるしさ」ってその割に次に降りる?って何度も聞いてきたけど(笑)。明日のPOP! PIZZAは今夜泊まるところから歩いてすぐの距離。宿についたら明日の場所下見に行こうぜってどんだけ真面目なんだよー。POP! PIZZAの店長のダンは過去のバンドでTHE ERGS!と対バンしてるそうでマイキーと久々の再会となりました。2日目はこんな感じでおしまい。ジーニーがウィスキーのショット振る舞ったおかげで俺の泥酔っぷりも披露できて何よりでした。

次回から本編へと続く

※移動中、アダムは定期的にスマホのアプリで日本語の勉強します。これが面白かった。ほんとに真面目なんだよね。すごい天然なボケもかますけど。


WS272: DIRT BIKE ANNIE “The Essential Dirt Bike Annie (1996 – 2015)” CD

※2024年4月5日ツアー会場から先行リリースします
※限定150枚
※帯付き紙ジャケ仕様

DIRT BIKE ANNIE JAPAN TOUR 2024
4/5(金)京都POP! PIZZA
4/6(土)名古屋東山Studio 246
4/7(日)東京新宿RED CLOTH

ついにDIRT BIKE ANNIEが日本にやってくる!しかし、ほとんどの音源がすでに廃盤!っていうことでメンバーが復活後にセットリストでやってる曲をまとめた音源を作ろうってことで完成しました!1stシングルから、2015年に突如リリースされたUNLOVABLESとのスプリット音源までの彼らの全音源からデモ音源も含めた27曲入りです!初期の3コードポップパンクからメロディック色を強め、最終的にパワーポップ炸裂になっていった彼らですが、こうしてまとめた音源として聴くと全く違和感なしです!ぜひ会場で彼らのジャンプしまくる拳上げまくりのパワフルなステージングを体験して、この音源を手に取ってください!家に帰って再生してもらえればその日のライブが脳内で蘇るはずですよ。(O)

(収録曲)
01 Are You Ready To Dance
02 Capable of Anything
03 50th and Bay
04 All Systems Go
05 Grape Crush
06 Next Time
07 What’s Happening, Hot Stuff
08 Children Shouldn’t Play With Dead Things
09 Argument
10 Wedding Song
11 Battle Lines
12 Saludos A Todos
13 Chapped and Cracked
14 Letters And Numbers
15 Shogun Warrior
16 Come On! Come On!
17 Two Ton Wait
18 Aloha Indiana
19 Hurricane Shane / Ode to the Go Kart
20 Do Whatcha Wanna
21 The Sends
22 Not an Eagle Scout
23 Barely Alive
24 88 Christopher Street
25 Powerglide
26 Cynical
27 Thanks For The Donuts


さあ、ツアーの各会場の詳細が決定して来ましたのお知らせします。ツアー会場ではTシャツに加えて、廃盤音源も多いので、メンバーの協力のもとツアーセットリストに沿ったベスト音源CDをリリースすることになりました!限定数で会場先行発売となります。内容は、個人的にもベストな選曲になっていると思いますので、是非会場で手に取ってくださいませ!

4/5(金)京都POP! PIZZA
OPEN 18:00 START 19:00
予約 2500円(+1D)

※限定50名とさせていただきます。
※平日なので遅めスタートで終了時間も大阪方面への終電時間に間に合うように終了予定です。

(出演)
DIRT BIKE ANNIE
PiGGiES
the Floppy-Pinkies

Access: https://www.poppizzakyoto.com/

4/6(土)名古屋東山Studio 246
OPEN 14:00 START 14:15
予約 3000円(+1D)当日:3500円(+1D)

※この日は早めスタートで20時前に終了の予定です。近隣他県からの方もお待ちしております!
※ライブ会場内にはドリンクの持ち込み禁止です。必ず守ってください。

(出演)
DIRT BIKE ANNIE
THE WIMPY’S(大阪)
WHAT GOES UP(東京)
Angry Nerd(名古屋)
UPSTAIRS(関東)
GOOD LUCK WITH YOUR FUN(名古屋)
Surrender(東京周辺)

Access: https://widewindows.com/studios/stud-nagoya/

4/7(日)東京新宿RED CLOTH
OPEN 14:00 START 14:30
予約 4300円(+1D)当日:4800円(+1D)

※ファイナルは同時期にツアーを行っているPRICEDUIFKESとEqual Idiotsという海外勢3バンドも出演するDUMB RECORDS & SET YOU FREEとの共同開催になります。めっちゃ豪華ですよ。

(出演)
DIRT BIKE ANNIE(US)
PRICEDUIFKES(from Bergium)
Equal Idiots(from Bergium)
SO-CHO PISTONS
THE BROKEN HEARTS CLUB
THE HUM HUMS
THE NERDY JUGHEADS
bedgravity(追加!)
yokothema(追加!)

PRICEDUIFKES:MikeyもHOUSE BOATやソロで過去に対バンをしていたりとゆかりのあるバンド。ヨーロッパではかなりの人気を誇る現在進行形3コードポップパンクバンド。THE MANGESのAndrea運営のStripped Musicからのニューアルバムを提げて再び日本にやって来ます。

Equal Idiots:ここ日本ではまだ知名度は低いかもしれませんが、本国ベルギーではメジャーフィールドで活動。自らが主催となり伝説的パンクロックバンドTHE KIDSを迎えたフェスなども運営している。

Access: https://redcloth.sputniklab.com/access/

※各会場共に予約は出演バンドでも予約を受け付けています。またWATERSLIDEでもメールかX(旧Twitter)にて受付しています。
メールはこちらから

前売チケットの予約は
前売り予約(メール受付分): pre-order@watersliderecords.com

予約の際はメールに下記情報をお願いします。
・名前フルネーム:「」
・希望公演場所:「」
・枚数:「」

必ずこちらからメールで返信しますので、返信が来ないという方は携帯やご利用のメーラーのドメイン設定を確認して下さい。

PRICEDUIFKESとEqual Idiotsのツアーはこんな感じです!こちらもよろしくです。


2月
07

WS271:Surrender “Summer Never Comes” CD

※2024年3月27日リリース
※限定300枚
※紙ジャケ仕様、歌詞インサート付き

マルコ(THE HUM HUMS/PELOTAN)、ガネ(THE CCS)、ヤスヒロ(ex-WATERBUGS)のメンバーが結成したパワーポップパンクバンドSurrenderがついに正式音源をリリースでっす!デモ音源では女性がドラマーでしたが、現在はヒロシ(THE WOODCOCKS)が加入。2015年リリースのデモ音源で注目を集めたもののマイスペースすぎる活動で、これほど待たされるとは思いませんでしたがついに6曲入りの正式音源を完成させた!PEZBANDやCANDYといった70’s/80’s POWER POPから、90’sのBUM、VACANT LOT、MODEL ROCKETS、CHEEKSなどなど好きな方なら喜んでもらえる音源完成です。THE CCSでも生まれもってのPOWER POPボイスを聴かせてくれるガネの声質もたまらないし、なんといってもキラキラで伸びやかなメロディーと疾走感溢れるリズムも最高だし(モータウンビートもあり)、フロントメンバー3人が全てメインボーカルを取れるバンドなんでコーラスのハーモニーもバッチリ!レコーディングはmalegoat、SHIPYARDS、PELOTAN、HUM HUMSなど多くのWSバンドを手がけているJyunta Hayashiで、マスタリングはPELOTANのアキラという布陣でサポートしています。オープニングからラストまでPOWER POP、POP PUNKファン両方に愛される音源に仕上がってます!あえて不満点をあげるなら、もっと多くの曲を聴きたいってことだ。

(収録曲)

  1. Summer Never Comes
  2. Drink All Day
  3. Girl
  4. You Saved Me, Rock And Roll
  5. Touring
  6. Anytime, Anywhere