WS280: BIKE NOTES “S/T” CD
※2025年12月25日リリース予定
※限定200枚
※帯、歌詞、歌詞対訳付き
※MURDERBURGERS、WRONG LIFEのFraser在籍のバンド
THE MURDERBURGERS解散後、もうバンドはやらないと言ってものの、速攻で撤回。すぐに始動させたWRONG LIFE。そのデビューアルバムでも抜群のサッドメロディックを聴かせてくれたFraserが、凍結していたBIKE NOTESも再始動させた!このバンドではFraserはドラムボーカルを担当。他の二人のメンバーは過去にTHE WALKING TARGETSをやっていたMaxとAlex。2017年に4曲入りのシングルをリリース、2019年に3曲入りのシングルをリリースし、アルバムの発売が待たれていたものの、THE MURDERBURGERSの解散と合わせてこのバンドも活動停止。しかし、ついに復活です。このバンドもヤバい!待っていたかいがありましたよ。WRONG LIFEとの共通項ありありで、サッドメロディックパンクでMEGA CITY FOUR、CHOPPER、SKIMMER好きな人には大スイセンのバンド!ボーカリストが2人存在することで、曲によって表情を変えるところもとても良いです。マジでこれCrackle! Recordsが現在も運営し続けていたら絶対にリリースしてただろうなって感じです。リズムチェンジのあとに伸びやかな泣きのメロディーが乗るサビは中期MEGA CITY FOURなんかを彷彿させるんですよ。
(収録曲)
Pelotan 20th Anniversary Night
2024/12/14(土)@ 下北沢LIVE HAUS
Open: 18:30 / Start: 19:00
Adv: 2,400 / Doors: 2,900 yen (+1 drink)
(出演)
Pelotan
The Wimpy’s (From Osaka)
ピーナッズ
Sunny Branch
The Hum Hums (Opening Act)
DJ: Laundry
Pelotanが結成20周年を迎えます!すでに、バンドが告知してますが、それを記念してライブを行うことになりました。うちとの付き合いも彼らの3rdアルバムをリリースさせてもらったのが、2013年12月18日なのでもう10年以上の付き合いになります。まぁ、その前から知り合いではあったんだけど、その翌年2014年のSONIC SURF CITYの初来日ツアーを一緒に回って以来、アキラとリョウスケにはその後、俺が組んだ殆どのツアーを手伝ってくれるほどの仲になりめちゃくちゃ助けられています。その間に、メンバーチェンジも2回あり、もしかするとこのままバンド活動休止しちゃうのかなと思う時期もありましたが、今も続けてくれているからこそ、この20周年記念ライブを行うことができるんだなと感慨深いものがあります。
ほんと彼らとの思い出は、抜けてしまったメンバーも合わせそれぞれ全員と個人的に繋がりが今もあるくらい、色々な思い出がある。アキラとはリリース前からサシで会ったり、リリースに関しては頻繁にやり取りをしたり、以前の彼の家に遊びに行ったりお互いの泥酔加減をディスりあったり… リョウスケは、一番面白かったのはヤツの結婚式であいつが泥酔して、式の最後にあいつのお母さんがブチ切れてガチビンタをしたのはほんと笑わせてもらったし、思い出すだけでいつも笑える。でも、いつもツアーのときは仕事を有休にしてくれて一緒に運転から何やら手伝ってくれてるし、疲れたらおんぶだってしてくれるたくましいやつだ。そして新メンバーとなったTHE HUM HUMSのマルコ(SURRENDERもやってます)とトモローは特にないかな。嘘!この2人ともいっぱい話はあるけどそれはいつかTHE HUM HUMSの方でしよう。で、今の鍵盤/コーラスをやってるマルコの奥さんのタカラ。すごいんだよねこの子は。まだ知り合ったばっかの頃に、MURDERBURGERSのJapan Tourやったんだけど、そのときに東京に向かうときに車乗っけてくださいって、名古屋から東京まで夜中の移動に1人でツアーバンに乗ったんだよな。そのときに、この子とも付き合い長くなるだろうなと思ったらホントにそうなったし、しかも今Pelotanに加入してるしね。
そんなこんなで公私に渡り付き合いのあるPelotanの結成20周年を祝う12月14日。ぜひみなさん会場下北沢LIVE HAUSへお越しください。The Wimpy’sも来てくれるし、Sunny Branchも久々だし、ピーナッズもだし、DJ陣もね。一緒に楽しみましょう!
予約はうちでも受け付けてるので、お気軽にメールくださいませ!
前売チケットの予約は
前売り予約(メール受付分): pre-order@watersliderecords.com
予約の際はメールに下記情報をお願いします。
・名前フルネーム:「」
・連絡先電話番号:「」
・枚数:「」
必ずこちらからメールで返信しますので、返信が来ないという方は携帯やご利用のメーラーのドメイン設定を確認して下さい。
FST022J: JAILCELL RECIPES “ARTIFACTS FOR AN EMPTY TANK WORLD” LP
※2024年11月22日リリース予定(到着してからの発送となります)
※国内 流通限定200枚クリアー盤/帯付/ライナー対訳インサート付/A3 両面印刷ポスター付
※レーベルとメンバーの選曲による18曲入りリマスター編集盤
※大量の未発表写真やFIRST STRIKEのアラン、メンバー全員のライナーが掲載された40ページの豪華ブックレット付(30.48cm x 30.48cm)
※未発表3曲収録!
音楽誌やジョン・ピールの評価が後押しし、トータル2,000枚プレスされた89年作のデビュー作『ENERGY IN AN EMPTY TANK WORLD』。セールスとは裏腹に実はレコーディングのトラブルに見舞われ納得いく形でリリースされなかった音源でもあり、メンバーがこれまで再発を拒んできたほど嫌っていた音源だった。そこから35年、色々な経緯が重なりオリジナルリリース元であるFIRST STRIKEからこの度遂に再発が発表された。
80年代末期でありシーンもバンドも小さくなってきた時期に、イギリスはウィガンのローカル・スケーター達によって結成されたJAILCELL RECIPES。初期DCHCを感じる1stアルバムは、ベースが舵をとる荒々しいハードコアのスピードが基本にありながら、メロディーを活かしたり、時にはレゲエ調なパートも取り入れたサウンドも見せた。そしてアルバムリリースから僅か5ヶ月後には更にメロディーを重視した曲をメインにした1stEPをリリース。この音源はハードコア・ファンだけにとどまらずメロディック好きにも評価される名盤となった。80年代中期DCHCからの影響を受けつつ昇華させた青くさい泣きのメロディーはその後リリースされた90年の2ndアルバムへと引き継がれる。今回の再発はA面サイドがオリジナルの1stアルバムから4曲を削ったハードコア・ナンバーをメインに選んだ9曲。オリジナルのミックスに納得できなかった楽曲はメンバーが納得いく形でリマスターにより生まれ変わる。B面はメロディック・サイドとして、1stアルバム以降の音源を6曲チョイス。更にメンバーのライナーでも語られるように、バンド史上もっとも気に入っていたという91年から92年の間にレコーディングされ、これまで未発表でいた3曲も収録。この未発表曲は”POULTON ROAD”以降に見せるメロディアスな楽曲は中期DCHCの影響が強く感じられたが、そこにALL/DEACENDENTSばりのCRUZサウンドをミックスさせた楽曲であった!これまで幾度とあった再発のオファーを断り続け、時間をかけオリジナルに関わったメンバーでの完璧な形でのリリースとなったこの編集盤。他人には手出し無用な、納得のいく素晴らしい作品に仕上がったのは言うまでもないだろう。今回イギリスでは三種類のカラー盤と黒盤でリリースされますが、レーベルのご好意により日本限定仕様のクリア盤での流通となります。
↓↓↓豪華なブックレットはこんな感じです↓↓↓
(収録曲)
SIDE A (ENERGY IN AN EMPTY TANK WORLDから9曲)
SIDE B
予約はこちらから(2024/11/08 00:00から開始となります)
WS114/ir-16: SHIPYARDS “ABOUT LIGHTS” LP
※2024年11月27日リリース予定
※限定200枚
※ダウンロードコード付き
2013年の1stアルバムから約1年で完成させ、現在でも人気の高い2ndアルバム「ABOUT LIGHTS」が初のアナログ化!発売から10周年を記念してWaterslide Recordsとimakinn recordsが共同リリース!
敬愛する90’sジャパニーズ・メロディックパンクの先輩達の影響と、90’sエモの要素をミックスさせたバーニングかつエモーショナルなメロディックパンクで多くの人に愛されているバンドが、1stアルバムからわずか1年という早いスパンで大成長を遂げた作品!1stアルバムでは全体を通して一気に聴かせる勢いある作品だったが、数々のライブをこなしながら練られていった今作収録曲は、固定されたフロント3人の個性がより色濃く出た内容となっている。メロディックパンクの土台はしっかりと残しつつも、1曲1曲でしっかりと聴かせる内容になっており、DINOSAUR Jr.やSUPERCHUNKといったUSインディー/オルタナの影響も溢れているため新たなファンからも注目されることとなった。みんな大好きな”FALLING FROM PALM”や”WAITING ROOM”のような疾走感のあるサッドメロディックチューンに、”WAITING FOR”、”RIVER”といった聴かせる名曲がてんこ盛り。ついにファン待望のアナログ化です!
(収録曲)
フラゲできるリリースパーティーあります!
imakinn records & shipyards presents
“ABOUT LIGHTS” 10th Anniversary LP Release Party
2024.11.23(Sat.) at Shimokitazawa SPREAD
open: 17:30 start: 18:30
(出演)
shipyards
THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES
CAR 10
WS275: Bécquer “Bring Back My Summer” LP
※2024年10月中旬リリース予定(到着次第の発売となります)
※ダウンロードコード付き
※歌詞+対訳付き
1999年、スケートボード少年たちが始めたSkate punkバンドを母体とし、その後音楽的成長を続けていた彼らは世界中にムーブメントとして広がり始めていたエモ/インディーロック(彼らの場合は特にSTARMARKET)に触発されエモーショナルメロディックバンドへと変わっていく。これがこのバンドの歴史のスタート。2003年にリリースした1stアルバムが評価を受け、日本でもお馴染みのスペインのZEIDUNやMAPLEといったバンドと数多くのライブを行い、スウェーデンのKEVLARやアメリカの90 DAY MENのツアーにも帯同するなど順調な活動をしていた。しかし、2005年にメンバーの個人的事情により活動停止。2014年に再び活動を再開させるとライブを中心にマイペースに活動を再開。2017年に4曲入りの復活音源「THE 9TH SPRING」、ベーシストが抜けてしまったが2021年には5曲入り「The Break」をベースレスでデジタルリリースし、活動停止前の彼らのサウンドからブレることなく蒼くエモいメロディックパンクサウンドを聴かせてくれていた。そして、JAWBREAKERやJEALOUS SOUNDのようなサウンドのスペインエモーショナルメロディックバンドBULLITTで活動していた新たなベーシストが加入すると早速スペインエモ/インディーロック界の大御所Garcia兄弟とともにレコーディングを開始、そして完成させたのがこのアルバム。この2ndアルバムでは彼らの長年に渡るヒーローであるSTARMARKETのFredrik Brändströmが1曲(More than fine)ゲストボーカルとして参加している。
当然ながら彼らのサウンドは、このバンドを結成することを決断させたSTARMARKETから大きな影響を受けている。しかし、初期GET UP KIDSなども彷彿させるメロディックパンクの疾走感を持ちつつもエバーグリーンな蒼く伸びやかなメロディーを持っているので、今のようにメロディック/エモなどと細分化されたカテゴライズとは無縁だったあの時代のサウンドは多くの人に受け入れられるはず。恐らく日本ではこのバンドは今まではそれほど知られていないだろう。しかし、今作により確実に知名度を上げるのは間違いない。それほどのクオリティーをこのアルバムで表している。スペインの現在進行系エモメロディックレーベルSaltamarges Recordsと Navalla Discosによる共同リリース。
(収録曲)
WS277/WI-08: YES FLAG “GRAND BYSTANDER” CD
※2024年9月25急遽リリース予定
※限定200枚
※帯、歌詞、歌詞対訳付き
STEINWAYS、HOUSE BOAT、ROBOT BACHELOR、SCRAPPED PLANSのGrath MaddenとSHORT ATTENTIONのChad DerkinsによるWorst Idea Recordsとの共同リリースにて、ご紹介するのは今作がデビュー作品となるカリフォルニアのメロディック/ポップパンクバンドYES FLAGの16曲入り1stアルバム。プロデュースにはTHE GAMITSのChris Fogalを迎えて録音。CLETUSのScottとTHE VENTSのDevinが在籍していて、STEINWAYSのGrathもゲストボーカル、THE GAMITSのChrisもゲストギターで参加。DESCEDNETSなCRUZテイストもありなメロディックとポップパンクの中間を行く、どっちのバンドが好きな人でも楽しんでもらえる内容になっている!時にはアドレナリンを熱くさせ、時にほろりとさせられる16曲の楽曲は気分が落ち込んでいるときでも一気に明るい気分にさせてくれるハズ!GREEN DAYも感じるし、とにかくポップパンク好きなら手にとってみよう!
(収録曲)
-eleventwelfth Japan Tour 2024-
2024/9/8(日)新宿NINE SPICES
open: 18:00 Start: 18:30
w/ downt, loqto, 水中スピカ
2024/9/9(月) 名古屋stiff slack Live Venue
open: 18:30 Start: 19:00
w/ appi, BO5TON 33, good luck with your fun
2024/9/10(火)大阪CONPASS
open: 18:30 Start: 19:00
w/ さよならポエジー, colormal
2024/9/11(水)京都GROWLY
open: 18:30 Start: 19:00
w/ e;in , sheeve , Fireplay
2024/9/12(木)三島ROJI
open: 18:30 Start: 19:00
w/ mabuta, mogro temporary, 空想レプリカ
2024/9/13(金)吉祥寺WARP
open: 18:30 Start: 19:00
w/ DIMWORK, SUMMERMAN, Shipyards
2024/9/14(土)下北沢近松
open: 17:30 Start: 18:00
w/ falls, SHIZUKU, fam, Hollow Suns
前売りチケットはこちらから e+
eleventwelfth〜
インドネシア・ジャカルタのトゥインクルエモ/インディーロックバンドeleventwelfthが再び日本にやってくるぞ!これまでに2枚の編集盤音源をリリースさせてもらったり、2018年初めての日本ツアーではツアーファイナルを企画させてもらったりしましたが、今回のツアーはmalegoatのハジメによるThe Lost Boysが招聘!ってか彼らにしたらフェイバリットアーティストのメンバーにツアーを組んでもらえるなんてすげー喜んでますよ。しかし1週間休み無しのツアーってすげー体力だな。それだけ、彼らがこのツアーに賭けてる意気込みが伝わってくる。ようやく2023年にリリースされたアルバムはインドネシアのレーベルAngular Momentum MusicからCDとアナログで、ノルウェーのSlow Down Recordsからカセットでリリース!元々は二人編成で2014年に活動開始、すぐにメンバー1人が加わり3ピース編成に。そこへさらに音の厚みを加えるために、FELIX!(THE BAND)、THE HUM HUMSのインドネシアツアーで多大なる協力をしてくれたTitraが加入し4人編成へと。そんな彼らは今や母国インドネシアではかなりでかい存在になってるんですよね!でもTitraはしょっちゅう今まで変わらずボッスーと連絡をくれている可愛い存在なんですよ。初めて彼らとコンタクトを取ったときにtoeやmalegoatが好きなんだと教えてくれましたが、彼らのサウンドは日本のバンドともかなりリンクしてると思います。当初から、演奏力、歌、アレンジ、どれをとっても一つ抜けたセンスを発揮していましたが、最新作ではもうレベルが違う!めちゃくちゃ揉まれて成長してる!いわゆるEMO、インディーロックというキーワードにひっかかる方は是非彼らのライブを体感して欲しいぞ。ライブ前にしっかり予習をしてシンガロングしようぜ!東京は3本あってどこに行こうか悩んでします。全部行けって話ですが(笑)
そんでメンバーからメッセージ到着した!
Hi, all friends in Japan
We’ve still remember every piece of story in Japan on our first tour back in 2018 that we have many chances to met new friends there that still get connected until now.
And now We’ll back again to Japan on September around 8th to 14th in many cities like Tokyo, Nagoya, Osaka, Kyoto, and Mishima.
We’re really looking forward and excited to meet you guys at our show! See you guys soon!!
日本のみんな、こんにちは!
2018年の初めてのツアーで日本での思い出は今でもすべてひとつひとつ覚えています。そのツアーでは新しい友達に出会う機会がたくさんあり、今でもその繋がりは続いています。
そして今、9月8日から14日にかけて再び日本に戻り、東京、名古屋、大阪、京都、三島など多くの都市を巡ります。
ライブ会場でみなさんにお会いできるのを本当に楽しみにしています。すぐにお会いしましょう!!
前売りチケットはこちらから e+
過去作はこちらのリンク先から購入可能です(画像をクリック)
eleventwelfth “everything after” CD
eleventwelfth “eleventwelfth” CD
WS276/ORCD78: VARNAGEL “Opium för folket” CD
※2024年9月6日リリース予定
※帯付き紙ジャケ仕様
※CDのみのボーナストラック追加
2008年に一度解散したもの、やはり復活を求める声が高まりまさかの2022年復活。そしてフルアルバムをリリース!それだけでも驚かされたのに、2年という短いスパンで早くもニューアルバムを完成させてくれました。しかも今回もCDにはボーナストラックが追加となってます。マジでブッ飛ぶ内容です!
スウェーデンTrallpunkとは、遡ればASTA KASKから続く哀愁のメロディーと合唱のサウンドから影響を受け、90年代にコーラスのハーモニーを加え確立されたメロディックパンクサウンド。有名なバンドと言えばRADIOAKTIVA RÄKERやDE LYCKLIGA KOMPISARNA、RÄSERBAJSなどがいますが、その先人たちの良いとこ取りしているのがこのバンド!もちろん、Trallpunkならではなキラーな単弦リフ、そしてUS西海岸のメロコアにも通じるスピードは忘れていませんよ。
さあ、復活第二弾アルバムは、またしても耳にというか脳に残りまくる叙情メロディーを紡ぐギターリフからなだれ込み、怒涛の勢いで駆け抜けるオープニングトラックからVARNAGEL節炸裂してます。もうサビを聴いてもらえればわかるはずです。ただ単調な展開では終わりませんよ。スカ的な遊び要素を取り入れたり、シンプルなロックンロールなリフが出てきたと思ったら、叙情的なギターフレーズではメタル要素も顔を出し、とにかく1曲の中でコロコロと表情を変えていくんです。前作が、「久しぶり!」の挨拶だとしたら今作は、「まだまだこれだけ引き出しあるよ」な飛び道具のアレンジオンパレードでとにかく強烈なインパクトを残してくれるはずです。
今作も彼らをサポートしているスウェーデンTrallpunk重要レーベルBeat Butchersとの共同リリース。で、CDバージョンにはボーナストラック1曲を提供してくれています!もちろんアナログも入荷予定です。
(収録曲)
Bonus track
POHGOHが再び日本にやってくる!これってすごいことだ。2019年9月に行われた初のJAPAN TOUR。多発性硬化症と日々対峙しながらも、ステージ上では車椅子ながら大変な難病と対峙しているとは思えないほどの圧巻のステージパフォーマンスを毎晩見せてくれたSusie。その裏、ライブ後の夜中に体に痛みを感じている姿を目にすることもあったから、何事もなく大成功にツアーを笑顔で終えることができたときにはほんとうれしかった。
前回のツアーでは各地でライブを見た人の口コミがSNSでシェアされて、日に日にたくさんの人が会場に集ってきてくれたのもあのライブを体感したら当然だったと思う。まじでSusieのステージ上での存在感はすごい!それにキース、ブライアン、マットの息のあった演奏も緊張感があり素晴らしい。毎晩、ライブを見ていた俺も圧倒されていたしね。彼らはとてもストイックに1本1本のライブを最高の状態で行えるように日々準備していたのも印象的だった。
ドラマーであり、POHGOHのリーダー的存在であるKeithとは、ハジメはフロリダに会いに行ったりもしてるし、俺も頻繁にやり取りをしている。前回のツアー中もメンバー全員、周りへの細かい配慮を決して忘れることはない人間性だったこともより彼らのことを好きになった理由だ。
実は、前回のツアー以降、再びSusieの症状が悪化したこともあった。でも、安心してほしい。現在は安定している。だから、このタイミングで再びの日本ツアーをハジメが組んでくれた。本当に最高のタイミングだよ!
彼らのニューアルバム「du und ich」は、希望に満ち溢れた作品。聴いてるだけで、励まされるような曲が並ぶ。もちろん、Susieの手掛ける歌詞は闘病についてのこともある。でもその内容に触れると「どこからが私でどこからが私なのかわからない 」、「あきらめと怒りが交錯する」といった本人でなければ本当に理解できない苦しみも素直に吐露されているが、最終的には「何だっていいわ、だって生きていられてるんだもの」と、ポジティブなメッセージを打ち出している。だけど、この歌詞って普段の生活で感じている不安や迷いにどう対処していくかってことにも重ね合わせることもできると思うんだ。だから、悩んでいる時はやるっきゃないなと、彼女のメッセージは俺の背中を推してくれ心を奮い立たせてくれる。
いよいよ、彼らの2度目の日本ツアーが行われる。前回のツアー終了後のインタビューで日本にまた来るって約束してくれてたけど、本当に来てくれるとは!前回、予定があったりして彼らのライブを体感することができなかった人はなんとしても今回は体感してほしい。もしもPOHGOHを聴いたことがない人であっても、ライブを見たら絶対に引き込まれると思うよ。
今回のツアーにも俺は同行させてもらう。彼らと少しでも時間を過ごしたいから。ぜひ会場で会いましょう!
彼らのヒストリー的なことは前回の来日のときに記したので、興味のある方はリンク先を読んでください(https://watersliderecords.com/staffblog/2019/05/17/pohgoh%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%84%e3%82%a2%e3%83%bc2019/)。
-Pohgoh Japan Tour 2024-
2024/05/22 (Wed) Tokyo @ Shinjuku Nine Spices
(共演)
toddle
Open 18:30 / Start 19:00
Adv 4500円 / Door 5500円 (学割あり)
2024/05/23 (Thu) Osaka @ Conpass
(共演)
CARD
Fireplay
Open 18:30 / Start 19:00
Adv 4500円 / Door 5500円
2024/05/24 (Fri) Nagoya @ Stiffslack
(共演)
CARD
Trooper Salute
Open 18:30 / Start 19:00
Adv 4500円 / Door 5500円
2024/05/25 (Sat) Tokyo @ Nishi-Eifuku Jam
(共演)
タテタカコ
CARD
shuto
Open 18:00 / Start 18:30
Adv 4500円 / Door 5500円
2024/05/26 (Sun) Tokyo @ Shimokitazawa Era
(共演)
CARD
PEAR OF THE WEST
DIMWORK
Open 17:30 / Start 18:00
Adv 4500円 / Door 5500円
チケットはこちらから e+
最後にアルバム「du und ich」の国内盤に掲載した彼らとのインタビューを一部アップします。
やあ、みんな久しぶり!まずは日本ツアーの感想教えてもらえるかな。アメリカとの違いもあったと思うけどどうだった?まだまだ日本はどこもユニバーサル対応が行き届いてなくて、車椅子での移動に不便な点は申し訳なかった。
キース:「2019年の日本ツアーが俺たちにとって初めて日本を訪れる経験だった。だから全てが夢のようだったよ。比べるものなんてないくらい、信じられないような経験だった。どの公演や会場でも、みんなすごい親切で歓迎してくれていたし。アメリカ国内だと自分たちのドラムセットやギターアンプとか、全ての機材を全部バンに詰め込んで移動しなければならないのに対して、日本はどこの会場にもそういった機材が全て用意されていたね。ギターとベース、それにドラムの機材を会場に少し持って行けばすぐにライブがやれる環境だった。これは、僕らにとっては、初めてのことだったからちょっと奇妙な感じだった(笑)」
Pohgohを結成した当時って日本ツアーとか夢みたりしてた?
キース:「ない、全く考えもしなかった。ってか、再結成前なんて全米ツアーもしたことないし、行ったとしても東海岸や北東部や中西部だけだったしね。だから、20年以上経ってから、90年代に作った曲をやるなんてシュールな話のようだ。」
日本ツアー中の印象的な思い出ってある?
スージー:「全部が素晴らしい思い出だったから1つ選ぶのは難しい!食事も最高だったし、出会った人たちも最高だった。日本の裏側のフロリダから日本までたった14時間しか離れていないっていうことを、今まで1度も考えたことがなかったわ。」
ブライアン:「移動中に高速道路のSAに立ち寄った時に大きな公園が併設されてたよね。確か、その日は「敬老の日」だったと思うんだけど、その公園には多くの家族連れがいた。小さな小川があって、小さな子供たちがそこで遊んでたんだけど、みんな手を止めて俺を見ていたのを覚えてるよ(笑)」
マット:「一言で言えば「食」!特に深夜の居酒屋でのごちそうは最高だった!それと、俺たちが日本でとても受け入れられたことは、とても驚いたし、同時に謙虚な気持ちになった!こんなにたくさんの人たちに思っていてもらえたなんて想像もしていなかった!」
でも、前作『Secret Club』をリリースしてから、アメリカでもバンドを取り巻く環境は大きく変わったでしょ。MineralやJawbreakerとのツアーも行われたけど、この変化を自分たちではどう捉えている?
キース:「2018年と19年は、個人的にもプロフェッショナルなレベルでも、バンドにとって間違いなく信じられないような出来事の波が押し寄せたな。20数年ぶりのツアー、数ヶ月の間にMineralとJawbreakerとのツアーに招待されたり、そして、もちろんハジメが日本ツアーをオファーしてくれたことなどね。その後、コロナパンデミックが起こって、物事は止まってしまったけど。2019年のそのナチュラルハイの段階から、落ち着くまでは大変だったよ。」
そのMineralとJawbreakerとのツアーで面白かったエピソードはある?
キース:「Jawbreakerの何十年ぶりかの公式ツアーに参加するようオファーをもらったことは、マジで驚きだった。今だにこの件については少し驚いてるよ。Jawbreakerのみんなに出会ったり、素晴らしいサウンドシステムとプロフェッショナルなスタッフがいる会場で演奏できたことは、本当に素晴らしい経験だったと思う。あんなに大きな会場で、毎晩たくさんのお客さんの前で演奏することは、今後の人生において二度と経験できないことだと思うし。すごい興奮したし、身が引き締まる思いだったよ。長年演奏してきた小さなライブハウスの会場や、DIYスペースとは、間違いなく一線を画していた。Jawbreakerはとてもフレンドリーで俺たちを受け入れてくれたんだ。ドラマーのアダムとは、今でも定期的にやり取りしてるんだ。」
マット:「ライブは最高に楽しかった。つまらなかったことを強いて挙げるとすれば、Mineralとのツアーの時に、マイアミからオーランドに向かう途中、7時間の渋滞に巻き込まれたことくらい。」
アルバム「du und ich」のこと話そう。このアルバムで歌われている歌詞は、スージーのMS(多発性硬化症)との戦いや、コロナのパンデミックを通じて起こったアメリカ国内の分裂についてや。あと、個人的な物事に対する視点も。ただ、全体的に前作よりもさらにポジティブな雰囲気が漂っている。今回、どんなアルバムを作りたいのか、自分たちなりのコンセプトとかはあったの?
キース:「特にコロナパンデミックや、そのことがみんなに及ぼす影響とか、スージーのMSとの継続的な闘いについて書くために、アルバムの曲を書いてアレンジしたわけではないんだ。でも、スージーは自分の人生で起こっていることについて書いていて、失業したことや、仕事以外の個人的な闘い、一般的な不安へどう対処するとか、他のことも含めてだけど、たまたまそういったものが今作の中で非公式なテーマになってるんだと思う。」
マット:「この作品は確かにとてもエモーショナルだね。確かに、コロナパンデミックで隔離されている中で俺たちが感じた孤独と憂鬱に触発されたものだろう。でも、そこには未来への希望の光を含んでいると俺も思うよ。」
復活してから、みんなモチベーションがすごい高いよね。それぞれがこのバンドを本当に楽しんでいるっていうことがとても伝わってくる。その原動力ってなんだろう?
スージー:「再結成するまでは、みんなバンドをやりながら生活するっていう状態じゃなかった。でも2016年に再結成した時は、すごい久しぶりにみんなで集まってとても楽しかったし、タイミングがバッチリだったのかも。」
マット:「もう30年来の友達だしね。またPohgohとしてやり始めるって決めたなら、俺たちはまずやめるべきじゃなかったんだって、これが自然に起こったことだって感じたよ。だから、俺たちは今、その失われた時間を取り戻してるって感じかな。」
ブライアン:「俺たちが音楽シーンにおいて共通のバックグラウンドがあって、お互いに賞賛と尊敬の念を抱いているからって俺は思ってる。」
最後に今後の予定や目標があれば教えて。また日本のみんなにメッセージはある?
キース:現時点での俺たちの目標はいたってシンプル。この新しいアルバムを世に送り出し、俺たちがレコーディングを楽しんだのと同じくらい、みんながこのアルバムを気に入ってくれることを願っているよ。このアルバムは俺たちにとって特別な思いがあるんだ。日本のみんなには、出会った人々、友達やファンでいてくれた人たちは、優しくて思いやるのある素晴らしい人たちばかりだった。特に、スージーへの気遣いや配慮には、頭が下がる思いだった。音楽は国境や海を越え、みんなが音楽への愛と情熱で直感的にも感情的にも芯でつながっているんだなあ、と身をもって知る素晴らしい経験をさせてもらいました。」
ブライアン:「またすぐに会いましょう!」
マット:「みんな最高!またすぐに会いたい!」
スージー:「この2年半の間、クリエイティブな音楽を作り続けてこられたことを素直に嬉しく思っている。いつか日本に戻ることができるのであれば、ぜひそのお誘いを受けられるようにって思っているわ。」
WS273: SCRAPPED PLANS “BUDDY BUDDY BELGIUM” CD
※2024年6月上旬リリース予定(準備出来次第発送させていただきます)
※限定200枚
※帯、歌詞対訳付き
ポップパンク界のすげーメンツが集結してバンドを結成!THE ERGS!やDIRT BIKE ANNIEを始め様々なバンドやソロでも活動しているMikey Erg、STEINWAYS、HOUSE BOAT、ROBOT BACHELORのGrath、同じくSTEINWAYSのMichelleちゃん、WRONG LIFE、MURDERBURGERSのFraser、そしてDON BLAKEのKieronともうこのメンバー在籍というだけで、悪いわけがない(笑)それぞれのメンバーがこれまでにやってきたバンドの楽曲まんまのスタイルに、全員が交互にボーカルにコーラスを取るスタイルというなんとも豪華なアレンジ!もう確実にポップパンクファン狂喜の内容でしょうが。感じ的にはニューヨークポップパンクシーンが集まってやっていたプロジェクトバンドSHORT ATTENTIONを思わせますが、このバンドではもっと曲をしっかりと練り込んできていますよ。2023年10月にメンバーがベルギーに集結して、先日JAPAN TOURを行ったEQUAL IDIOTSなども手掛けるThomas Valkiersのスタジオで録音。ミックスはMARKED MENのJeff Burke、そしてマスタリングはCOPYRIGHTSのLuke McNeillが手掛けたという最高な音源。WSとも親交の厚いBloated Kat recordsのServoもコーラスで参加し、アナログをリリース。そのCDバージョンが登場です!もう一度いいますが、内容はもろに各メンバーのこれまでのバンドのサウンドを反映したもので、そこに全員が変わる代わりにメインボーカルを取るスタイルです。現行ポップパンクが好きなら100%間違いないやつです。アートワークはベルギー録音ってことでTHE KIDSへのリスペクトを込めたオマージュです。
(収録曲)