9月
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BTRC149J: HARD-ONS “I’M SORRY SIR, THAT RIFF’S BEEN TAKEN” CD

※2021年10月29日リリース予定
※YOU AM IのTim Rogersが衝撃加入!
※アナログ盤は現在プレス工場が激混みのため来年の春以降になりそうです。

FOR FAN OF: PUNK ROCK、POP PUNK、HARDCORE PUNK、THRASH、METAL、ROCK’N’ROLL、RAMONES、BLACK SABBATH、AC/DC、KISS

前作「SO I COULD HAVE THEM DESTROYED」でKeishがHARD-ONSに完全復活で古くからのファンを大興奮させてくれました。その前の日本ツアーでもKeishが帯同して、喜んだからなおさらだった。でも、そのKeishが性的不正行為で告発された。メンバーもその状況がわからずショックを受けいてた。このまま活動が止まってしまうのではないかと危惧していたが、バンドを止めずにやって来たのは俺らだしということで、HARD-ONSは再び前に進むことを決断。もちろん、Keishの居場所はバンドにあるべきではないというか、いてはならないので、またBlackieがボーカルを牽引するものだと思ってましたが、ボーカリストとして加入したのは、なんと日本でもおなじみの大人気オルタナロックバンドYOU AM IのTim Rogersってマジか?!なんでもTimは10代の頃からHARD-ONSの長きに渡るファンでその夢が叶ったと言うステートメントも出してます。

そのTimを迎えての最新アルバム。もちろんバックの演奏はこれまでと同じHARD-ONSなんですが、ボーカルが変わるとこんなに雰囲気変わるんだと驚くでしょう。ボーカリストとしての才能がずば抜けているTimの表現力が加わった新生HARD-ONS、とにかくスケール感がこれまでとは違う!正直、最初聴いた時むちゃくちゃ違和感があってえっ全然違うと思っちゃいましたが。Timのボーカルに慣れると、このアルバムってすげーんじゃねーかと思うようになりました。これまでBlackieもメインボーカルを取っていたけど、本来のボーカルの才能を持ってる人の表現力で歌われるHARD-ONSむちゃくちゃ破壊力あります。80年代半ばに高校生で結成され、現在に至るまで、オーストラリアで最も愛され影響力のあるバンドの座をキープしていて、グラムからスラッシュまでのぶち込んでミキサーにかけ、パンクやオルタナティブ・ミュージックのセンセーションを巻き起こしたこのバンドが、今作で手に入れたのは、オーストラリアのナショナルチャートに余裕でベスト3に食いこむ、YOU AM IのTimのボーカルなんですよ!これは凄まじい。モンスターバンド、更なる進化です。普通にスタジアム級のバンドなんじゃねーのと思っちゃいますよ、今作。
THE HARD-ONSの新しい時代の始まりだ!普通にBLACK SABBATH、AC/DC、KISSが好きなオジさんも、このアルバムに触れてTHE HARD-ONSのTシャツを着てもらいたいものです。しかし、バンド名の意味がわからないとヤバイことになりますが…
あっ、もちろんスラッシュもやってますよ。サウンドは今まで通りなんですよ。このTimが歌う、”Surfin On My Face”、”What Am I Supposed To Do”、”I Do I Do I Do”聴いてみたいです。

(収録曲)
1. HOLD TIGHT
2. FUCKED UP PARTY
3. PUCKER UP
4. LITE AS A FEATHER
5. BACK PACK SWEAT
6. FREQUENCIES
7. HOME SWEET HOME
8. HUMILIATED/HUMILIATOR
9. THE LAWS OF GOSSIP
10. NEEDLES AND PINS (SIC)
11. SHOVE IT DOWN
12. SHOOT ME IN THE BACK