80年代のリイシューも落ち着きを見せ始めましたが、RIPCORDのBaz自身からの提案によるリイシューがこの度決定しました!86年の5月 にレコーディングされた記念すべき1stリリースとなったFLEXI “DAMAGE IS DONE E.P.”がバンド結成25周年と言うことでジャケットのデザインは勿論オリジナルに忠実にして500枚限定(UK盤)で7インチ化で再発となります。自主レーベルのRAGING RECORDSからリリースされ当時2,200枚をアメリカやヨーロッパ、そしてここ日本でも流通した名盤です。この音源もそうですがやはり初期の Buzbyがヴォーカル時代の音源は勢いがあります!絞り出すようなスクリームと言葉数の多いまくしたてるコーラスのかかったヴォーカル・スタイ ルは当時のUKでも抜群のカッコ良さでした。ギターの音の厚みと刻みは少なからずメタルの影響を感じますし、なんといってもドタバタな異常にスネアの音がデカいドラムが最高です。スケートボードをこよなく愛す中、アニマルライツでありアナーキーズムを自らの考えの元で行動するなど若いのに 凄いなとドキュメンタリーを見て感動したものです。”FURDER”や”EMPTY FACES”,”SINGLE TICKET TO HELL”は良く知られた名曲ですが、めちゃ速でめちゃ短い曲”LIES.LIES.LIES.”はこの歌詞ホント歌ってるの?と歌詞カードを見直して、 あーこういうのも有なのねと勉強させられた最高の曲でもあります(笑)
そして今回の再発で日本のみ300枚限定のJAPANESE EDITION歌詞対訳付きでリリース!当初オリジナル・デザインの復刻T-HIRTS付きでの販売を予定しておりましたが製作が遅れている為7インチのみの販売となります。申し訳ございませんがご了承下さい。尚、復刻T-SHIRTSは今後単体での販売予定でいますのでお楽しみに!
ではここでRIPCORDの歴史を音源と共に紹介!
-In Search Of A Future- CASSETTE
オリジナルメンバーでの85年の6月に録音されたデモ音源で、UKのSHOTEFUSE RECORDSが500枚限定でアナログ化!82年の後半にBaz(このバンドではドラム!)とCLASH直系なルックスが渋いギターのMalcはACT OF DEFIANCEで活動、スキンズルックスのヴォーカルJimとJohnはROUGH JUSTICEと言うバンドで活動していた。この2バンドが合わさり84年の9月にRIPCORDは結成される。でこのデモは9曲レコーディングされ、しかもここに収録されている3曲(FALSE PROPHESIES,LUCKY ONES,BLIND EYE)は1stLPの”DEFIANCE OF POWER”に収録されることになる!なぜ”DAMAGE IS DONE”の方が先にリリースされたのにこの曲が入らなかったのかはBazも覚えてないらしい(笑)。もうこの時点でRIPCORDの基盤は出来ており全く違ったスタイルだったらとちょっと期待してた俺でした!でまずギターが抜けて、ヴォーカルが抜けて同年の9月またデモを録る。この音源では全てBazがギターを弾いている。ちなみにこの2本も含めてデモは5本出している。その後BuzbyとSteveが加入して本格的にRIPCORDがスタートする。
-DAMAGE IS DONE- FLEXI
今回VINYL化再発となる記念すべきデビュー作。
-V.A. / DIGGING IN WATER- LP
MANIC EARSとCORの共同リリースとなったレーベルサンプラー的オムニバス。RIPCORDは1st FLEXIに収録されている”SINGLE TICKET TO HELL”を収録。
-Fast ‘n’ Furious- CASSETTE
FLEXIと同じ年の11月にDave Whiteと一緒に録音された8曲入りのデモ。次作の1stアルバム”DEFIANCE OF POWER”に全て入る曲のデモ・バージョンで完全一発録り。しかも連続で録ってます!だって咳払いやいらない音が曲の終わりに入ってるんで(笑)まさにRAWな音質でBuzbyが曲によって声質変えているのも一聴の価値ありですぜ!
-DEFIANCE OF POWER- LP
87年にMANIC YEARSからリリースされた1stアルバム。このジャケはCRUSIAL SECTIONの男道から出た1stEPのモチーフにもなりましたね!”DAMAGE IS DONE”の粗さは薄まり、まとまった音になっている。”FURDER”はアルバム・バージョンの方が断然カッコいい!このアルバムでBuzbyのヴォーカルは終わりとなってしまう。
-HARVEST HARDCORE- 7″
88年に自身のレーベルRAIGINGとUSのSOUL FORCEからリリースされたEP。RAGING盤は水色ジャケットでSOUL FORCE盤は緑(1stプレス)と黒(2ndプレス)ジャケットが存在します。またUK盤には別ジャケット付きで4枚のテストプレス盤が存在します。コレクター泣かせなのがUS盤にはSSDの名曲”Boiling Point”のカバーが収録されている所です!この音源からベースのSteveがヴォーカルに転身しNAPALM DEATHの”SCUM”でベースを弾いていたJimがベースで加入。曲もメタルなリフは減りシンプルなボストン・ハードコア直系に!USルックスな3人とは打って変わるJimのクラスト・ファッションが最高!
-POETIC JUSTICE- LP
結局1stアルバム以外は自身のレーベルから全てリリースとなったRIPCORDの88年のラスト作。Steveのヴォーカルも板に付き、リリースされた音源の中でも一番曲が速い!HERESYにBazが加入したのもありHERESYっぽいリフがちらほら見られるのが最高!こんなカッコいいのリリースしたのに直ぐに解散しちゃったのはもったいないですよ。久々に聴いてFILTHY HATEはこのアルバムの影響も大だなと思いました(笑)
-YOUR CHOICE LIVE SERIES- LP
ご存じドイツの名作LIVEシリーズ。88年9月9日西ドイツのOBERHAUSENでのLIVEを収録。ライナーにはSteveが風邪をひいてヴォーカルが絶不調だったから許してくれと(笑)確かにいつもと違い低くクラスティーっぽい!しかしBazのギターの音色が目立つ!ホントいい音出してます!ジャケットのメンバーの後ろに飾られているTHRASH METALのレコード(E.N.T / CHAOS U.K SPLIT,ACCUSED 1st,BATHORY 3rd,IMPULSE MANSLAUGTER 1st,DEATH 1st,SODOM 1stMINI,AT WAR 1st,HELLHAMER 1st,CELTIC FROST 2nd,KREATOR 1st)はどれも最高の音源ばかりなんで全部集めました(笑)
-V.A. / NORTH ATLANTIC NOISE ATTACK- 2LP
89年にMANIC EARSからリリースされたオムニバス。RIPCORDは全て既発曲でSSDのヴァー’BOLLING POINT’,’SUBLIMINAL DECAY’,’POETIC JUSTICE’の3曲を収録。
-LIVE AT PARKHOF ALKMAAR HOLLAND 18/09/1988- CD/10″
88年の9月にオランダ、ベルギー、ドイツをまわったラストツアーのオランダでのLIVE音源がBOSS TUNEAGEから2006年にリリース。ちなみにYOUR CHOICEの音源もこのツアー時のものです。ラスト作となる”POETIC JUSTICE”をちょうどこの月の一週目に録音したので、この音源を中心としたセットリストでのLIVEでタイトかつファストな演奏で最高。で、個人的に特質するポイントは2つ。最後のSIEGEのカヴァーを同行したNAPALM DEATHのLee Dorrianが一緒に歌ってるって事!しかも予定してなかった演出でテンション上がったLeeの飛び込みなのだ!あとYOUR CHOICEのライナーでSteveのヴォーカルが風邪で酷かった書いてあったが、Bazはこの音源は他のより良かったと言っておりヴォーカルが酷かったのを風邪のせいにしてると証言(笑)
とまぁこんな感じでRIPCORDを語ってみましたがいかがでしょうか?どちらかと言うとHERESYの人気の方が日本では高い気がしますが、同レベルのカッコ良さをもつGREATなバンドなんです! (B)
SNUFFの登場で人生が変わってしまった人は何人になるんだろうか?!80年代後期すさまじいスピードにポップ全開なサウンドで登場!US勢では決して出せないUKバンド特有の陰りのある泣きの哀愁メロディーとユーモアを兼ね備え、日本のメロディックパンクに影響を与えまくったバンドの中心人物・ダンカンレッドモンズ。その男が、世界中のアーティストとともに制作したコラボ作品が登場。これが「おかあさーん、大変なことになってるよー」と叫ばずにいられない、新旧問わずSNUFFファンであれば絶対に聴かなきゃ損な内容!だって初期SNUFFのギタリスト、サイモンだけでなくUKメロディック界のあの人もこの人も参加してるんですもの!
今でこそUKメロディックという言葉も定着してる感もあるけど、この言葉はSNUFFの登場と共に産まれたものだと思う。それまでのUKシーンと言えば初期パンクロックの低迷後は、DISCHARGE、G.B.H.、EXPLOITED辺りの革ジャンハードコア勢の台頭、そしてそのシーンに影響を受けイギリス全土に種が蒔かれ、様々なローカルシーンからCHOAS UK、VALUKERSといったバンドが産声を上げた。80年代中期辺りになるとシーンもメインストリーム中心のハイプなものじゃなく、地下へ活動拠点を移しDIYの精神を掘り下げバンドごと独自に世界中のバンドと交流を持つネットワークを築いていった。この辺りのバンドのサウンドはUSハードコアから影響を受けたものが多く産まれた。みんなも知っての通りHERESY、STUPIDS、CONCRETE SOX、RIPCHORDといったバンドがこれまでの伝統的なUKハードコアスタイルのサウンドから、はっきりとUSハードコアの影響を多大に感じさせてくれる新たなスタイルの刺激的な音楽スタイルを提示している。その流れから限界まで速度を極めたグラインドコアとカテゴライズされたNAPALM DEATHが登場した。しかし、これまでに様々な文献でも議論されているけど、このNAPALM DEATHの商業的な成功がこれまでのUKシーンを全く面白くないものへと変化させてしまったと個人的におれも思っている。またしても、メジャーなメディアが続々とハイプを産み出し始めていったし。同時期にUKの音楽シーンは日本でも盛り上がった訳の分からないお下劣な名前のオマンチェというダンスミュージックとロックの融合に乗っ取られてしまっていた。
そんな状況だったからUSに目を向けるとLOOKOUTやEPITAPHといったレーベルが登場してきて面白いことになりそうな感じだったので、UKはもういいかなと個人的に思い始めた矢先に突如登場し、自分を含めて数々の人を熱狂させたのがSNUFFの登場だった。
ハードコアなのにポップ、そしてUK独特の陰りのある哀愁度全開なメロディー。服装なんかも飾る事がなくまさに直球な等身大のサウンドには共感した個人的なSNUFFとの出会いは高校生の時。新宿のレコード屋さんで壁に飾られていた海岸沿いに並ぶ6人の警官の写真のジャケに釘付けになった。裏ジャケはライブ中のダイブ写真とくれば、嫌が応にも惹かれるってもんでしょう。ターンテーブルに載せてイントロが流れてきた瞬間、スピーカーの前で身動きが取れなくなっていた。そして2曲目の時点でその音の虜になってしまっていた。
リリース作品は全て購入してレコードが擦り切れるほどに聴きまくった。ギターも耳コピした。オーバー30な人でおれと同じ様にSNUFFからガッツンと鈍器で殴られたような衝撃を受けた人は相当いると思う。もちろん彼等の周りを取り巻くシーンで同時期に活動していたLEATHERFACEやMEGA CITY FOURにも同じ衝撃を受けたけど。3rdアルバムリリース後、解散した時はホント悲しかった。だから解散後にダンカンがGUNS’N’WANKERS、サイモンがYOUR MUMで活動を始めた時にはホントうれしかった。両者共にスタイルこそ真逆であったけどSNUFFを感じさせてくれる最高の内容だったし。95年にSNUFFは再結成を果たしたが、そのSNUFFにはかつてのように入れ込むことができなかった。そこには当然サイモンもアンディもいなかったということもあるのかもしれないが、ファンなサウンドが中心となり、かつてのSNUFFにあった陰りのある哀愁が薄れてしまっているからだと思う。もちろん現在でもリリースすれば新譜も買っているし好きな曲も多いんだけど。あくまでも個人的な視点ということです。
しかしですね、今回リリースされたダンカンの作品は、初期のSNUFFファンで現在再結成後のSNUFFを聴いていない人にとっても聴いて欲しい内容なんですよ。ダンカンが様々な人とユニットをやっているものをまとめたものなんだけど、この参加している人達が絶対に無視出来ない人選であるし、なんといっても音自体が、初期SNUFFファンも、聴かないと損してしまうことは間違いないと断言出来ます。豪華すぎるので一つ一つのユニットにコメントしていかないともったいない!
結成からなんと25周年を迎え、現在も世界中をツアーしまくっている現役バリバリのオーストラリアのモンスターパンクロックバンド、ハード・オンズが25周年記念を迎えベストアルバム『ベスト・オブ・トゥエンティーファイブイヤーズ』をリリースした。これまでに編集盤は様々な国のレーベルからリリースされているが、今作の内容は彼等の25年の活動をリリース順に並べているものだ。選曲された曲構成といい内容といい、はっきりいってベスト・オブ・ベストです! 特にハード・オンズのもつ類い稀なメロディーセンスが際立つ作品になっている。
オーバー30な人であれば、ハード・オンズの説明は不要だと思うけれども、なんせ18年ぶりの来日なので誰だ?ってな事になっている可能性もあるので、今回の作品について、ハード・オンズの歴史を振り返りながら収録されている内容を紹介させてもらおうと思う。
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フィンランドのオウルという街でHUSKER DU、MINOR THREAT、7 SECONDS、DAG NASTY、DESCENDENTSに影響された若者が89年に結成したフィンランド初のメロディックパンクバンドAMAZING TAILSの登場です!
DOLL誌においてSNUFFY SMILE(現SNUFFY SMILES)の栄森氏執筆のメロディック狂必聴ディスク〜ヨーロッパ篇〜にても過去に紹介されており現在もメロディックパンクファンが彼等の音源を血眼になって探しているバンドでもあります!そんな彼等のレコーディングされた全音源を2枚のCDにてSPレコーズからリリースされます。全メロディックパンクのみならず昨今話題になっている高速メロディックパンクファンまで失禁すること間違い無しな作品です!!
※DOLL誌(2008年10月号)にインタビュー掲載予定。すごい面白い情報入手しましたので、ぜひ読んでください!
※フィンランド初のメロディックパンクバンドのディスコグラフィー。
※WATERSLIDEで2枚同時に購入してくれた方には、1989年録音のデモテープ音源”Early Days 1989″のCDRを特典CDRプレゼント(限定枚数)。
MYSPACE
SP-002: AMAZING TAILS “HAPPY HOUR UNHAPPY DAYS” CD
激レアな彼等の1stシングル「OUT」と、これまた発掘困難な1stアルバム「HAPPY HOUR HAPPY DAYS」に、DAG NASTYのトリビュートアルバムに収録されていた曲を詰め込んだ全20曲収録の作品。DAG NASTY、7 SECONDS、UKメロディックに通じる哀愁たっぷりなメロディーに激情かつ性急なサウンドが絡むメロディックパンクが矢継ぎ早に繰り出されるサウンドは圧巻の一言。さすがKAAOS、TERVEET KADET、RIISTETYTといった伝説のフィンランドのハードコアパンクバンドのライブを10代前半で体験してる彼等故に、もうホントに速い速い!この速度は誰にも止められない。。しかしメロディーはしっかりしていて歌い上げるボーカルも上手い。最近盛り上がっている高速メロディックパンクよりも体感速度は速い!これが90年録音の作品とは驚きですよ!90年代初期のメロディックハードコアファンは当然ながら必聴ですが、日本で言えば初期I EXCUSEに通じる生き急ぎ的な性急感が凄まじいです。ここまでメロディーがありながらメロディーもしっかりしているので、高速メロディックパンク好きな若者のハートも鷲掴み間違い無しですよ!!MINORITY BLUES BANDがSNUFFY SMILEからリリースされたMANIFESTO JUKEBOXとのSPLITシングルでカバーした「HANDS TO BUILT」も、もちろん収録。
SP-003: AMAZING TAILS “DAYDREAMS FOR ADULTS” CD
マニアの間で存在は噂されていたものの実存しなかった彼等の幻の2ndアルバム「DAYDREAMS FOR ADULTS」が本当にあったとは!?94年に録音されていたものの、彼等の友人くらいにしかにしか発表されていなかった音源が全世界で初登場です。初期の畳み掛けるファストメロディックチューンは息を潜め、ギターは厚みを帯び、哀愁メロディーをさらに凝縮させた作品。もう泣けるんですよこのメロディーには。ってか彼等の場合、初期が相当速いのでこの音源での速度も普通のメロディックパンクの速度よりも疾走感あるんですけどね。。。トラックのバッキングだけ聴いているとMEGA CITY FOURやDRIVE辺りのUKメロディックパンクバンドを彷彿させてくれるし、メロディーが始まればEVERSOR〜MILES APARTを思わせる曇り空な哀愁メロディックパンクの応酬でこれでもか、ってくらいもってかれるものがあって何故に今までこの音源をリリースしてなかったんだよと初めて聴いた時には怒りすら湧きましたよ。ギターのおかずなんて時折LEATHERFACEのDICKIEまんまだし!そんな素晴らしい幻の2ndアルバムだけでなく、これまた入手困難な2ndシングル「MERRY-GO-ROUND」、3rdシングル「NEXT STOP JONESTOWN」、何気に見つからないコンピレーション「RUMBA10」収録の曲を追加した全22曲収録です。ホテル出演時の高橋政伸(1966年10月27日産まれ)であれば確実に「姉さん歴史的な事件です。」と確実に番組中に報告をする作品です!!
はいはいはいはい!カレーはやっぱりポークカレー!!
今更ですが2007年ベストを色々な方にあげてもらいました。
えー今頃?と思う方も多いと思います。
僕もそう思います。
だってトップページおかしくなっちゃったんだもん。
仕方ないじゃん。
嘘です。一番遅く出した人がいるからです。
でも、まだ増えるそうです。出してない人いるからね。
参加していただいた皆さんありがとうございます。
このご恩は生き霊となった恩返しに訪れる予定です。
今年はベストラーメン大賞を実施予定です。
デザインはそのうち直します。
こちらからどうぞー
待ちに待った音源がようやく登場です。しかもWATERSLIDEでなくて自主です!
共同の話も出てきませんでした。全くもって裏切られた気分です。嘘ですw
ギターボーカルの土屋は現在一緒にバンドをやってる仲なので考えてる事は
わかってるので、気にしてません。ってこういうこと書かないとまた色々よからぬことを
言う輩が出てくるので補足しておきますw
しかし、ほんとにこの新しい音源最高です。こんな傑作を産み出してしまうと
次、マジで大変だよ。
レコーディング中に聴かせてもらってたんだけど、ここまでの作品に仕上がってくるとは
正直予測してなかった。。。
はっきり言って歌詞の英語はめちゃくちゃだけど、そんなのホントに関係ない。
この音源には復活を遂げた彼等一人一人の思いがホントに現れていて
バンドを続けていて心の底からメンバー自身が楽しんでいるのが伝わってくる。
曲も土屋の成長が嫌というほどわかる。今までの彼等のハッピーだけな感じとは違って
内面に潜んでいた気持ちが出てきて、暗い部分もさらけ出していて、今まで彼等を
応援してきてくれた人の期待を裏切るかもしれない。
でも、これこそがまさに彼等自身な訳なんです。
そのとき自分達が好きな音をやる。そしておれはそんな彼等を支持してるんです。
一番、今回の活動停止で成長したのはミワの歌の表現力!強弱の付け方と
パートによっての歌い方を使い分けが出来るようになって1曲1曲の表情が
バリエーション豊かになったと思う。
ヤマシンがドラムを叩きながら、にやける顔も想像できるし。土屋のむかつく顔でギターを
弾いてるのもすぐに頭に思い浮かぶ。
完全復活じゃんか。。。やべー。年末ギリギリにリリースされたけど今年PERFUMEで
受けた衝撃を上回る内容です。てっぺいわかるだろ?手元に届いてからもう40回以上聴いてるよ。
なんだかリリースできなかったからむかつくからメンバーに向けて
1曲づつのコメントにしようと思うよ。
「THEY SWEAR IT」
はい、今までライブでは適当に歌詞歌ってたのね。。。
これぞまさにPOBって感じの幕開けにふさわしい曲です。
2:10からのミワのボーカルパートから二人の掛け合い最高です。
「SMILE AND RESTRAINT」
これは新しい境地ですね。ここまでの疾走感は今までなかったもの。
かなり速い曲なんだけどこれはミワの力強いボーカルが産まれた奇跡だと思うよ。
サビがやべー。
「IT UNDERSTAND」
この曲はヤマシンのドラムが聴き所だね。すごい正確なビートなんだよね。
入り方から終わりまで。ドラムに集中して一度聴いてもらいたい。
Bメロからサビにかけてのコーラスパートがすごい。
あっ土屋君この曲のギターのおかずすごいいいと思うよ。
2:06のブリッジから落とした部分のギターいいね。わざと上から目線で書くけどねw
この位のギターをBLTでも弾いてよ!ねえねえこの曲THIS WORLD IS MINE聴いてから作った?
「IT IS NOT YOU OF ME ALONE」
これ実はメロディーの取り方が今までなかった展開だと思う。
多分みんなUP TO NOWの部分を一緒に言う事で夢中になっちゃうと思うけどさ。
ラストのギターのミュートの部分のヤマシンのドラムのタイミングの取り方もいいアレンジだ。
個人的に激あがる曲です。
「HATE YOUR SONG」
プロペラレコーズからリリースされたPOB復活第一弾のピアノ、ギター、ドラム編成の曲の
再録音曲。この曲こそが土屋自身のこのバンドの復活に思いをよせた曲なんじゃないかな。
あっディスコグラフィーはまだありますから!よろしくwww
Identity / Sect 良かったね~。って報告遅くてゴメン。僕は八王子にしか行かなかったんだけど、Identityはリクエストする云々以前に当然演るだろうと思ってた Crazy Mixed Up Kidsがセットリストに含まれていないと言う驚愕の事実や、Sectのほうももしかしてやってくれるかな?と淡い期待を寄せていたWhole World Gets Me Downも何事もなくやらなかったり、ちょっと不完全燃焼。こんなことだったら用事をキャンセルしてでも横浜や新宿にも足を運ぶべきだったのかなぁ。他ではやってた?とはいいつつも Funbagの曲も含めて飛び跳ねるJason、評判どおりのライブアクトぶりだった Identityも最高だったし、Sectも期待以上にかっこよかった。時の経過をまったく無視した永遠の青春ポップパンクキングは健在。特に前半の流れは完璧でシングアロングの嵐。中でもFree Englandはやっぱり燃える。20年以上も前に作られたとは思えないまばゆいばかりの光を放つ魅力はまったく色あせない。血が沸きあがるというのはこういう感覚なのだということを実感させられた瞬間。そんな今日の特集はかなり遅いライブレポートではなくて、そのSectの1stシングルである Free Englandの検証です。あっ、ちなみにこれは今は亡き Superstition ParkのCigaretteman検証からインスパイアされたというか、パクリです。
まぁまずはジャケットなんですが、わかりますかね。インクが赤いのとピンクになっているのが。赤いほうが 1stプレスで多少頑丈な厚い紙でできてます。ピンクのほうが 2ndプレスでこっちはペラペラの紙を張り合わせたようなつくりとなってます。たまたま僕の持っているものだけがそうなのかもしれないけど、写真を見比べてみても若干ピンクのほうは背景と石の境界に白い線が入っていたりちょっと不鮮明かな。
で、裏っ返してみると、ここでも微妙な変化が。2ndプレスのほう(ピンク)は右下住所で Insect Recordsのアドレスが印刷されてたり右上に番号が書かれてるんだけど、1stプレスのほう(アカ)は連絡先が違っていて右上には手書きのサンクスリストが載ってます。まだ僕が両方持っていない昔に Kevinに聞いた時は、右上に手書きのコメントがあることと、Kevinの写真(左上)が違うってことを教えてもらったけど並べてみると下にある連絡先アドレスも違ってるし、あいてるスペースにいろいろと手書きで書いてあるなぁ。そのときにプレス数とかも教えてもらったかもしれないけど、メール探すのが面倒なので残念ながらそのときのメールが見つからないので見つかったら後日直します。
。。。で?といわれたら返す言葉はないんですが、3人くらいは血が騒いだはずと勝手に思ってます。最後もSP大先生の言葉を借りて締めます。それではごきげんよう。
昨日新大久保EARTH DOMに行ってきました。思ってたよりお客さんがいなかったのでちょっとびっくり。なのでガンガンにクーラー効いてて寒かった。
まずはIDENTITYからだったけど、いやー下手なのはわかってたけど、当時のライブは酷い、真面目にやらない、よっぱらってめちゃくちゃという噂を信じていただけに、あれ?ちゃんとやれるんだってのが感想です。なので良かったですよ!TRACY DON’T LOSE ITを期待してたけど、ベーシストが覚えてなくて、今日はなしでした。八王子では挑戦してくれるみたいです。しかしJASONの英語はなまりが酷くてわかりずらい。。。
びっくりしたのはSECTです!最高すぎ!!想像以上に良かった!!!恐らく色んな人がレビューを書くんではないかと思うから、あまり書かないけど、SECT好きだったらまじで見とけ!と思う夜だった。あの曲もやったしあの曲もやってくれたし、大満足。SECT, IDENTITYともにDOLLにインタビューが掲載される予定みたいです。
7inchレコードというフォーマットはそれ自体他の媒体とは異なる特殊なパワーを持っているのだけど、Split 7inchは1+1が10にも100にもなるような魅力を持っているよね。CDと違って、今からこっちのバンドを聴きマースって自分の中のスイッチも入るし。確かに片方のバンドを目的で買っていままでまったくノーマークだったもう片方がえらいかっこよかったなんてことも多々あるので、ぜんぜん違ったバンドのスプリットも好きなんだけど、同じような音のバンドがそれぞれの個性を放出しながらバトルするようなスプリットは、各バンドの単独音源以上の魅力を放つことも少なくない。そんなことをぼんやり考えながら、ちょっと前までは 1/4くらい残ってたような気がした Smirnoff Vodkaがなくなりそうになっているところを寂しげ見つめながら今思いついた3枚のスプリット7inchを紹介。
Reverse / Exit Condition
UK Melodic対決。初めてこの音源で Reverseを聴いたんだけど、抑揚にとんだスピード、圧倒的な哀愁のメロディーに押しつぶされそうな衝撃をうけた。Exit Conditionもハードドライヴィンなちょっぴりメタリックなギターな1stアルバム路線のStrong & True、完全に別次元への進化、深化を遂げた激渋メロディーが印象的なFurnanceを収録。
Weston / Digger
Pennsylvania Pop Punk対決。Westonはいずれもこの後にリリースされるアルバムに収録されている曲なんですが、やっぱりこの切ないポップソングは誰にも負けない。Eat Magazineのレビューで栄誉ともいえる0点を取った初期のアオッチョロイ薄っぺらな魅力ももちろん素晴らしいのだけど、この頃の成熟した楽曲センスもまたちょっぴり趣きは異なるかも知れないけど、スピードに頼らない分メロディーのよさが前面に出て、胸を締め付ける切なさが素晴らしい。スプリットシングル収録曲を含むこの後のアルバムの直後のFOEのコンピに参加するまでの頃の Westonは、僕の中での US Pop Punkの最高峰。Diggerもこれまた1stアルバム路線の最高の2曲で文句なし。1st~この辺のスプリットまでのDiggerは最強だね。Westonから流れる胸キュンポップメロディーにこの心躍るスピード感。僕みたいなカラービニールジャンキーは頑張ってホワイトビニールを探してください。
Psycotic Youth / Riches
Bubblegum Pop Punk対決。僕はPsycotic Youth目当てで当時購入したんだけど、やっぱり彼らの音源ははどれもはずさない。Sonic Surf Cityと双璧をなしここでも他の追随を許さない相当クォリティーの高いキラキラビーチポップパンクをぶちかます。それでここで見逃せないのは Richesの 1曲目 I’m Free。ポップで切ないメロディーで、夏真っ盛りというよりは夏の終わりを感じさせるようなサウンドですが、Psycotic Youthサイドに全く引けを取らない楽曲。歌詞はよわっちくてしょぼいんだけどね。これからの季節に一家に一枚必ず常備しておきたいと改めて認識。
うまい具合にUS, UK, EUROと分かれたのですが、これは偶然です。