8月
04
Filed Under (好盤紹介(US)) by onigiri

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どんなにがんばっても情報が集まらないバンドなんですよ。カリフォルニア出身のこのバンド。解散後のバンドBUFORDもそれはそれで素晴らしいんですよ。多分、両者共にSAD PUNKの最高峰なんじゃないかと自分思うんですよ。っていうか同ラインですね、別のバンドだよって言わなかったら新作?って感じ。まあ話を戻すとSAD PUNKの最高峰っていうのも多分それもあながち嘘じゃないと思うんですよ。胸を締め付けられるなんて甘いものじゃなくて、胸きゅん?なんだそれ話にならない、子供じゃねーっつうの。
なんて言うんですかね、リストラされたお父さんの背中から発せられてるオーラって言うのか、全てにおいて哀愁が出まくってるんですよね。朝にこのバンド聴くとホント一日中悲しい気持ちになれますよ。でも後にこの7″がSHREDSのその年のベストシングルをコンピにしているCDに収録されていてあっやっぱなと思ったもん。普通はね、この7″に収録されているTEENAGER IN LOVEのカバーがきっかけだったんですけどね、それはそれでやっぱかっこいいんですけね。でもA面のHANGING BY A THREADを聴いて、ショックでした。ほんとにショックでした。ボーカルの声質にほぉーおーおー言ってるNAKED RAYGUNばりのコーラスに、もこもこ動くベース、そして極めつけがメロディー以上にメロディーを奏でる高音ギター。こんなに切なくていいのかよ!親は心配しないのかよ。おれが女だったら絶対抱かれる。
最後のは嘘として。でもね、それくらいのメガトン級の衝撃を受けたんですね。曲の終わりの無理矢理のフェイドアウトとかさ。もう1曲のオリジナル曲のNO LONGER HEREは疾走ナンバーなんですけど、これにもコーラスが聴いてる人を泣かそうと必死になんですよね。もうこういうのなかったらB級バンドなんて絶対未だに聴いてないですよ。FOR SALEおれの人生返せ!ジャケがオレンジでレッドビニール出てるんですけど、それはリプレスみたいですよ。でもそれすら推測の域を超えてないんですけどね。そんでBUFORD名義だと3作出してるんですよ。DEEP ELMのEMO日記にも収録されてる曲もあるけどそれはSLEEPASAURUSとのSPLITにも収録されてるので。でねBUFORDになってからもギタリストは同じなもんだから高音ギターは変わらないんですね。ボーカルがさらにね、泣かそうとするんですよね。そしてグルーブ感がでてるんですね。前述のEMO日記に収録されてる曲なんて奇跡ですよ。もうUKとかUSとかどうでもいいじゃないですか。自分の耳で確かめて間違いないと思ったものこそ、正義なんですよ(なんのだかわかんないけどさ)。今聴き直しててもやばいそろそろ書くのやめてコピーします。ホントにこのバンドは全部買い占めてやる!


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