8月
10
Filed Under (好盤紹介(US)) by KN1

初めて彼らの名前を聞いたのは2005年のデモCD-Rでだったなぁ。単弦ギターの印象的なメロディやウーウーコーラス、変調しながら早口でまくし立てるサビのポップさがきわだつ5曲目や、全体に通るLillingtons直系のボーカルメロディは光を放っていた。だけど、自主制作のCDRってことでプロダクションの質の低さは否めないこともあって、それほど熱心に聴き込むこともなく正直忘れかけてました。そんな彼らの名前を久々に聞いたのが Carbona1 Recordsから昨年に引き続きリリースされたこれからの季節にぜひとも備えたいGood VAである Summer Sounds Vol.2 に1バンド目として収録!僕は Punk n JunkでSteinways/Peabodys, Prozacs/Gutsを興奮しつつオーダーしたときのついでにオーダーした、ってことで購入前にはまったく気づいてなかったので非常にうれしくって。それで聴いてみても格段に成長した姿を目の当たりにして、Lillingtons, Teenage Bottlerocket, Copyrightsファン卒倒のポップメロディに完全にやられました。そんなこともあってその興奮冷めぬうちに Bassのエリックに連絡をとって、日本ではAdorkablesの情報なんてまったく入ってこないんだよねなんて伝えたら、日本にまったく情報が入らないのは何でかっていうと、アメリカでさえまったく情報がないからだよ(笑)。と返ってきました。やっぱり Carbona1からの VAはそれなりに注目されたみたいだけど、それ以外はまったく無視。なので1stシングルも自主リリース(Devil’s Hand Records)なんだそうな。その1stの音源はMySpaceで聴けるんだけど、7inchが届いてから他の曲も聴いてこのコメント書こうっと、なんてあっためてたらSp-recordsに先を越されてましたが。そのMySpaceで聴ける曲ももちろん同じ路線のLillingtons直系ポップソング満載なんだけど、しょぼいホラー要素ありってことで、Fiendzファンにもお奨め。7inchは初回100枚がグリーンで残りがレッドの500枚。グリーンはクリアーだったんでレッドも多分クリアーでしょう。10月にはBlasting Roomでアルバム録るってことなんで注目しとこう。

The Adorkables MySpace URL

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