9月
24
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今回はEMO vs POP/MELODIC PUNK SPLIT!これ両者共にキ印です。カリフォルニアのDRIVER ELEVENは、美メロなEMOと言えば大体1曲の尺が3〜5分という概念をぶち壊してくれてます。彼等の場合1曲が大体2分位で、異様に手数の多くつんのめり気味のドラマーとリズムチェンジが速度以上の疾走感を感じさせてくれる。もうギターもベースもドラムもおれがおれが状態で、音の隙間がなく息をつく暇がないのよ。もちろんメロディーも素晴らしいので文句の一つもでてこない。あえて文句を挙げるとすればリリースの少なさ、彼等の Read the rest of this entry »


9月
20
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97年にATREYUから100% PURE POP PUNKER、PINKYはMRRのレビューではMcRACKINSのビルがBEATNINK TERMITESのボーカルをやってるような感じで評されるのも納得な、MUTANT POPファン興奮のPOP PUNK!なぜに当時MUTANT POPがこのバンドをリリースしなかったのがホントに不思議でしょうがない。
んで、BOSS TUNEAGEからアルバムもリリースしているMIXELPRICKSは、音源外れなしなので、このシングルでもやっぱり最高!泣きの単弦ギターに、メロディーはTEENAGE BOTTLE ROCKETばりの哀愁です。ボーカルはSTEINWAYSみたいな泣き虫声です。これが悪いわけないじゃないですか!


9月
18
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個人的にPENNSILVANIA PUNKの恐ろしさの大衝撃を受けたSPLITなのでこの作品は思い入れたっぷりです。1995年当時、PENNSILVANIA PUNKシーンの両翼の存在だったWESTONとPLOW UNITEDがついにリリースした友情SPLITシングル!初期COOLIDGE最高!!!
しかもWESTONは、DIGGER結成のため脱退してしまうCHRIS在籍時の Read the rest of this entry »


9月
11
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SECTの来日ツアーも無事終了した事を記念して。
今回の怪盤はアメリカのバンドなのに、もろにSKIMMERなWEBSTERを紹介! 7″を2枚とコンピに2曲提供しただけで消えてしまったのがもったいなさすぎるバンド。だって結局リリースしたのが6曲だけなんですよ。多分だけど。。。そのどれもこれもが最上級!!!泣き虫ぶりもKEVINを彷彿させるし、シンプルなサウンドながらメロディーセンスピカイチ!!!日本人好みの Read the rest of this entry »


9月
08
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93年に限定1500枚でリリースされたこの3rdシングル、実はUS INDIE ROCKファンには有名なFURTHERというバンドなんですけど、これもっとPUNK聴いてる人に知ってもらいたいです。このシングルは特にSWEDENの初期STARMARKETやCHESTER COPPERPOT、カナダのNECKなんか好きな人なら絶対好きだと思うんですよ。DINOSOR JR直系の爆音、ノイジーギター炸裂で、メロディーがいいものが好きな人なら絶対に受け入れてくれると思います。このバンドは日本ではEAST BAY PUNKレーベルと言われてるKIRBDOGからリリースしてるんですよ。ってことはつまりONE MAN RUNNINGともNUISANCEともGROUND ROUNDともレーベルメイトって事なんですよね。 Read the rest of this entry »


9月
07
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海外でも怪盤扱いをされているカナダトロントの3人組が93年にRAGAMUFFIN SOLDIER RECORDSからリリースした6曲収録の恐らく1st 10″!ちょっと前までは★ニ☆ンのセールコーナーで見つける事が出来たんだけどここ最近は全くでてこない。それに最近ではヨーロッパやアメリカのeBayでぼちぼちレア盤扱いされてきたみたいだし。
この音源との出会いはリリース当時新宿の某レコード屋にて Read the rest of this entry »


9月
02
Filed Under (好盤紹介(US)) by onigiri

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今回は最近急激に涼しくなってきたので、爽快度120%のEMO/INDIE ROCKを!ex-FALLING FORWARD、ELLIOTのメンバーによるバンドKILLOWATTHOURS。ギター、ピアノ、ドラムにより編成でなんとベースレスなんです!しかし音の厚みはかなりあって、ダイナミックな轟音ギターサウンドにPELEやTOE等のこの手の音が好きな人は確実に大好きでしょうな内容!そこにピアノが絡み、静と動のメリハリが一層引き立たせてくれている。歌は殆どなく楽器の一部のようで、もろにインストな曲構成だけど、ドラマチックな展開ですげえかっこいい。特にA面の曲がすごい!前半 Read the rest of this entry »


8月
22
Filed Under (好盤紹介(US)) by KN1

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星の数ほどのレコードをリリースする彼らですが、僕は Wat Tylerのコンプリートはあきらめたけど、J-Churchシングルコンプリートはまだあきらめてません!あらためていろいろ聴くと、僕はどちらかというとCringerの頃のチープで突き抜けたポップチューンのほうが好みの曲が多いのだけど、J-Church の楽曲の心地よさからもいまだに抜け出せない。初めて彼らを見たのは下北沢シェルターで10年以上も前で、そのときはLance以外のメンバーが来日できなかったものの思いがけず豪華な競演だったこともあり、未だに忘れられない。ちょうど The Drama of alienationがリリースされたばかりのころで、その 2曲目、Smell it rotを Blewのカワセくんのベースで歌う楽しそうなLanceの顔、カワセくんは突然呼ばれた割にはコーラスまでバッチリ決めてそのことに驚きつつも嬉しそうなLanceの顔は未だに脳裏に焼きついてる。

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前置きが長くなったけど、なんでこんなことを久々に言いたくなったのかというと、先週 Idea & Actionに行ったときに Senseless Recordsで J-Churchのトリビュートを買ったからなんだよね。これが最高! J-Church/Cringerの素晴らしい楽曲を、これまた豪華なメンツによるカバー集。どれだけ豪華なのかは各自 No Ideaのページとかで見てもらうとして、特筆すべきカバーをいくつかコメント。Datelessは特にひねたアレンジをしてるわけではなく原曲に忠実に演奏しているのに、男女ボーカルが掛け合うというだけでこんなににも違う印象になるのか。彼らの MySpaceのページではこのJ-Churchのカバー含めて他の曲も聴けるのだけど、Unlovablesタイプのガールボーカルポップチューンがかっこいいね。PeabodysはCringerがはまるね。へぼい単弦ギターに激早ではないあわただしいリズムがホントイトオシイ。ex-Krupted Peasant Farmerz の Angry 4 Lifeはやっぱり重くてスカンジナビアの匂いも軽く漂ってくる好カバー。やっぱり僕は Whiskey Sundayの Robより Angry 4 Lifeの Robのほうが好きだなぁ。A Radio with Gutsは Ex-Connie Dungsの Brandonの声だけで前世紀のポップパンカーである僕はノックアウト。日本からはいまや飛ぶ鳥を落とす勢いの Blottoが参加。BlottoとCringer? なんてあまりイメージもわかずそんなに期待してなかったんだけど、聴いてびっくり!あのCringerを見事なまでに Blottoなラフポップパンクにアレンジ。お世辞抜きに一番かっこいいかも。他にもたくさん30曲も入っていて、書ききれないのでこの辺で。

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J-Churchの曲で僕が一番好きな曲は Panama。(上記カバー集では Parasitesがカバーしてます。)歌詞と音が一体となってぶつかってくる。Damaged Goodsからの10inchのタイトルにもなった、フレーズはいつ聴いても心に響く。A million broken stereos are stars in the sky. Cringerの一番好きな曲は Burn Down the Forestなんだけど、誰もカバーしなかった。これは Allied Recordingsの #3 VAに入ってます。これは森林自然環境破壊に訴える VA 7ichで、Antichism, Nausea, Cringerのほかに現在Green Dayのドラムが在籍していたLookoutsも入っているので海外で探すと大変かも。曲はこの音源のレコーディングのときにしか成功しなかったという逸話もある、文字通りのイントロ奇跡の単弦しょぼいギターが血を沸かす名曲。

最後に今回紹介したLet’s Do it for Lance! のインナーに載ってた文章を和訳転載します。持っている人はそのまま読めばいいだけなので興味がある人だけ Read More ボタンを押してください。

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8月
20
Filed Under (好盤紹介(US)) by onigiri

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カリフォルニアのSULLIVAN夫婦によるバンドFOSTERSの単独シングル!インナーから察するにリリース元の自身のレーベルKAT REORDINGSはLIQUID MEATと友好関係があり、バンドもDISCOUNTとライブを一緒にやっていた様子。そしてこのFOSTERSなるバンド名はBEN WEASELの本名の名字FOSTERを拝借してるようです。はい、サウンドはDISCOUNT的POP PUNKです。そんで Read the rest of this entry »


8月
10
Filed Under (好盤紹介(US)) by KN1

初めて彼らの名前を聞いたのは2005年のデモCD-Rでだったなぁ。単弦ギターの印象的なメロディやウーウーコーラス、変調しながら早口でまくし立てるサビのポップさがきわだつ5曲目や、全体に通るLillingtons直系のボーカルメロディは光を放っていた。だけど、自主制作のCDRってことでプロダクションの質の低さは否めないこともあって、それほど熱心に聴き込むこともなく正直忘れかけてました。そんな彼らの名前を久々に聞いたのが Carbona1 Recordsから昨年に引き続きリリースされたこれからの季節にぜひとも備えたいGood VAである Summer Sounds Vol.2 に1バンド目として収録!僕は Punk n JunkでSteinways/Peabodys, Prozacs/Gutsを興奮しつつオーダーしたときのついでにオーダーした、ってことで購入前にはまったく気づいてなかったので非常にうれしくって。それで聴いてみても格段に成長した姿を目の当たりにして、Lillingtons, Teenage Bottlerocket, Copyrightsファン卒倒のポップメロディに完全にやられました。そんなこともあってその興奮冷めぬうちに Bassのエリックに連絡をとって、日本ではAdorkablesの情報なんてまったく入ってこないんだよねなんて伝えたら、日本にまったく情報が入らないのは何でかっていうと、アメリカでさえまったく情報がないからだよ(笑)。と返ってきました。やっぱり Carbona1からの VAはそれなりに注目されたみたいだけど、それ以外はまったく無視。なので1stシングルも自主リリース(Devil’s Hand Records)なんだそうな。その1stの音源はMySpaceで聴けるんだけど、7inchが届いてから他の曲も聴いてこのコメント書こうっと、なんてあっためてたらSp-recordsに先を越されてましたが。そのMySpaceで聴ける曲ももちろん同じ路線のLillingtons直系ポップソング満載なんだけど、しょぼいホラー要素ありってことで、Fiendzファンにもお奨め。7inchは初回100枚がグリーンで残りがレッドの500枚。グリーンはクリアーだったんでレッドも多分クリアーでしょう。10月にはBlasting Roomでアルバム録るってことなんで注目しとこう。

The Adorkables MySpace URL

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