BTRC110J: ANTI SYSTEM “AT WHAT PRICE IS FREEDOM?” 12″+CD
※4月下旬発売
※国内流通盤限定帯付
ANTI SYSTEM is BACK!!!2014年に復活を果たし、現在はオリジナル・メンバーであるVarik、Mick、Markに新しいシンガーであるDean、そしてドラマーにVARKERSのKevというラインナップで精力的にライブを行ってる模様!過去の作品は近年イギリスのANTI-SOCIETYより再発されたのも記憶に新しいですが、初期のアナーコ色の強いハードコアからシンガーが代わり更に怒りを倍増させた重圧な85年のアルバムの延長とも取れる、DISCHARGEを基本にしながら攻撃的でスピーディーなメタリック・スラッシュ・サウンドは健在!不穏なアルペジオでいきなり3分もあるイントロからスタートした時には言葉を失いかけましたが、これぞUKメタリック・スラッシュ・ハードコアな攻撃的かつ性急な新曲3曲に、85年リリースされた1stアルバム『NO LAUGHING MATTER』に収録曲されている“Don’t Worry”と“Wot! No Meat?”を再録!“Don’t Worry”のオリジナルはツイン・ヴォーカルが捲し立てるスラッシュでしたが、スピード感も増し衰えなど全く感じさせないパワーは十分!“Wot! No Meat?”はよりハードロッキンになってますけど。見た目はかなり典型的なオッサン体系になってもその攻撃性は失なわず!
(収録曲)
A1. At What Price Is Freedom?
A2. False Flag Media
B1. Eyes Wide Shut
B2. Don’t Worry
B3. Wot! No Meat
BTRCRS093J/BTRSV035J: HELLKRUSHER “WASTELAND” CD/LP+CD
HELLBASTARDのオリジナル・メンバーであるイアンがHELLBASTARD脱退後にENERGETIC KRUSHERのアリ結成したUKクラスト・ハードコアの90年作の1stアルバムが長年の時を経て遂に再発!アナログに関しては27年ぶりにして初の再発です!R.K.T.からMETAL DUCKやDESECRATORもリリースされた年で、これまで彼等がやってきたスタイルからDISCHARGEを基本にしたドス黒いUKハードコアをプレイ。しかし根底にあるメタルも加味されたサウンドは紛れもないUKクラストでした。98年にはUKのBOMB FACTORYより1度ボーナスを加えてCD化されましたが、この再発も待ち望んだ日本のファンは多い事でしょう!
(収録曲)
1 Intro
2 Wasteland
3 Smash The Trash
4 Darkness Provides
5 Confused
6 Warlords
7 Religion (Isn’t Very Nice)
8 Hellkrusher
9 Progressive Desolation
10 Morbid
11 No Religion
12 Darkside
13 The End
14 Outro
MEGA CITY FOUR “FORWARD 4 WIZ TRUST – 10 YEAR REVOLUTION” Tシャツ
※ご注文受付期間は2016年10月31日の正午まで
※価格は予定です(多分大丈夫だと思いますが大幅に変更の際はお知らせします。)
※1度限りの完全受注生産となります。
※お振込み希望のお客様は入金頂いてからの制作開始になります。
※11月中旬から下旬完成、イギリスから到着後の発送の流れとなります。
※DM便選択可能ですが、Tシャツ1枚につきDM便1通の価格がかかります。
早くももう10年経つんですね。WIZの急死から。WIZの死後、彼の意志を引き継ぎ奥さんのKarinaが「FORWARD 4 WIZ TRUST」として若手バンドマンのサポートを続けています。その10周年を記念してMEGA CITY FOURのTシャツがオフィシャルで受注生産で発売されました。日本国内にもMEGA CITY FOURに救われた人が俺と同じようにたくさんいるはずなので、今回のこのTシャツの受注を国内でやらせてもらう運びとなりました。制作はイギリス国内となります。WIZが残してくれた素晴らしい音楽と思い出とともに、支える大切さを誇りに思い着てほしいとのことです。この収益は全て音楽シーンを支えるために使われるそうです。未だにずっとWIZの遺してくれた曲に救われてるよ。
ボディーはGILDAN HEAVY Tシャツ、ボディーカラーは黒と赤あります。プリントは両カラー共にMEGA CITY FOURのロゴがフロントで、バックには”REVOLUTION MUST BEGIN AT HOME”です。サイズはSからXXLまでご注文可能です。完成して到着次第の発送となります。
ボディーはGILDAN HEAVY Tシャツ
サイズは下記を目安にしてください。サイズは目安としてお考えください。
Small 胸囲:86 – 91cm
Medium 胸囲:96 – 101cm
Large 胸囲:106 – 111cm
XL 胸囲:116 – 121cm
XXL 胸囲:127 – 137c
NOE007/BTRSV034:RIPCORD “POETIC JUSTICE” CD/2LP+CD
元RIPCORDなんて説明も不要なほどVIOLENT ARRESTで精力的に活動中の彼等が、今年10月になんとRIPCORD再結成GIGを二回行うことが決まり(チケットは既に完売!)それに伴い以前からアルバムをリマスターして出し直したいとメンバーが考えており、この機会に2枚のアルバムをそれぞれ未発表のボーナスを加えてリマスター再発!
新たなライナーを読んでみてもやはりこのアルバムがメンバーの中でも最高傑作でありボストン・ハードコアから影響を受けつつ、練り上げられた曲、ツアーで鍛え上げた演奏力が詰まった渾身の一枚である。こちらも『DEFIANCE OF POWER』同様にWHITEHOUSEスタジオを使わず新たにリマスターされオリジナル・アートワークでの再発!バズの出すギター音は誰が聴いても彼の音と判断でき、ジムのベースも存在感たっぷりにジョンのドラムのテクニックも向上。個人的にはバズビーの癖のある歌い方が好きだが、スティーヴの力のこもったヴォーカルは後にフォロワーも多くでたスタイルで素晴らしい。そしてボーナス・トラックにアルバムのレコーディング後間もなくしてやったブリストルでの解散ラスト前のライブ録音24曲を収録!録音状態も良くこれまた円熟した勢いのある演奏が聴けます。
(収録曲)
-POETIC JUSTICE-
1. Intro
2. So Strong
3. Aim To Please
4. Get Away
5. On the Way Down
6. No Reason
7. Fools To Persist
8. Collision Of Vision
9. Resolute
10. No Effort, No Thought
11. Out Of Reach
12. Barriers
13. The Vain
14. Passer By
15. Cross Culture
16. Existence Without Cause
17. Overload
18. Passive Memories
19. Infiltrate
20. Censorship
21. Poetic Justice
-LIVE at Tropic Club in BRISTOL-
22. Fools To Persist
23. On My Way Down
24. So Strong
25. Aim To Please
26. Collision Of Vision
27. Can’t You See
28. Poetic Justice
29. Vivisection
30. Passer By
31. Drugshit
32. Out Of Reach
33. No reason
34. Subconscious thoughts
35. Barriers
36. Get Away
37. No Effort, No Thought
38. Infiltrate
39. Censorship
40. Overload
41. Passive Memories
42. Boiling Point
43. Furder
44. Never Again
45. Starvation
NOE006/BTRSV033:RIPCORD “DEFIANCE OF POWER” CD/2LP+CD
元RIPCORDなんて説明も不要なほどVIOLENT ARRESTで精力的に活動中の彼等が、今年10月になんとRIPCORD再結成GIGを二回行うことが決まり(チケットは既に完売!)それに伴い以前からアルバムをリマスターして出し直したいとメンバーが考えており、この機会に2枚のアルバムをそれぞれ未発表のボーナスを加えてリマスター再発!
ドイツのEPISTROPHYが編集盤でリリースした再発盤もデジタル・リマスターしたものでしたが、今回はWHITEHOUSEスタジオを使わず新たにリマスターされオリジナル・アートワークでの再発!そして未発表音源は、録音状態の良かった87年の7月にオランダのアーネムでやったLIVE音源と87年の3月に行ったスタジオ・リハーサル音源を追加収録。リハーサル音源は、アルバム・レコーディングの一週間前に録音したもので、レコーディング曲を全て通して行った言わばレコーディング前の最終調整となる気合い十分の貴重音源。ライブも荒くれまくった音源の倍のスピードで燃えます!
(収録曲)
1. Abuse
2. Lucky Ones
3. You Don’t Care
4. Eternal Tomb
5. False Prophecies
6. Ignorant
7. Drugshit
8. Live By the Bomb Die By The Bomb
9. Furder
10. Blind Eye
11. Wicked
12. Viviseccion – Tortura Innecessaria
13. Defiance Of Power
14. Prisoners
-Live in ARNHEM Netherlands 1987/7/2-
15. Abuse
16. Lucky ones
17. Empty Faces
18. Eternal Tomb
19. Ignorant
20. Single Ticket to Hell
21. Live By The Bomb Die By The Bomb
22. Defiance Of Power
23. Thatchula
24. State Of Emergency
25. Drugshit
26. Kiss Of Death
27. You Don’t Care
28. Vivisection
29. Blind Eye
30. Furder
31. Lies, Lies, Lies
32. Eve Of the End
33. Prisoners
-1987/3/14 リハーサル・セッション-
34. Abuse
35. Vivisection
36. Prisoners
37. Defiance Of Power
38. Furder
39. Lucky Ones
40. Drugshit
41. Wicked
42. Live By The Bomb Die By the Bomb
43. Eternal Tomb
44. False Prophecies
45. Blind Eye
46. You Don’t Care
47. Ignorant
なんてこったBEEZEWAXが来日するじゃねーかよ!招聘はSZKN(静カニ潜ム日々)だそうです!いつの間にかもう2回も来日してるんで今回が3回目なのかぁ。彼らを初めて知ったのはPOP KID RECORDSがリリースした2ndアルバム「SOUTH OF BOREDOM」(1999年)だったな。このアルバムむちゃくちゃ好きで、当時POP KID盤の国内のディストリビューション手伝いました。後、このアルバムのすぐ翌年にUKのCOMPLICITYから出たRED BANKとのスプリットCDもディストリビューションしたっけな。そしたら、その後「SOUTH OF BOREDOM」が日本盤でリリースされて嬉しかったな。そして、BOSS TUNEAGEとしては2009年に彼らの1stアルバム「DOZEN SUMMITS」のリイシューでも協力させてもらいました。4thアルバムリリース後一度解散はしたものの、復活し5枚目のアルバム「TOMORROW」もリリースしてますよー。最終日はfallsも参加させてもらってるようです!”In The Stands”聴きたいなぁ。
BEEZEWAX JAPANTOUR 2016
■2016.08.01(Mon)東京 新代田FEVER
OPEN 19:00 START 19:30
w/ SZKN
■2016.08.02(Tue)愛知・名古屋栄TIGHT ROPE
OPEN 19:00 START 19:30
w/ ichiro(SZKN), good luck with your fun, yep, サクラショック!
■2016.08.03(wed)大阪・南堀江Socore Factory
OPEN 17:30 START 18:00
w/ ichiro(SZKN), Fireplay, seebirds, and more
■2016.08.04(Thu)京都GROWLY
OPEN 17:30 START 18:00
w/ ichiro(SZKN), nim, スーパーノア, kailios
■2016.08.06(Sat)東京・新宿SAMURAI
OPEN 18:30 START 19:00
winnie
■2016.08.07(sun)東京・渋谷乙
OPEN 17:00 START 17:30
w/SZKN, athelas, falls, FOOLA
ツアー特設ページはこちら
http://thistimerecords.com/beezewax/
BTRSV031J: LIFE…BUT HOW TO LIVE IT? “BURN GREEN LIVE” 2LP+CD
BOSS TUNEAGEがDANGER!MANから始まりCASTROをリリースとバンド・メンバーとの地道な基盤を作ってきたお蔭で遂に辿り着きました!そうノ ルウェーのLIFE…BUT HOW TO LIVE IT?のすべてのアルバム作品を順々に再発です!当時流通が悪かったのもあり、オリジナル盤は中古でもなかなか見かけることなく、更にヨーロッパでの絶大に人気もありアナログ盤の値段は未だに沸騰中。
一連の再発も最後の作品となりました!ノルウェー80’sハードコアバンドBARN AV REGNBUENのギター・ヴォーカルだったロジャー(レスポールのギターにコインとアナーキーマークをテープで施した写真でお馴染み!)とベースのトム がバンド解散後、女性ヴォーカルを入れ88年の夏にスタートさせたLIFE…BUT HOW TO LIVE IT?の再発シリーズの最後となるリリースは、90年作1stEP、91年作の2ndEP(91年にはこの2枚のEPをカップリングしたCDもオーストリ アのFUCK YOU ALL RECORDSからリリース)そしてラスト作となったZONE PRODUCTIONSから94年にリリースされたラスト・ライブを収録したライブ盤をまとめた2枚組編集盤!さらに88年の6曲入り1stデモは唯一の デモにして今作が初出しになり、アルバム“UGLY”レコーディング時のアウトテイク曲も1曲追加収録!4作品全部で完璧なディスコグラフィーとなりま す。シングルは2枚とも名盤でEBULLITIONが94年にまとめて再発したのを切っ掛けにリスナーが増えたのも確かでしょう。哀愁メロディックの部類 でも渋すぎるので決して万人受けするサウンドではないにしても、このグルーヴ感と目まぐるしい最高のリフ、テクニカルなギターが織りなすサウンドにヨーロ ピアン・メロディックの独特なメロディーは唯一無二。渋メロディック・ファンは勿論、アナーコ・パンクファンも今一度再検証する価値のあるバンドかと!
収録曲
A1. LAST CALL
A2. GREEN
A3. SHOULD HAVE KNOWN BETTER
A4. BURN
A5. TRAVEL
A6. ON TRIAL
A7. NORWEGIAN WOOD
B1. THE SHOW MUST GO ON
B2. HOLES
B3. FOR MY LOVER
B4. STRENGTH
B5. HAPPY (OLD VERSION)
B6. BEAUTIFUL WORLD
C1. WASHINGTON BULLETS
C2. HIGH GEAR
C3. NO MORE PITY
C4. BURN
C5. THINNER
C6. UGLY
C7. ON TRIAL
D1. LIFE AND HOW TO LIVE IT
D2. RESPOND
D3. BAREFOOT IN THE SNOW
D4. FOR MY LOVER
D5. HATE THE POLICE
D6. NORWEGIAN WOOD
ご予約の受け付けはアナウンスまでお待ち下さい
BTRSV030J: LIFE…BUT HOW TO LIVE IT? “UGRY” LP+CD
BTRSV028J: LIFE…BUT HOW TO LIVE IT? “LIFE…BUT HOW TO LIVE IT?” LP+CD
「10月30日(金)ディッキー・ハモンド(リチャード・エリック・ハモンド)が亡くなりました。30年以上に渡りパンクロックシーンに関わり、HDQ、LEATHERFACE、JONES、DOCTOR BISONを始めとしてサポートで携わったANGELIC UPSTARTS等のバンドを含めると数知れず、聴けばディッキーがギター弾いてるなとわかる印象的な彼独特で天才的で繊細なギターを奏でる人でした。彼のライフスタイルを知っている人であれば長生きはしないんじゃないかなあと思っていたかもしれないけれど、あまりにも突然過ぎる訃報となってしまった。LEATHERFACEで俺の人生を変え、二回目の来日の時にライブ前日に一緒に飲む機会をもらい出会った時は興奮してディッキーのギタープレーが本当に好きだということしか伝えることが来なかった。その後HDQのリイシューの時にインタビューをさせてもらったときは本当に興奮した。インタビューはいいよと言いつつも俺の質問にちゃんと回答してくれて(あっ半分以上の質問には無回答でした!けどイギリスの友人たち曰くディッキーがメールでインタビュー回答をしてくれた事自体奇跡だぜと言われたけど)、その後俺がイギリスに行った際に出会った時にはハグしてくれて、いつもサポートありがとうと呂律回ってなかったけど言ってくれたのは最高の思い出です。HDQが再始動してから、再びLEATHERFACEにも復帰して日本に来た時に会ったときはあまり飲んでなかったから、お酒減らしたの?って聞いたら今回のツアー中はフランキーから泥酔するなって警告されてるって小声で教えてくれたね(今思い返すと恐らくフランキーはディッキーの体を心配してたんじゃないかな)。その時にHDQで今度は来たいなって言ってくれたのに、その後日本に来ないのってゴーリーに言ったらディッキーがって。。。またもや俺を驚かせてくれたね。でも、その時からすにで体調悪くなり始めていたんだよね。もうディッキーがギターを弾く新しい音源を聴くことが出来ないのはとても残念。悲しいよ。HDQだって新作作るって言ってたじゃんか。けれど俺はこれからの人生もずっとあなたが残してくれたレコードを聴き続けるでしょう。そしてこれまでのように俺を勇気づけてくれるだろう。ありがとう。いつかまた会う時まで。」
2015/11/2 オニギリギリオ(WATERSLIDE RECORDS)
「感覚が麻痺してるかのようだ。俺が初めてディッキーに会ったのは25年以上前のことで1990年8月ハッダーズフィールドでのことだった。当時俺は17歳、その時はまさにヒーローに会うような気分だった。HDQのアルバム「Sinking」は当時世界中で最も好きなアルバムで、当時俺の周りでアメリカのバンドばっかり聴いていて世界を知ってます的な奴らに俺は、HDQは完全にそういったバンドよりも上をいっていると言い続けていた。ディッキーのバンドに賭ける人生は完全に伝染性を帯びていた。アルバム「Soulfinder」が1990年の秋にリリースされ、俺は自分のファンジン全てのページを使ってそのアルバムがいかに素晴らしいかを書いた。翌年の7月にバンドがツアーに出た時には、俺は彼らのライブを見るためにリンカーン州の地元からバスに乗り64キロのバス旅行に出かけた。携帯電話が世に出る遥か前、俺はテスト前日ってことで両親は俺をわざわざ迎えに来てくれたんだけど、その夜、唯一バンドを家に泊められる人間が俺だったからそのまま彼らを実家に招待をしたんだ。2ヶ月後、俺はちゃんとテストに合格して人生初のスピード違反切符を手に入れた。その時って駐車しているバンの後ろからスピードガン片手にぬおっと出てきた警察官を思わず引きそうになったんだけどね。その時俺は「Sinking」のカセットを爆音で聴いていたからってことは警察官には言えなかった。もちろんそのカセットはフランス盤だったぜ。その時点ですでにHDQの次のアルバムはBOSS TUNEAGEからリリースさせてくれるって決まったたんだ。けど、バンドが解散するって発表した時には内蔵をえぐり取られるような気持ちになったよ。彼らは最後のライブとなるフランスのフェスに俺も誘ってくれたんだけど、その週から俺は大学に通い始めてしまっていたからフランスに行くことは出来なかった。その大学生時代、LEATHERFACEがレスターにやってくるときは全部見に行っていた。で、あのレディング・フェスの後にデッキーは俺のアパートに一人でやってきて泊まっていった。ディッキはー缶のサイダーを持ってきてて、氷いれないで冷たいので飲みたかったようで冷蔵庫の冷凍室のスペースを開けるために、冷凍室を塞いでいた霜をノミで必死に剥がそうと挑戦してた。もちろん冷蔵庫自体をぶっ壊したよ。そんで室内をフロンまみれにしてくれたね。俺の彼女が帰ってきた時にそれを説明するのにえらい大変な思いをしたんだった。その部屋でディッキーはLEATHERFACEを抜けてABSのバズとレブとDOCTOR BISONを結成するんだって教えてくれた。それから数年後俺はロンドンで仕事して住んでいる間に、Ace Recordsがハードコア・パンクバンドのリイシューをしたいんだって俺に接触をしてきた(この経験が後に俺がBoss Tuneageでレトロシリーズっていうリイシューをやるきっかけになった)。その話を振られた瞬間、俺の頭にはHDQが浮かび、唯一CD化されていない「You Suck」が閃いた。この出来事があり再びディッキーとやりとりが始まって、ディッキーはゴーリーと再びFatty Jonesを始めることを知り、Fatty JonesはシンプルにJonesと変名しリリースすることになった。今日においてもそのアルバム「Gravity Blues」はBoss Tuneageの25年のリリースの中でも大好きな作品で、今年25周年を迎えるにあたってリイシューをすることを希望した。その後、ディッキーはSTOKOEを始めアルバムをリリースした時にはイギリスと日本の流通をやって、ドイツは俺の友達のRookie Recordsのジャーゲンが手助けをした。それ以来やりとりは続いていてその結果2008年にHDQの全アルバムのリイシューを開始した。その時にディッキーは本人すらすっかり忘れていた録音済みの未発表曲を見つけることになったんだな、そしてディッキーがHDQを再始動させるって決断した時には俺はすぐにそのリリースのチャンスに飛び乗った。それもあり、DOCTOR BISONのリイシューもやらせてもらえたんだ。ディッキー・ハモンドのギターとソングライティング能力がBoss Tuneageをレーベルとして存続させてくれのは当然だろう。彼は6弦の天才であり、リリースできて本当に誇りに思うことの出来る心に訴えかけてくる名曲を作り上げた。面白くて、魅力的で、人生と音楽と喜びに本当に熱心な人間だった。会うときはいつでも「著作権料は?」って冗談を言っていたよ。ハモンド先輩、あなたはパンク・ロック界の貴族でした。あなたがいなくなることはどんなに寂しいことなのか。俺の思いはゴーリー、ディーン、ミックや他のあなたの友達、それからあなたの家族と同じ気持ちです。ディッキーはデッキーでしかない。こんな日が来てしまうなんて。俺がもう二度と彼に会うことが出来ないなんて実感がないんだ。最後にディッキーと電話で話したとき最後に彼が俺に言ったのは「Love You」だったんだ。俺もディッキーのことが大好きだ。」
2015/11/1 Aston Stephens(Boss Tuneage)
interview with Dickie Hammond (H.D.Q., LEATHERFACE, DOCTOR BISON, FATTY JONES, JONES, STOKOE, ANGELIC UPSTARTS)
http://watersliderecords.com/onigiri-works/dickie-hammond/