FST022J: JAILCELL RECIPES “ARTIFACTS FOR AN EMPTY TANK WORLD” LP
※2024年11月22日リリース予定(到着してからの発送となります)
※国内 流通限定200枚クリアー盤/帯付/ライナー対訳インサート付/A3 両面印刷ポスター付
※レーベルとメンバーの選曲による18曲入りリマスター編集盤
※大量の未発表写真やFIRST STRIKEのアラン、メンバー全員のライナーが掲載された40ページの豪華ブックレット付(30.48cm x 30.48cm)
※未発表3曲収録!
音楽誌やジョン・ピールの評価が後押しし、トータル2,000枚プレスされた89年作のデビュー作『ENERGY IN AN EMPTY TANK WORLD』。セールスとは裏腹に実はレコーディングのトラブルに見舞われ納得いく形でリリースされなかった音源でもあり、メンバーがこれまで再発を拒んできたほど嫌っていた音源だった。そこから35年、色々な経緯が重なりオリジナルリリース元であるFIRST STRIKEからこの度遂に再発が発表された。
80年代末期でありシーンもバンドも小さくなってきた時期に、イギリスはウィガンのローカル・スケーター達によって結成されたJAILCELL RECIPES。初期DCHCを感じる1stアルバムは、ベースが舵をとる荒々しいハードコアのスピードが基本にありながら、メロディーを活かしたり、時にはレゲエ調なパートも取り入れたサウンドも見せた。そしてアルバムリリースから僅か5ヶ月後には更にメロディーを重視した曲をメインにした1stEPをリリース。この音源はハードコア・ファンだけにとどまらずメロディック好きにも評価される名盤となった。80年代中期DCHCからの影響を受けつつ昇華させた青くさい泣きのメロディーはその後リリースされた90年の2ndアルバムへと引き継がれる。今回の再発はA面サイドがオリジナルの1stアルバムから4曲を削ったハードコア・ナンバーをメインに選んだ9曲。オリジナルのミックスに納得できなかった楽曲はメンバーが納得いく形でリマスターにより生まれ変わる。B面はメロディック・サイドとして、1stアルバム以降の音源を6曲チョイス。更にメンバーのライナーでも語られるように、バンド史上もっとも気に入っていたという91年から92年の間にレコーディングされ、これまで未発表でいた3曲も収録。この未発表曲は”POULTON ROAD”以降に見せるメロディアスな楽曲は中期DCHCの影響が強く感じられたが、そこにALL/DEACENDENTSばりのCRUZサウンドをミックスさせた楽曲であった!これまで幾度とあった再発のオファーを断り続け、時間をかけオリジナルに関わったメンバーでの完璧な形でのリリースとなったこの編集盤。他人には手出し無用な、納得のいく素晴らしい作品に仕上がったのは言うまでもないだろう。今回イギリスでは三種類のカラー盤と黒盤でリリースされますが、レーベルのご好意により日本限定仕様のクリア盤での流通となります。
↓↓↓豪華なブックレットはこんな感じです↓↓↓
(収録曲)
SIDE A (ENERGY IN AN EMPTY TANK WORLDから9曲)
SIDE B
予約はこちらから(2024/11/08 00:00から開始となります)