Archive for 9月 5th, 2012

9月-5-2012
Filed Under (新入荷) by blackie

HARD-ONSやっぱ凄い。世界中飛び回って現役を続けるバンドなだけあって、知らない新曲ですら勝手に身体が動く。やっぱり音楽は世界(つうか世界観ね!)を変える。ももクロ同様(笑)。次のツアーはWATERSLIDEで企画して平日都内なんて勿体ないツアーにはしたくないですね!オニやん社長!往年のファンの熱心さもさることながら、若い世代へもこの情熱を伝えるべき音がHARD-ONSには詰まっている。しかし昨日は仙台からひょっこりこんにちは!な人や高円寺酒漬けサバイバーとの“レーベルとは?”や、往年のメロディッカー達との久々の会話は面白かった。一番の衝撃は鶯谷を盛り上げていらっしゃる年配者が、『最近何聴いてんすか?』『乃木坂だよ乃木坂。』『あー乃木坂すか・・・乃木坂!?』(笑)。ここで負けじとモノノフっす俺!とアピールも『ももクロねー』と鼻であしらわれる(笑)。時代はアイドルへの情熱だ(爆)。検索ばっかじゃ本質を見失うって事もあるってっことさ。

TERVEET KADET “AARETON JOULU” 7″

フィンコアの再発と言えばドイツのHOHNIEの特許!みたいな感じでしたが、ここ最近メタルのレーベルとして知られていたSVARTの80年代リイ シューが目につく!まぁ同郷フィンランドのレーベルってことでありっちゃありなんですが、TKOみたいに何でもかんでもなのは個人的には好かん(笑)。そ の分1枚のリリースへの拘りと愛情が薄れるからな。まぁそんなどうでもいい俺の感想はほっぽらかしてここからはハードコア温故知新。82年にPOKOからリリースされ89年にHILJAISET LEVYTからリイシュー。そして今回2度目の再発となって名盤がカムバック!2度目と言うことで仕様を豪華にしたのか?写真や当時のZINEに載ったレ ビュー等を網羅したしっかりした作りのブックレット、ゲートフォールド仕様と単品の作品としても買い!MAXIMUMでかなり昔80年代のフィンコの記事 を投稿して奴もこのTERVEET KADETの7″は墓まで持って行くと公言してたっけ。彼等のリリースの中でも一番強烈なインパクトを放つジャケ(笑)。LAMAは70’sパンクとハー ドコアの架け橋になったけど(RATTUSも70’sスタイルからスタート)、TARVEET KADETは初めっからハードコアでスタートした初期フィンコアシーンのドン!バンドのルックスやサウンドの狂気さではKAAOSに勝る部分はないがフィンコア・オリジネーターのアイコンとしてこのバンドは偉大だ。『WELCOME TO 1984』に提供した”OUTO MAA”はオープニング曲でもありフィンランドの凄さは世界中に発信した曲!DISCHARGEを加速させたサウンドは今聴いても身震いする!他のバンド よりプロダクションが良いのか?バンド全体の音、各パートの音の抜けが良くいい意味で粗さが目立たないのもこのバンドの特徴だ。過去に縋ってるじゃなくて、そこから ヒントを得て自ら昇華する事の素晴らしを今一度噛みしめるべき時代ではないだろうか。音源の良さってのは手に取り、プレイヤーに置いてこそ本物を味わえる 醍醐味なのだ。

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9月-5-2012
Filed Under (新入荷) by wsrecords

HARD-ONS JAPAN TOUR無事昨晩完了しました!本日メンバーの見送りも完了です。今回HARD-ONSをブッキングした九州在住のシェーンさんとも昨日初めて会えて色々と繋がって嬉しい限りです。しかし見送りは何度しても切ないものです。でも今日見送ったご褒美にニューシングルWaterslideから単独リリースさせてもらえることになったからラッキーですな。今月リリース予定のLITERATUREもやっぱりRayさんとBlackie気に入ってくれてうれしかったぜ。本当に彼らはレコード大好きだ。いったい今回のツアーでレコードいくら買ったんだろうか。

さて本日は先日CDをリリースしたPHOENIX FOUNDATIONのアナログができたてホヤホヤで到着しましたよ!

PHOENIX FOUNDATION “SILENCE” LP

※限定500枚
※歌詞対訳付き

フィンランドのサッドメロディック番長PHOENIX FOUNDATIONの待望のニューアルバムのアナログ盤はやっぱりCOMBAT ROCK INDUSTRYから!前作”NO LOVE LUST”のリリースが昨年なので間髪入れずに登場の5thアルバム。正直これまでのPHOENIX FOUNDATION史上最高傑作な号泣メロディーが炸裂してますぜ!
PHOENIX FOUNDATIONというとイメージのせいかメロディック派の人にだけ認知されているようだけど
ハードコア経由のサウンドなんでもっと多くの人に聴いてもらいたいバンド。というのも、あまりメンバー自身が素性を明らかにしないので知らない人が多いと思いますが、メンバーはアナーコメロディックパンク1981やCHAOS IN TEJASにも出演済みの現行フィニッシュハードコアバンドKIELTOLAKIでも活動しているし、POLITICAL ASYLUMのリイシュー盤をBOSS TUNEAGEと共同でリリースしているPASSING BELLSも運営しているのでハードコア層の人にももっと注目してもらいたいと思います。
初期の頃の彼らはHUSKER DU、LEATHERFACE直系の攻撃的なメロディックハードコアなサウンドだったもののリリースを重ねるごとに天性のメロディーセンスが開花し恐らく現行のメロディックハードコアバンドで一番のサッドっぷりなだと思います。
今作に収録の全8曲、半端ないです!1曲めからラストまで半泣きのまま拳を握り締める最高のテンションで突き進みます。まじで極上のサッドメロディックハードコア!それくらい自分では最高なアルバムと自信を持ってます。1stアルバム「THESE DAYS」に収録されていた”Words”の再録あり。この曲も聴けば何故彼らがこのタイミングで再録をしたのかわかってもらえると思います。(O)

WASTED “THE EARLY YEARS” 2XLP/CD

フィンランドのストリートパンクといえば?と世界中で聞いたら確実に多くの人が答えるであろうWASTED。でも日本だと誰かいるの?とか確実に言われそうですね。。と悲しい過小評価されているんですが、このバンドはやっぱりかっこいいんだよ。I WALK THE LINEのメンバーがやってる別バンドで現在廃盤になっている初期音源がライブでないの?ないの?の質問攻撃に耐えられなくなったそうでついに1998年から2002年にリリースの初期音源編集盤が登場!まず見かけることのない1stシングル”INSIDE OUT”に2ndシングル”BATTLE OF LIFE”(これはリリース当時国内でも若干見かけた)、3rdシングル”ON THE BRINK”収録の全曲にSTEAKE OUTとのスプリット音源、BOSS TUNEAGEとCOMBAT ROCKの共同でリリースされた1stミニアルバム”CAN’T WASH OFF THE STAINS”に、CAN’T WASH OFF THE STAINSと同セッションで録音された1曲を追加した全30曲収録の2枚組で登場っす。ストリートパンクからMANIFESTO JUKEBOXのファンも聴いてくださいな。(O)

WASTED “DOWN AND OUT” LP

編集盤リリースのタイミングでSCENE POLICEとCOMBAT ROCK INDUSTRYの共同でリリースされたWASTEDの2ndアルバムもアナログオンリーでリプレス!10年ぶりっすね。このアルバムで一気に世界中にWASTEDの名が知れ渡ったんだったな。未だにライブで盛り上がり必死なNo End In Sight、One Of Them、Fuel収録。(O)

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