JUNE OF 44 “REVISIONIST: ADAPTATIONS & FUTURE HISTORIES IN THE TIME OF LOVE AND SURVIVAL” LP
TORTOISEのJohn McEntireがプロデュースにリミックスで参加しての21年ぶりのJUNE OF 44のアルバムがリリース!CD盤をリリースするimakinn recordsによる国内流通で登場です。エモ/ポストロックファンにも絶大な人気を誇ったシカゴ音響系の人脈により90年代世界中へ影響を与えたバンド。RODAN、REX、LUNGFISH、CODEINE、HOOVERといった人脈のメンバーにより結成され、解散後もHIMやSHIPPING NEWSといったバンドで確実にシーンに爪痕を残しているのは皆さんもご存知だと思います。突如、リリースが発表された時にはすぐに世界中の人から期待のの声が上がっていましたが、ついに8曲入りで登場です。MATOMOSにJohn McEntireのリミックスも収録。反復のリフに勝手に体が動いてしまうグルーヴはさすが!攻撃的な4曲目とかくっそかっこいいだろが!JUNE OF 44を聴いていた方は当然でしょうが、シカゴサウンドを聴いていた人で最近音楽聞いていない人もこれは逃すなよ!実はPEGBOYとレーベルメイトなんだよね。(O)
EL ZINE vol.44
El Zine最新号はなんとドイツの生きるレジェンドSLIMEのインタビューがタイムリーで掲載!わかってはいましたが、やっぱり大変な時代を乗り切っていたんですね。なぜにDeutschpunk(ドイツ語で歌う母国語ポリティカルパンク)が再びドイツ国内で人気が上がり始めているか納得させられます。こんなのインタビューじゃなきゃしれませんからね。それから、MISFITSの結成から80年代に解散するまでを綴ったバイオグラフィーも面白いですぜ。
やばい、すっかり見落としてた!オランダのCRUZIANメロディックパンクバンドSWEET EMPIREがいつの間にか3rdアルバムリリースしてましたぜ!2ndアルバムでは、BIG DRILL CAR~ALL SYSTEMS GOなサウンドにDAG NASTY、SHADES APARTの要素も感じさせるサウンドへ進化しましたが、その路線を引き継いでのニューアルバムとなっています。2分前後の曲がほとんどなんであっという間に次の曲へとテンポよく進んでいく。これ、SLEEPER〜SERPICO〜AMBER JETS好きな人は好きなんじゃないでしょうか!CRUZ meets渋メロディック!(O)
PRIMETIME FAILURE “MEMORY LANE” LP+mp3
ドイツの英語によるメロディックパンクバンドPRIMETIME FAILUREの8曲入り1stアルバム!リリースはShield Recordings、Hectic Society Records、Disconnect Disconnect Records、Uncle M、Crystalmeth & Heartattackによる共同リリース。こちらもここのところ増殖中の90’sリバイバルサウンド。NO USE FOR A NAME、PULLEYかよと突っ込まずに入られない(笑)けど、時折出てくるショボい単弦ギター主旋律がショボメロディック好きな人にはたまらないでしょう。ほんと、90年代中期に郊外でFATサウンドに触発されたキッズがやっていたそんなサウンドでございます!アルバム中盤がほんとショボくて泣ける!(O)
こちらも再入荷!
ACCELERATORS “FUEL FOR THE FIRE” LP/CD GIANT EAGLES “SECOND LANDING” LP+mp3 GIANT EAGLES “GIANT EGOS” LP+mp3 GREAT SHAKES “S/T” LP EATEN BY SNAKES “CALMING PINK” LP+mp3 EATEN BY SNAKES “S/T” 12″+mp3 PACER “MECHANICAL” LP/CD
先日3rdアルバム「FOOLS LIKE YOU」のデッドストックを発掘たデンマークのMOD PUNKバンドMOVEMENTが、4枚目となるニューアルバムリリースに合わせてこれまで廃盤となっていた過去のアルバムが全てボーナストラックありでリイシューされているんで直接レーベルから入荷!ちょっとメジャーっぽいとこなんで卸値もまあまあ強気で、コロナで送料上がってるんですが頑張って価格抑えましたんで、このバンド知らなかった人も今が遡れるチャンスなんでチェックしてみてちょうだい!別のレーベルからリリースしている初期音源集もすでに日本に向かってるんでそちらもお楽しみに!日本では知る人のみぞ知る存在ですが、それはもったいない!モッドパンクを基本としつつもスピード感もあるのでSONIC SURF CITY好きなポップパンク、パワーポップファンもチェックして損はなしじゃない?!SCREAMING APPLEのリリースバンド好きな人もチェックしてみてちょうだい!
THE MOVEMENT “THE FUTURE FREEDOM TIME” CD/LP+mp3
デンマークのMOD PUNKバンドMOVEMENTが前作から8年ぶりとなる9曲入りの4枚目のアルバムをリリース!(シングル編集盤はアルバムにカウントしてない!)14年のシングルが相当カッコよかったんだけど、ブランク空いてるから今回まとまった感じで落ち着いちゃってんだろうなと思ってましたが、マジでブレずに相変わらずのかっこよさ。いやいやいやLukasの声相変わらずの渋さ。しかも見た目もどんどんスタッブスみたいになってきてるな(笑)ストリートからのメッセージな”Sound Of The Youth”で掴みはバッチリ!続く”Future, Freedom, Time”で一気にフロアが爆発しそうな感じだぜ!このバンドの最高な点は突っ走るところは突っ走って溜めるところはしっかりと溜めるとこで、これがあるからスピード以上の勢い感じるんだろうな。歌い方とかもいちいちかっこいいんだよ(笑)モッドでソウルフルな曲もいいし、ハモンドの抜け具合が気持ち良い久々なSKAな曲”Rudie”、もちろんアッパーでサビで爆発な曲などこれまでのTHE MOVEMENTな集大成なサウンド!これ名盤だろ!(O)
THE MOVEMENT “MOVE!” CD/LP+mp3
今作は2003年リリースの1stアルバム。これまでにDestiny、Weird SystemやMad Butcher、それに日本のRebel Yellからもリリースされますが、Concrete Jungle Recordsの最新盤はオリジナル13曲に、2011年リリースの「Still Living The Dream EP」4曲をボーナストラックで追加。スカな曲もやっつけ感じゃないし、ソウルフルな曲もナヨッてなくてすっげー渋くやっててかっこいい。とにかく動きまくるベースラインも聴きどころの1つ!どのアルバムにも良曲てんこ盛りなんで逃しちゃダメよ。(O)
THE MOVEMENT “THE REVOLUTIONARY SYMPATHIES” CD/LP+mp3
今作は2005年リリースの2ndアルバム。今作もこれまでにDestiny、Weird SystemやMad Butcherからこれまでリリースされてるけど、日本盤はなしになっちゃってます。1曲目からアッパーで流れるようなメロディーのサビでのっけから盛り上がれちゃう!このタイトルが”Karl Marx”ってことで彼らがポリティカルなメッセージを持ったバンドってのも理解できるでしょう。JAMとよく比較されてるからだと思うけど6曲目の出だしのリフが”Town Called Malice”をあえてやっちゃうこの余裕。そしてこれはほろっとさせる切ない曲ってのもまた最高!やっぱり視聴できるとこないけど8曲目の”Me And You”と次の”If You’reTurning To Go”の流れが個人的には大好きな!スカな曲は今作では封印。最新盤はオリジナル12曲に、1stデモからの2曲をボーナストラックで追加。このデモからの”Still An Echo”泣きの名曲。やっぱり良い曲たくさん詰まったアルバムだよ。(O)
THE MOVEMENT “THE FOOLS LIKE YOU” CD/LP+mp3
今作は2012年リリースの3rdアルバムでオリジナルのCDはメンバー自身のレーベルなんだよね。人によってはもう少し声が優しかったらいいのにっていう人もいるけど、この声じゃなかったら面白味ないんじゃない?!名曲”Fools Like You"に”We Got Marx”も収録。STRIKEが硬派な感じだとしたらこのMOVEMENTはパンクだけどおしゃれな感じかな。どちらのバンドもかなりポリティカルだけどな!今作も良い曲で踊れる曲がたくさん詰まった最高なアルバムだよ。最新盤はオリジナル10曲に、2014年作の「Outrage!」7″シングル収録の全4曲をボーナストラックで追加。(O)
このレコードはSNUFFのダンカンの10Past12 Recordsと、GUNS’N’WANKERSのリイシューをリリースしたUnless You Try Recordsの共同リリースで、このカラー盤は彼らの直販か、各国で彼らに選ばれた店舗のみを通じて販売されるレコードです。日本での販売は当面、Waterlslideのみでということです。何故に?と思ったけど、ダンカンのアイデアで新たなな販売方法を試してみたいかららしいです。ま、世の中サブスクとか当然と思う人増えてきてる時代だしね。
新曲6曲に、バージョン違い1曲で7曲入りのミニアルバム。元々はニューアルバムのリリース記念として5月に行われる予定だったUKツアーで販売される予定でしたがコロナによってツアーは中止。もう、収録の1曲目を飾る”Drink Freely From The Chalice Of Lunacy”がマジで泣ける。「Blue Gravy」収録の”Slipt”以来のすげー震えたわ。ほんと、この曲だけのために手に入れるべきじゃないか?他にも良い曲あるけどね。現在SPOILERSのDanも加入してます。(O)
7年以上前に入荷してたUKのマンチェスターのB級メロディックバンドがまだまだ現役だったぜ!ラモーンズ影響下のポップパンクだったのに、この新作では思いっきり昔のLAG WAGONやNO USE FOR A NAMEを思わせるメロコアになってる!でも、これが最近のガッチリした音じゃなくてほんと90年代みたいなドライブ感あるんだよね。ここ最近のヨーロッパのメロコア再燃のサウンド好きな人は確実にこのバンド気に入ってもらえると思う。この軽さが大事なんだよ。RANDYの1stアルバムの感じって言ったらわかる?それなんだよ!(O)
九州といえばSCREAMING FAT RAT、PEAR OF THE WEST。それにあの1000 TRAVELS OF JAWAHARLALを始めとする層の厚いメロディックパンクバンドが真っ先に思い浮かぶけど、古くからジャンルを問わず良質なバンドを産み出してきてもいる。このTHE MSGSも1stアルバムでポップパンクファンにはすでに知られている存在になってるよね。イギリスから福岡へ移住したポールを中心に、snarekillsnationやかつてはSnuffyからリリースしてるCENTERHITSなどで活動しているGIVEGIVE、MIRABILLISやthe PRACTICEのサポートも務めるTetsuにより結成。2017年にお馴染みのimomushi recordsからリリースした初の純粋なポップパンクバンドで、リリースされると3コードポップパンクファンの間ではすぐに話題になったよね。すでにHARD-ONS、TEENAGE BOTTLEROCKET、ACCIDENTEでも共演を果たしているしそのTHE MSGSの待望の2ndアルバムはWaterslideからのリリースとなりました!そして、ヨーロッパでもMonster Zero Recordsからと決定してますよ。
そう、1stアルバムは、Lookout! RecordsやMutant Pop Recordsな90’sポップパンク全開でGREEN DAYファンからも人気があったのも頷けるサウンドだった。この2ndアルバムでは、そのポップでほろ苦いグッドメロディーはそのままなんだけど、さらに彼らの持つ音楽の引き出しを広げた内容になってるんですよ。実際に個人的にこんな表情をこのバンドが見せるとは思ってもなかったと言うのが俺の個人的な感想。もちろん、良い意味でだよ。彼らのサウンドの核になっているのは、もちろんポップパンク。でも、Danny VapidやBRACKET、カナダのSTAND GTなんかを思い出させるパワーポップパンク要素もあり、LEMONHEADSやTHE POSIESのような90年代のCMJ的なメロディックギターサウンドを奏でる「Alison」って言う曲まであるんだもん。で、先日リリースしたデジタルコンピアルバムにも収録したこのアルバムではラストに収録の曲の出だしのイントロなんてもろにCRUZIANしちゃってるしね!このアルバムでもっと多くのポップ/メロディックパンク好きにも注目されるようになるでしょう!いや、なって欲しい!そんで、このアルバムは、メロディック界のレコーディングにおいては超重鎮のMatt Allisonのミックスが冴え渡ってますよ。この情報だけでシカゴメロディクファンはおお!ってなるよね。(O)