First Strikeのデッドストックたくさんのご注文ありがとうございました!すでにソールドアウトしてしまったものもありますが、残っているのも残り少しになってます。2023年にこんな音源を扱うことができて最高です。 そして本日はついにきた!2018年から始まったKINAのアルバムのアナログリイシューシリーズ。スラッシュハードコア時代の初期作品だけで終わりなのかと思ってましたが、ついに変化を遂げ個人的には大好物なメロディックバンドへと移行した後期アルバムもアナログでリイシュー化!マジであまり中古でも出てこないんで探していた人ついに来ましたよ!!!EVERSOR同様、初期のスラッシュ時代もメロディック期から遡って彼らの姿を確認するのも面白いと思います。EVERSOR、SUBURBAN NOISEなどイタリア国内においてもこのKINAがきっかけとなってバンドを始めた奴らがうじゃうじゃいるほど影響を与えまくったバンド! この機会にすでにリイシューされている初期音源も合わせて入荷!さらにNEGAZIONEもついに正規リイシューでアナログ化!今夜は21時にアップです。
KINA “SE HO VINTO SE HO PERSO” LP
EVERSORと並びここ日本でも抜群の知名度を持ったバンドKINAの89年の3rdアルバムがついにアナログリイシュー!まさにHUSKER DUで言う所の”NEW DAYS RISING”なわけでメロディックとして完全に開花した1枚!!!フロントの2人のヴォーカルの掛け合いとか完璧!そして哀愁なメロディーがたまらない!メロディック狂の永遠のバイブル的名作!個人的には曲によってはA.G’s的にも感じる。EVERSORの1stミニアルバムは同年89年リリースでその時はまだKINAの初期に通じるスラッシュサウンドだったんだけど、KINAがこのアルバムでメロディックに路線変更したことでEVERSORもすぐにサウンドを変えることになるんだな。そして91年2バンドでスプリットライブ音源をリリースするほど急接近してる。(O)
SUBURBAN NOISEは知る人ぞ知るバンド。KINA、EVERSORといったイタリアンメロディックバンドの先駆者に加えて、LIFETIME、SENSEFIELDなどに影響を受けたスケボー少年たちが1995年に結成。疾走感と哀愁メロディーの見事な調和が織り成すビューティフルサウンドで熱心なメロディックファンには知られていますが、なんせイタリアのバンドなので入手が大変だったのです。2009年に日本のSP Recordsが彼らの解散までの期間にリリースされた全音源集をリリースし反響を集めました。2018年に動脈瘤を患った親友であるEVERSOR/THE MILES APARTのベーシスト、マルコのリハビリを励ますために2019年再始動を決意。そしてついに完成させたのがこの8曲入りのアルバム!実は今作がSUBURBAN NOISEの1stアルバムとなるのです!彼らの真骨頂でもあるエモーショナルなメロディーを持ちなら疾走感をもつサウンドである”Our simple song”がオープニングトラックとなり、メンバーのルイージ(彼は現在EVERSORのベーシストでもある)がやっているJUNE AND THE WELL同様にREVELATIONエモを感じさせる”A Poem’s line”や”A new day”、それにやはりEVERSORやKINAといった彼らがバンド結成の決定打となった地元のバンドからの影響を随所に感じさせてくれるんだ。鍵盤もアレンジに加え大人に成長した彼らのサウンドだが、ピュアなハートはこれでもかというほどに伝わってくる感動のアルバム。(O)
SCREECHING WEASEL活動休止中にDan Vapidがやっていた号泣サッドメロディックパンクバンドSLUDGEWORTHの編集盤リイシュー、ソールドアウトになる前に再入荷果たしました!アナログは今回初、そしてCDには2曲の未発表曲がボーナスで追加です。インサートのライナーもすごいことになってます。それからMASKED INTRUDERの1stアルバムもカラー盤でアナログリイシューです。ラフメロディックパンクPOSTAGEも待望の2ndアルバム。そして、SCREECHING WEASELの”ANTHEM FOR A NEW TOMORROW”もリリース30周年を記念して、オリジナルマスターからリミックス、リマスタリングを経て、オリジナル盤と全然違う音色でリイシューされた。これ聴き比べてみると音が全然違います!
今夜はCHEERS! PUNK RADIOなんで放送終了後にアップします!お時間ありましたらラジオも聴いてみてください。
SLUDGEWORTH “LOSERS OF THE YEAR” LP/CD
お待たせしました再入荷です!これ絶対にソールドアウトしちゃうから速攻で確保しました!もうこれがリイシューされるとか最高っしょ!しかもアナログは初めてだし、CDには未発表曲ボーナスで収録とか狙いすぎっす。でも逃せないっす!SCREECHING WEASELが「BOOGADA」をリリース後の活動休止中にDanny VapidがドラマーBrianと組んだ、号泣シカゴメロディックパンクバンド!もう涙なしには聴く事が出来ないですよ。MEGA CITY FOUR, DOUGHBOYSで涙が涸れていたはずなのに、どぼどぼ出て来るんですよ涙がさ。これ、全盛期のSCREECHING WEASELに匹敵する、いや勝ち越すかもな勢いなんです。しかもNAKED RAYGUNもEFFIGIESもPEG BOYもSCREECHING WEASELも飲み込んでるんだもん。この編集盤は1stアルバムの後半に収録されていて多くの方をショック死に追いやったミクスチャーな4曲はなし。7″シングル2枚に、未発表2曲を追加してSLUDGEWORTHの神の部分のみを収録してたやつなんですよ!まじでみんなこのリイシューは嬉しいよね!(O)
MASKED INTRUDER “S/T” LP
2012年Red Scareから登場し、すぐさま注目を集めFATへ移籍してリリースし直されたのには驚きましたが、FATからリリースのカラー盤はどのカラーも1万円を超えるような現在に、今度はRed ScareがWhite Vinylでリリース10周年記念ということでリイシューです。2022年11月25日 BLACK FRIDAY 限定商品だったけど、ようやく解禁になりました。もうこの関係どうなってるんでしょうか?!でも当時はまだCDが主流だったので、激キャッチーかつ疾走感ばっちりなパワーポップパンク炸裂なこの傑作をアナログで買いなおしてはいかがでしょうか?MURDERBURGERSとも親交が深く、以前のユーロツアーではFraserがサポートでギター弾いてましたね。内容は今更説明するまでもなく、最高です!だってFATがわざわざライセンスしたくらいですからね。DESCENDENTS、WEEZER、TEENAGE BOTTLEROCKET、ERGSでピンとくる方でまだもってない方は手に入れてちょうだい!(O)
POSTAGE “LP2” LP
Dirt Cultが久々にリリースしたメロディックパンクバンドが2ndアルバムをリリース!SIGNAL LOST、MALE PATTERNS、AFTER THE FALLのメンバーがALLとLEATHERFACEみたいなサウンドがやりたいと結成したそうなんだけど、声質もあって、これはラフメロディックパンクでしょう!LEATHERFACEの影響もわかるけど、どちらかというとTILTWHEELやTIM VERSIONといったA.D.D. Recordsのバンドを彷彿させてくれる!ってことはONION FLAVORED RINGSなんかが好きな人にも受け入れられるサウンドじゃないかな。1stよりもアグレッシブなサッド感も増幅されてる!最近この手のサウンドを鳴らすバンドは少ないので貴重な存在なのは間違いないだろう。(O)
SCREECHING WEASEL “ANTHEM FOR A NEW TOMORROW (30TH ANNIVERSARY EDITION)” CD
オリジナルはLOOKOUT、一度目の再発はASIAN MAN、そしてRECESSからとリイシューされてきたSCREECHING WEASELの1993年リリースの5枚目のアルバム。リリース30周年記念ってことで今回はオリジナル録音源からリミックス、リマスタリングを経てのリイシューです。リリースはRum BarとBen運営のMononaの共同。アナログ盤はStrippedとRecessから遅れてリリース予定。このCDには、リミックス、リマスタリングされた全18曲に、”Every Night”と”Totally”のオリジナルバージョン、それから”Panic”と”Thrift Store Girl”のボーカル別テイクバージョンがボーナスで収録!オリジナルバージョンと比べると全然違う!ギターの音も全然変わってる!コーラスの感じも違う!さすがミックスをやり直してるだけはある。いやオリジナルはオリジナルの良さあるけど、この新バージョンも悪く無い!オリジナルで感じる冷たい感じもいいけど、この新バージョンの温かみもいいぞ!
この音源の当時のコメントは、この時期GREENDAYが大爆発して、このアルバムのリリース前にBEN先生がコンパイルしたコンピ「PUNK USA」では、友人であるGREENDAYのブレイクを妬む歌詞でなんとまあ人間臭さを披露してくれてました。な、もんでどんなアルバムになるかすごい楽しみにしてたの覚えてます。蓋を開けてみたらSCREECHING WEASELそのもののメロディーだけど、ショートチューンに大名曲のインスト”Talk To Me Summer”を含む作品で「WIGGLE」を軽く超える作品で「MY BRAIN HURTS」の次に人気のあるアルバムになりました。全18曲だけど本当にあっという間の時間って感じのショートチューンの連打がある。”Peter Brady”ではNOFXのFat Mikeが、”A New Tomorrow”ではJAWBREAKERのBlakeとVINDICTIVESのJoeyがゲスト参加っていううれしいサプライズもあり。個人的にもやっぱりポップパンクを求める人には「MY BRAIN HURTS」の次にこのアルバムをオススメします。未だに頻繁に聴きますね。俺の青春です。多くのポップパンクバンドがやってる「とぅなーい」のメロディーは” I’m Gonna Strangle You”からっしょ。このアルバム以降多くのポップパンクバンドもキーボードをアレンジに入れたりするようになりましたね。(O)
THE SHANG HI LOS “ACES EIGHTS & HEARTBREAKS” CD
ボストンのパワーポップバンドWATTSのDannyによる新バンドTHE SHANG HI LOSの1stアルバム。女性ボーカルを擁し60’s ガールズグループ、グラムロック、ニューウェーブ、ガレージロック、パンク、パワーポップとロックンロールの要素を詰め込んだ内容。Rum Barの正統派リリース作品といったところ。
MINERAL解散後にドラマーのGabriel、FOURTH GRADE NOTHINGのFrancis、SINCOLAのChepo、FEED LUCYというローカルエモバンドのTimが97年に結成。98年DeepElmの人気シリーズ「エモ日記」第二弾のオープニングに収録され一気に注目を集めた。余談だけど、このエモ日記第二弾にはDeepElmの柱となるAPPLESEED CAST、BRANDSTON、SEVEN STROY MOUNTAINに加えて、BUFORD、JAZZ JUNE、MIRACLE OF 86なども収録されているので是非手に入れて欲しいぞ。その彼らが翌年99年に単独第1作目とリリースしたのが今作!今回初のアナログ化はこの作品を聴き続けてきた俺にとっては最高!「エモ日記」で披露した路線の延長線上のサウンドはMINERAL、JEJUNE同様の美メロ炸裂で確実にメロディック派にも受け入れられるサウンドだろう。これブレイクするだろうなと思ったら、その通りになったのも納得だった。それに彼らはヨーロッパツアーも多くやってたことが、さらにファン層が広がった理由だろうね。なぜにこれまでアナログ化されてなかったのが不思議だった。ラストの曲がまた良いんだよなあ。(O)
POP UNKNOWN “IF ARSENIC FAILS TRY ALGEBRA” LP
「SUMMER SEASON KILLS」のリリースから10ヶ月の期間で同年99年の年末に産み落とした1stフルアルバム!このアルバムは過去にドイツのGreen Hellがアナログ化してくれてました。それから23年の時を経てまたもやドイツの30 Somethingがアナログリイシュー化するとは!ここのところ1万円を超えていたレコードだけにありがたいっすね。1stミニアルバムからの印象を覆す疾走感溢れるエモーショナルメロディックな1曲目の時点で最高。すでにこの時ビッグネームになっていたJIMMY EAT WORLD、GET UP KIDS、JEJUNE、PROMISE RINGといったバンドに引けを取らないすげーバンドだなと当時思いました。とにかく恐ろしく極上のメロディーにアレンジセンス、リズム感。あの時代を代表する作品の1つだろう。俺は今だにこのバンドの音源を23年間ずっと聴き続けてますよ。メンバーそれぞれのキャリアの結晶がこのアルバムで化学反応を起こしたと思います。ただただ素朴に良いメロディーが溢れ出てくる作品。俺の火葬の時このアルバム流してもらいたいわ(笑)(O)
RED ANIMAL WAR “BREAKING IN AN ANGEL” LP
DESCENDENTSのドキュメンタリー映画「FILMAGE」の撮影監督をやったのが、このバンドのボーカルJustinだぜ!98年結成、Deep Elm「エモ日記」第4弾(これも参加バンドえげつなかった)に収録され、01年にDeep Elmからリリースされた1stアルバムも初のアナログ化!当時、2曲目の「Anthem」で1発で持ってかれました。ブレイクを多用としたポストハードコアサウンドに、泣きのメロディーと美しいハーモニーを持ち、時折思いっきり変態的なアレンジがほんと面白くてこの人たち頭のネジが絶対にいかれちゃってるんだろうなって本当に思う複雑かつ予測不能のアレンジ力が彼らの魅力だよね!DCのような感じもあるし、SMALL BROWN BIKEのようなMidwestエモもある、けれどこのアレンジ力こそRED ANIMAL WARがDeep Elmリリースバンドの中でも埋もれなかった理由だよね!しかしギタリストのMattは全く正反対で無名のローカルポップパンクバンドもこの時期並行してやっているというすごい才能の持ち主なんだな。(O)
全てを自分たちのコントロール下に置きたいと願いDeep Elmを離れJ. Robbinsとタッグを組んで2004年にリリースされた3rdにしてラストアルバム!J. Robbinsプロデュースが絶対このバンドに合うとみんな思ってたやつ。これ地元のレーベルからのリリースだったからちょい入手困難だったよね。これもアナログリイシュー化でRED ANIMAL WARの全部のアルバムの補完完了!ストレートな曲はよりストレートに、不協和音全開なのはより変態的に、さらに実験的な曲も増えてこのアルバムを持ってこのメンバーでバンドとしてやるべきことは全て出し切った感満載のすごい音の塊。HOT WATER MUSICとJAWBOXの衝突みたいだった彼らの集大成がこのアルバム。今回のアナログリイシューはメンバーも待ち望んでいたそうで、アートワークもメンバー参加の元、新たなアートワークを決定したそうだよ。この作品逃していた人も多かったと思うので、嬉しいリイシューだよね。(O)
BROEKN HEARTS ARE BLUE “DARK WHIMSY AND SOFT SURREALISM” 2xLP
VINEで活動していたRyanとCharles、ORDINATION OF AARONのDaniel(このバンド解散後はHIDDEN CHORD)、CURRENTにOTTAWAで活動していたDerekにより結成されたミシガン州デトロイトのエモ/インディーロックバンドがまさかの16曲入りの2ndアルバムを2021年にリリース。95年から97年の僅か2年の短い活動期間の中、発表したのは1枚のアルバムのみ。入手困難だったその傑作は2018年いついにリイシュー化されましたね。それで喜んでいたところに、なんとニューアルバムが産み落とされるとは!その内容は、あのサウンドをより洗練させたようであり、個人的にはUKインディーロックのように感じる!エモ経由した染みるロックですよ!1stアルバムが好きな人はこの成長を楽しめると思う!500枚限定なので手に入るうちに手に入れましょう。お待たせしてすみませんでした!(O)
ありがたいことに1stアルバムは完売となった2018年結成のスペイン産メロディックパンクロックバンドWEAKの2ndアルバムがようやく完成!いやープレスに1年近くかかりました… 前作リリース後はヨーロッパ各地の大きなフェスへ誘われて各地でツアーをするほど嬉しい反響がありました。その自信や勢いが現れた今作は前作以上にのびのびとし感情豊かなサウンドでめちゃくちゃ良いです!全10曲どの曲にもフックがありベストな曲を選ぶのが難しいほど。これまでに多くのバンドで活動してきたメンバーですが、10代の頃にパンクロックにのめり込むきっかけとなったNOFX、LAGWAGON、NO USE FOR A NAME、GOOD RIDDANCEのようなカリフォルニアのスケートパンクをやっぱりやりたいという思いで結成されたのがこのバンド。しかし、そこにアメリカからヨーロッパに飛び火し登場したNO FUN AT ALLやSATANIC SURFERSのようなヨーロッパのフィルターが入るわけで哀愁度も加わってユーロメロディック好きな人の琴線に触れる作品に仕上がってる!圧倒的な90’s感あるサウンドですので90年代にメロコアで熱くなった方、その後の高速メロディックに夢中になった方、ただ単に哀愁メロディックを愛する方、みんなにオススメできるバンド。歌詞のいたるところに、影響を受けたバンドのアルバムのタイトルや曲名が散りばめられているので、その辺を頭に入れて歌詞に目を通していただければ、また楽しみも増えると思います。(O)
SPLIT DAITRO / RAEIN 12″
2004年にPurepainsugarとApe Must Not Kill Apeの共同でリリースされていたフランスのDAITROとイタリアのRAEINによる激情エモの名盤スプリットをWILD ANIMALS/WEAKのフォンくん運営のLa Agonía de Vivirがついにリイシュー!ようやく入荷できました。2000年代激情ハードコアシーンを代表し、現在でもその知名度にカリスマ性はダントツのDAITRO!1stアルバムリリース前の作品でより激しく泣きまくりのサウンドだからこそ、このスプリットがこれまで中古市場では根が張っていたんでしょう。一方のRAEINもこの時代の激情シーンを代表するバンド。こちらもこれぞ激情な激しくも悲哀なメロディーが絡みまくるドラマチックな展開に鳥肌が立つ!このリイシュー待ってた人多いんじゃないでしょうか。(O)