スウェーデンや日本同様にドイツのバンドも昇華するのが上手い国民性だということは皆さんもわかってらしゃるかと思いますが、こちらのエモリバイバル&メロディックなELM TREE CIRCLEは英語ということもあり聴いただけじゃドイツのバンドということがすぐにわからないと思います。2018年にアルバムをリリース予定だったんだけどこれが今もってリリースされていないのかは謎なんだけど、こちらはちゃんとリリースされた2016年の6曲入りの1stミニアルバムです。GET UP KIDSやTIGERS JAWのようなメロディック寄りのサウンドで、線の弱いボーカルが特徴的でアメリカのバンドだったら確実にRun For CoverやNo Sleepからリリースされててもおかしくないっしょなサウンドですよ。(O)
ぼくはーはだしのまーまーかけだしーてー。さあ、今日はこちらをアップです!昨日のI LIKE YOUNG GIRLのアルバムに続いてSUMMERMANのレーベルからの新作が登場
SPLIT SUMMERMAN / No edge CD
昨日のI LIKE YOUNG GIRLのアルバムに続いてSUMMERMANのレーベルからの新作が登場!こちらはメアドが夏田夏男ことSUMMERMANとGezanのレーベル十三月からアルバムをリリースしている鹿児島のNo edgeのスプリット音源!両バンドともに新曲を2曲づつ収録、SUMMERMANから始まる今作、夏男の1曲目がBUILT TO SPILLやSILVER SCOOTERしてて良いじゃないですか?この囁くようなコーラスの入れかたメンバーの顔を想像しなければすっげー気持ち良い。これまでも彼らについて言ってるように、メロディック、パワーポップを経由したインディーロックはイギリスのPYLONやスウェーデンのCHESTER COPPERPOTファンは確実に気にいると思うし、今作はSUPERCHUNKといったエモというジャンルが生まれる前からエモいサウンドをやっていたバンドが好きな人はツボに入る音をやっているよ!リリース毎にサウンドスケープがしっかりしてきてますね。余談ですが中澤さんの部屋はタバコくさすぎて数分しかいられません(笑)そして、続くNo edge。今作で初めて聴きました。こちらは日本語詩によるSUMMERMANをよりインディーロックにしたような感じがして、確かにブッチャーズが引き合いに出されるのも納得だと思った。これはぴったりと2バンドの空気が合っているスプリットなんだなと思えた。corner kick recordsとの共同リリースでございます。(O)
えーSUMMERMANがレーベル始めたの?自分たち以外のバンドをリリースする第一弾となるのがサッドメロディックギターバンドI LIKE YOUNG GIRLの8曲入りの1stアルバム。これが1曲目からSUMMERMANと同列のサウンドで、メロディーを前面に出しスピードに頼らずサッドな哀愁を奏でるサウンドで最高。真っ先に浮かんだのはHer Spectacles、イギリスのCHOPPERの解散後のPYLON、それにCHESTER COPPERPOTといったバンド。もちろんshipyardsにも通じるところあるし、ギターのおかずはDINOSAUR Jr.とかも感じさせる。エモじゃなくてこれはメロディック!わかる?ひたむきで繊細で必死な思いが伝わる感じ。5曲目はCOMBOY〜THE LAST LAST ONEを思わせてくれてニンマリしました。うわっ、そのあとにBUILT TO SPILLの大名曲”Car”のカバーやってんじゃんか。これはこれですげー良いぞ!やばいこのバンド、すぐにライブ観に行かないと!(O)
同時リリースのはずのSUMMERMANとNo edgeのスプリットは届き次第販売開始します(笑)
ほんと、このバンドに出会ったのカエルのアートワークでおなじみの2ndアルバム。その後、確かグングンか誰かに1stアルバムを聞かせてもらって、これってありなの?と話したのを記憶してる。だってRAMONESまんまに聞こえたんだもん(笑)で、人づてに何やらドイツのレコ屋にはRAMONE PUNKというコーナーがあるらしいぞ。ということで、その周辺を掘っていたら、HAIRIKOTの1stアルバムにも出会ったんだった。当時はHAIRIKOTもKLAMYDIAもドイツのバンドだと思ってた少年の僕でした… 余談はさておき、このニューアルバム、再生ボタンを押してワクワクしてたらヴィヴァルディの四季から始まる1曲目に金縛りにあいました(爆)しかし、3曲目にピアノを導入したミドルテンポの曲これがクソ名曲!まさに、23年間しっかりと円熟味を寝かせていたわけですよ!これ、歌詞もホント深い。いいよいいよ、こういう歳の取り方。そう思わせてくれます。現代的な曲もあったりとただただ眠っていたわけではないベテランの底力を感じる。KarstenはTHE FLATULINEESもやってたりもするんで当然っちゃ当然か。あと、メガネがサングラスになってるのにニヤケさせられた。ただし「In Tits We Trust(おっぱいに誓って)」というタイトルの曲とその次の曲ではあえぎ声を入れた曲あるんだけど、これはRICHIESのカラーじゃないからやめた方がいいだろう…(O)
LOST LYRICS “ROTZLOFFEL” CD
一度聴いたら忘れられない特徴的なボーカルに牧歌的でいてどこか懐かしくなる民謡のような母国語メロディーで日本でも周知されるCHEERS!PUNKなドイツのLOST LYRICS、96年リリースの3rdアルバム20曲入り。1stが大名盤ということで知られているんだけど、中期の作品ではメロディック色が強くなって、そこにドイツならではの合唱コーラスもあってポップパンクバンドとしてかなり良いんですよ。E-TYPES!とかTHE SHOUT!とかMEGA CITY 4とか感じさせるリフとかも潜んでいたりしてね、やっぱりドイツのバンドはアメリカとイギリスのバンドをたくさん聴いて学習してるのがわかる!4曲目とかたまんないだろが!(O)
すでに廃盤と思われていたユーロメロディック/ポップパンク名盤の在庫があったよ!ドイツのWIZOの1stアルバムと2ndアルバムを収録したCD。後にFATと契約したりHI-STANDARDとスプリット出したりしたのは、初期のアホさ満開のサウンドを知っていた人にとっては驚きだったよね。でも、FATとはあっさり契約を切られちゃったんだけど(笑)12曲目以降の1stアルバム収録曲がもう最高なんだよ!スウェーデンのメロディックバンドに通じるいかにもヨーロッパなサウンドが好きな人はツボに入りまくるでしょう。完全ラモーンポップパンクの”I Want You To Be Ma Girl”とかもむちゃくちゃ好物。これDUDOOS好きな人も好きでしょ?!多分FAT以降の聴きやすい彼らが好きな人はダメだろうけどね。やっぱ母国語だし、ギターのフレーズもTOY DOLLSっぽくて日本人好みだと思う。(O)
こちらも再入荷!
NOT ON TOUR “BAD HABITS” CD NOT ON TOUR “ALL THIS TIME” CD RICHIES “PET SUMMER” CD
いや、内容最高だよ。でも5年前の音源なのに1万円とかで中古が取引されてるという状況が続いていたMARIETTAの2ndアルバムがようやくリイシューです。ためらっていた方、お待たせしましたね!全11曲収録で、もうくっそこのくっそという感じで、1曲目からすっげーです。しかもシングルとはかぶりなしで嬉しい限り。これはエモリバイバルバンドの中でもメロディー重視の方にとってはたまらない作品でしょう。何故にこのバンドをCYLSやTOPSHELFがリリースしないのかわかりません。こないだリリースしたfalls気に入ってくれたメロディック派の人もチェックしてみてください。ALGERNON CADWALLADER、SNOWING、INTO IT. OVER IT.好きならばマスト!もうコメント必要なし!そうなんだよ、俺がエモリバイバルバンドにもとめてるのは、こういう直球のやつなんだよね。だからI LOVE YOUR STYLEと同じ方向なのでメロディックな人もマストです!オレンジはレーベル直販オンリーのカラーバイナルを、例のごとく極少数だけ卸してもらったやつです。(O)
MYSTERY LANGUAGE “YOU WILL BE WELL” LP
NO OMEGA、CARELESS、TIME TO HELLといったスウェーデン、ストックホルムのハードコア畑出身のメンバーが女性ボーカルを誘い結成されたインディーロックバンドMYSTERY LANGUAGEの10曲入りアルバム!1曲目を聴く限るまたよくありがちなエモ経由のシューゲイズバンドかと思いきや、2曲目以降がむちゃくちゃ良いじゃないか!50’sポップを轟音ギターでやってるような無茶苦茶ポップでありながらもクールなサウンド!当然ながら轟音とクリアートーンの使い分けなどシューゲイズなのは間違いないんだけど、同郷のWESTKUST同様、アノラック/ギターポップ、メロディック好きな人もハマると思うよ!曲によってはSMITHSの亡霊も見え隠れしてて、やっぱスウェーデン人の音の吸収の仕方ってすげー上手だよなとまたまた思わされるアルバム。こういうバンドに胸熱くしないなんて、あれだけいたレコード巡りしてたインディーロック好きの人たちは一体どこに行ったんだ?!(O)
あのWIPE OUT SKATERSともスプリットをリリースしているスペインマヨルカ島の母国語クロスオーバーハードコアバンドCEREBROS EXPRIMIDOSが96年Munster Recordsからリリースした16曲入り3rdアルバムもデッドストックありました。当時、スペインのサンプラーとかでこのバンドを知った方も多いのではないでしょうか?クロスオーバーと書くとスルーしてしまう人がいると思うけど、Munsterがリリースしてるだけあってロックンロール要素が濃くて、そこにストップ&ゴーのドタバタな展開を加えた感じなんですよ。このアルバムは当時のメロコアに触発されたのは間違い無く、これまでの作品よりもスピードも上がってポップな仕上がりになってるんですよ!で、これ「S & M Airlines」の頃のNOFX彷彿させてくれるんだよね。ギターのJuanmiさんはまだ現役でG.L.O.W、REDNECK ZOMBIES、LOS TURKOS、CANNIBALESと色々なバンドをやっていて、最近ではMOSTROSもやっていた。とにかく、聴きやすくて痛快なサウンドなんでスペイン語のメロディックなバンド好きな人もこのバンドオススメですよ。(O)
EXPLODING WHITE MICE “WE WALK ALONE” CD
HARD-ONSにも影響を与えた83年から活動するオージーPUNKのデッドストックだよ!94年リリースの4thアルバムにしてラストアルバムで最もダナミックかつ分厚いサウンドを聞かせてくれるアルバム。このアルバムリリースの90年代前半、HARD-ONS、MEANIESとともにオーストラリアのRAMONESパンクシーンを盛り上げていたベテラン。ヨーロッパツアーも行ってて人気も高かったな。でもこのバンド推してたの日本ではBanhomesくらいじゃなかったかな。2曲目の”51st State”から今で言うところのRAMONESCOREが炸裂してまっせ!ほんと、2〜4曲目の3曲の並びがすげー良いんだわ。他にも良い曲色々とあるよ。このアルバムをスペインではBEATNIK TERMITES、MODEL ROCKETS、CHIXDIGGIT、McRACKINSをリリースしてるRock & Roll Inc.がリリースしてんだよ。3コードポップパンク好きな人でまだ聞いたことのない人は絶対聴いて!(O)
BUGLITE “LOVE AND OTHER SORROWS” CD DRAPES “SILENT WAR…” CD FUNBOX “V XXIII” CD HORACE PINKER “BURN TEMPE TO THE GROUND” CD HYBRID CHILDREN “HONEYMOON IN BABYLON” CD JET BUMPERS “IT´S A SEXY BURNOUT… Plus The Coolest Shit So Far” CD LOS MAS TURBADOS “RECUERDOS DE LACTANCIA” CD MEDFIELD, MA “JOURNAL ENTRIES” CD NANCY VANDAL “DEBRIEFING ROOM” CD NUTSHELL “45 R.P.M.” CD ONE GOOD EYE “LET GO MY E.G.O.” CD PEP RALLY “DEADLINE” CD RUMBLE “RAPED KILLED & LEFT FOR THE BUZZARDS” CD
いやっほー!ついに活動再開した90年代のフロリダメロディックパンクバンドSLAP OF REALITYが96年の2ndアルバム以来となるニューシングルをリリースですぜ!あわせてSLAP OF REALITY、BALANCEのメンバーによるTHE SOPHOMORE EFFORTの新品デッドストックも再入荷をアップですよ。
SLAP OF REALITY “Gaslight” 7″
ヨーロッパや南米ツアーもして、気合を入れてリリースした2ndアルバムだったけど、リリースしてすぐにイタリアの半メジャーレーベルRuntの閉鎖に伴い一気にモチベーションが下がってしまい解散と言うことになってしまったわけなんですが、最近の再評価に後押しされる形で再びメンバーが集まり再結成を果たし、その勢いのままシングルを製作してくれましたよ。リリースはAGAINST ALL AUTHORITY(懐かしい!)のJoeが運営するA Jam Records。もう、これはSLAP OF REALITYとしかいいようのない曲でホント嬉しい!SAMIAM、DOUGHBOYS、GAMEFACEの1stアルバム、SHADES APART、SLEEPERといったエモーショナルな哀愁メロディック好きな人にはどストライクなバンドですからね。とくにこのシングル収録の”Never Far”最高すぎる!いや、POHGOHのリリースで繋がりましたよ。そして現在制作中の待望のニューアルバムは嬉しいことにバンドから逆指名をいただきリリース決定してますのでお楽しみに!(O)
THE SOPHOMORE EFFORT “STORIES PICTURES WORDS” CD
奇跡の再入荷!SLAP OF REALITY、BALANCEのメンバーによる音はそのままのバンドの13曲入りの唯一の音源でございます。