SPLIT MARTHA / BENNY THE JET RODRIGUEZ 7″+mp3 今や人気ものになった泣き泣きのイギリス産ポップ/メロディックパンクバンドMARTHA待望の新作は、アルバムもかなり良かったRECESS総帥兼TOYS THAT KILL、FYPその他諸々のTODDも在籍の女性ボーカルポップパンクBENNY THE JET RODRIGUEZとのスプリットですぜ!これガールボーカルポップパンク/ギターポップ好きな人はビビっとくる組み合わせですよね。 このMARTHAとんでもないことやってのけてます!収録曲の1曲はUMEAパンクを世界規模のちメイドにしたMASSHYSTERIの”DOM KAN INTE HORA MUSIKEN”のカバーやっちゃってます。原曲はかなりの緊張感をもった哀歌だったんですが、MARTHAの手にかかると軽快になっていてアノラックバージョンって感じに仕上がってるんですよ!これがフィンランドのオブスキュアギターポップバンド が真っ先に頭に浮かびました。さらにオリジナルの”The Historian”も60’sソウルやジャングリーポップからの影響の見えるこちらも軽快なギターポップチューンで最高! そしてBENNY THE JET RODRIGUEZはアルバムもそうだったけど、ほんと90年代のギターポップを感じさせるポップパンクでやっぱりCARS CAN BE BLUEといったガールポップパンク好きな人は気に入ってもらえるでしょう。2曲目の”Wish You Were Beer”なんてDISCOUNT、SARGE、BUSY TOBY、WOLFIEといった90年代のバンド好きだった方には聴いてもらいたい!(O)
ALL DOGS “KICKING EVERY DAY” LP+mp3 コロンバスとフィラデルフィアのガールインディーロックALL DOGSの1stフルアルバムがようやくリリースされました。そして今作はSALINASにしては珍しくダウンロードコード付きです。女の子ボーカルによるハーモニーに歪んだギターはなファズポップはSWEARIN’、P.S. ELIOT、LITTLE LUNGS好きな人にこれまでオススメしてきましたがLEMURIA、SUPERCHUNK、POHGOH、HOP ALONGにYO LA TENGO好きな人もぜひ聴いてください!メンバーの Marynはソロ・プロジェクトYOWLERもやってるようです。透き通るようでいて力強い歌声に爽やかなメロディーはホントに染みわたるよ。けれど今作メロディックの人もチェックしたほうがいいんだな。というのも唯一の疾走ナンバー”FLOWERS”がもろに突き抜ける90’sメロディックギターチューンでビビったわ!この曲のためにも90’sメロディックファンはチェックですよ、ほんとに!下のリンクの全曲ストリーミングで6曲目でかい音で聴いてみて。(O)
HEY HALLWAYS “ABSENCE MAKES THE HEART FORGET” 12″ こちらもSALINASのニューリリース!自主でカセットオンリーでリリースされていたものをSALINASが気に入ってアナログ化したようです。しかし、これアナログ化MAJIでありがとうな内容!サンフランシスコの90年代の匂いも感じさせるメロディック/パワーポップバンドだぜ!これまでにうちでプッシュしてきた同じくSALINAS所属のガールメロディックJOYRIDE!のJasonがやっている別バンドでこれがここ最近USで増えている轟音ガレージパンクバンドにも通じるんです。ローファイ録音でバーストするファズギターにキャッチーで哀愁を感じさせるメロディーはMARKED MENのJEFF BURKE関連バンド、DIARRHEA PLANET、さらに90年代のHUFFY、FLUF、初期FURTHERといったノイジーなギターをかき鳴らすメロディックサウンドを蘇らせる。曲もシンプルに短くしてるところもバッチリです!(O)
PAT THE BUNNY “PROBABLY NOTHING, POSSIBLY EVERYTHING” LP PLAN-IT-X久々の新作はアリゾナの砂漠地帯のPAT THE BUNNYの10曲入りアルバム。砂漠の中を武器を持ちモールを目指し歩く風刺的なアートワークがPLAN-IT-Xのリリースを感じさせますね。まさにPLAN-IT-Xなフォークパンクですが、今作はヘロヘロではなくかなりパンク的な力強さを感じさせます。と同時に枯節も持ちあわせてるのがいいですね。怒りと同時に失望を感じさせる歌詞も共感もてます。FIFTEENのJEFFメロディー好きな人は俺と同じようにこのアルバムかなり気にいるんじゃないかなと思う。(O)
UNDERGROUND RAILROAD TO CANDYLAND “THE PEOPLE ARE HOME” LP+mp3 BENNY THE JET RODRIGUEZ同様、RECESS総帥兼TOYS THAT KILL、FYPその他諸々のTODDが作曲を手がけるローファイ・ジャングリー・ポップパンクUNDERGROUND RAILROAD TO CANDYLANDの久々のニューアルバム登場!いやー1曲目から思いっきり後期FYP、TOYS THAT KILLなToddメロディーがたまらんしょぼポップパンクです。ジャングリーなギターにガレージ感覚も相変わらず冴えてます。そしてある意味投げっぱなしなメロディーにもニンマリさせられますね。これはずるい。FYPのポップパンクナンバー好きな人でこのバンド気に入らない人はいないだろうよ。日々を生きる活力をくれる一枚!(O)
UNWED “RAISE THE KIDS” LP+mp3/CD HOT WATER MUSICのJason Black、BAD TRIP〜MIND OVER MATTER〜ERROR TYPE: 11のArthur Shepherd、後期SMALL BROWN BIKEのJeff Gentsterblumによる女性ボーカル要するオルタナ/インディーロックバンドUNWEDがNO IDEAからの1stシングルに続き10曲入りのデビューアルバムを6131からリリース。そしてボーカルのNeltieさんはHOT WATER MUSICのツアーマネージャーだったそうな。聴いてもらえれば元々のそれぞれのバンドのサウンドを感じられると思います。SMALL BROWN BIKEに関しては後期のサウンドね。そこにREVELATIONエモなグルーヴがオルタナ感を加えたようなサウンドという印象を受けました。むちゃくちゃ好きだという人とがっかりしたという人という風にこのバンドへの意見は真っ二つに分かれてます。まあかなりメジャー感なスケールあるからね。メジャー行きそうな感じです。(O)
こちらも再入荷完了! ALL DOGS “S/T” 7″ ANTARCTIGO VESPUCCI “I’M SO TETHERED” 7″ BEACH SLANG “CHEAP THRILLS ON A DEAD END STREET” 7″ DOG PARTY “LOST CONTROL” CD DOG PARTY “Vol. 4” CD EXPLODING HEARTS “GUITAR ROMANCE” LP EXPLODING HEARTS “SHATTERED” LP HURRY “EVERYTHING/NOTHING” LP+mp3 MEAN JEANS “ARE YOU SERIOUS” CD MEAN JEANS “ON MARS” CD MEAN JEANS “SINGLES” LP P.S. ELIOT “SADIE” LP RADIOACTIVITY “SILENT KILL” LP RVIVR “BICKER AND BREATHE” 12″ SCREECHING WEASEL “BABY FAT ACT 1” CD SHALLOW CUTS “STORM WATCH” 7″ SHARKPACT “RUN” LP SPRAYNARD “FUNTITLED” CD SPRAYNARD “FUNTITLED” LP SUGAR STEMS “ONLY COME OUT AT NIGHT” LP SWEET BABY “IT’S A GIRL -25th ANNIVERSARY EDITION-” LP
KURT BAKER COMBO “MOY MOLA LIVE!” LP 2014年6月にKURT BAKER COMBOとしてライブ録音で制作された11曲入りアルバム。こちら限定300枚でイタリアのGHOST HIGHWAYからリリースされたんですけど運良く限定100枚のカラー盤入荷です。これライブっぽくやってるけどコーラスや楽器のバランスしっかりやられてるんでライブ風アルバムかと思われます。だもんで、疾走感もありで相当ゴキゲンな感じですよ。KURT BAKERのオリジナルと遜色ない感じでTHE BEATLESの”CRY FOR A SHADOW”(CRY FOR A CARAJILLOに改名してる)、THE SEARCHERSの”LOVE POTION #9″、THE REMAINSの”DON’T LOOK BACK”、TEQUILA!の”DIME QUE ME QUIERES”、それにKURT BAKERがバックバンドもつとめるKIP BROWNの”AORTA BABY”といったオブスキュアなカバーなどなど彼が色々と掘ってるのがわかりますね。ライブ盤に抵抗ある方もリンク先のBandcamp聴いてこの品質確かめてくださいな。(O)
MONO IN STEREO “LONG FOR YESTERDAY” LP アナログ盤も遅れて登場です。CONNECTION、KURT BAKERのリリースでお馴染みのUSのRUM BAR RECORDSが自信をもって世に送り出すパワーポップパンクバンドの新星・MONO IN STEREOの12曲入りデビューアルバム!THE CONNECTION及びKURT BAKER BANDのKRIS “Fingers” RODGERSがキーボードとして前面参加しています。そしてプロデュースはSCREECHING WEASELのJustin Perkinsという布陣で臨んだ今アルバムはパンク経由後のロックンロールアルバム!多くの良質のバンドを育んだイリノイ州ロックフォード出身で一部の90’sポップパンクファンには知られているミッドウェスタン・ポップパンクバンドMULLIGAN STUのメンバーが結成したバンドです。(O)
DIRECT HIT! “MORE OF THE SAME” CD / LP 2ndアルバム「BRAINLESS GOD」で今や全米中から注目を集めるまでの存在に成長した合唱メロディック/ポップパンクDIRECT HIT!の新作登場!こちらはこれまでリリースされたスプリット7″やデジタルオンリーの楽曲の中からライブで今でもやっている曲を再録しなおした編集盤でございます。これがライブを重ねて練られてきたコーラスワークを搭載してるんですっげー迫力出てます。もう完全フル合唱スタイルに掛け合いとテンションマックスで飲んでライブ見てたらすっげー危険な事になりそうな感じですよ。IRON CHIC的でもあるし、SNUFFの”MARTIN”や”WHATEVER HAPPENED TO THE LIKELY LADS”的でもあるしでむちゃくちゃ盛り上がることまちがいなしな感じなんですよ。これ聴いてもらえば何故にこのバンドが3コードポップパンクファンから、DILLINGER 4ライクなラフメロディックパンクファン、イーストコーストな哀愁メロディック好きな人にまで受け入れられてるのがわかると思います!シングル全てもらっていてもこのバージョンを聴き直すべきだよ!ちなみにスプリット7″はこれまでにMIXTAPES、JETTY BOYS、TIT PATROL、HAVERCHUCKS、BRAVER、PRICEDUIFKESとのが出てますが、ほぼ全作ソールドアウトなんでそれもあっての再録でのこのリリースでしょう!ニューアルバムと言っても良い仕上がりですよ。(O)
MASKED INTRUDER “INCRIMINATING EVIDENCE: 2011 DEMOS” 7″ これまではライブ会場限定CDRかデジタルリリースのみだったMASKED INTRUDERの1stデモ4曲が2015 RECORD STORE DAY限定で7″化されていたのがようやく流通開始になりました。なくなり次第ソールドアウトなんでフィジカルで手に入れたい方は急いでください!内容はMASKED INTRUDER初の音源だけど、激キャッチーかつ疾走感ばっちりなポップパンク炸裂してて、この音源で一気に注目され現在FATからリリースしている彼らに繋がってるんだから悪いわけないじゃないですか?!キラー単弦リフで幕を開ける1曲目の”HOW DO I GET TO YOU?”から彼らのファンの中でも大人気であるGREEN DAYスタイルの”I FOUGHT THE LAW”も収録されてます。ラストの甘酸っぱい”I’M IN (UNREQUITED) LOVE”まで素晴らしい。ってかこれ3コードポップパンク好きな人はマジでマストでしょう。一家に一枚スタイルですよ。(O)
ELWAY “BETTER WHENEVER” CD コロラド出身なのにシカゴメロディックのような哀愁枯節メロディーを持つELWAYの3rdアルバムが10曲入りでRED SCAREからリリース。絶対前作の仕上がりだったらFATとかが契約に走るんじゃないかと思ったけど移籍なしでしたか。今回オープニングからぐっと渋くなってきてパワーポップ、オルタナ・カントリーといったいかにも大陸らしいスケールのでかいサウンドに成熟してますね。これまでの勢いで押していた哀愁メロディックサウンドから中期SAMIAMも感じさせるエモい哀愁を手に入れたようです。曲によってはあれこれJAWBREAKERじゃねぇかな疑惑の曲もあり(笑)しかしその曲がかっこいいんだな。4です4。HUSKER DUやREPLACEMENTSに影響を受けた90’sメロディックギターバンドバンド周辺が好きな人はこれ聴いてみてくださいって!(O)
※ニューアートワーク 2010年結成、DRIFTAGEやFRAGMENTSを母体として四国を中心に活動する男女混声メロディックパンクバンドTURNCOAT。これまでに2枚のアルバムを自主でリリースし、すでにUSツアーも行っている彼らですが今作の突き抜け具合は半端ないことになっています。八王子のmostoffか ら5/23に限定300本のカセットでリリースされるも速攻でソールドアウトになったこの音源をこのまま廃盤にしてしまうのは問題です。ってかカセットですでに聴いてくれていたらもったいないなって思ってくれるでしょ。ということでメンバー、mostoffとも話し合い急遽WATERSLIDEからCD盤で再リリース決定!offseason同様mostoffとの共同リリースって形で再登場ってことです。四国といえばこれまでにも多くの良質なバンドを算出しておりますがこのTURNCOATも本当に素晴らしい。SNUFFY SMILE以降の日本のメロディックパンクサウンドを継承しつつもオルタナサウンドを吸収したJAWBREAKERを彷彿させるパンク経由の姿がここには あるんです。哀愁漂うサッドメロディックを好きな人は絶対に好きなはずです!さらに現在進行形エモリバイバルサウンドを聴いている人のアンテナにも絶対に引っかかる音なんですよ。初期LEMURIAやSUPERCHUNKを彷彿させるメロディック寄りのサウンドを男女混声ボーカルでやってるってイメージしてもらうといいと思います。4曲目の”Take back the secret”はガールボーカルロックファン絶対落ちると思います。多大な影響を受けたであろうJAWBREAKERの”Want”のカバーもハマってます!もっと多くの人にこのバンド聴いてもらいたい!
PETER BLACK “CLEARLY YOU DIDN’T LIKE THE SHOW” CD
HARD-ONSのメインソングライターPETER BLACKによるソロでの4枚目となるニューアルバムがBOSS TUNEAGEから登場。そしてこのアルバムリリースに合わせ8/26から10/11までの長期間単独でヨーロッパ・ツアーに旅立ちます。1曲目の「History Jack」の時点でHARD-ONSのパワーポップパンクチューンをアコギでやってるだけなHARD-ONSファンにんまりな展開!昨年のHARD- ONS日本ツアーの時に今作のレコーディングを始めることを聴き、さらにポップなメロディー主体の美しいウタをやりたいと語っていましたがまさにその通りのアルバムに仕上げれらています。BLACKIEがその歌声に惚れ込み頼み込み参加してもらった女性シンガーによる「My Best Means A Lot To Me」は本当に美しい曲。このアルバム全曲をバンド編成でライブを見てみたいものです。
GEOFFREY OI!COTT “STICKY WICKETS” CD/LP+CD
いきなりEddie Cochranの「Summertime Blues」のリフから始まる1曲目の「BAIL JUMPERS」から80’s OiパンクリバイバルバンドGEOFFREY OI!COTTワールド第三弾は幕を開ける!これまでBOSS TUNEAGEの変名レーベルXFISTからアルバム2枚とシングルをリリースしてきましたが今作はBOSS TUNEAGE名義からドロップ!ここ日本では知名度は低いものの英国内では国営放送BBCへの出演やメジャー音楽雑誌MIRROR、NME、ガーディアン誌で特集を組まれたりと注目のバンド待望のニューアルバム。今作は10曲中6曲がクリケッツについて、残りの4曲はダーツとロビンフッドの関係についてと相変わらずです(爆)80’s UK Oi/スキンズへの愛満ち溢れるパンクロック唱歌が再び燃焼!