HARD-ONSやっぱ凄い。世界中飛び回って現役を続けるバンドなだけあって、知らない新曲ですら勝手に身体が動く。やっぱり音楽は世界(つうか世界観ね!)を変える。ももクロ同様(笑)。次のツアーはWATERSLIDEで企画して平日都内なんて勿体ないツアーにはしたくないですね!オニやん社長!往年のファンの熱心さもさることながら、若い世代へもこの情熱を伝えるべき音がHARD-ONSには詰まっている。しかし昨日は仙台からひょっこりこんにちは!な人や高円寺酒漬けサバイバーとの“レーベルとは?”や、往年のメロディッカー達との久々の会話は面白かった。一番の衝撃は鶯谷を盛り上げていらっしゃる年配者が、『最近何聴いてんすか?』『乃木坂だよ乃木坂。』『あー乃木坂すか・・・乃木坂!?』(笑)。ここで負けじとモノノフっす俺!とアピールも『ももクロねー』と鼻であしらわれる(笑)。時代はアイドルへの情熱だ(爆)。検索ばっかじゃ本質を見失うって事もあるってっことさ。
TERVEET KADET “AARETON JOULU” 7″
フィンコアの再発と言えばドイツのHOHNIEの特許!みたいな感じでしたが、ここ最近メタルのレーベルとして知られていたSVARTの80年代リイ シューが目につく!まぁ同郷フィンランドのレーベルってことでありっちゃありなんですが、TKOみたいに何でもかんでもなのは個人的には好かん(笑)。そ の分1枚のリリースへの拘りと愛情が薄れるからな。まぁそんなどうでもいい俺の感想はほっぽらかしてここからはハードコア温故知新。82年にPOKOからリリースされ89年にHILJAISET LEVYTからリイシュー。そして今回2度目の再発となって名盤がカムバック!2度目と言うことで仕様を豪華にしたのか?写真や当時のZINEに載ったレ ビュー等を網羅したしっかりした作りのブックレット、ゲートフォールド仕様と単品の作品としても買い!MAXIMUMでかなり昔80年代のフィンコの記事 を投稿して奴もこのTERVEET KADETの7″は墓まで持って行くと公言してたっけ。彼等のリリースの中でも一番強烈なインパクトを放つジャケ(笑)。LAMAは70’sパンクとハー ドコアの架け橋になったけど(RATTUSも70’sスタイルからスタート)、TARVEET KADETは初めっからハードコアでスタートした初期フィンコアシーンのドン!バンドのルックスやサウンドの狂気さではKAAOSに勝る部分はないがフィンコア・オリジネーターのアイコンとしてこのバンドは偉大だ。『WELCOME TO 1984』に提供した”OUTO MAA”はオープニング曲でもありフィンランドの凄さは世界中に発信した曲!DISCHARGEを加速させたサウンドは今聴いても身震いする!他のバンド よりプロダクションが良いのか?バンド全体の音、各パートの音の抜けが良くいい意味で粗さが目立たないのもこのバンドの特徴だ。過去に縋ってるじゃなくて、そこから ヒントを得て自ら昇華する事の素晴らしを今一度噛みしめるべき時代ではないだろうか。音源の良さってのは手に取り、プレイヤーに置いてこそ本物を味わえる 醍醐味なのだ。
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