ついに2015年に一時的な復活ツアーを行った際にアナログ限定300枚でリリースされた編集盤がついにCD 2枚組で登場。内容は以前CD3枚組でリリースされたボックスセットと似てるんだけど、ボックスセットの時に収録されていたアルバム”SHIT OUT OF LUCK”のオリジナルとリミックスが外されて、”Live Stuff Jam Room”12曲、NOTHING COOLとのスプリット6曲、Green Bay SessionsとJam Room Demos、”I Lost My Marbles” 7″全曲に、今作にはCDボックスセットには収録されなかった”Lillington High” 7″全曲が収録されてます。しかも”I Lost My Marbles”はリマスタじゃなくて、リミックスなんで音質が生まれ変わってます。もうこれだけでもLILLINGTONSファンはマストな価値があるんだけど、もうこのアートワークときたらLILLINGTONS好きじゃなくても手に入れるコレクターがいるんですよね。そう、もうこのアートワークでお分かりかと思いますがDESCENDENTS/ALL、STUPIDS、でおなじみのCHRIS CHERYでっす!内容は説明不要。LILLINGTONSの初期音源はポップパンクの神曲のオンパレードですね。TEENAGE BOTTLEROCKETSよりもやっぱりLILLINGTONSが好きです!SCREECHING WEASELやQUEERSのがんばりで盛り上がった第一次POP PUNKブーム世代に登場し知名度が上がってきたと思ったら、空前のエモ人気によりポップパンク界自体全く注目されなくなってしまって、ブームに乗り切れなかった天才。時は経て、昨今のポップパンクの見直しにより活動時期よりも大注目を浴び、加入したはずのTEENAGE BOTTLEROCKETを、あれよあれよという間に今やUSポップパンク界の中心となって背負って立つことになったKODYさんでございます。(O)
2020年にSBAMとシカゴのProRawk Recordsの協働によりリリースされ速攻でソールドアウトしたTHE QUEERSとDOLLYROTSのドラマーRikki嬢在籍のTHE TWO TENSとのスプリットをClearviewがリイシュー!両バンド2曲づつ収録ですが、QUEERSはやっぱり既発曲あり。しかし、THE TWO TENSの1曲目が思いっきりビーチポップパンクしてて最高!まあ、これジャケだけでみんな手に入れると思うけどね。(O)
SPLIT THE QUEERS / THE JASONS 10″
こちらは2020年にシカゴのProRawkとカナダのPunk & Disorderlyからリリースされた現在人気沸騰中のホラーパンクバンドTHE JASONSとのスプリットのリイシュー。両バンドともに4曲づつ収録なんだけど、うん、QUEERSは安定の既発曲(爆)全曲「Back To The Basement」からというなんだかななやつ(苦笑)JASONSも既発曲だけど4曲のうち3曲は初のアナログでのリリース。なんだかんだ文句を言ったところでJASONSとこのようなアートワークでコラボまでされたらスルーできねーっつうの!(O)
SCREECHING WEASEL “THE AWFUL DISCLOSURES OF SCREECHING WEASEL” LP
※1stプレスのカラービニール各色ありますよ。
WEASELが前作から2年という異例の速さで早くもニューアルバムをリリース!アナログ盤お待たせしました。前作でようやく吹っ切れたのか、完全復活を遂げましたが今作も前作以上に勢いのある14曲を収録。今作でもバックを務めるのはギターにNIGHT BIRDS/HUNCHBACK/WORRIERSのMike、ベースにBIG IN JAPANのZach、OLD GLORYのPierre、それから2本目のギターとしてALL-AMERICAN REJECT、そしてBEN WEASEL AND HIS IRON STRING QUARTETにも参加していたMike Kennertyが追加されてます。Benがギター弾けばいいのに。そうそう、今作でキーボードを弾いてるのがJoe Fosterなんだけど、これってBenの関係者なのかな?内容は、個人的にはBenの声だけであがりますが、Ben Weaselのソロプロジェクトの延長線上なロックンロールにメロディックの要素もある彼の世界観が炸裂してて前作よりもメロディーにフックがある、特にサビ!それからRIVERDALES寄りも曲もあったりと彼のこれまでの歴史が詰まった内容。前作が気に入ってくれた人なら今作もまた楽しめる内容なのは間違いない。ってか前作よりもパンチの効いた曲が増えてる。それに単弦リフも増えてるしね。個人的にはBenの作る音楽は評価甘くなるんだけど、大好きな曲がこのアルバムでもある。とくにミドルの曲はむちゃくちゃ良いぞ!中盤以降良い曲を畳み掛けてくる。まじでそろそろライブみたいっすわ。誰かお金持ちに人呼んで、ドライバーも通訳やるんで。(O)
KUNG FU MONKEYS “SCHOOL’S OUT, SURF’S UP, LET’S FALL IN LOVE!” LP
いやっほい!祝アナログ化!超CUTE SURF POP PUNK TRIOが2000年にMutant Popからリリースした唯一のアルバムが、BEATNIK TERMITESの1st 12″のリイシューで一躍時のレーベルとなったイタリアのHey Syburiaがまたまたグッジョブ!このアルバムはキラメキ度もたっぷりのサウンドで、BUBBLEGUM POP PUNK、ANORAKファンにもオススメです。ってか当時ギタポ好きの間でも人気あったよね。男なんだけど、まるで女の子のような声なんでガールポップファンにも大人気!ってかメンバー男しかいないって友達に言われるまで女の子メンバーのいバンドだと勝手に思ってた!QUEERS、DIRT BIKE ANNIE、初期CUB、BARRACUDAS、NIKKI & THE CORVETTS、JUNIOR VARSITYファンにまで絶対のオススメ!ってか90’sポップパンククラシック!一家に一枚!まじでアナログ化あざっす!(O)
THE UNLOVABLES “CRUSH, BOYFRIEND, HEARTBREAK” LP
みんな大好きガールポップパンクバンドUNLOVABLESの2005年リリースの超絶名盤の1stアルバムも初アナログ化!こちらも、まじでアナログ化あざっす!BEATNIK TERMITESの1st 12″のリイシューで一躍時のレーベルとなったイタリアのHey Syburiaがまたまたグッジョブ!この作品でハリーさん全世界のポップパンクファンの妄想をかき立てましたよね。なんたって声が可愛くもセクシー、それに楽曲も凄まじく良い!DIRT BIKE ANNIE的なアップテンポなポップパンクが最高ですよ。3コードポップパンク好きもガールポップパンク好きもみんなお気に入りのバンド。コーラスも完璧だしね!いやーハリーさんも若いし、Mikeey Ergのこの頃のナード感も半端ねー(爆)しかし、TATTLETALES、HOMEWRECKERSとメンツもすごかったね。ニューヨークシティー産のこちらは00年代ポップパンククラシック!一家に一枚!(O)
いえす!CLASHとRAMONESが衝突したような70s/80sロックンロールパンク名作もリイシュー(何度目かは知らないけどw)。Snuffy Smileの栄森さんに教えてもらったのがこのバンドとの出会い。83年にRazor recordsからリリースされた傑作1stアルバム!とにかくギターのカッティングがかっこいい!これぞUKパンクロック、そして哀愁メロディーが炸裂!STILL LITTLE FINGERS好きでこのバンドまだ聴いていない人がいたとしたらそれは切なすぎるんで聴いてちょうだい!(O)
90’sメロディックギターサウンド炸裂で多くの人のハート鷲掴みのカナダのSUPERCRUSHの新作を、カナダのレーベル、エクスクルーシヴカラービニールで入荷!期待を裏切らない相変わらずのサウンドにニンマリ!なんでカナダという土地はDOUGHBOYSといいこんなに優しくも切ないメロディーを書けるんでしょうかね。SLOANやDOUGHBOYSに影響を受けた彼らのサウンドは、後期HUSKER DUからSUGARにLEMONHEADS、DOUGHBOYS、初期TEENAGE FANCLUBに中期以降のMEGA CITY FOUR好きだったら、このバンドは外せないっすよね。収録曲全て、めちゃくちゃクオリティーが高い!Dinosaur Jr., The Pixies, Sebadohなどを手掛けるJustin Pizzoferratoのミックスもバッチリなんじゃないでしょうか。特に1曲目なんかっぽいなーと思ったらJAWBREAKERだ!!!(O)
東京のエモ/ポストロックバンド、くだらない1日のアルバムもDog Knightからアナログ化!「アメフト部」、「帰宅部」、「激情部」といった曲名が目を引くけど、内容もミッドウエストエモ、激情、ポストロックと目まぐるしく変わっていく展開に引き込まれるぞ!このバンドは話題になって当然でしょう。日本語でやってるけどJ-ロック感はすごい薄いしMINERAL、ALGERNON、PORTRAITS OF PAST、LA DISPUTEから1000 TRAVELS OF JAWAHARLAL好きな人まで聴いてみてちょうだい!彼らのこれまでの代表曲も再録されているし、俺のように今作で初めて彼らを聴く人にとってもありがたい内容。めちゃくちゃかっこいい!ライブも見たくなります。(O)
FORESTS “GET IN LOSERS, WE’RE GOING TO ETERNAL DAMNATION” LP
シンガポールのエモリバイバル/マスロックバンドFORESTSの3rdアルバム。期待を裏切らないパーティーチューンでいきなり楽しませてくれる!スピードの緩急をつけたツインクルエモは、I LOVE YOUR LIFESTYLE好きも激上がりだと思う!Algernon Cadwallader、SNOWINGから確実に影響を受けたサウンドは日本人の琴線に触れるフレーズのオンパレード!アジア人のテクニカルで職人的センスが光るね!ヨーロッパツアーに行ったら確実に爆発するだろうな。これは文句なしだ!このレコードを聴いてる間は、こんな世の中でも明るく楽しませてくれる!(O)
QUITE QUIET “A TRIP TO NOWHERE” LP+mp3
シンガポールのエモ/ポストロック/インディーロックバンドFORESTSのDarell Lazerによるソロプロジェクト。lo-fi/dream pop/emo/indie rockで、FORESTSとは一風変わったサウンドなんだけど、これがUKインディーロック好きにも訴えかける曲なんですよ。今作はこれまで10年ほど彼が書き溜めていた楽曲から12曲をセレクトした編集盤。FORESTSのパーティー要素は微塵も感じられないシリアスなサウンドは、CUREやThe Pains of Being Pure at Heart、ギターポップ好きにも人気が出そうなサウンドでにんまりだぜ。これ、FORESTS以上に一般層に人気出るの間違いないでしょう。(O)
slugger machineの吉野運営Raftがリリース連発中!横浜の5人組日本語詞エモ/インディーロックバンド yubiori の12曲入り1stアルバム。現在進行形エモからの影響もありでシンガロング、泣きまくりのギター旋律、GET UP KIDSを日本語で日常のことを歌ってるようなそんなバンド。ここ最近のRaftリリース作品をチェックしている人はこの作品も気に入ってもらえると思う。ところどころ、銀杏ボーイズを彷彿させるところもあったりと。1曲目の「雪国」はもしやあの人のカバーかと思いきや、オリジナルでした。「生活に乾杯」という一説がずっと頭に残るんだな。(O)
Ayumi Nakamura “Strata” CD
The Chimney SweeperやPOINT HOPEといったバンドでも活動しているAyumi Nakamuraによる7曲入りソロ作品。東京スーパースターズのように優しい音色なウタにフォークトロニカを合わせたようなサウンドはリラックスしたい時にバッチリなサウンド。CUREやSMITHSを感じさせるUKインディーロック感もあり引き出しの広さも感じさせてくれる。たまにはこういうのでゆったりするのもどうでしょう。(O)
THE BOMB、THE STORY SO FAR、NOISE BU NUMBERS、MORAL MAZESなどなどのJeffによる新バンド!ARRIVALSのRonnie、ALL EYS WESTAIRSTREAM FUTURESのKatieというシカゴシーンのベテランが集ってますが、このバンドも90’sオルタナ/ポストハードコア回帰サウンドを披露です!JESUS LIZARDのリズムに初期SNONIC YOUTHなアグレッシブなメロディーを乗せたサウンドをJ. Robbinsとともに作り上げた10曲入り。とにかくJの手腕による迫り来る生音の壁によるパンク/ハードコア/エモ経由のヘビーグランジに圧倒される。いやほんとJのドラムとベースの音の作りがバッチシなんだよな。ヘビーだけでなくちゃんとメロディーがあり感情的なパートと落ち着いたパートを対比させてるところも90年代的なんだけど、ただの回帰サウンドじゃなくて現在進行形のエモ/インディーも取り入れてるんで!爆音で聴こう!これハマる人はハマると思う!(O)
FIELD DAY “WHY?” 7″+mp3
DAG NASTYの87年の『Wig Out At Denko’s』と88年の『Field Day』時期に在籍していたPeter CortnerとDoug Carrionによる現在進行形DAG NASTYサウンドなFIELD DAYの隠しトラック1曲あっての4曲入りニューシングル!元々は自分たちが参加していたDAG NASTYの曲をカバーするために結成されたんだけど、やっぱオリジナルやりてーってことで続けているバンド。これが過去に囚われてるだけ絵でなくさらに進化しスピードアップを果たしている!多くのギタリストが真似したであろう弾き方は健在で、こう言っちゃ誤解を生むかもしれないけど当時と同じ熱量を感じるエモーショナルメロディックなんだよな。多くのバンドが影響を与えたであろう、メロディーワークにコーラスワークはまじで熱いぜ!このPeterの線の弱いボーカルこそがエモい!Brian Baker加入後のBAD RELOGION 好きな人も聴いてみて!(O)