Archive for 1月 12th, 2023

1月-12-2023
Filed Under (新入荷) by wsrecords

ドイツのThirty Somethingがまたもや驚きのアナログリイシューを仕掛けてくれました!APPLESEED CASTに続き今度はPOP UNKNOWNにRED ANIMAL WAR!それからBirdnest傘下のAmpersandからリリースされていたスウェーディッシュエモの名盤も初アナログ化とは驚いた!今後もDeep Elmからのライセンスでアナログリイシュー化して行くようで目が離せないよ。今夜20時にアップ予定です。

POP UNKNOWN “SUMMER SEASON KILLS” 12″

MINERAL解散後にドラマーのGabriel、FOURTH GRADE NOTHINGのFrancis、SINCOLAのChepo、FEED LUCYというローカルエモバンドのTimが97年に結成。98年DeepElmの人気シリーズ「エモ日記」第二弾のオープニングに収録され一気に注目を集めた。余談だけど、このエモ日記第二弾にはDeepElmの柱となるAPPLESEED CAST、BRANDSTON、SEVEN STROY MOUNTAINに加えて、BUFORD、JAZZ JUNE、MIRACLE OF 86なども収録されているので是非手に入れて欲しいぞ。その彼らが翌年99年に単独第1作目とリリースしたのが今作!今回初のアナログ化はこの作品を聴き続けてきた俺にとっては最高!「エモ日記」で披露した路線の延長線上のサウンドはMINERAL、JEJUNE同様の美メロ炸裂で確実にメロディック派にも受け入れられるサウンドだろう。これブレイクするだろうなと思ったら、その通りになったのも納得だった。それに彼らはヨーロッパツアーも多くやってたことが、さらにファン層が広がった理由だろうね。なぜにこれまでアナログ化されてなかったのが不思議だった。ラストの曲がまた良いんだよなあ。(O)

POP UNKNOWN “IF ARSENIC FAILS TRY ALGEBRA” LP

「SUMMER SEASON KILLS」のリリースから10ヶ月の期間で同年99年の年末に産み落とした1stフルアルバム!このアルバムは過去にドイツのGreen Hellがアナログ化してくれてました。それから23年の時を経てまたもやドイツの30 Somethingがアナログリイシュー化するとは!ここのところ1万円を超えていたレコードだけにありがたいっすね。1stミニアルバムからの印象を覆す疾走感溢れるエモーショナルメロディックな1曲目の時点で最高。すでにこの時ビッグネームになっていたJIMMY EAT WORLD、GET UP KIDS、JEJUNE、PROMISE RINGといったバンドに引けを取らないすげーバンドだなと当時思いました。とにかく恐ろしく極上のメロディーにアレンジセンス、リズム感。あの時代を代表する作品の1つだろう。俺は今だにこのバンドの音源を23年間ずっと聴き続けてますよ。メンバーそれぞれのキャリアの結晶がこのアルバムで化学反応を起こしたと思います。ただただ素朴に良いメロディーが溢れ出てくる作品。俺の火葬の時このアルバム流してもらいたいわ(笑)(O)

RED ANIMAL WAR “BREAKING IN AN ANGEL” LP

DESCENDENTSのドキュメンタリー映画「FILMAGE」の撮影監督をやったのが、このバンドのボーカルJustinだぜ!98年結成、Deep Elm「エモ日記」第4弾(これも参加バンドえげつなかった)に収録され、01年にDeep Elmからリリースされた1stアルバムも初のアナログ化!当時、2曲目の「Anthem」で1発で持ってかれました。ブレイクを多用としたポストハードコアサウンドに、泣きのメロディーと美しいハーモニーを持ち、時折思いっきり変態的なアレンジがほんと面白くてこの人たち頭のネジが絶対にいかれちゃってるんだろうなって本当に思う複雑かつ予測不能のアレンジ力が彼らの魅力だよね!DCのような感じもあるし、SMALL BROWN BIKEのようなMidwestエモもある、けれどこのアレンジ力こそRED ANIMAL WARがDeep Elmリリースバンドの中でも埋もれなかった理由だよね!しかしギタリストのMattは全く正反対で無名のローカルポップパンクバンドもこの時期並行してやっているというすごい才能の持ち主なんだな。(O)

RED ANIMAL WAR “BLACK PHANTOM CRUSADE” LP

すっごいぞ、1stアルバムの翌年02年に再びDeep Elmからリリースされた2ndアルバムも初のアナログ化!アートワークもJIMMY EAT WORLDのようなメロディーとハーモニーを持っているんだけど、彼らのアレンジ力のすごさは鬼(笑)2002年のベスト作品にあげる人も当時多かったアルバム。ストレートなエモ/インディーロックかと思ったら、いきなりがらっと変化するスタイルは相変わらずであり気持ち良くもあるし、なんじゃこりゃって感じも同時に兼ね備えてるのが彼らの職人性!1stのような変態的かつアグレッシブな展開は抑えめになっててその分メロディーに重心を置いてるアルバム。そこにおしゃれなんだけど泥臭さもあってその共存がかっこいいんだよな。管楽器を入れた3曲目とか名曲だろ。無敵すぎる!DC、サンディエゴ、Midwesternエモ、どれかが好きな人でもこのバンドは訴えかけてくるんじゃない?(O)

RED ANIMAL WAR “POLIZIDA” LP

全てを自分たちのコントロール下に置きたいと願いDeep Elmを離れJ. Robbinsとタッグを組んで2004年にリリースされた3rdにしてラストアルバム!J. Robbinsプロデュースが絶対このバンドに合うとみんな思ってたやつ。これ地元のレーベルからのリリースだったからちょい入手困難だったよね。これもアナログリイシュー化でRED ANIMAL WARの全部のアルバムの補完完了!ストレートな曲はよりストレートに、不協和音全開なのはより変態的に、さらに実験的な曲も増えてこのアルバムを持ってこのメンバーでバンドとしてやるべきことは全て出し切った感満載のすごい音の塊。HOT WATER MUSICとJAWBOXの衝突みたいだった彼らの集大成がこのアルバム。今回のアナログリイシューはメンバーも待ち望んでいたそうで、アートワークもメンバー参加の元、新たなアートワークを決定したそうだよ。この作品逃していた人も多かったと思うので、嬉しいリイシューだよね。(O)

BROEKN HEARTS ARE BLUE “DARK WHIMSY AND SOFT SURREALISM” 2xLP

VINEで活動していたRyanとCharles、ORDINATION OF AARONのDaniel(このバンド解散後はHIDDEN CHORD)、CURRENTにOTTAWAで活動していたDerekにより結成されたミシガン州デトロイトのエモ/インディーロックバンドがまさかの16曲入りの2ndアルバムを2021年にリリース。95年から97年の僅か2年の短い活動期間の中、発表したのは1枚のアルバムのみ。入手困難だったその傑作は2018年いついにリイシュー化されましたね。それで喜んでいたところに、なんとニューアルバムが産み落とされるとは!その内容は、あのサウンドをより洗練させたようであり、個人的にはUKインディーロックのように感じる!エモ経由した染みるロックですよ!1stアルバムが好きな人はこの成長を楽しめると思う!500枚限定なので手に入るうちに手に入れましょう。お待たせしてすみませんでした!(O)

こちらも再入荷!あるうちに手に入れたほうがいいですよ。

THE APPLESEED CAST “MARE VITALIS” 2xLP
THE APPLESEED CAST “LOST SONGS” LP
STARMARKET “SUNDAY’S WORST ENEMY” LP
STARMARKET “CALENDAR” LP
STARMARKET “ABANDON TIME” LP

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