Distro News

11月-6-2019
Filed Under (新入荷) by wsrecords

流行が対象が元号って… 俺の名言「なんか来るんだよね」の方がみんな使ってんだろが。

GRUMPSTER “UNDERWHELMED” CD/LP

期待のガールボーカルメロディックバンド現る!NAVELのUSツアーに帯同し先日入荷したTEENAGE BIGFOOTといいこのところメロディックバンドも活発になってきて嬉しいとこに、またイーストベイからGRUMPSTERなるバンドが出てきましたよ。こないだリリースされたGREEN DAYのトリビュートアルバムとして、現在のギルマンストリートで中心に活動をしているバンドによるカバーアルバムがリリースされたけど、そこにも収録されてた見た目10代後半から20代前半にしか見えない女の子がギターボーカルでやってるGRUMPSTERのデビューアルバムがAsian Manからリリース。Mike Parkが一発で気に入ったバンドだそうで、そりゃルックスもいいしこの声だし、しかもGREEN DAY、JAWBREKAERに影響を受けたってんだからね。しかも、彼女たちは現在のギルマンストリートを中心に活動してる。ギルマンストリートはボランティアなどで運営されているライブハウス以上の場所。だから、そこで活動する若い世代をサポートしようとするMikeの気持ちは最高じゃんか!俺も現在のギルマンストリートで活動している幾つかのバンドをチェックしたけどやっぱりその中でもこのGRUMPSTERはダントツのセンスを持ってると思う。JAWBREAKERの要素はリズムチェンジにマイナーコードの入れ方くらいで、1番の影響はやっぱりGREEN DAYかな。そしてそこにMUFFSにも通じるパワーポップの要素もある。ってこれ、現代版DISCOUNTな感じもあるわけだ!恐らく、90年代のギルマン周辺の音楽を聴き漁っていた人にとっては世代は変わってもこうやって次の世代のバンドが同じ場所で、その場所を守ろうとやっている姿勢に胸熱になるんじゃないの?えっならないの?嘘でしょ?(笑)(O)

DOWSING “SKY COFFIN” CD/LP

INTO IT. OVER IT.のEvanと一緒にPET SYMMETRYもやっているErik(KITTYHAWKもだね)率いるDOWSINGの4thアルバムは前作同様Asian Man Recordsから9曲入りでリリース!今作は今のところイギリスのDogknightからのリリース予定は発表されていません。前作ではググッとメロディックアプローチが加速して個人的には大歓迎だったのですが、今作もその路線そのままでヤッタね!BRAIDの後期やGET UP KIDSの初期好きな人は確実に好きだと思うし、CADILLAC BLINDSIDEとかのエモーショナルメロディック好きな人まで幅広く気に入ってもらえるだろう。エモいけどメロディックなサウンドにどんどん舵を切ってきて、恐らくErikがMUSHという別バンドでインディーロック寄りの音をやってるから、DOWSINGがメロディック化進んでんのかもね。いや、もうこっちの方が好きっすー!やっぱシカゴってことで90年代中期のHarmlessや Act Your Age、Reboundといったレーベルが今も現役だったらリリースしてたんだろうなと、ふと頭に浮かんだ。5曲目”It’s Good To Love”歌詞も含めてひらすらエモい。これ、もっと演奏が荒々しかったら昔のSMALL BROWN BIKEみたいだなと、ふと思った。NEW SWEET BREATHとかの轟音ファズメロディック派の人も手を出してみなよって。(O)

DOGBRETH “EVER LOVING” LP

リリースを重ねるごとに沁み度が確実にパワーアップしているアリゾナのバンドDOGBRETHが3年ぶりとなる14曲入りのアルバムをリリース。ポップパンク、パワーポップを基礎としつつも徐々にフォークやサイケなどの要素も加えつつも、しっかりポップ/メロディック要素も残しているというバランスの良いサウンド。ウキウキなリズムやギターもあるけど、ちょっぴり切ないセンチメンタルでノスタルジックなメロディーがとにかく突き刺さる。これ初期のSMITHSとか好きなギターポップ好きな人も好きになってくれないかな。ってかメロディー良いの好きな人だったら嫌いな人いないんじゃないんだろうか。メロディーの下がり具合とかもいちいちかっこいいしね。前作もかなり良かったけど今作もむちゃくちゃ良いです。でも一般的に爆発的には売れないんだろうけど。もっと、こういうバンドにも注目を集めてくれる人増えてくれないかな。7曲目の”Two Plastic Spools”のサビの突き抜け方ヤバくないですか?(O)

SPEEDWAYS “JUST ANOTHER REGULAR SUMMER” CD

イギリス/ノッティンガムのパワーポップバンドSPEEDWAYSが2018年にカナダのGods Candy Recordsからリリースし速攻でソールドアウトになった1stアルバムにボーナストラックをブッ込んでUSのRum Bar recordsがCDでリイシューしたよ!ボーナストラックには2019年リリースの7″シングル「Seen Better Days」に収録の2曲に、アコースティックデモ3曲収録の17曲という現時点でのバンドの録音した持ち歌全てを収録というありがたい内容。Rock IndianaやRum Barから過去にリリースしているLOS BREAKDOWNSのMattが全楽器担当の初期PARASITES状態でレコーディングしているそのサウンドは、PROTEX、1910 FRUITGUM COMPANY、UNDERTONES、PAUL COLLINS、BABY SHAKES、TEENGENERATE関連、KURT BAKER、GEOFF PALMERとか好きな人はもうたまらないパワーポップサウンドじゃない?あのRodney Bingenheimer もラジオでヘビロテしてるのも納得でしょう。ってか流すでしょうこの曲は。もちろん、ポップパンクファンもチェックすべき!(O)

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