昨年は10月以降は新譜のリリースが落ち着いてしまいレコ屋も厳しい状況下に置かれておりましたが、新年からガンガン良質な作品がドロップ!!!今年も良い年になりますねこりゃ!既に入荷してましたがディストロニュースに載せてなかったので朝一からテンション上がる音源の紹介です!あとレーベル名も新たにヤシマレコードからリリースとなる津山のDISTARD(今は神戸か!)の1st EPと人間堂からリリース後速攻無くなった7インチ4wayスプリットV.A./ACTION!のボーナスを追加収録したCDバージョンは13日に発売!今週は奮える音源のラッシュだぜ!
VENDETTA “S/T ” 7″
突如のINTRUDERS解散。その後メンバーは二手に分かれ新たなバンドを始動させる。RAW DISTRACTIONSとこのVENDETTAだ。人間堂からのオムニバスで初音源を披露後、遂に自主での1stEPをリリース!新年早々良い音源が届 くのはいいですね。INTRUDERSの血を消す事なくVENDETTAとしてまた新たにサウンドを構築し、感情をむき出しにした姿勢が音から感じられる この勢い!なかなか日本語で歌う事に躊躇してしまいがちな中、ハッキリと信念を伝える素晴らしさ。これぞVENDETTAというバンドを現す音源じゃない でしょうか。マジで拳突き上げてシンガロングしたくなるスピードナンバー”DANCE”は名曲じゃないでしょうか!ドラムもスネア、タムの狙った音色、 引っ込んだギターの鳴り方がツボです!80年代初頭のUKハードコア/パンクサウンドを継承しつつあくまで聴きやすさだけで終わらない音の熱さを感じろ! (B)
VARIOUS ARTISTS “悲観レーベルオムニバス Vol.1″ 7”
突如その名を世間に知らしめた茨城ハードパンク悲鳴のドラムでありリーダーのツトム君が始めた悲観レーベルから素晴らしいオムニバスがリリース!一貫した 姿勢のバンドのリリースの切り口がここ最近のレーベルリリース作品でも斬新で、同郷のNO NO NOの音源にも驚きを隠せなかったのも記憶に新しい。悲鳴も含めまだまだローカルなエリアにも知らないだけであってそのベールを隠し牙を向けるたバンドが 潜んでいるのだ!シンプルに作られた二つ折りのジャケのセンス、各バンドの詳細の載せ方といいぬかりのない古き日本の自主制作を感じさせてくれる素晴らし さ!神戸のZETUはREJECTや狂撃を思わせる浪花昭和パンクとでも言うんでしょうかATTACK PUNKっぽさもブレンドされた攻撃型のスピーディーなハードコア/パンクで唯一今っぽい音でベースの動きはスキゾのヨシオばり!新潟のタレナガシは古き 日本のインディーズとパンクの中間のような印象を現代に放ち、東京の断絶間は80年代初頭のハードコア/パンクそうあの時代のスターリンを甦らせたのよう なまさにこのオムニバスの決定打となるサウンド。そして悲鳴は相変わらず玄人の耳をくすぐる録音でシンプルでスピード感抜群な新曲を披露!なんとも日本人 らしいメロディーのサビのぶち込み方も流石!時代錯誤な感性を丸出しにした最高のオムニバス! (B)