こちらも本日アップします!まずはすでにアップ済みですが本日はリリース日のThe Sleeping Aides And Razorbladesのシラハマ君が活動の場を北海道から関西へと移し、ソロプロジェクトとしてスタートさせたArcadian Starshipがバンド形態として再スタート!その音源がいよいよ発表!これは良いんでチェックですぜ!彼らのソングライティングスキルが炸裂してます。DBAの京都の夜は大変でしたが(笑)
それからMom’s Basementからの新作も登場。日本もだけど、米国はより深刻なインフレで価格の安いCDのセールスが伸びてるようで、入荷したいくつかの作品はすでにソールドアウトで今回入荷分が最後となってしまうので是非チェックを!その中でも2024年4月に初の日本ツアーを行ったDIRT BIKE ANNIEのAdamがやってる別バンドのデビュー音源もありますよ。こちらは本日20時にアップ予定です。
初となる日本ツアーでのめちゃくちゃ良いライブで会場をわかせてくれたDirt Bike Annieですが、ギターボーカルのAdamが地元フィラデルフィアで現在進行形でやっているもう一個のバンドが13曲入りのデビュー音源をリリース。声はもろにDirt Bike Annieですが、やっているのは60’sガレージやサーフポップが色濃く反映されているサマーパワーポップサウンド!ってかAdamのお気に入りの初期のBARRACUDAS色が濃いもの(笑)バンド名ももろですけどね。これはDirt Bike Annie好きであれば余裕でイケちゃう内容!それぞれの曲には往年の名曲の一節などが散りばめられてるのでロックンロール好きな人は楽しめる内容だし、これ初めて見るライブでも盛り上がれちゃうやつだね。現在、彼にはDirt Bike Annieの新曲の宿題を与えているんだけど、このバンドを聴いてしまうとそのハードルを自分で高くしてしまった!やっぱりアメリカではDirt Bike Annieすごい人気みたいで、この音源もリリースと同時に速攻でほぼソールドアウトなんで再入荷はないとのこと。(O)
PUTZに、PARASITE DIET、THE BARBARIETTES、THE CORUSCANTSと様々なバンドで安定のソングクオリティーを披露して、恐らく現時点でのUSアンダーグラウンドポップパンク界での才能はダントツだと思うCLASSIC PATの新作はQUEERS好きな人驚くと思います。THE CORUSCANTSというプロジェクトでは、RIVERDALESの曲にSTARWARSの世界感な替え歌で全アルバムを終了させた後、QUEERSのアルバムまるごとカバーシリーズを発表していますが、今度は90年代Lookout!のポップパンクだけを感じさせる楽曲で望んでいる!オリジナルで望んだ前作「WHAT’S ON YOUR MIND?」も激良だったけど今作もめちゃくちゃ良い!QUEERS、Mr. T EXPERIENCEが合体したようなバブルガム・ポップパンクが炸裂!どっちかていうとQUEERS色のほうが強い(笑)BEACH BOYSのカバーもあるけど、良い感じに紛れ込んでます。しかしこのアルバムはアナログでリリースしないの?やっぱりアメリカのインフレも深刻だな…アナログでもほしいぞ。ラストの女性ボーカルを迎えた曲はもろにJoeとLisa Marrだろ(爆)けど、良い!今作のレコーディングはHORROR SECTIN、DAN VAPID & THE CHEATSのGabe Useryで、音質自体もしっかりと厚みがあるだけにアナログ化を望む。もしくはCDのリプレス。フィジカルで手に入れられないのはもったいないよ。(O)
THE DEE THEES “S/T” CD
SUCKのBradとJonathan、RATBONESのAndreaによる新バンドの4曲入りデビューシングル!あれっと思ったら全曲カバーじゃないですか。オープニングを飾るのはPRIMITIVESの大名曲「Crash」を8ビートポップパンク調でやってます。これ原曲がバチクソ良いんで悪くなりようがない(笑)続く「Action City」はオーストラリアの女性ポップパンクトリオSPAZZYS原曲。その次はわからなかったんでググったら、カナダのジャスティン・トルドー首相の演説の声を使ってanonymotif名義でYouTubeでパロってる「Speaking Moistly」って曲だった。で、ラストの「The Whole World Lost Its Head」はGO-GO’sのカバーでした。これも原曲が良いからなぁ。このメンツでやってるんだからオリジナルも聴いてみたかった。(O)
Arcadian Starship “Dedicated To Winslow Leach” LP+CD POST RAMONE “SOUNDS LIKE THIS” CD THE VERMIN “P.S. I HATE YOU” CD THE YOUNG HASSELHOFFS “LIFE GOT IN THE WAY” CD
SPLIT POHGOH / PEAR OF THE WEST / DIMWORK / CARD 10″
今回のJAPAN TOURでも爪痕を残してくれたPOHGOHのツアーに合わせてリリースされた4 WAY SPLIT!これまじで良いぞ!POHGOHがいきなり名曲もってきてる!まさにPOHGOH節というイントロのギターからなだれ込んでくるSusieの美声、そこに絡んでくるSusieによるもう1本のコーラスパートもバッチリなんだよ!続くのは九州のPEAR OF THE WEST。過去のメロディックサウンドから現在はインディーサウンドへと進化している彼女(彼ら)ですが、こちらも名曲を負けじと提供しています。女性ボーカルのメロディーと、ギターの旋律が曲が終わっても頭の中で鳴り続けるような気持ち良い曲!で盤を裏返すとmalegoat、akutagawa、three days filmメンバーによるベテランだけど新人バンド。メロディーはmalegoatというか洋介メロディーなんだけど、局長はよりインディーロックな感じで、BUILT TO SPILL、RADIOHEAD、WEEZER、シューゲイズ、ドリームポップなど様々な要素がブレンドされたメロウで浮遊感ある気持ち良い曲。そして締めを飾るのは、POHGOH JAPAN TOUR 2024で帯同した関西の日本語インディーロックCARD。emo/indie rockをルーツに持ち、全体的に浮遊感あるサウンドを基調としながらも2本のギターが緻密に絡み合い聴いいている人をグッと引き込むサウンド。MeargeやPolyvinyl、CYLSといったレーベルリリース作品やこのバンドもBUIT TO SPILLも感じさせるサウンドだね。もっと知名度上がっても良いと思うんだけどなぁ。1つのコンセプトで各バンド曲を提供したかのような共通のサウンドを共鳴させているんで1つのバンドを目当てで手に入れても全バンド楽しめる内容になっていると思います!45回転10″ということで音質も良いしでうれしい作品。アートワークはフロリダ州タンパにあるPOHGOHドラマーKeith運営のレコードショップMicrogrooveってのもいいね。リリースはmalegoat/DIMWORKのハジメ運営のShore & Woods、POHGOHのKeith運営のNew Granada、INTO IT. OVER IT.のEvan運営のStorm Chasersの共同リリース。(O)
DIMWORK “1st EP” CD
malegoatのヨウスケとハジメ在籍、他にもthreedays filmとmalegoatのサポートをしてたマシタ君、akutagawaのヒデキッチュ、Wienners, Mugwampsのクロサワくんが結成した平均年齢超高めの2022年結成バンドDIMWORKの1st音源入荷してなかったのでようやく入荷!あまりにもメンバーと近い距離にいるんで次に合うときでいいわと思ってたらようやくとなってしまいました!曲をメインで作っているのがmalegoatのヨウスケなんで、基本のメロディーは後期malegoatの流れなんだけど、よりインディーなサウンドをやりたいと言っていたように、ポストロック、シューゲイズ、emo経由後のパワーポップを吸収した平均年齢高いサウンド(笑)をやってます。1曲目がめちゃくちゃフローで気持ちよくて、BUILT TO SPILL、PINBACK好きな人はこれ好きだと思うし、このバンド気に入ってくれたらBUILT TO SPILL、PINBACKまで遡ってよと思います。そしてもう1曲はポストロックにニューウェーブ色も入った、このバンドのもう1つの側面を提示しているもので、1st音源ということでこのバンドの方向性を示している内容の2曲収録。パッケージングも拘っているんでフィジカルで手に入れるべきだと思う。(O)
コロンビア/ボゴタハードコアパンクシーンから現れたこのバンドはバーニングメロディックパンクファンも絶対チェックを!MURO、DERNIER FUTUR、EXILIO、TRAMPAのメンバーによって結成されたバンドの2021年カセットでリリースされた5曲入り音源がアナログ化!中南米らしいラフなロウパンクなんだけど、彼らの場合メロディックな曲もやってるのが特徴!しかもそれがフランス出身のMEGA CITY FOURのTシャツを着ているメンバーの影響なのだろうが、初期LEATHERFACEやMANIFESTO JUKEBOXのような哀愁系なんですよ!2曲目以降メロディック色濃いんだけど、特に4曲目のギターは「Cherry Knowle」期のLEATHERFACE好きも気にいるっしょ!曲少なくても12″はLPと同じプレス代だし、アナログで手に入るうちに入手しておいて損はないと思う。(O)
ATAQUE ZERO “CIUDADES” 12″
2024年リリース2ndミニアルバム。フランス人メンバーがジャケ写でMEGA CITY FOURのTシャツ着てるぜ!1stミニアルバムからの路線はそのままに、音質向上、よりバーニングな内容に!これはもう完全にメロディックハードコアっしょ。初期LEATHERFACEやMANIFESTO JUKEBOXは絶対チェックを!2曲目のイントロの時点で胸わしづかみっしょ?今作も4曲目に最高曲をもってきてますよ。CHEERS!なの好きな人は確実に気に入ってもらえるバンド!1stと合わせていってちょうだい!(O)
BROKEN HEARTS ARE BLUE “MEETING THEMSELVES” LP+mp3
ミシガン州デトロイトのエモ/インディーロックレジェント奇跡の復活から3作目のアルバムもリリース!95年から97年の僅か2年の短い活動期間ではやりきれなかったことを現在の活動で体現しようとしてるかの如く、さらに進化を遂げてます!2ndでも感じたようにUKインディーロック然としたサウンドに、今作ではGUIDED BY VOICESみたいなストレートな曲もあってびっくりさせられる!誤解を恐れず書くとOASISにも通じるポップミュージックまで同居しているのは興味深い。気だるくゆったりとしたペースの曲や、滑らかで軽やかなキャッチーなインディーロックと自分たちのこのスタイルを確定したんだろな。1stを求めると全然違うと思うけど、TEXAS IS THE REASONのGarrettもNEW RISING SONSに行き着いたことを考えると、これも自然の流れだろうし曲も良いんでありですよ!(O)
PHOGOのツアーは本日名古屋編!そして明日は小岩BUSHBASHにYUPPIE GORE FILTH。神戸では我らがHIP CATS RECORDSとSKIPPYダブルネームリリースとなるHOGPiTSの先行発売となる桃尻乱舞2024も!良い企画の目白押し!お近くの方は是非!さてではお待たせしました!KRIEGSHOGの2ndアルバムやOACの編集盤2ndプレス、そしてCHEERS RADIOファンには是非チェックして欲しいMODEL WORKERSの奇跡の再発と良い音源届きましたので是非!LATEUK狂はLEGION OF PARASITES一択だけどな!(R)
1989年結成、HARD-ONSと並んでオーストラリアを代表するパンクロックバンドTHE MEANIESが久々に日本にやってくるぞ!このバンドが登場したときは日本でも話題になったよね。それで日本ツアーも当時やったよね。彼らの真骨頂は疾走感あるシンプルな3コードポップパンク。1stアルバムまでの作品はしょっちゅう聴いてるし、CHEERS! RADIOでも流したりしてますが、2ndアルバム「10% Wierd」でちょっとこれまでと違うサウンドを始めたのが個人的には合わなくてちょっと疎遠になっていました(もちろん好きな曲もも収録されているんだけど!)。今回日本ツアーに合わせてメンバーであるWally運営のCheersquad Records & Tapesから2020年にリリースされた現在のところ最新作となるアルバムを国内流通してもらえないかと話をもらい、この最新アルバムを聴いたところ驚きました!大好きだった初期の頃の勢い取り戻してるじゃないですか?しかも6曲目HARD-ONSかと思わったわ!今作はスタジオ録音アルバムとしては4作目。いやいやいや、復活後の彼らはブランクを感じさせない勢いを持ち続けてます。しかも、やっぱり初期を彷彿させる勢いのあるポップパンクナンバーはテンションが上がる!初来日の頃に彼らに出会った人も、今作は初のMEANIES体験となる人も、HARD-ONSが好きならこのバンドもチェックしてちょうだい!そんで久々の来日ツアー行きましょう!(O)
ROCKET SCIENCE “PUSH PLAY” LP
THE MEANIESと一緒に日本にやってくるこちらもオージーのベテラン、ガレージロックバンドROCKET SCIENCEの2023年リリース12曲入りアルバム。結成から25年。日本国内ではそれほど知名度は高くはないものの、オーストラリアでは大人気のバンドです。とにかく、ライブがすごいらしく今回のジャパンツアーでライブを見てもらえれば彼らの凄さがわかると、マッハペリカンのメンバーも話しています。視聴してみてちょうだい!(O)