来週の木曜29日はcheers! punkrock radioですので是非聴いて下さい!レーベルが宛名書いてなかったせいで3ヶ月も待たされたARTICLES OF FAITH到着しました!WS的にはI EXCUSEがカヴァーしたことでメロディック狂は是非オリジナル音源を手にして下さい!(R)
ARTICLES OF FAITH “WHAT WE WANT IS FREE” 7″
※ジャケット3種、各色222枚限定
ハードコア界の教授ことヴィック・ボンディー率いるシカゴ・ハードコア・レジェンドの1stEPがやっとこオリジナル・フォーマットで再発!昔ドイツ産のブートも一回出まわりましたが、オリジナルなんてまず見る事ないし、大枚はたかないと手に入れることなんかまずできないのでこれはホント嬉しい再発!2002年に編集盤再発が出た時は、過去のオリジナル作品のジャケの良さもこのバンドの評価基準だっただけに残念な再発だったんですが、あれから17年の歳月を経てEP単体でのリリースだけに留まらず、オリジナル同様に色違いのジャケ3パターンでそれぞれ222枚ずつというのもAlona’s Dreamらしい拘りの仕様ってのが欲しいに人間の購買欲を上手く掻き立ててる(笑)FELIX VON HAVOCの『ハードコアは俺が掟だ!』でも後に大学教授になったヴィックの歌詞は知的で練られていると評され、ハードコアの持つ怒りのパワーと同時に多くのシカゴ・バンドが持つ陰りのあるメロディーが混じりあった最高のハードコア!!!LIFE SENTENCEも確実ARTICLES OF FAITHのサウンドが核にあるであろう展開の上手さが光る剛速球ハードコアは、82年でありながらなんとも練られた楽曲で素晴らしいの一言!全曲最高!日本のメロディック狂にはI EXCUSEがカヴァーしてメロディックの連中もこのバンド知ったて人多いんじゃないでしょうか?
ARTICLES OF FAITH “WAIT” 7″
1st同様にというかオリジナルは1stEPより少ない500枚プレスなんで手に入れるのが相当困難な83年の2ndEPもオリジナル・フォーマットで666枚限定で再発!しかしA面当時聴いた人は???となったであろう不穏なギター&POST ROCK的アプローチで困惑すること必須!!!速い曲をやるのに飽きたか、バンドの進化なのかはバンドにしか分から事ですが、ジワジワと陰なギターリフが交差し続けるうだつが上がらないのか、怒りを内に溜め込んでるぞ!的サウンドをひたすら繰り返し、これで終わり???と思いきや2週目でいきなりブチ切れ激速ハードコアをブチかますという斬新?さ!で終わる。この一曲だけでA面が終わるという新たな境地だったのでしょうか。今聴けば最高にカッコ良いんですが、自分がもし当時1stEPのだけでAOFが好きだったらこれ聴いたら完全セルアウトだろ!と思うかも(笑)打って変わってB面は、STOP & GOが最高な剛速球ハードコア!これがお前らの望んでるARTICLES OF FAITHだろ?と言わんばかりの爆発力!最高!BUY OR DIE!!!(R)
80年代のフィンコアはやっぱり断トツでKAAOSだ!Jakkeの狂気だ!!!LAMAからはじまりTERVEET KADETの登場から次々と素晴らしいバンドが数多く生まれていったフィンランドだが、やっぱりKAAOSなのはレコードに針落とせばお分かり頂けると思う。そんな事よりまだ未発表の音源があるとな!これはブチ上がりました!96年にFIGHT RECORDSが出した83年の通称”Ulvila Sessions”からチョイスした”VALTIO TUHOAA EI RAKENNA”EPですが、このセッションはまだ他にも曲があったようで今回全部まとめて?世に出たみたいです。とは言うものの、このセッションの曲は84年のTARVEET KADETとの”SO MUCH FUN”スプリットに1曲入ってたり、オムニバス『YALTA HI-LIFE』で使われたりと(曲名がちょっと違ったり)なんでどれがこれまで未発表だった曲なのか定かではないですが。兎に角完全未発表曲は数曲入ってます!本来このセッションが1stアルバムになるはずだったのが、納得いかなかったのかお蔵入りになったようですが、KAAOSの魅力であるJakkeのヴォーカルの狂気が薄い!けどこのRAWな録音とJakkeのヴォーカルもカッコいい!!!他のフィンコア勢よりカッコ良いのは単純にKAAOS推しだから?この2ndプレスもあっと言う間にレーベル完売なので逃さぬように! (R)