RATBONES “TEENAGE CONFUSION AND ADULT DELUSION” CD
あれこいつらもホラーパンク路線まっしぐらに進んじゃうんじゃないかなと思って再生ボタンを押すと、切ないJughead譲りの単弦ギターリフが鳴り始め、90年代のSCREECHING WEASEL路線の哀愁ポップパンクでむちゃくちゃ良いんだ!前作辺りからかつてのラモーンパンク一辺倒のスタイル脱却してメロディー重視になってきたからこの進化は個人的には嬉しい限り!ホラーパンクの曲ももちろんあるけど、LILLINGTONS路線で良いアクセントになっている。とにかく、切ないメロディーを前面に押し出してくる曲が中心のこのアルバムはRATBONESのベスト音源ではないだろうか?!このバンドがアメリカだったらこのアルバムで一気に名前が売れそうだ。それくらい、ここ最近の筍のごとく現れては消えていく、US 3コードポップパンクバンドよりもクオリティーが高い!SATURDAY NIGHT KARAOKE好きな人も気に入ってくれると思うよ。そのくらいキャッチーだしね。おそらく、相当色々なポップパンクバンドのレコードを聴いているということが簡単にわかる。迷わず手に入れて。(O)
ミシガンのLILLINGTONSフォロワーZOANOIDSの1stアルバムがめでたくリプレス!限定207枚でリリースされたオリジナル盤は逃したくなかったんでプレオーダー時点でLAIDBACKSを共同リリースしたHey Pizza!に連絡するもまさかの既読スルーで一切返信がこなくて入荷できなかったんで、今回のリプレスはイタリアから無事入荷。現在では数多く存在するLILLINGTONSフォロワーバンドだけど、このバンドはかなり上をいってる感があるんだよね。だから、デモをリリースした時点から話題になってたんだよね。ボーカルスタイルもぶっちゃけKodyなんだけど、曲によってはWEASELの「Boogada」時期のUSハードコアチューンもあったり、かなりメロディック寄りの曲があったり、最初聴いた時は、またLILLINGTONSは「Death By Television」クローンかと思うんだけど、何度も聴いていくうちにどんどん良くなって来て、歌詞もSci-Fiとホラー映画中心の世界観でよくできてる。このアルバムは確実にあり。だから、リプレスしてくれてありがとう。ようやく手に入れることができた。(O)
こちらも久々に再入荷!
THE CHROMOSOMES “LOSING ELEVEN” CD THE SEVENTY5 “S/T” 12″